JP3056355U - 着脱自在意匠パネル - Google Patents

着脱自在意匠パネル

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JP3056355U
JP3056355U JP1998006215U JP621598U JP3056355U JP 3056355 U JP3056355 U JP 3056355U JP 1998006215 U JP1998006215 U JP 1998006215U JP 621598 U JP621598 U JP 621598U JP 3056355 U JP3056355 U JP 3056355U
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panel
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JP1998006215U
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Inventor
文絵 岡部
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文絵 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチールパーティション等で間仕切られた部
屋の、意匠性と吸音・防音性向上を、既存部材をできる
だけそのまま活かしつつ、簡単な方法で、短時間に実現
する。 【解決手段】 室内空間を間仕切る所与のスチールパー
ティション等の部材に対して着脱可能に取り付けられる
着脱自在意匠パネルであり、該パネル裏面には上記スチ
ールパーティション等に対して、着脱可能に取り付ける
為の部材が備えられているもので、室内側、即ちパネル
表面は吸音・防音性のある材料を含む部材が装着でき、
所望される意匠に合わせ、外観・形状を対応させ、部屋
の意匠性を高める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オフィスなどにおける、スチールパーティション・プラスターボー ド下地壁などで間仕切られたインテリア空間の、吸音性・防音性を向上させると 共に、その意匠性を高めることのできる着脱可能な意匠パネルに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
オフィス等間仕切る場合、価格の安さと工期の短さからスチールパーティショ ンがほとんどの場合使用されているが、間仕切るという機能を重視して制作され ている為、意匠の観点から優れているとは言えない。例えばスチールパーテショ ンの部屋の意匠性を高める場合、従来は塩ビシートを貼っていたが、単に表面を 覆うだけで、パーティションのフレームや、目地等の形状がそのまま表われ、費 用に見合うほどの効果があるとは言い難い。また、吸音・防音と言う点において も、スチールパーティションで間仕切られた部屋は、音が響きやすく、隣接した 空間からの音も通りやすい。これを防ぐには、はじめから防音性のあるスチー ルパーティションを採用するしかなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、オフィスなどに多いスチールパーティションで間仕切られた 部屋の意匠性、吸音・防音性の向上を、できるだけスチールパーティションの現 状をそのまま活かしつつ、 簡単な方法で実現することを目的とするものである 。
【0004】 本考案は、間仕切り壁がスチール製でない場合にも同様に、簡単な方法を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を実現するため、本考案では空間を間仕切る所与の壁面部材に対して 、着脱可能に取り付けられる着脱自在意匠パネルを提供する。このパネルの一方 の面、即ち室内側面には、吸音性のある材料を含む部材が、任意の表面素材、形 状にされて装着されている。また、このパネルの他方の面には、このパネルを 上記間仕切り壁部材に対して着脱可能に取り付ける為の部材が備えられている。
【0006】 上記着脱自在意匠パネルは、複数のタイル状パネルで構成する事ができ、既存 の間仕切り壁からなる部屋の意匠性を高めるよう、任意の表面素材、形状にて装 着される。具体的には、椅子張地等ファブリックでクッション材を覆った布貼り 着脱自在意匠パネル、ケイ酸カルシウム板に木を練り付けた板張り着脱自在意匠 パネルを用いる。
【0007】 上記壁面部材がスチールパーティションの場合には、そのパーティション部材 に対して着脱可能に取り付けるための上記部材としてはマグネットを使用するの が好ましい。
【0008】 上記壁面部材がスチール製でない場合には、その壁面部材に対して着脱可能に 取り付けるための上記部材としては、該壁面にレール状の受け金物を取り付けて おき、それに対して引掛ける金具とするのが好ましい。
【0009】 吸音・防音性のある上記材料としては、グラスウールを用いることができる。
【0010】
【考案実施の形態】
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
【0011】 図1は、本考案のタイル状着脱自在意匠パネルを既存のスチールパーティショ ン6に取り付けた状態を示す斜視図であり、一部が断面図となっている。この図 では、幅900mmで床面から天井まで達する高さのスチールパーティションが 横方向に扉を含んで3枚並べられた状態である。
【0012】 右側の2枚のスチールパーティション6には、それぞれ上下方向に布貼り意匠 パネル1、2、3と板張り意匠パネル4が取り付けられている。板張り意匠パネ ル4は、壁面の美観を向上させる為のアクセントである。板張り意匠パネル4は 意匠パネル用フラッシュ扉5と木目を合せる事もできる。
【0013】 図2に、布貼り意匠パネルの断面が示されている。この布貼り意匠パネルは、支 持体となるケイ酸カルシウム板(以下ケイカル板と表記する)7の上に、吸音効 果のあるグラスウールからなるクッション材8をのせ、椅子張地などのファブリ ック9で包み込むことにより形成する。ファブリックを7の支持板、ケイカル板 に固定するため、その端部には形成フレーム10を取り付ける。このプラスチッ クなどでできた形成フレームには、ファブリック9が張られた時に均一なカーブ を出す為の丸みを帯びた部分と、ファブリックを差し込むための溝が設けられて いる。したがってグラスウールは、ケイカル板7の上に置いてエッジの形を整え た後、裏に巻き込んで溝に差し込む形で固定する。
【0014】 スイッチやコンセントがある場合は、その部分をパネルと同じエッジ処理をして 開口する。
【0015】 ケイカル板7の裏側には、平坦な帯状マグネット11が粘着テープなどで接着し てある。
【0016】 板張り意匠パネル4は、ケイカル板に木を練り付けたものである。このケイカル 板の裏側には、やはり平坦な帯状マグネットが粘着テープなどで接着してある。
【0017】 それぞれの意匠パネル1,2,3,4は、帯状マグネットの磁力を利用してスチ ールパーティション6上の所定の位置に、任意の形状・割付により取り付ける。
【0018】 図1では、上下方向に4枚の意匠パネルで壁面が覆われているが、パネルの数は 任意であり、1枚だけにする事もできる。例えば布貼り意匠パネルを全く用いず 板張り意匠パネルだけにして羽目板風にする事もできる。また、布貼り意匠パネ ルのファブリックの色や柄を貼り分けて腰パネルに見せたり、壁面によって色や 柄を変えてアクセントウオールとする事もできる。さらに、布貼り意匠パネルの 表面材は、防汚加工したもの、不燃加工したもの、カーペットに合せて色のコー ディネートできるもの等、多数の中から選択できる。従って、意匠パネルに飽き たり、汚れたりしたら簡単に張り替えることができる。
【0019】 意匠パネルにはウッドボードを用いる事ができる。その場合、不燃仕様ならケイ カル板に木を練り付け、裏側にはマグネットを接着し、通し目地等採用して全面 取り付けたり、図1の4のようにアクセントとして一部使用したりする。
【0020】 図1の最も左側のパーティションには、4分割の最上部を残して開口部が設けら れており、そこに意匠パネル用フラッシュ扉5が取り付けられている。スチール パーティションには専用のアルミフレーム扉が標準装備されているが、意匠性を より高める為、ここでは予め作ってある合板フラッシュ扉5が用いられている。 パーティションの標準ノブは握り玉なので、意匠パネル用フラッシュ扉はレバー ハンドルが好ましい。
【0021】 所与の壁面がマグネットの効かない部材でできている場合は、図3に示すように その壁面に受け金物を取り付け、意匠パネル15の裏には引掛け金具12を 装着しておき、壁面上の所定の位置に取り付ける。
【0022】
【考案の効果】
本考案の着脱自在意匠パネルは、既存のスチールパーティションにマグネットで 装着するだけなので、非常に短時間で部屋のイメージが変えられ、取り除くのも 同様に簡単である。特に布貼り意匠パネルは、吸音効果も有り、話声が響かない ので応接室・会議室等に最適である。又、一部汚れた場合もその1枚だけその場 で張り替えられるので、メンテナンスが楽でコストも安い。
【0023】 さらにマグネットが効かないプラスターボード下地壁の場合も、受け金物レー ルに引掛け金物で装着するだけなので、マグネットと同様、簡単にイメージチェ ンジできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の着脱自在意匠パネルをスチールパーテ
ィションに装着した様子を示す斜視図である。一部が断
面図となっている。
【図2】本考案の着脱自在布貼り意匠パネルの要部の断
面図である。
【図3】本考案の着脱自在板貼り意匠パネルとプラスタ
ーボード下地壁面の接合部の斜視図である。一部が断面
図となっている。
【符号の説明】
1 布貼り意匠パネル 2 布貼り意匠パネル 3 布貼り意匠パネル 4 板貼り意匠パネル 5 意匠パネル用フラッシュ扉 6 既存スティールパーティション 7 ケイカル材支持板 8 クッション材 9 ファブリック 10 溝付き形成フレーム 11 帯状マグネット 12 引掛け金物 13 レール状受け金物 14 既存プラスターボード下地壁面 15 引掛け金物付き板張り意匠パネル ページ(1)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間を間仕切るための所与の壁面部材に
    対して、着脱可能に取り付けられる着脱自在意匠パネル
    であって、該パネルは任意の形状をした複数のパネルで
    構成され、該パネルの一方の面には、吸音・防音性のあ
    る材料を含む部材を包む任意の表面素材が装着されてお
    り、該パネルの他方の面には、上記壁面部材に対して着
    脱可能に取り付けるための部材が備えられていることを
    特徴とする着脱自在意匠パネル。
  2. 【請求項2】 上記壁面部材がスチール製であり、該壁
    面部材に対して着脱可能に取り付ける為の上記部材がマ
    グネットであることを特徴とする請求項1に記載の着脱
    自在意匠パネル。
  3. 【請求項3】 上記壁面部材がスチール製でない部材で
    あり、該壁面部材に対して着脱可能に取り付ける為の上
    記部材が該壁面部材に対してレール状の受け金物に対し
    て引っ掛ける金具であることを特徴とする請求項1に記
    載の着脱自在意匠パネル。
JP1998006215U 1998-07-31 1998-07-31 着脱自在意匠パネル Expired - Lifetime JP3056355U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026639A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 耕一 辻田 内装壁構造
JP7064263B1 (ja) * 2022-02-16 2022-05-10 ツナガルデザイン株式会社 建物の防音構造
JP7432690B1 (ja) 2022-11-24 2024-02-16 大建工業株式会社 音環境調整装置

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