JP3059113B2 - プレハブ冷蔵庫の排水装置 - Google Patents

プレハブ冷蔵庫の排水装置

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JP3059113B2
JP3059113B2 JP9007603A JP760397A JP3059113B2 JP 3059113 B2 JP3059113 B2 JP 3059113B2 JP 9007603 A JP9007603 A JP 9007603A JP 760397 A JP760397 A JP 760397A JP 3059113 B2 JP3059113 B2 JP 3059113B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/146Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections

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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパネルを組
み立てることにより構成されるプレハブ冷蔵庫等の排水
装置に関し、特に、各パネルを介して冷蔵庫本体を組み
立てると同時に排水構造がほぼ形成され、配管スペース
を必要とせず、部屋の壁に密着させて設置しても冷却ユ
ニットから発生する除霜水を確実に排水することが可能
なプレハブ冷蔵庫の排水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プレハブ冷蔵庫等において
は、冷却ユニットから発生する除霜水の排水用配管を、
プレハブ冷蔵庫組立後に配管工事を行い取り付けてい
る。したがって、庫内の壁に沿って配管した場合は、庫
内の棚幅が狭くなり、商品の配置可能スペースが減少す
る。また、冷蔵庫の後ろ側外壁に沿って配管した場合
は、冷蔵庫を部屋の壁から離して設置する必要があり、
設置スペースが広くなってしまうという問題がある。さ
らに、組立後に配管工事を行った場合、配管ミス等も発
生するという問題がある。そこで、これらの問題点を解
決するため、冷蔵庫のリアパネル内に配水管を埋設した
排水装置が提案されている。例えば、実開昭60−19
1878号公報に示されるように、リアパネルの断熱材
中に排水ガイドを埋設するとともに、リアパネル内壁か
ら前記排水ガイドに連通した排水ブッシュを設け、ま
た、前記排水ガイドの排水口の下部に、水を溜め、所定
量以上になると排水する排水受け皿を設け、冷却ダクト
に集められた除霜水を前記排水ブッシュに導き、排水ガ
イドを介して排水受け皿に溜める構造のもの、或は、実
開平3−31276号公報に示されるように、リアパネ
ルの断熱材中からサイドパネルの断熱材中に排水パイプ
を配設し、この排水パイプの排水口がサイドパネルの断
熱扉近傍に設けられ、その下に排水受け皿を設置し、冷
却ダクトに集められた除霜水をリアパネル内の排水パイ
プに導き、排水パイプを介して排水受け皿に溜める構造
のもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭60−191878号公報に記載された冷蔵庫は基
本的にプレハブ式のものではなく、よって排水装置は別
途組み立てられるものであり、また、排水装置は、排水
ガイドと排水ブッシュを排水ブッシュ端面において嵌合
する構造になっているため発泡材充填時の発泡圧により
排水ブッシュが排水ガイドからはずれる等の問題や、ま
た、排水受け皿の開口幅と排水ガイドの挿入部幅とのは
め合い公差を小さくする必要があるため、組立時の位置
合わせが困難であるという問題がある。また、前記実開
平3−31276号公報に記載された冷蔵庫も前記と同
様プレハブ式のものではなく、排水装置は別途組み立て
られ、また、排水装置は、冷蔵庫組立時にリアパネル内
の排水パイプとサイドパネル内の排水パイプの継目部を
合わせるのが困難であるという問題や、また、排水口が
設けられるサイドパネル側は排水受け皿を下側に置くた
めのスペースが必要であり、部屋の壁から少し離して設
置する必要があるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、冷却ユニットにて発生
する除霜水をリアパネルに配設された排水管により下方
へ案内し、ベースパネルの下面に排水管からの除霜水を
排水するトイ部材を固着しておき、ベースパネルとリア
パネルを締結した際、排水管の下端面とトイ部材の一端
部とが対向する構造とすることにより、プレハブ冷蔵庫
の組立の際に排水管の下端面とトイ部材との位置合わせ
を容易に行いつつ冷蔵庫の組立と同時に排水構造を形成
することができるプレハブ冷蔵庫の排水装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るプレハブ冷蔵庫の排水装置は、ルー
フパネルに配設された冷却ユニットと、リアパネルに配
設され、冷却ユニットにて発生する除霜水を下方へ案内
する排水管と、ベースパネル下面に固着され、ベースパ
ネルとリアパネルを締結した際、排水管の下端面にその
一端部が対向するトイ部材とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】このような特徴を有するプレハブ冷蔵庫の
排水装置においては、リアパネルとベースパネルをコー
チスクリューで締結することにより、リアパネルに配設
された排水管の下端面とベースパネル下面に固着された
トイ部材の一端とが対向する構造になる。これにより、
プレハブ冷蔵庫の組立と同時に排水構造が形成され、
却ユニットから発生する除霜水を排水管に導き、排水管
からトイ部材に導排水構造が形成される。したがっ
て、プレハブ冷蔵庫の組立後における除霜水の排水用配
管工事や配管の接続が不要になり、配管工事による配管
ミス等がなくなり品質向上が可能であり、また、配管工
事分の組立作業時間が短縮でき、プレハブ冷蔵庫の製作
コストの削減が可能になる。
【0007】このとき、排水管をリアパネル内に埋設し
た場合には、庫内の商品配置スペースを最大限にするこ
とが可能になる。
【0008】これにより、設置スペースの省スペース化
が可能であり、しかも、組立作業効率を向上させること
ができ、プレハブ冷蔵庫の製作コストの削減が可能にな
る。
【0009】更に、請求項2に係るプレハブ冷蔵庫の排
水装置は、ルーフパネルに配設された冷却ユニットと、
リアパネルに配設され、冷却ユニットにて発生する除霜
水を下方へ案内する排水管と、ベースパネル下面に固着
され、該ベースパネルとリアパネルを締結した際、排水
管の下端面にその一端部が対向するトイ部材とを備え、
トイ部材はリアパネルの下端を支持することを特徴とす
る。
【0010】このような特徴を有するプレハブ冷蔵庫の
排水装置においては、トイ部材がベースパネルの下面に
固着され、且つ、トイ部材はリアパネルの下端を支持す
る作用を行うことから、リアパネル取付け時にトイ部材
によりリアパネルの下面を支持して組立作業効率を向上
させることができる。このとき、トイ部材の両側にフラ
ンジ部を形成するとともに各フランジ部に複数の透穴を
設けるのが望ましく、かかる場合には、前記透穴にネジ
を挿通し、ベースパネル下面に締結することができ、ま
た、リアパネル下面とトイ部材との当接面積が増え、リ
アパネルを確実に支持できる。これにより、トイ部材の
取り替えや保守修理が可能になり、また、リアパネル取
付け時の作業効率をより向上させることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプレハブ冷蔵庫の
排水装置について具体化した実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。まず、本実施形態に係るプレハブ冷
蔵庫の排水装置が使用されるプレハブ冷蔵庫の全体構成
について図1乃至図3に基づき説明する。図1は冷蔵庫
の断熱扉を開けたところを示す斜視図である。図2は冷
蔵庫本体の組立構成を示す図である。図3はベースパネ
ルの後ろ角部の斜視図である。図1において、プレハブ
冷蔵庫1は基本的に、冷蔵庫本体2と冷蔵庫本体2の前
面に開閉可能に取り付けられる断熱扉3とから構成さ
れ、また、冷蔵庫本体2の上面には冷却ユニット4が配
設されている。冷蔵庫本体2は、ルーフパネル5、ベー
スパネル6、一対のサイドパネル7、及び、リアパネル
8を有し、前記パネル5、6、7の端縁の内面にはジョ
イナ9が取り付けられている。また、断熱扉3の内側面
の外周縁には、ゴム等の弾性変形可能な材料から形成さ
れたマグネット吸着式のパッキン部材10が取り付けら
れており、パッキン部材10は各パネル5、6、7の前
端縁(図1中右手前側)に若干押圧された状態で当接さ
れる。また、このときにはパッキン部材10は各パネル
5、6、7の前端内面に取り付けられたジョイナ9の前
端縁(図1中右手前端)に当接される。これにより、プ
レハブ冷蔵庫1内の冷気は、パッキン部材10を介して
庫外に漏出することが防止され、プレハブ冷蔵庫1の庫
内は気密が保持される。また、ベースパネル6の下面に
は、中央前部に排水受け支持板11が固設され(図5参
照)、これに排水受け皿12が挿着されている。また、
脚部材13(図5参照)が下面の4箇所に固設されてお
り、各脚部材13にはアジャストボルト14が螺設され
ている。そして、プレハブ冷蔵庫1はこれらのアジャス
トボルト14(図1中では2箇所が示されている)を介
して床などの上に配置される。また、冷却ユニット4の
下面には蒸発器15が取り付けられており、送風機16
が固設された冷却ダクト17により覆われている。
【0012】次に、冷蔵庫本体2の各ルーフパネル5、
ベースパネル6、サイドパネル7、リアパネル8による
組立方法を図2及び図3に基づいて説明する。先ず、図
3に示すように、ベースパネル6の後側両角部下面(図
3は、手前角部を示す)より脚部材13のフランジ部1
8が各パネル7、8の厚さの長さよりも短く突き出して
螺設されている。また、トイ部材19がベースパネル6
の後ろ側下面中央部に、ほぼリアパネル8の厚さの長さ
突き出して(図3中右側)、トイ部材フランジ部20に
穿設された透穴にネジ37を挿通し、ベースパネル6下
面に螺設されている(図5参照)。次に、図2に示すよ
うに、リアパネル8の下端面をベースパネル6の下面後
端(図2中右手前)より突き出している脚部材13のフ
ランジ部18、及びトイ部材19のトイ部材フランジ部
20の上に当接し、コーチスクリュー21にワッシャ2
2を挿通し、スクリュー締結穴23に締結する。次に、
サイドパネル7をベースパネル6の左右側面の下面より
突き出している脚部材13のフランジ部18の上に当接
し、コーチスクリュー21にワッシャ22を挿通し、ス
クリュー締結穴に締結する。次に、冷却ユニット4を取
り付けるための開口部24を有するルーフパネル5をサ
イドパネル7及びリアパネル8の上端面に当接し、コー
チスクリュー21にワッシャ22を挿通し、スクリュー
締結穴に締結することにより箱状に組み立てられる。ま
た、リアパネル8の内面には、リアパネル8の幅方向の
ほぼ中心線上で、冷却ダクト17の排水口25(図5参
照)よりも下方の高さの位置に排水孔26(図4参照)
が穿設され、リアパネル8内に埋設された排水管27に
よりリアパネル8下端面の幅方向のほぼ真中に連通され
ている。従って、リアパネル8をベースパネル6に取り
付けることにより、排水管27の排水出口28は、ベー
スパネル6の後ろ側下面の幅方向のほぼ真中に突き出し
ているトイ部材19に対向している。
【0013】次に、図4にリアパネル8の排水管27を
含む断面図を示す。リアパネル8は、内壁板35、外壁
板36、内壁板35の排水孔26に嵌着されて内壁板3
5と外壁板36の間に埋設される排水管27、内壁板3
5と外壁板36との間に充填された発泡材31、及び内
壁板35と外壁板36との間に配設された発泡材よりな
るブロック部材(図示されていない)とから構成され
る。尚、各内壁板35及び外壁板36は、ともに鋼板製
の薄板より形成されている。また、内壁板35の排水孔
26は、リアパネル8の幅方向(図4中紙面に垂直方
向)のほぼ真中で、且つ、冷蔵庫本体2を組み立てたと
きに冷却ダクト17の排水口25(図5参照)よりも低
い位置に穿設されている。また、排水管27は排水孔2
6に嵌着されたエルボ29とこれに嵌着され、リアパネ
ル8の下端面(図4中右端)に連通し、下端面から少し
突き出ている直管30から構成される。次に、リアパネ
ル8の組立について説明する。図4において、内壁板3
5、及び外壁板36の平板部(図4中上端縁および下端
縁)の周囲(4辺)には内側に垂直に折曲された側部
(図4中、四隅端縁)が形成されている。そして、発泡
材よりなるブロック部材(図示されていない)を外壁板
36の所定の位置に接着剤または両面テープ等で固着し
た後、内壁板35の内側から排水孔26に排水管27の
エルボ29を嵌着し、内壁板35を発泡材よりなるブロ
ック部材の上にかぶせ、両面テープや接着剤等で固着す
る。次に、排水管27の排水出口28(図5参照)をリ
アパネル8の幅方向(図4中紙面に垂直方向)のほぼ真
中で、且つ、リアパネル8の厚さ方向(図4中上下方
向)のほぼ中心線上に保持する。そして、内壁板35と
外壁板36の継目部が撥水性のテープ等で塞がれ、所定
の注入口からウレタン発泡剤が注入された後、発泡さ
れ、これによりウレタンフォーム等からなる発泡材31
が内壁板35と外壁板36の間に充填され、リアパネル
8が形成される。従って、排水管27は、リアパネル8
内の所定の位置に発泡材により固定される。
【0014】次に、冷却ユニット4の除霜水の排水方法
を図5に基づいて説明する。図5は、冷蔵庫本体2に冷
却ユニット4を取り付け、除霜水の排水構造を形成した
時の排水管27を含む断面図である。除霜水の排水構造
は、除霜水を集める冷却ダクト17、除霜水を排出する
排水口25、排水口25と排水孔26を接続する排水チ
ューブ32、排水孔26からリアパネル8下端面に当接
するトイ部材19まで排水を案内する排水管27、リア
パネル8の下端面から排水受け皿12まで排水を案内す
るトイ部材19、及び、排水を一定量溜める排水受け皿
12とから構成される。また、ベースパネル6の下面に
螺設されているトイ部材19の排水受け皿12に対向す
る前側底面(図5中左側)には多数の小さなバーリング
穴33が穿設されている。また、ベースパネル6の幅寸
法(図5の紙面垂直方向)とリアパネル8の幅寸法(図
5の紙面垂直方向)は、ほぼ同じであるため、リアパネ
ル8の下端面をトイ部材19のトイ部材フランジ部20
等の上に当接して、コーチスクリュー22によりベース
パネル6の後側面に締結すると、排水管27の排水出口
28は、トイ部材19の上側に位置する。次に、除霜水
の排水構造の組立は、冷蔵庫本体2を組立後、ルーフパ
ネル5の開口部24に冷却ユニット4を配設した後、冷
却ダクト17の排水口25に排水チューブ32の一端を
嵌着し、他の一端をリアパネル8の排水孔26に挿着す
る。そして、ベースパネル6の下側に排水受け皿12を
挿着することにより組立てられる。次に、除霜水の流れ
について説明する。先ず、蒸発器15の除霜水は冷却ダ
クト17の排水口25に集められる。そして、冷却ダク
ト17の排水口25とリアパネル8の排水孔26を接続
する排水チューブ32を介して、冷却ダクト17内の除
霜水は排水管27に流れ込む。次に、排水管27に流れ
込んだ除霜水は下方(図5中下側)に流れ、リアパネル
8の下端面の排水出口28よりトイ部材19に流れ込
む。そして、トイ部材19に流れ込んだ除霜水はトイ部
材19の中を前側(図5中左側)方向に流れる。そし
て、トイ部材19の前側(図5中左側)に流れてきた除
霜水は、前記バーリング穴33より排水受け皿12に流
れ込む。そして、排水受け皿12に一定量以上除霜水が
溜ると、適宜、排水受け皿12の除霜水は作業者により
捨てられる。
【0015】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
プレハブ冷蔵庫1の排水装置では、リアパネル8とベー
スパネル6をコーチスクリュー21で締結することによ
りリアパネル8内に埋設された排水管27の排水出口2
8とベースパネル6下面に螺設されたトイ部材19の一
端とが対向し、また、トイ部材19の他端の多数のバー
リング穴33が穿設された底面が排水受け皿12に対向
する構造になる。これにより、冷却ユニット4から発生
する除霜水をリアパネル8内に埋設された排水管27に
流し込むことにより、排水管27からトイ部材19に導
き、トイ部材19の下側に配置された排水受け皿12に
排水する排水構造がプレハブ冷蔵庫の組立と同時に形成
される。したがって、プレハブ冷蔵庫1の組立後におけ
る除霜水の排水用配管工事や配管の接続が不要になり、
配管工事による配管ミス等がなくなり品質向上が可能で
あり、また、配管工事分の組立作業時間が短縮でき、プ
レハブ冷蔵庫1の製作コストの削減が可能になる。ま
た、バーリング穴33の直径を小さくすることにより、
ネズミ等の進入を防ぐことができる。また、トイ部材1
9のフランジ部20に複数の透穴を設け、前記透穴にネ
ジ37を挿通し、ベースパネル6下面に締結することが
でき、また、リアパネル8下端面とトイ部材19との当
接面積が増え、リアパネル8を確実に支持できる。これ
により、トイ部材19の取り替えや保守修理が可能にな
る。また、リアパネル8取付け時の作業効率をより向上
させることが可能になり、プレハブ冷蔵庫1の製作コス
トの削減が可能になる。さらに、排水管27がリアパネ
ル8内に埋設されるため、庫内の商品配置スペースを最
大限にすることが可能になり、トイ部材19がリアパネ
ル8の後側に突き出さないため部屋の壁に密着して設置
できる。また、トイ部材19の幅をリアパネル8下端面
の排水出口28の径よりも大きくすることができるた
め、プレハブ冷蔵庫1の組立時に排水出口28とトイ部
材19との位置合わせを容易に行うことができる。これ
により、プレハブ冷蔵庫1の設置スペースの省スペース
化が可能であり、しかも、組立作業効率を向上させるこ
とができ、プレハブ冷蔵庫1の製作コストの削減が可能
になる。
【0016】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論であり、以下のよう
にしてもよい。 (a)排水受け皿12に排水用チューブ等を取付け、排
水されてきた除霜水が直接排水溝等に流れ込むようにし
てもよい。 (b)排水孔26をリアパネル8の内壁板35の幅方向
のほぼ真中に穿設し、排水管27をほぼ垂直に埋設して
いるが、冷却ダクト17の排水口25が庫内の左右端に
ある場合は、排水孔26を内壁板35の幅方向の左右端
付近に穿設し、排水管27の排水出口28がリアパネル
8下面のほぼ真中になるように、斜めに埋設してもよ
い。 (c)排水管27をリアパネル8の厚さ方向のほぼ中心
線上に埋設しているが、内壁35又は外壁36に当接し
て埋設してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に係るプレ
ハブ冷蔵庫の排水装置によれば、リアパネルとベースパ
ネルをコーチスクリューで締結することにより同時に排
水構造が形成されリアパネルに配設された排水管の下
端面とベースパネル下面に固着されたトイ部材の一端と
が対向する構造になる。
【0018】これにより、冷却ユニットから発生する除
霜水を排水管に導き、排水管からトイ部材に導く排水構
造が形成される。したがって、プレハブ冷蔵庫の組立後
における除霜水の排水用配管工事や配管の接続が不要に
なり、配管工事による配管ミス等がなくなり品質向上が
可能であり、また、配管工事分の組立作業時間が短縮で
き、プレハブ冷蔵庫の製作コストの削減が可能になる。
【0019】更に、請求項2に係るプレハブ冷蔵庫の排
水装置によれば、トイ部材がベースパネルの下面に固着
され、且つ、トイ部材はリアパネルの下端を支持する作
用を行うことから、リアパネル取付け時にトイ部材によ
りリアパネルの下面を支持して組立作業効率を向上させ
ることができる。これにより、トイ部材の取り替えや保
守修理が可能になり、また、リアパネル取付け時の作業
効率をより向上させることが可能になる。
【0020】以上の通り本発明は、リアパネルとベース
パネルを締結することにより、リアパネルに配設された
排水管の下端面とベースパネル下面に固着されたトイ部
材の一端とが対向して、組立と同時に排水構造が形成さ
れるので、冷却ユニットにて発生する除霜水を排水管に
より下方へ案内し、ベースパネル下面のトイ部材で排水
管からの除霜水を受けることができ、プレハブ冷蔵庫の
組立の際に排水管の下端面とトイ部材との位置合わせを
容易に行いつつ冷蔵庫の組立と同時に排水構造を形成す
ることができるプレハブ冷蔵庫の排水装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプレハブ冷蔵庫の断熱扉を開けた
ところを示す斜視図である。
【図2】本実施形態の冷蔵庫本体の組立構成を示す図で
ある。
【図3】本実施形態のベースパネルの後ろ側角部の斜視
図である。
【図4】本実施形態のリアパネルの排水管を含む断面図
である。
【図5】本実施形態の冷蔵庫本体に冷却ユニットを取り
付け、排水構造を形成した時の排水管を含む断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・プレハブ冷蔵庫、2・・・冷蔵庫本体、3・・
・断熱扉、4・・・冷却ユニット、5・・・ルーフパネ
ル、6・・・ベースパネル、8・・・リアパネル、12
・・・排水受け皿、17・・・冷却ダクト、19・・・
トイ部材、27・・・排水管、32・・・排水チューブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルに配設された冷却ユニッ
    トと、リアパネルに配設され、 前記冷却ユニットにて発生する
    除霜水を下方へ案内する排水管と、ベースパネル下面に固着され、該ベースパネルと前記リ
    アパネルを締結した際、前記排水管の下端面にその一端
    部が対向するトイ部材と を備えたことを特徴とするプレ
    ハブ冷蔵庫の排水装置。
  2. 【請求項2】 ルーフパネルに配設された冷却ユニッ
    トと、リアパネルに配設され、 前記冷却ユニットにて発生する
    除霜水を下方へ案内する排水管と、ベースパネル下面に固着され、該ベースパネルと前記リ
    アパネルを締結した際、前記排水管の下端面にその一端
    部が対向するトイ部材とを備え、 前記トイ部材は前記リアパネルの下端を支持する ことを
    特徴とするプレハブ冷蔵庫の排水装置。
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