JP3058289U - 整理ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形性及び軽量化等の要請に応えること
ができ、カビの発生や汚れや染みに対しての合成樹脂固
有の耐かび性や耐久性を高めることができ、外ケース体
及び引出体の各面板の剛性強度を高めることができる。 【解決手段】 箱状に一体に樹脂成形され、前面が開口
した合成樹脂製の外ケース体１と、箱状に一体に樹脂成
形され、上面が開口した合成樹脂製の引出体２とからな
り、外ケース体の前面開口周縁部に前面開口周縁部補強
金具３を配設すると共に後面の四つの角部に後角部補強
金具４を配設し、引出体の前面上縁部及び左右両角部に
引出補強金具５を配設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は例えば一般家庭の押し入れや台所、又は事務所等に設置されて衣類や 各種小物類、書類やファイル等を整理収納する際に用いられる整理ケースに関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種の整理ケースとして、底面板、上面板、両側面板及び後面板からな り、これら五つの面板により箱状に一体に樹脂成形され、前面が開口した合成樹 脂製の外ケース体と、外ケース体内に引出収納自在に配置され、底面板、前面板 、両側面板及び後面板からなり、これら五つの面板により箱状に一体に樹脂成形 され、上面が開口した合成樹脂製の引出体とからなる構造のものや、又、外ケー ス体内に一個の棚板体又は複数個の合成樹脂製の棚板体を配置し、この棚板体に より仕切られた空間に複数個の合成樹脂製の引出体を引出収納自在に配置した構 造が知られている。

【０００３】 又、他の整理ケースとして、底面板、上面板、両側面板及び後面板からなり、 これら五つの面板は個別の紙板材により形成され、これら五つの面板を連結金具 により箱状に一体に形成し、前面が開口した紙製の外ケース体と、外ケース体内 に引出収納自在に配置され、底面板、前面板、両側面板及び後面板からなり、こ れら五つの面板は個別の紙板材により形成され、これら五つの面板を連結金具に より箱状に一体に形成し、上面が開口した紙製の引出体とからなる構造のものや 、又、外ケース体内に一個の棚板体又は複数個の紙製の棚板体を配置し、この棚 板体により仕切られた空間に複数個の紙製の引出体を引出収納自在に配置した構 造のものが知られている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながらこれら従来構造の場合、前者の全部材が合成樹脂のみからなる構 造の整理ケースにあっては、外ケース体及び引出体は、底面板、上面板又は前面 板、両側面板及び後面板の複数個の各面板により箱状に一体に樹脂成形されてい るので、樹脂成形性及び軽量化等の要請によって、各面板の剛性強度が低下し易 く、収納物の重さや外力により変形し易く、ひいては全体としての剛性が劣るこ とがあり、又、後者の各面板が紙製であって、これら面板を金具により連結して なる構造の整理ケースにあっては、金具により連結するための手間が掛かること があると共にカビの発生や汚れや染みに対して弱いこともあるという不都合を有 している。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで 、請求項１記載の考案にあっては、底面板、上面板、両側面板及び後面板からな り、これら五つの面板により箱状に一体に樹脂成形され、前面が開口した合成樹 脂製の外ケース体と、該外ケース体内に引出収納自在に配置され、底面板、前面 板、両側面板及び後面板からなり、これら五つの面板により箱状に一体に樹脂成 形され、上面が開口した合成樹脂製の引出体とからなり、上記外ケース体の前面 開口周縁部に前面開口周縁部補強金具を配設すると共に後面の四つの角部に後角 部補強金具を配設し、かつ、上記引出体の前面上縁部及び左右両角部に引出補強 金具を配設してなることを特徴とする整理ケースにある。

【０００６】 又、請求項２記載の考案は、上記外ケース体内に一個の棚板体又は複数個の棚 板体を配設し、該棚板体により仕切られた空間に複数個の引出体を引出収納自在 に配設してなることを特徴とするものであり、又、請求項３記載の考案は、上記 棚板の前縁部に棚板補強金具を配設してなることを特徴とするものであり、又、 請求項４記載の考案は、上記前面開口周縁部補強金具は外ケース体の前面開口周 縁部の四つの前角部に配設される前角部補強金具と、該前面開口縁部の四つの周 縁部に配設される周縁部補強金具とからなり、該周縁部補強金具は前角部補強金 具により止着されていることを特徴とするものであり、又、請求項５記載の考案 は、上記引出補強金具は上記引出体の前面上縁部の左右両側の二つの上角部に配 設される上角部補強金具と、該前面上縁部に配設される前面上縁部補強金具とか らなり、該前面上縁部補強金具は上角部補強金具により止着されていることを特 徴とするものである。

【０００７】 又、請求項６記載の考案は、上記前角部補強金具は上記外ケース体にリベット により止着されていることを特徴とするものであり、又、請求項７記載の考案は 、上記上角部補強金具は上記引出体にリベットより止着されていることを特徴と するものであり、又、請求項８記載の考案は、上記外ケース体及び引出体は透明 な合成樹脂からなることを特徴とするものであり、又、請求項９記載の考案は、 上記棚板体は透明な合成樹脂からなることを特徴とするものであり、又、請求項 １０記載の考案は、上記引出体の前面板に取手金具を配設してなることを特徴と するものである。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図１乃至図１５は本考案の実施の各種の形態例を示し、図１乃至図８は第一形 態例、図９は第二形態例、図１０は第三形態例、図１１は第四形態例、図１２は 第五形態例、図１３は第六形態例、図１４は第七形態例、図１５は第八形態例で ある。

【０００９】 図１乃至図８の第一形態例において、１は外ケース体であって、底面板１ａ、 上面板１ｂ、両側面板１ｃ・１ｃ及び後面板１ｄからなり、これら五つの面板に より箱状に一体に樹脂成形され、前面が開口した合成樹脂製ケース状に形成され 、上面板１ｂと左右の両側板１ｃ・１ｃとの角部にはリベットの丸頭に似た円形 凸部Ｍ及び***凸状部Ｋが一体に樹脂成形されている。

【００１０】 ２は引出体であって、上記外ケース体１内に引出収納自在に配置され、底面板 ２ａ、前面板２ｂ、両側面板２ｃ・２ｃ及び後面板２ｄからなり、これら五つの 面板により箱状に一体に樹脂成形され、上面が開口した合成樹脂製ケース状に形 成され、前面板２ｂと左右の両側板２ｃ・２ｃとの角部にはリベットの丸頭に似 た円形凸部Ｍ及び***凸条部Ｋが一体に樹脂成形され、この場合、四個形成され ている。

【００１１】 ３は前面開口周縁部補強金具であって、上記外ケース体１の前面開口周縁部に 止着配設され、この場合、前面開口周縁部補強金具３は、外ケース体１の前面開 口周縁部の四つの前角部に止着配設される前角部補強金具３ａと、前面開口縁部 の四つの周縁部に配設される周縁部補強金具３ｂとからなり、周縁部補強金具３ ｂは前角部補強金具３ａにより押さえられて止着され、この場合、前角部補強金 具３ａは上記外ケース体１にリベット３ｃにより止着されている。

【００１２】 ４は後角部補強金具であって、外ケース体１の後面の四つの角部に止着配設さ れ、後角部補強金具４はリベット４ａにより止着されている。

【００１３】 ５は引出補強金具であって、引出体２の前面上縁部及び左右両角部に止着配設 され、この場合、引出補強金具５は引出体２の前面上縁部の左右両側の二つの上 角部に配設される上角部補強金具５ａと、前面上縁部に配設される前面上縁部補 強金具５ｂとからなり、前面上縁部補強金具５ｂは上角部補強金具５ａにより押 さえられて止着され、この場合、上角部補強金具５ａは上記引出体２に金属又は 合成樹脂製のリベット５ｃより止着されている。

【００１４】 ６は棚板体であって、上記外ケース体１内に三個の棚板体３を配設し、この場 合、外ケース体１の左右両側内面に二個のレール凸部１ｅを一体に並列形成して 棚板体３がスライド可能なスライド溝部１ｆを形成し、棚板体３の前部左右両側 に突片６ａを突設し、突片６ａ・６ａを金属又は合成樹脂製のリベット６ｂ・６ ｂにより側面板１ｃ・１ｃに止着してなり、棚板体６により仕切られた空間に四 個の引出体２を引出収納自在に配設している。

【００１５】 ７は棚板補強金具であって、この場合断面Ｕ状に形成され、棚板体６の前縁部 に嵌合挟圧して止着されている。

【００１６】 又、この場合、上記外ケース体１及び引出体２は透明な合成樹脂、例えば、ス モーク半透明合成樹脂材やクリヤーな透明合成樹脂材等により製作され、又、上 記棚板体６も透明な合成樹脂により製作されている。

【００１７】 ８は取手金具であって、記入シートを差し込み可能な表示窓８ａを備えてなり 、上記引出体２の前面板２ｂに金属又は合成樹脂製のリベット８ｂにより止着配 設されている。

【００１８】 この実施の第一形態例は上記構成であるから、外ケース体１は底面板１ａ、上 面板１ｂ、両側面板１ｃ・１ｃ及び後面板１ｄの五つの面板により箱状に一体に 樹脂成形され、前面が開口した合成樹脂製ケース状に形成され、引出体２は底面 板２ａ、前面板２ｂ、両側面板２ｃ・２ｃ及び後面板２ｄの五つの面板により箱 状に一体に樹脂成形され、上面が開口した合成樹脂製ケース状に形成されている ので、外ケース体１及び引出体２は一体樹脂成形により成形加工された段階にお いて合成樹脂製ケースとして成り、しかして、樹脂成形性及び軽量化等の要請に 応えることができると共にカビの発生や汚れや染みに対しての合成樹脂固有の耐 かび性や耐久性を高めることができ、しかも、外ケース体１の前面開口周縁部に 前面開口周縁部補強金具３が配設され、後面の四つの角部に後角部補強金具４が 配設され、かつ、引出体２の前面上縁部及び左右両角部に引出補強金具５が配設 されているので、外ケース体１及び引出体２の各面板の剛性強度を高めることが でき、収納物の重さや外力に対しての変形を抑制し、ひいては整理ケース全体と しての剛性を高めることができる。

【００１９】 又、この場合、上記外ケース体１内に三個の棚板体６を配設し、棚板体６によ り仕切られた空間に複数個の引出体２を引出収納自在に配設しているから、収納 物をそれぞれ整理して分けて収納することができ、又、この場合、上記棚板の前 縁部に棚板補強金具７を配設しているから、棚板体６の収納物等の荷重による下 方への反りを抑制することができ、又、この場合、上記前面開口周縁部補強金具 ３は外ケース体１の前面開口周縁部の四つの前角部に配設される前角部補強金具 ３ａと、前面開口縁部の四つの周縁部に配設される周縁部補強金具３ｂとからな り、周縁部補強金具３ｂは前角部補強金具３ａにより止着されているので、前面 開口周縁部補強金具３の取付構造を簡素化することができると共に容易に取付固 定することができ、又、この場合、上記引出補強金具５は上記引出体２の前面上 縁部の左右両側の二つの上角部に配設される上角部補強金具５ａと、前面上縁部 に配設される前面上縁部補強金具５ｂとからなり、前面上縁部補強金具５ｂは上 角部補強金具５ｂにより止着されているので、引出補強金具５の取付構造を簡素 化することができると共に容易に取付固定することができる。

【００２０】 又、この場合、上記前角部補強金具３ａは上記外ケース体にリベット３ｃによ り止着されているので、前角部補強金具３ａを容易に止着することができ、又、 この場合、上記上角部補強金具５ａは上記引出体２にリベットより止着されてい るので、上角部補強金具５ａを容易に止着することができ、又、この場合、上記 外ケース体１及び引出体２は透明な合成樹脂からなるので、収納物を外部から目 視することができて利便性を高めることができ、又、この場合、上記棚板体６は 透明な合成樹脂からなるので、棚板体６を介して収納物を外部から目視すること ができて利便性を高めることができ、又、この場合、上記引出体２の前面板２ｂ に取手金具８を配設しているので、引出体２の引出収納を容易に行うことができ 、使用快適性を高めることができる。

【００２１】 図９の第二形態例においては、外ケース体１に三個の棚板体６を配置すると共 に二個の小型の引出体２及び大型の引出体２の計三個の引出体を配設し、外ケー ス体１及び引出体２の構造並びに各種の補強金具を上記第一形態例と同様な構造 に構成している。

【００２２】 図１０の第三形態例においては、外ケース体１に一個の棚板体６を配置すると 共に二個の縦に長い大型の引出体２を配設し、外ケース体１及び引出体２の構造 並びに各種の補強金具を上記第一形態例と同様な構造に構成している。

【００２３】 図１１の第四形態例においては、外ケース体１に一個の棚板体６を配置すると 共に二個の横に長い大型の引出体２を配設し、外ケース体１及び引出体２の構造 並びに各種の補強金具を上記第一形態例と同様な構造に構成している。

【００２４】 図１２の第五形態例においては、外ケース体１に一個の棚板体６を配置すると 共に二個の横に長い大型の引出体２及び小型の引出体２の計三個の引出体２を配 設し、外ケース体１及び引出体２の構造並びに各種の補強金具を上記第一形態例 と同様な構造に構成している。

【００２５】 図１３の第六形態例においては、外ケース体１に一個の棚板体６を配置すると 共に四個の引出体２を配設し、外ケース体１及び引出体２の構造並びに各種の補 強金具を上記第一形態例と同様な構造に構成している。

【００２６】 図１４の第七形態例においては、外ケース体１に二個の棚板体６を上下に配置 すると共に三個の引出体２を上下に配設し、外ケース体１及び引出体２の構造並 びに各種の補強金具を上記第一形態例と同様な構造に構成している。

【００２７】 図１５の第八形態例においては、外ケース体１に棚板体６を配置せずに一個の 引出体２を外ケース体１内に配設し、外ケース体１及び引出体２の構造並びに各 種の補強金具を上記第一形態例と同様な構造に構成している。

【００２８】 これら第二乃至第八形態例においても、同一構造を採用してしているので、同 様な作用効果を得ることができる。

【００２９】 尚、本考案は上記実施の形態例のものに限られず、たとえば大きさや構造は用 途に応じて定めることになる。

【００３０】

【考案の効果】 本考案は上述の如く、請求項１記載の考案にあっては、外ケース体は底面板、 上面板、両側面板及び後面板の五つの面板により箱状に一体に樹脂成形され、前 面が開口した合成樹脂製ケース状に形成され、引出体は底面板、前面板、両側面 板及び後面板の五つの面板により箱状に一体に樹脂成形され、上面が開口した合 成樹脂製ケース状に形成されているので、外ケース体及び引出体は一体樹脂成形 により成形加工された段階において合成樹脂製ケースとして成り、しかして、樹 脂成形性及び軽量化等の要請に応えることができると共にカビの発生や汚れや染 みに対しての合成樹脂固有の耐かび性や耐久性を高めることができ、しかも、外 ケース体の前面開口周縁部に前面開口周縁部補強金具が配設され、後面の四つの 角部に後角部補強金具が配設され、かつ、引出体の前面上縁部及び左右両角部に 引出補強金具が配設されているので、外ケース体及び引出体の各面板の剛性強度 を高めることができ、収納物の重さや外力に対しての変形を抑制し、ひいては整 理ケース全体としての剛性を高めることができる。

【００３１】 又、請求項２記載の考案にあっては、上記外ケース体内に一個の棚板体又は複 数個の棚板体を配設し、棚板体により仕切られた空間に複数個の引出体を引出収 納自在に配設しているから、収納物をそれぞれ整理して分けて収納することがで き、又、請求項３記載の考案にあっては、上記棚板の前縁部に棚板補強金具を配 設しているから、棚板体の収納物等の荷重による下方への反りを抑制することが でき、又、請求項４記載の考案にあっては、上記前面開口周縁部補強金具は外ケ ース体の前面開口周縁部の四つの前角部に配設される前角部補強金具と、前面開 口縁部の四つの周縁部に配設される周縁部補強金具とからなり、周縁部補強金具 は前角部補強金具により止着されているので、前面開口周縁部補強金具の取付構 造を簡素化することができると共に容易に取付固定することができ、又、請求項 ５記載の考案にあっては、上記引出補強金具は上記引出体の前面上縁部の左右両 側の二つの上角部に配設される上角部補強金具と、前面上縁部に配設される前面 上縁部補強金具とからなり、前面上縁部補強金具は上角部補強金具により止着さ れているので、引出補強金具の取付構造を簡素化することができると共に容易に 取付固定することができる。

【００３２】 又、請求項６記載の考案は、上記前角部補強金具は上記外ケース体にリベット により止着されているので、前角部補強金具を容易に止着することができ、又、 請求項７記載の考案にあっては、上記上角部補強金具は上記引出体にリベットよ り止着されているので、上角部補強金具を容易に止着することができ、又、請求 項８記載の考案は、上記外ケース体及び引出体は透明な合成樹脂からなるので、 収納物を外部から目視することができて利便性を高めることができ、又、請求項 ９記載の考案は、上記棚板体は透明な合成樹脂からなるので、棚板体を介して収 納物を外部から目視することができて利便性を高めることができ、又、請求項１ ０記載の考案にあっては、引出体の前面板に取手金具を配設しているので、引出 体の引出収納を容易に行うことができ、使用快適性を高めることができる。

【００３３】 以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の第一形態例の全体斜視図であ
る。

【図２】本考案の実施の第一形態例の分解斜視図であ
る。

【図３】本考案の実施の第一形態例の分解斜視図であ
る。

【図４】本考案の実施の第一形態例の分解部分斜視図で
ある。

【図５】本考案の実施の第一形態例の分解部分斜視図で
ある。

【図６】本考案の実施の第一形態例の部分縦断面図であ
る。

【図７】本考案の実施の第一形態例の部分縦断面図であ
る。

【図８】本考案の実施の第一形態例の部分平断面図であ
る。

【図９】本考案の実施の第二形態例の全体斜視図であ
る。

【図１０】本考案の実施の第三形態例の全体斜視図であ
る。

【図１１】本考案の実施の第四形態例の全体斜視図であ
る。

【図１２】本考案の実施の第五形態例の全体斜視図であ
る。

【図１３】本考案の実施の第六形態例の全体斜視図であ
る。

【図１４】本考案の実施の第七形態例の全体斜視図であ
る。

【図１５】本考案の実施の第八形態例の全体斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 外ケース体 １ａ 底面板 １ｂ 上面板 １ｃ 側面板 １ｄ 後面板 ２ 引出体 ２ａ 底面板 ２ｂ 前面板 ２ｃ 側面板 ２ｄ 後面板 ３ 前面開口周縁部補強金具 ３ａ 前角部補強金具 ３ｂ 周縁部補強金具 ３ｃ リベット ４ 後角部補強金具 ５ 引出補強金具 ５ａ 上角部補強金具 ５ｂ 前面上縁部補強金具 ５ｃ リベット ６ 棚板体 ７ 棚板補強金具 ８ 取手金具

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底面板、上面板、両側面板及び後面板か
   らなり、これら五つの面板により箱状に一体に樹脂成形
   され、前面が開口した合成樹脂製の外ケース体と、該外
   ケース体内に引出収納自在に配置され、底面板、前面
   板、両側面板及び後面板からなり、これら五つの面板に
   より箱状に一体に樹脂成形され、上面が開口した合成樹
   脂製の引出体とからなり、上記外ケース体の前面開口周
   縁部に前面開口周縁部補強金具を配設すると共に後面の
   四つの角部に後角部補強金具を配設し、かつ、上記引出
   体の前面上縁部及び左右両角部に引出補強金具を配設し
   てなることを特徴とする整理ケース。
2. 【請求項２】 上記外ケース体内に一個の棚板体又は複
   数個の棚板体を配設し、該棚板体により仕切られた空間
   に複数個の引出体を引出収納自在に配設してなることを
   特徴とする請求項１記載の整理ケース。
3. 【請求項３】 上記棚板の前縁部に棚板補強金具を配設
   してなることを特徴とする請求項２記載の整理ケース。
4. 【請求項４】 上記前面開口周縁部補強金具は外ケース
   体の前面開口周縁部の四つの前角部に配設される前角部
   補強金具と、該前面開口縁部の四つの周縁部に配設され
   る周縁部補強金具とからなり、該周縁部補強金具は前角
   部補強金具により止着されていることを特徴とする請求
   項１、２又は３記載の整理ケース。
5. 【請求項５】 上記引出補強金具は上記引出体の前面上
   縁部の左右両側の二つの上角部に配設される上角部補強
   金具と、該前面上縁部に配設される前面上縁部補強金具
   とからなり、該前面上縁部補強金具は上角部補強金具に
   より止着されていることを特徴とする請求項１、２、３
   又は４記載の整理ケース。
6. 【請求項６】 上記前角部補強金具は上記外ケース体に
   リベットにより止着されていることを特徴とする請求項
   ４記載の整理ケース。
7. 【請求項７】 上記上角部補強金具は上記引出体にリベ
   ットより止着されていることを特徴とする請求項５記載
   の整理ケース。
8. 【請求項８】 上記外ケース体及び引出体は透明な合成
   樹脂からなることを特徴とする請求項１、２又は３記載
   の整理ケース。
9. 【請求項９】 上記棚板体は透明な合成樹脂からなるこ
   とを特徴とする請求項２又は３記載の整理ケース。
10. 【請求項１０】 上記引出体の前面板に取手金具を配設
    してなることを特徴とする請求項１、２又は３記載の整
    理ケース。