JP3057922B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JP3057922B2 JP3057922B2 JP4234445A JP23444592A JP3057922B2 JP 3057922 B2 JP3057922 B2 JP 3057922B2 JP 4234445 A JP4234445 A JP 4234445A JP 23444592 A JP23444592 A JP 23444592A JP 3057922 B2 JP3057922 B2 JP 3057922B2
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- Japan
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- conductor
- ground
- ground plate
- rod
- antenna device
- Prior art date
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- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は衛星追尾用に使用される
アンテナ装置に関する。
アンテナ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のアンテナ装置は、図３に
示すように、細長い棒の形態または円筒状の形態をした
棒状導体１１を大地に垂直に配置し、棒状導体１１の下
端が大地に接して、有限の接地板１２を大地と平行に配
置し、棒状導体１１と接地板１２との間に給電部１３を
接続して無線信号を給電する構造を有している。
示すように、細長い棒の形態または円筒状の形態をした
棒状導体１１を大地に垂直に配置し、棒状導体１１の下
端が大地に接して、有限の接地板１２を大地と平行に配
置し、棒状導体１１と接地板１２との間に給電部１３を
接続して無線信号を給電する構造を有している。
【０００３】この従来のアンテナ装置の大地に対して垂
直面内の指向性及び水平面内の指向性をそれぞれ図４
（ａ），（ｂ）に示す。すなわち、図４（ａ）のθ１方
向を衛星方向ＳＡおよびＳＢとし、この方向において所
望の利得が得られるように設計されるが、高い利得が必
要な場合には、衛星方向ＳＡ，ＳＢのビーム幅ＢＷも狭
くなる。今、移動体衛星通信の移動体として自動車を考
えると坂道等を走行する場合、及び、長い距離を走行し
て緯度がビーム幅ＢＷに比べて大きく変化するような場
合は、衛星方向ＳＡ，ＳＢに向けるビーム方向を変えて
追尾させなければならなかった。
直面内の指向性及び水平面内の指向性をそれぞれ図４
（ａ），（ｂ）に示す。すなわち、図４（ａ）のθ１方
向を衛星方向ＳＡおよびＳＢとし、この方向において所
望の利得が得られるように設計されるが、高い利得が必
要な場合には、衛星方向ＳＡ，ＳＢのビーム幅ＢＷも狭
くなる。今、移動体衛星通信の移動体として自動車を考
えると坂道等を走行する場合、及び、長い距離を走行し
て緯度がビーム幅ＢＷに比べて大きく変化するような場
合は、衛星方向ＳＡ，ＳＢに向けるビーム方向を変えて
追尾させなければならなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアンテナ装
置は接地導体を大地に平行に固定し棒状導体のアンテナ
は衛星方向に追尾して角度制御しているので、角度制御
の機構が複雑となる欠点がある。特に移動体自身が大地
に対して不定の角度で移動する場合には、この移動によ
る角度の補正も行わなければならない欠点があった。
置は接地導体を大地に平行に固定し棒状導体のアンテナ
は衛星方向に追尾して角度制御しているので、角度制御
の機構が複雑となる欠点がある。特に移動体自身が大地
に対して不定の角度で移動する場合には、この移動によ
る角度の補正も行わなければならない欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ装置
は、無線電波を発生する給電部に接続された下端部を給
電点とし大地面に対して垂直な線とのなす角度が所定の
範囲の角度を傾けて配置された電波放射体となる細長い
棒状導体または円筒状導体と、前記棒状または円筒状導
体の下端部に、大地と平行に配置された有限の接地板
と、前記給電点の外導体を前記接地板に固定接続し、前
記接地板の外円周部を駆動して前記接地板を回転させる
ことにより、前記棒状または円筒状導体を方位方向に回
転させることを特徴とする。
は、無線電波を発生する給電部に接続された下端部を給
電点とし大地面に対して垂直な線とのなす角度が所定の
範囲の角度を傾けて配置された電波放射体となる細長い
棒状導体または円筒状導体と、前記棒状または円筒状導
体の下端部に、大地と平行に配置された有限の接地板
と、前記給電点の外導体を前記接地板に固定接続し、前
記接地板の外円周部を駆動して前記接地板を回転させる
ことにより、前記棒状または円筒状導体を方位方向に回
転させることを特徴とする。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のアンテナ装置の動作を説
明する斜視図、図２は本実施例の追尾角度の説明図であ
る。図１（ａ）において棒状導体１は大地に垂直なＹ−
Ｙから例えばθ＝３０°傾いた状態でおかれ、棒状導体
１の下端には図１（ｂ）に示すように、大地に平行な接
地板２の中心部５を電気的に接触することなく貫通し、
ロータリージョイント３の中心導体６に接続されてお
り、接地板２も中心導体６の外導体７に接続されてい
る。また接地板２はモーター４によって外周部を駆動さ
れるので、自由に回転できる構造になっている。いま、
モーター４がφ１からφ２方向に回転すると地板２はφ
３からφ４方向に回転し、同時に棒状導体１もφ５から
φ６方向に回転する構造となっている。 次に本実施例
の電気的動作について説明する。図２の説明図は、図１
のアンテナ装置の垂直面の放射パターンである。アンテ
ナが図３の従来例のように接地板に垂直である場合に
は、垂直面内の放射パターンは、図４（ａ）のようにな
るが、本実施例のアンテナ装置ではθが垂直軸Ｙ−Ｙに
対してＸ−Ｘ軸のように３０°だけ傾いているので、垂
直面内の放射パターンも傾いたパターンとなる。いまｂ
１方向はθ２＋３０°、ｂ２方向はθ２−３０°とな
り、さらにこの場合の水平面内のパターンはＸ−Ｘ軸に
回転対称であるから、モータ４を回転させることによ
り、ｂ１およびｂ２方向は（θ２−３０°）〜（θ２＋
３０°）の間で連続的に走査されることになる。いまθ
＝４５°とすれば、垂直面内のビーム方向は１５°〜７
５°の間でピーク値をとり、ある一方向、例えばｂ２方
向に対してはモータ４を回転させることにより１５°〜
７５°までビームを走査できることになる。
る。図１は本発明の一実施例のアンテナ装置の動作を説
明する斜視図、図２は本実施例の追尾角度の説明図であ
る。図１（ａ）において棒状導体１は大地に垂直なＹ−
Ｙから例えばθ＝３０°傾いた状態でおかれ、棒状導体
１の下端には図１（ｂ）に示すように、大地に平行な接
地板２の中心部５を電気的に接触することなく貫通し、
ロータリージョイント３の中心導体６に接続されてお
り、接地板２も中心導体６の外導体７に接続されてい
る。また接地板２はモーター４によって外周部を駆動さ
れるので、自由に回転できる構造になっている。いま、
モーター４がφ１からφ２方向に回転すると地板２はφ
３からφ４方向に回転し、同時に棒状導体１もφ５から
φ６方向に回転する構造となっている。 次に本実施例
の電気的動作について説明する。図２の説明図は、図１
のアンテナ装置の垂直面の放射パターンである。アンテ
ナが図３の従来例のように接地板に垂直である場合に
は、垂直面内の放射パターンは、図４（ａ）のようにな
るが、本実施例のアンテナ装置ではθが垂直軸Ｙ−Ｙに
対してＸ−Ｘ軸のように３０°だけ傾いているので、垂
直面内の放射パターンも傾いたパターンとなる。いまｂ
１方向はθ２＋３０°、ｂ２方向はθ２−３０°とな
り、さらにこの場合の水平面内のパターンはＸ−Ｘ軸に
回転対称であるから、モータ４を回転させることによ
り、ｂ１およびｂ２方向は（θ２−３０°）〜（θ２＋
３０°）の間で連続的に走査されることになる。いまθ
＝４５°とすれば、垂直面内のビーム方向は１５°〜７
５°の間でピーク値をとり、ある一方向、例えばｂ２方
向に対してはモータ４を回転させることにより１５°〜
７５°までビームを走査できることになる。
【０００７】次に本発明の一実施例の応用例を図５によ
り説明する。この応用例は図１のアンテナ装置の棒状導
体１の代りにうず巻状導体５を用いて構成したものであ
る。うず巻の直径Ｄ、ピッチＰはそれぞれ０．１５波
長、０．５５波長とし、接地板２、モータ４の構成は図
１と同様である。図５の応用例の回転動作およびこの回
転動作による放射パターンの状態は図１，図２と同様で
ある。
り説明する。この応用例は図１のアンテナ装置の棒状導
体１の代りにうず巻状導体５を用いて構成したものであ
る。うず巻の直径Ｄ、ピッチＰはそれぞれ０．１５波
長、０．５５波長とし、接地板２、モータ４の構成は図
１と同様である。図５の応用例の回転動作およびこの回
転動作による放射パターンの状態は図１，図２と同様で
ある。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、棒状導体
またはうず巻状導体を大地に垂直な線に対して任意の角
度だけ傾けて配置し、接地板を含めてモータ等により回
転させることにより、垂直面内の放射パターンの指向最
大方向を走査できる効果がある。
またはうず巻状導体を大地に垂直な線に対して任意の角
度だけ傾けて配置し、接地板を含めてモータ等により回
転させることにより、垂直面内の放射パターンの指向最
大方向を走査できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の動作を説明する斜視図であ
る。
る。
【図２】本実施例の垂直面内の放射パターンの説明図で
ある。
ある。
【図３】従来のアンテナ装置の構成図である。
【図４】従来のアンテナの放射パターンの説明図であ
る。
る。
【図５】本実施例の応用例の構成図である。
１，１１ 棒状導体 ２，１２ 接地板 ３ ロータリージョイント ４ モータ ５ 中心部 ６ 中心導体 ７ 外導体 １３ 給電部 １５ うず巻状導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01Q 3/04 H01Q 13/08
Claims (2)
- 【請求項１】 無線電波を発生する給電部に接続された
下端部を給電点とし大地面に対して垂直な線とのなす角
度が所定の範囲の角度を傾けて配置された電波放射体と
なる細長い棒状導体または円筒状導体と、前記棒状また
は円筒状導体の下端部に、大地と平行に配置された有限
の接地板と、前記給電点の外導体を前記接地板に固定接
続し、前記接地板の外円周部を駆動して前記接地板を回
転させることにより、前記棒状または円筒状導体を方位
方向に回転させることを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項２】 前記電波放射体の形状が使用電波の波長
をλとすると直径約０．１５λ，線間隔のピッチが約
０．５５λでうず巻き状に巻いたらせん導体を形成する
ことを特徴とする請求項１記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234445A JP3057922B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234445A JP3057922B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685522A JPH0685522A (ja) | 1994-03-25 |
| JP3057922B2 true JP3057922B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=16971122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4234445A Expired - Fee Related JP3057922B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3057922B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005192030A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Taisei Corp | 電子タグを利用した空間内における物体の検知システム |
| KR101300322B1 (ko) * | 2011-08-25 | 2013-08-28 | 삼성전기주식회사 | 가변가능한 공진주파수 및 방사 특성을 갖는 안테나 구조 |
| CN108736146B (zh) * | 2018-04-19 | 2020-07-31 | 东南大学 | 一种超小型ulf/vlf旋转电流天线及信号幅频调制方法 |
| CN108879062B (zh) * | 2018-07-03 | 2020-02-21 | 中国科学院电子学研究所 | 低频驻极体天线 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234445A patent/JP3057922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0685522A (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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