JP3057274U - 疑似立体装飾体 - Google Patents
疑似立体装飾体Info
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- JP3057274U JP3057274U JP1998006878U JP687898U JP3057274U JP 3057274 U JP3057274 U JP 3057274U JP 1998006878 U JP1998006878 U JP 1998006878U JP 687898 U JP687898 U JP 687898U JP 3057274 U JP3057274 U JP 3057274U
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- Japan
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- pseudo
- sputtering
- dimensional
- ion plating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本考案は、透明なガラス又はプラスチックの板
の片面にマスキングを施し、両面にイオンプレーティン
グ又はスパッタリング等の被膜を形成することで角度に
より立体的に見えることを特徴とする。 【解決手段】透明なガラス又はプラスチックの板1の片
面にマスキング2を施し、両面にイオンプレーティング
又はスパッタリング等の被膜3を形成することで角度に
より立体的に見えることを特徴としている。
の片面にマスキングを施し、両面にイオンプレーティン
グ又はスパッタリング等の被膜を形成することで角度に
より立体的に見えることを特徴とする。 【解決手段】透明なガラス又はプラスチックの板1の片
面にマスキング2を施し、両面にイオンプレーティング
又はスパッタリング等の被膜3を形成することで角度に
より立体的に見えることを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、平滑表面上に立体的な絵柄模様や文字を安価に表出する疑似立体装 飾体に関する。
【0002】
従来、平滑表面上に立体的な絵柄模様や文字を表出する場合、表面にエンボス 加工を施し、或いはレーザー加工や切削加工によって彫刻を施す等の方法が一般 に行われている。又プラスチックの板を2層或いは3層構造として、下地層に絵 柄模様や文字を施しその上に透明な板を張り合わせるという方法が知られている 。
【0003】
しかしながら、エンボス加工や彫刻等を施す方法では、表面に凹凸が出来てい るため汚れやすく、外観的に問題となるばかりか衛生的にも好ましくない。又、 2層、3層とする場合、張り合わせることから技術的に難しく高価な処理となっ てしまう。
【0004】
前記課題を解決するため本考案は以下の手段を採用する。
【0005】 透明なガラス又はプラスチックの板の片面にマスキングを施し、両面にイオン プレーティング又はスパッタリング等の被膜を形成することで角度により立体的 に見えることを特徴とするものである。 イオンプレーティング又はスパッタリング等の被膜の厚さを0.01〜2.0μ mに設定するのがよい。
【0006】
以下図面に基づき本考案を詳細に説明する。 図1において透明なガラス又はプラスチックの板1に、任意の絵柄模様や文字 を描きマスキング2を施す。マスキング材は一般的なものでよく油性のマジック などでも可能である。次に図2の様に、イオンプレーティング又はスパッタリン グによって全体を覆うように被膜3を形成する。この被膜はTi、TiN、Ti CN、TiC、TiO2、TiAl、Cr、CrN、CrCなど特に限定するも のではない。経済性を考慮したとき、被膜3の膜厚は使用に支障を来さない範囲 で薄い方が良いが、あまり薄すぎると光が透過しすぎてしまい立体的に見えなく なってしまうため0.01〜2.0μmとするのが望ましい。
【0007】 その後、マスキング2及びその上に形成された被膜を溶剤などで同時にハクリ する。
【0008】 例えば、透明なポリカーボネートの板に油性のマジックで任意の絵柄模様を描 き、スパッタリングによってCrの被膜を形成する。その後、アルコールによっ てマジック及びその上のCr被膜を同時に除去する事で図3のような疑似立体被 膜を得た。図3において、光源Lからの光によって陰4が出来、この光源Lの方 向と視点Eの角度によって様々な形状の陰4が見え、その明暗によって立体的に 見える。なお図1〜3において被膜の厚さ等、便宜上誇張して示している。
【0009】
本考案によれば、ガラスやプラスチックなどの平滑表面上に安価でしかも複雑 な工程や技術を必要とせず、立体的な絵柄模様や文字を表出することが可能とな る。又、表面硬度の高い被膜を形成すれば耐摩耗性が向上し、さらにメタリック な外観も得られることから機能面、装飾面での応用が期待される。
【図1】本考案に係る装飾体の製造工程を示す概略断面
図である。
図である。
【図2】本考案に係る装飾体の製造工程を示す概略断面
図である。
図である。
【図3】本考案に係る装飾体の構成を示す概略断面図で
ある。
ある。
1 ガラス又はプラスチックの板 2 マスキング 3 イオンプレーティング又はスパッタリングによる被
膜 4 光源Lからの光による陰
膜 4 光源Lからの光による陰
Claims (2)
- 【請求項1】 透明なガラス又はプラスチックの板の片
面にマスキングを施し、両面にイオンプレーティング又
はスパッタリング等の被膜を形成することで角度により
立体的に見えることを特徴とする疑似立体装飾体。 - 【請求項2】 イオンプレーティング又はスパッタリン
グ等の被膜の厚さを0.01〜2.0μmに設定したこ
とを特徴とする請求項1記載の疑似立体装飾体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006878U JP3057274U (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 疑似立体装飾体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006878U JP3057274U (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 疑似立体装飾体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057274U true JP3057274U (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=43191209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998006878U Expired - Lifetime JP3057274U (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 疑似立体装飾体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057274U (ja) |
-
1998
- 1998-09-04 JP JP1998006878U patent/JP3057274U/ja not_active Expired - Lifetime
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