JP3055955U - 綴 具 - Google Patents

綴 具

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JP3055955U
JP3055955U JP1998005852U JP585298U JP3055955U JP 3055955 U JP3055955 U JP 3055955U JP 1998005852 U JP1998005852 U JP 1998005852U JP 585298 U JP585298 U JP 585298U JP 3055955 U JP3055955 U JP 3055955U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙,シート,カード等の単位体の集合体を
簡単にかつ強固に保持することができ、さらに、部品点
数が少なく、製造コストも低くすることができる簡単な
構造の綴具を提供する。 【解決手段】 綴具10は、上面に第1のリング部材2
4a,24bを有する平面視略矩形の固定プレート12
を含む。固定プレート12には、軸部36により、上面
に第2のリング部材38a,38bを有する回転プレー
ト32が回動自在に設けられる。回転プレート32の下
面の長さ方向の中央部には、撓み手段としてのたとえば
突出部44が形成される。第1および第2のリング部材
24a,24bおよび38a,38bが閉じた時、回転
プレート32が突出部44に押圧されて弓なりに撓む。
そのため、第2のリング部材38a,38bは、固定プ
レート12の長さ方向の一端側および他端側へ傾斜し、
第1のリング部材24a,24bをその方向へ押圧す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、綴具に関し、特に、孔を有する用紙,シート,カード等の単位体 が個々に挿入され抜き取り自在にそれらの単位体の集合体を保持することができ る、綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願考案の背景となる従来のリングバインダーの一例が、実公平6−3047 1号に開示されている。この従来のリングバインダー1では、たとえば図22に 示すように、回転基板のリング片2aが、固定基板のリング片2bに対して、そ れらの開閉方向に垂直な方向にわずかに偏るように位置設定されている。双方の リング片2a,2bは、互いに開閉方向に対し垂直方向に多少変形した状態とな っているので、その変形に基づく弾性力によってリング片2aの係止突起3aと リング片2bの係止孔3bとが係止される。そのため、リング片2a,2bの閉 合状態が強固となる。
【0003】 図23は、本願考案の背景となる従来のリングバインダーの他の例を示す要部 図解図であって、特に、リング片が開離した状態の側面図解図である。この従来 のリングバインダー1では、リング片2a,2bが開いた状態において、基板4 に対し、リング片2a,2bをそれらの開閉方向に対して垂直方向に多少傾斜す るように配置されている。そのため、リング片2a,2bの先端部が互いに係合 して閉じた状態では、傾斜したリング片2a,2bの変形に基づく弾性力がそれ らの開閉方向に対して垂直に作用し、リング片2a,2bの閉合力が強固となる 。
【0004】 本願考案の背景となる従来のリングバインダーのさらに他の例が、実開昭62 −114779号に開示されている。この従来のリングバインダー1は、たとえ ば図24に示すように、リング片2aを有する固定台板5とリング2bを有する 回動台板6とを含む。回動台板6は、回動軸7により回動自在に支持され、ばね 8により回動軸7の軸方向に移動可能に付勢されている。したがって、この従来 のリングバインダー1では、リング片2a,2bを閉じる場合、回動台板6全体 をばね8の付勢力に抗して、回動軸7の軸方向(図24の矢印Rの方向)に若干 移動させてから、リング片2a,2bを係合させる。この従来のリングバインダ ー1では、リング片2a,2bが閉じた時に、一方のリング片2bがばね8の付 勢力の作用により他方のリング片2aに押圧されるため、リング片2a,2bが 強固に係合される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図22,図23に示す従来のリングバインダー1では、それぞ れ、リング片2a,2bを偏倚させたり、および、リング片2a,2bを傾斜さ せたりするので、リング片2a,2bを開いた場合、リング片2a,2bの先端 部間のピッチがずれる。そのため、図22,図23に示すリングバインダー1で は、それに保持される用紙等の穴のピッチと、リング片2a,2bのピッチとが 、きっちりとは合わない。この場合、用紙等の穴のピッチがたとえば80mmで あれば、リング片2a,2b間の先端部のピッチは80mmよりも大きくなる。 そのため、これらの従来のリングバインダー1では、用紙等をリング片2a,2 bに入れずらく、手間のかかるものとなっていた。そこで、用紙を入れやすくす るために、リング片2aおよび2bの幅(径)を小さくすることが提案されるが 、そうすると、リング片2a,2bの強度が弱くなり、不都合が生じる。
【0006】 また、図23に示す従来のリングバインダー1では、リング片2a,2bの内 の一方の傾きの存在が射出成形時の特に離型工程を困難なものとする。そのため 、成形金型の構造が複雑となって、コストが高くつく。
【0007】 さらに、図24に示す従来のリングバインダー1では、リング片2a,2bを 離間させて開く場合、一度、ばね8を回動軸7の軸方向へ縮めて、回動台板6全 体をずらせた後、リング片2a,2bを開かなければならない。そのため、この 従来のリングバインダー1は、操作が複雑で使い勝手が悪いものであった。その 上、この従来のリングバインダー1は、固定台板5,回動台板6,リング片2a ,2bの他に、ばね8、丸め部9等が必要となるので、部品点数が多くなる。そ のため、組み立ても複雑となり、製造コストも高くなる。
【0008】 それゆえに、本願考案の主たる目的は、用紙,シート,カード等の単位体の集 合体を簡単にかつ強固に保持することができ、さらに、部品点数が少なく、製造 コストも低くすることができる簡単な構造の綴具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願考案にかかる綴具は、長さ方向を有する固定プレートと、固定プレートの 長さ方向に所定の間隔を隔てて配設される第1のリング部材と、固定プレートに 回動自在に配設され、長さ方向を有する回転プレートと、回転プレートの長さ方 向に所定の間隔を隔てて配設され、第1のリング部材と係止自在に配設される第 2のリング部材と、固定プレートおよび回転プレートの内の少なくとも一方の長 さ方向の中間部で、第2のリング部材が回転する支点より内側に配設され、第1 のリング部材と第2のリング部材とが係止して閉じた時、固定プレートおよび回 転プレートの内の少なくとも一方がその主面と交差する方向に撓んで、第1のリ ング部材と第2のリング部材とが互いに固定プレート,回転プレートの長さ方向 に押圧される撓み手段を含む、綴具である。 撓み手段は、固定プレートと回転プレートとが接触する部位で、固定プレート および回転プレートの内の少なくとも一方の長さ方向の中央部に配設される突出 部を含んでもよい。また、撓み手段は、複数の突出部を含んでもよい。さらに、 突出部は、円弧状部を含んでもよい。 回転プレートは、軸部により固定プレートに回動自在に支持されてもよく、こ の場合、撓み手段は、軸部の長さ方向の中央部に配設され、軸部の周縁から突出 する凸体を含むものである。 また、回転プレートは、軸部により固定プレートに回動自在に支持されてもよ く、この場合、撓み手段は、軸部の長さ方向の中間部に配置され、軸部の外周縁 の一部に設けられた切欠き部と、固定プレートに配設され、軸部が回動自在に嵌 合される溝部とを含み、溝部の底には、軸部の切欠き部と嵌合する平面部が形成 されるものである。
【0010】 撓み手段は、第1のリング部材と第2のリング部材とを係止させて閉じたとき 、固定プレートおよび回転プレートの少なくとも一方を撓ませる。例えば、回転 プレートを撓ませてその長さ方向の両側を固定プレート側へ撓ませると、第2の リング部材は、回転プレート,固定プレートの長さ方向の両側へ、この場合、第 1のリング部材の方へ押圧されて傾斜した状態で、第1のリング部材に係止され る。したがって、第1のリング部材および第2のリング部材は、強固に係止され 閉じられる。 撓み手段としての突出部が、固定プレートと回転プレートとが接触する部位で 、固定プレートおよび回転プレートの内の少なくとも一方の長さ方向の中央部に 配設された場合、固定プレートおよび回転プレートの内の少なくとも一方の長さ 方向の中央部が、突出部により膨らみ、その長さ方向の両側がバランスよく弓な りに撓んで反り返る。突出部が円弧状部で形成された場合でも同様である。 軸部により回転プレートを固定プレートに回動自在に支持し、軸部の長さ方向 の中間部に凸体を形成した場合、第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じ られた時、凸体と固定プレートとが接触するため、凸体により回転プレートの長 さ方向の中間部が膨らみ、その長さ方向の両側が弓なりに撓む。 また、その軸方向の中間部に切欠き部を有する軸部によって、回転プレートを 固定プレートに回動自在に支持する場合、固定プレートには、軸部を回動自在に 嵌合させる溝部が設けられ、その溝部に軸部の切欠き部と嵌合する平面部が形成 されるので、第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じられた時には、軸部 の切欠き部以外の部分が溝部の平面部と接触する。反対に、第1のリング部材と 第2のリング部材とが開いた時には、軸部の切欠き部と溝部の平面部とが接触す る。したがって、前者の場合には、後者の場合に比べて、切欠き部の高さ分だけ 溝部から軸部が突出するので、回転プレートの長さ方向の中間部が、軸部により 押圧される。そのため、回転プレートの長さ方向の中間部が膨らみ、その長さ方 向の両側が弓なりに撓む。
【0011】 本願考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【考案の実施の形態】 【実施例】
図1は、本願考案にかかる綴具の一例を示す平面図である。図2は図1で示さ れた綴具の正面図であり、図3は図1で示された綴具の左側面図である。また、 図4は図1の線IV−IVにおける断面図であり、図5は図1の線V−Vにおけ る断面図であり、図6は図1の線VI−VIにおける断面図である。さらに、図 7は、図1〜図6で示された綴具の分解斜視図である。 綴具10は、固定プレート12を含む。固定プレート12は、たとえば平面視 略矩形の固定プレート本体14を含む。この固定プレート本体14の表面(上面 )側は、その幅方向の中央部から一端側にかけて、緩やかに傾斜する傾斜面15 が形成される。また、固定プレート本体14の幅方向の中央部から他端部には、 固定プレート本体14の長さ方向に延びて、平面視略矩形で平面状の段差部16 が形成される。段差部16は、固定プレート本体14の長さ方向に所定の長さ分 だけ形成される。段差部16の長さ方向の一端側および他端側に露出した固定プ レート本体の内壁面20aおよび20bには、それぞれ、たとえば円形の軸穴部 22aおよび22bが形成される。 さらに、段差部16には、図4,図6および図7に示すように、その幅方向の 一端部に、たとえば断面略半円形の溝部18が形成される。溝部18は、段差部 16の長さ方向の一端から他端にかけて形成される。この溝部18は、固定プレ ート本体14の両側の軸穴部22aおよび22b間に配置される。
【0013】 また、固定プレート本体14の傾斜面15には、固定プレート本体14の長さ 方向の一端側および他端側に、それぞれ、たとえば断面略弓形の第1のリング部 材24aおよび24bが配設される。第1のリング部材24aおよび24bは、 固定プレート本体14の幅方向の一端寄りに配設される。第1のリング部材24 aおよび24bは、たとえば平面から固定プレート12の長さ方向に見て、段差 部16の長さ方向と略平行で、かつ、軸穴部22aおよび22bよりも内側に配 設される。
【0014】 第1のリング部材24aおよび24bの先端部には、それぞれ、互いに向き合 うたとえば略L字形の係止片26aおよび26bが形成される。係止片26aお よび26bは、それぞれ、その長辺部の中央に、係止凹部として、たとえば略長 円形の穴部28aおよび28bを有する。穴部28aおよび28bは、後述する 回転プレートに設けられた第2のリング部材38aおよび38bの先端部と、そ れぞれ係止されるものである。なお、固定プレート12をたとえばファイリング 用具の表装部分にたとえばかしめて取り付けるために、固定プレート本体14の 長さ方向の一端側および他端側には、それぞれ、かしめ孔30aおよび30bが 設けられている。 本実施例にかかる綴具10では、固定プレート本体14および第1のリング部 材24a,24bがたとえば合成樹脂材料で一体成形されることにより、固定プ レート12が形成される。
【0015】 綴具10は、上述の固定プレート12に対して、回動自在に配設される回転プ レート32を有する。回転プレート32は、たとえば平面視略矩形の回転プレー ト本体34を含む。この回転プレート本体34の表面(上面)側は、その幅方向 の中央部がアーチ状に緩やかに膨出したアーチ面35が形成される。また、回転 プレート本体34の幅方向の一端部には、回転プレート本体34の長さ方向に延 びるたとえば断面略円形の軸部36が形成される。本実施例では、たとえば回転 プレート本体34と軸部36とが一体的に形成され、軸部36の軸方向の一端お よび他端は、回転プレート本体34の長さ方向の一端面および他端面から突き出 るように形成されている。
【0016】 さらに、回転プレート本体34のアーチ面35には、回転プレート本体34の 長さ方向の一端側および他端側に、それぞれ、たとえば断面略半円形の第2のリ ング部材38aおよび38bが配設される。第2のリング部材38aおよび38 bは、回転プレート本体34の幅方向の一端寄りに配設される。第2のリング部 材38aおよび38bは、上述した第1のリング部材24aおよび24bの形成 位置に対応して配設され、第1のリング部材24aおよび24bと係止されるも のである。 すなわち、第1のリング部材24a,24bと同様に、第2のリング部材38 a,38bの先端部には、それぞれ、互いに反対方向に向いた略L字形の係止片 40a,40bが形成される。係止片40a,40bの長辺部の中央には、それ ぞれ、係止凸部として、たとえば円錐台状の柱状体42aおよび42bが形成さ れる。柱状体42a,42bは、上述した第1のリング部材24a,24bの穴 部28a,28bに挿通されて係合される。それによって、第1のリング部材2 4a,24bと第2のリング部材38a,38bとは、互いに係止されて閉じら れる。
【0017】 さらに、本実施例にかかる綴具10では、回転プレート32の裏面(下面)側 に、撓み手段として、たとえば断面矩形でブロック状の小片からなる突出部44 が配設される。この突出部44は、回転プレート本体34の裏面側において、そ の長さ方向の中央部で、かつ、幅方向の中央部に配設される。突出部44は、回 転プレート本体34と一体的に形成される。 本実施例にかかる綴具10では、回転プレート本体34、軸部36、第2のリ ング部材38a,38bおよび突出部44がたとえば合成樹脂材料で一体成形さ れることにより、回転プレート32が形成される。
【0018】 本実施例にかかる綴具10は、回転プレート32がその軸部36によって、固 定プレート12に回動自在に支持される。回転プレート32は、固定プレート1 2の段差部16に嵌合自在に回動するものである。すなわち、回転プレート32 は、その軸部36の軸方向の一端部および他端部が固定プレート12の軸穴部2 2aおよび22bにそれぞれ挿通され、その長さ方向の中間部が固定プレート1 2の溝部18に嵌合される。
【0019】 本実施例にかかる綴具10では、第1のリング部材24a,24bおよび第2 のリング部材38a,38bの先端部の係止片26a,26bおよび40a,4 0bが互いに係合しようとすると、回転プレート32が軸部36を支点として固 定プレート12の段差部16に係合される。固定プレート12および回転プレー ト32は、ほぼ平行に重ね合わされる。この時、固定プレート12および回転プ レート32の接触面では、特に、たとえば図9に示すように、回転プレート32 の裏面側の長さ方向の中央部が突出部44によって押圧される。そのため、回転 プレート32は、その長さ方向の中央部が膨らみ、かつ、その長さ方向の両側が 固定プレート12側へ弓なりに撓む。したがって、回転プレート32の長さ方向 の両側に配設された一方,他方の第2のリング部材38a,38bは、回転プレ ート32の撓みにより、回転プレート32の長さ方向の外側、つまり、長さ方向 の一端側および他端側へ傾斜する。
【0020】 また、図9では図示していないが、固定プレート12は、その長さ方向の中央 部が突出部44の押圧力により若干凹むため、その長さ方向の両側が回転プレー ト32側へ若干弓なりに撓む。そのため、固定プレート12の長さ方向の一方側 ,他方側に配設されている第1のリング部材24a,24bは、固定プレート1 2の長さ方向の内側(中央側)に向けて傾斜される。 その結果、一方,他方の第2のリング部材38a,38bと、固定プレート1 2の長さ方向の一方,他方に配設された第1のリング部材24a,24bとは、 それらが係止されている状態では、第1のリング部材24a,24bおよび第2 のリング部材38a,38bの開閉方向と直交する方向へ、この場合、固定プレ ート12,回転プレート32の長さ方向へ、常に、互いに押圧された状態となり 、第1のリング部材24a,24bおよび第2のリング部材38a,38bは、 強固に係止される。
【0021】 そして、本実施例にかかる綴具10を開く場合には、回転プレート32の第2 のリング部材38a,38bをたとえば指で摘んで回転プレート32の内側、つ まり、回転プレート32の長さ方向の中央部側へ押圧することによって、第2の リング部材38a,38bは、第1のリング部材24a,24bから外れて離脱 する。さらに、軸部36を支点にして、回転プレート32を回転させることによ って、回転プレート32は、固定プレート12との係合状態から離脱する。すな わち、回転プレート32および固定プレート12の撓みが解消されるため、第1 のリング部材24a,24bおよび第2のリング部材38a,38bの係止状態 が開放される。 綴具10が開かれると、回転プレート32および固定プレート12の撓みによ る反りがなくなるため、第1のリング部材24a,24bおよび第2のリング部 材38a,38bの傾斜もなくなり、第1のリング部材24a,24bおよび第 2のリング部材38a,38bの先端部間のピッチは、この綴具10で綴じられ る用紙等に設けられた穴のピッチと同じになる。
【0022】 本実施例にかかる綴具10では、第1のリング部材24a,24bおよび第2 のリング部材38a,38bが閉じられた時には、常に、第1のリング部材24 a,24bおよび第2のリング部材38a,38bが互いに係止される方向、す なわち、固定プレート12,回転プレート32の長さ方向の一方側および他方側 に押圧力が働くため、一旦、それらのリング部材が閉じられると、外れにくいも のとなる。
【0023】 また、本実施例にかかる綴具10では、第1のリング部材24a,24bおよ び第2のリング部材38a,38bが離間されて開いた場合でも、それらのリン グ部材の先端部間のピッチが、綴じられる用紙等の保持体に設けられた穴のピッ チと同じにすることができるので、用紙等を固定プレート12の第1のリング部 材24a,24bに容易に挿通することができ、使い勝手が良い。さらに、第1 のリング部材24a,24bおよび第2のリング部材38a,38bの先端部間 のピッチが同じに形成されるため、それらのリング部材自体の幅(径)を従来よ りも大きくして、その強度を高めることができる。
【0024】 しかも、本実施例にかかる綴具10では、従来の各種リングバインダーに比べ て、部品点数が少ない。すなわち、綴具10は、それぞれ一体成形された固定プ レート12および回転プレート32の2つの部品で形成されている。そのため、 本実施例にかかる綴具10では、組み立ても容易で製造コストも安価とすること ができる。
【0025】 図10は、本願考案にかかる綴具の他の例を示す一部省略正面図である。図1 0に示す実施例の綴具10は、上述の実施例と比べて、特に、撓み手段として形 成される突出部44の数および配置が相違する。 すなわち、図10の実施例の綴具10では、回転プレート32の幅方向の略中 央でその長さ方向の中間部に所定の間隔を隔てて、たとえば2つの突出部44a および44bが配設される。本実施例では、回転プレート32の長さ方向をたと えば3等分した部位に配置される。なお、図10の実施例では、突出部が2つ配 設されたが、この突出部は、回転プレート32の長さ方向に見て、第2のリング 部材38a,38bの形成位置よりも内側に、たとえば3つ以上配設され得る。
【0026】 図11は、本願考案にかかる綴具のさらに他の例を示す一部省略分解正面図で ある。図12は、図11で示された綴具の第1のリング部材と第2のリング部材 とが閉じた時の綴具の一部省略正面図である。図11,図12に示す実施例の綴 具10は、上述の各実施例と比べて、特に、撓み手段の構成が相違する。 すなわち、上述の各実施例に示す綴具10では、撓み手段が断面矩形状の小片 からなる突出部44,44a,44bなどで形成されているのに対して、図11 ,図12に示す実施例の綴具10では、撓み手段としての突出部が円弧状部46 によって構成されている。固定プレート12と回転プレート32とが接触する部 位に円弧状部46が配設される。この場合、回転プレート32の裏面側の長さ方 向の中央部からその両側にかけて、円弧状部46が配設されている。円弧状部4 6は、その曲率の最も大きい部分が、回転プレート32の裏面側の長さ方向の中 央部に配置されるように形成される。
【0027】 なお、図1〜図9および図10に示す実施例の綴具10では、ブロック状の小 片からなる突出部44,44a,44bなどが回転プレート32の裏面側に配設 されたが、突出部44は、たとえば図13に示すように、固定プレート12の表 面側に配設するようにしてもよい。同様に、図11,図12に示す実施例の綴具 10では、円弧状部46からなる突出部が回転プレート32側に配設されたが、 円弧状部46は、たとえば図14に示すように、固定プレート12の表面側に配 設するようにしてもよい。 また、上述の各実施例の綴具10において、撓み手段を構成する突出部44, 44a,44bないし円弧状部46は、回転プレート32および固定プレート1 2の両方に配設されてもよく、回転プレート32および固定プレート12の内の 少なくも一方に配設されていればよい。
【0028】 図15は、本願考案にかかる綴具の別の例を示す要部拡大側面図であって、( A)は第1のリング部材と第2のリング部材とが開いた時の要部拡大側面図であ り、(B)は第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じた時の要部拡大側面 図である。図15に示す実施例の綴具10は、上述の各実施例と比べて、特に、 撓み手段を構成する突出部の形成箇所およびその構造が相違する。 すなわち、上述の各実施例の綴具10では、突出部が回転プレート32ないし 固定プレート12に配設され、突出部が小片ないし円弧状部に形成されたが、図 15に示す実施例の綴具10では、突出部が軸部36の長さ方向の中間部、特に 、たとえばその長さ方向の中央部に配置されている。さらに、軸部36には、そ の周縁面から突出する断面略半円形の凸体48が突出部として形成される。この 凸体48は、たとえば軸部36と一体成形される。 また、固定プレート12の溝部18には、第1のリング部材24a,24bと 第2のリング部材38a,38bとが開いた時に、凸体48を逃がす逃がし部と して、窪み部50が形成される。窪み部50は、軸部36が回転して凸体48と 溝部18とが接触する部分の一部に形成される。
【0029】 図15に示す実施例の綴具10では、第1のリング部材24a,24bと第2 のリング部材38a,38bとが閉じた時に、特に、図15(B)に示すように 、軸部36の凸体48が溝部18面を押圧するため、軸部36は凸体48の高さ 分だけ上に押し上げられる。そのため、回転プレート32は、その長さ方向の中 央部が押し上げられ、その長さ方向の両側が弓なりに撓む。その結果、第2のリ ング部材38a,38bは、上述の各実施例と同様に、第1のリング部材24a ,24bと互いに固定プレート12および回転プレート32の長さ方向に押圧さ れる。したがって、上述の各実施例と同様の作用、効果を有するものとなる。
【0030】 図16は、本願考案にかかる綴具のさらに別の例を示す要部拡大側面図であっ て、(A)は第1のリング部材と第2のリング部材とが開いた時の要部拡大側面 図であり、(B)は第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じた時の要部拡 大側面図である。図16に示す実施例の綴具10は、特に、図15に示す実施例 と比べて、特に、軸部36に形成される突出部の構造が相違する。 すなわち、図15に示す実施例では、軸36の周縁面の一部に凸体48を形成 することにより突出部を形成したが、図16に示す実施例では、軸部36の周縁 面の一部に切欠き部52を設けることによって、結果として、軸部36に突出部 が形成される。この切欠き部52は、たとえば軸部36の周縁面をこれと交わる 平面で球冠状に切欠くことによって形成される。 また、固定プレート12の溝部18には、軸部36の切欠き部に略対応する平 面部54が形成される。この平面部54は、軸部36が回転した時、軸部36の 切欠き部52と接触する部分である。
【0031】 図16に示す実施例の綴具10では、第1のリング部材24a,24bと第2 のリング部材38a,38bとが開いている時には、軸部36の切欠き部52と 溝部18の平面部54とが接触するが、第1のリング部材24a,24bと第2 のリング部材38a,38bとが閉じた時には、特に、図16(B)に示すよう に、軸部36の円弧面53が溝部18の平面部54と接触するため、軸部36は 切欠き部52の厚み分だけ上に押し上げられる。そのため、回転プレート32は 、その長さ方向の中央部が押し上げられ、その長さ方向の両側が弓なりに撓む。 その結果、上述の各実施例と同様の作用、効果を有するものとなる。
【0032】 図17は、本願考案にかかる綴具のさらに別の例を示す一部省略正面図であり 、特に、第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じた時の一部省略正面図で ある。図18は、図17で示された綴具の一部省略分解正面図である。図19は 、図17,図18で示された綴具の要部を示す拡大側面図である。図17〜図1 9に示す実施例の綴具10では、上述の各実施例と比べて、特に、回転プレート 32の長さ方向の中央付近の厚みを小さくしている。 すなわち、上述の各実施例では、第1のリング部材24a,24bおよび第2 のリング部材38a,38bを閉じた時、回転プレート32が突出部44により 弓なりに撓むため、たとえば図19に示すように、固定プレート12と回転プレ ート32との間に、綴具10の高さ方向に見て、段差Gが生じる。そこで、この 段差Gを解消するために、図17〜図19に示す実施例の綴具10では、予め、 回転プレート32の長さ方向の中央部の高さを低くくするために、その中央部に 凹状部56が形成されている。したがって、図17〜図19に示す実施例の綴具 10では、第1のリング部材24a,24bおよび第2のリング部材38a,3 8bを閉じた場合でも、図19に示すように、固定プレート12と回転プレート 32との境界部の高さを同じにすることができる。
【0033】 また、固定プレート12と回転プレート32との段差Gを解消するには、たと えば図20および図21に示すように、予め、固定プレート12の長さ方向の中 央付近の高さを高くするために、その中央部に凹状部58を形成するようにして もよい。
【0034】
【考案の効果】
本願考案によれば、用紙,シート,カード等の単位体の集合体を簡単にかつ強 固に保持することができ、さらに、部品点数が少なく、製造コストも低くするこ とができる簡単な構造の綴具が得られる。すなわち、本願考案にかかる綴具では 、第1および第2のリング部材を係合させて閉じた時に、常に、双方のリング部 材を固定プレート,回転プレートの長さ方向に互いに押圧し合うことができるた め、それらのリング部材を強固に閉じることができる。しかも、第1および第2 のリング部材間のピッチを綴じられる用紙等の穴のピッチと同じにすることがで きるため、用紙等を入れやすい。その上、部品点数が少なく、安価に製造するこ とができる。さらに、製造時にリング部材を偏位させたり、傾斜させたりする必 要がないので、成形金型の構造が簡単で安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案にかかる綴具の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1で示された綴具の正面図である。
【図3】図1で示された綴具の左側面図である。
【図4】図1の線IV−IVにおける断面図である。
【図5】図1の線V−Vにおける断面図である。
【図6】図1の線VI−VIにおける断面図である。
【図7】図1〜図6で示された綴具の分解斜視図であ
る。
【図8】第1のリング部材と第2のリング部材とが係合
した状態を示す要部断面図である。
【図9】第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じ
た時の綴具の作用を説明するための要部を拡大した一部
省略正面図である。
【図10】本願考案にかかる綴具の他の例を示す一部省
略正面図である。
【図11】本願考案にかかる綴具のさらに他の例を示す
一部省略分解正面図である。
【図12】図11で示された綴具の第1のリング部材と
第2のリング部材とが閉じた時の綴具の一部省略正面図
である。
【図13】本願考案にかかる綴具のさらに他の例を示す
一部省略正面図である。
【図14】本願考案にかかる綴具のさらに他の例を示す
一部省略正面図である。
【図15】本願考案にかかる綴具の別の例を示す要部拡
大側面図であって、(A)は第1のリング部材と第2の
リング部材とが開いた時の要部拡大側面図であり、
(B)は第1のリング部材と第2のリング部材とが閉じ
た時の要部拡大側面図である。
【図16】本願考案にかかる綴具のさらに別の例を示す
要部拡大側面図であって、(A)は第1のリング部材と
第2のリング部材とが開いた時の要部拡大側面図であ
り、(B)は第1のリング部材と第2のリング部材とが
閉じた時の要部拡大側面図である。
【図17】本願考案にかかる綴具のさらに別の例を示す
一部省略正面図であり、特に、第1のリング部材と第2
のリング部材とが閉じた時の一部省略正面図である。
【図18】図17で示された綴具の一部省略分解正面図
である。
【図19】図17,図18で示された綴具の要部を示す
拡大側面図である。
【図20】本願考案にかかる綴具のさらに別の例を示す
一部省略正面図であり、特に、第1のリング部材と第2
のリング部材とが閉じた時の一部省略正面図である。
【図21】図20で示された綴具の要部を示す拡大側面
図である。
【図22】本願考案の背景となる従来のリングバインダ
ーの一例を示す要部図解図であって、(A)はそのリン
グ片が開離した状態の側面図解図であり、(B)はその
平面図解図である。
【図23】本願考案の背景となる従来のリングバインダ
ーの他の例を示す要部図解図であって、特に、リング片
が開離した状態の側面図解図である。
【図24】本願考案の背景となる従来のリングバインダ
ーのさらに他の例を示す斜視図であって、(A)はその
固定台板と回動台板との連結部を示す斜視図であり、
(B)は回動台板を若干回動軸方向にずらしたところを
示す斜視図であり、(C)はリング片が閉じた状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 綴具 12 固定プレート 14 固定プレート本体 16 段差部 18 溝部 24a,24b 第1のリング部材 32 回転プレート 34 回転プレート本体 36 軸部 38a,38b 第2のリング部材 44,44a,44b 突出部 46 円弧状部 48 凸体 50 窪み部 52 切欠き部 54 平面部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向を有する固定プレート、 前記固定プレートの長さ方向に所定の間隔を隔てて配設
    される第1のリング部材、 前記固定プレートに回動自在に配設され、長さ方向を有
    する回転プレート、 前記回転プレートの長さ方向に所定の間隔を隔てて配設
    され、前記第1のリング部材と係止自在に配設される第
    2のリング部材、および前記固定プレートおよび前記回
    転プレートの内の少なくとも一方の長さ方向の中間部
    で、前記第2のリング部材が回転する支点より内側に配
    設され、前記第1のリング部材と前記第2のリング部材
    とが係止して閉じた時、前記固定プレートおよび前記回
    転プレートの内の少なくとも一方がその主面と交差する
    方向に撓んで、前記第1のリング部材と前記第2のリン
    グ部材とが互いに前記固定プレート,前記回転プレート
    の長さ方向に押圧される撓み手段を含む、綴具。
  2. 【請求項2】 前記撓み手段は、前記固定プレートと前
    記回転プレートとが接触する部位で、前記固定プレート
    および前記回転プレートの内の少なくとも一方の長さ方
    向の中央部に配設される突出部を含む、請求項1に記載
    の綴具。
  3. 【請求項3】 前記撓み手段は、複数の突出部を含む、
    請求項1または請求項2に記載の綴具。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、円弧状部を含む、請求項
    2または請求項3に記載の綴具。
  5. 【請求項5】 前記回転プレートは、軸部により前記固
    定プレートに回動自在に支持され、前記撓み手段は、前
    記軸部の長さ方向の中央部に配設され、前記軸部の周縁
    から突出する凸体を含む、請求項1に記載の綴具。
  6. 【請求項6】 前記回転プレートは、軸部により前記固
    定プレートに回動自在に支持され、前記撓み手段は、前
    記軸部の長さ方向の中間部の配置され、前記軸部の外周
    縁の一部に設けられた切欠き部と、前記固定プレートに
    配設され、前記軸部が回動自在に嵌合される溝部とを含
    み、前記溝部の底には、前記軸部の切欠き部と嵌合する
    平面部が形成される、請求項1に記載の綴具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515924A (ja) * 1991-07-09 1993-01-26 Miyazaki Tekko Kk ダイス調心装置
JP3407672B2 (ja) 1998-11-06 2003-05-19 コクヨ株式会社 リング綴じ具
JP2014223782A (ja) * 2013-04-16 2014-12-04 コクヨS&T株式会社 綴じ具及びファイル

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