JP3055894B2 - ベッド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造 - Google Patents
ベッド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造Info
- Publication number
- JP3055894B2 JP3055894B2 JP10311034A JP31103498A JP3055894B2 JP 3055894 B2 JP3055894 B2 JP 3055894B2 JP 10311034 A JP10311034 A JP 10311034A JP 31103498 A JP31103498 A JP 31103498A JP 3055894 B2 JP3055894 B2 JP 3055894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- overtable
- recess
- locking means
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
テーブルの不使用時における保持構造に関するものであ
る。
の床部上方に跨ぐように配置して、使用者が食事、読書
や書き物をしたりすることができるようなテーブル板を
備えたオーバーテーブルがある。
の両サイドに取り付けたサイドレールの上に、オーバー
テーブルの両端を掛けて使用するテーブルであるため、
ベッドの幅寸法やサイドフレーム上桟の厚みに違いがあ
る場合、各々の取付仕様に合わせた長さのテーブルをそ
れぞれ製造しなければならず、在庫効率が悪い。また、
不使用時の保管場所がないため、ベッド傍らか、室内片
隅に置いておくしかなく、通行や治療行為時に支障が生
じたり、他の物品などを乗せておくようなことがある
と、必要時に、それらの物品をどけて取り出すなどの煩
わしさがある。本発明はこのような背景から提案された
もので、ベッド両側面の側柵間の間隔に合わせて一部分
をスライドさせ、これら側柵上桟に掛け渡して使用する
ようにしたオーバーテーブルにおいて、不使用時にはベ
ッドのボードに保持しておけるようにした、ベッド用オ
ーバーテーブルの不使用時における保持構造を提供する
ことを目的とする。
ために、本発明は、ベッド両側面における側柵間に掛け
渡し係止して、ベッドの床部上方を跨ぐように配置する
ようにした、オーバーテーブルを有し、ベッドにおける
ボードに、前記オーバーテーブルを嵌め込み可能な凹所
を設けると共に、この凹所に溝を設けて、溝に、溝幅の
比較的狭い絞り部を設ける一方、前記オーバーテーブル
は、テーブル部と、このテーブル部の長手方向両端側
に、それぞれ側柵上桟に係止させるための係止手段とを
備えて、少なくとも一方の係止手段を前記テーブル部に
進退可能に構成すると共に、前記係止手段に嵌入部を設
け、オーバーテーブル不使用時に、ボードの凹所に、テ
ーブル部と係止手段とを押し込むと共に前記係止手段に
おける嵌入部を、前記凹所における縦溝の溝幅の比較的
狭い絞り部に嵌め込むようにした。
ーバーテーブルの不使用時における保持構造について、
一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以下説
明する。図1に、ベッド1におけるボード2に、不使用
時に格納保持しておけるようにした、オーバーテーブル
3を示し、ベッド1両側面における側柵(図示省略)間
に掛け渡し係止して、ベッド1の床部4上方を跨ぐよう
に配置したものである。すなわちこのオーバーテーブル
3は、ブロー成形によって形成された、ベッド1におけ
るボード2の、床部4に面した側に、オーバーテーブル
3を嵌め込み可能な、方形状の凹所5を設けている。ま
た、この凹所5には、図中、縦方向に4か所、縦溝6が
所定間隔毎に設けられている。これら縦溝6のうち、両
端側の縦溝6には、上下にそれぞれ、溝幅の狭い絞り部
7(以下、アンダカット部7)が設けられている。かか
るアンダカット部7に、オーバーテーブル3を着脱自在
に保持するようにしている。
て、以下、詳述する。すなわち、オーバーテーブル3
は、例えばPP(ポリプロピレン)、またはABS樹脂
を適用して、ブロー成形によって構成された、略方形状
のテーブル部8を有し、このテーブル部8長手方向両端
側に、それぞれ側柵上桟に、係止可能とするための係止
手段10が進退自在に装着されている(図2参照)。こ
の係止手段10は、テーブル部8に、長手方向に形成さ
れた一対の案内溝(後述)に、進退可能に取り付けた一
対の円柱パイプ11、11と、これら円柱パイプ11、
11の先端に取り付けた、例えばABS樹脂製の射出成
形による係止縁12を有している。また、これら円柱パ
イプ11、11の基端側には、円柱パイプ11、11間
を平行に保持すると共に、抜け止め手段としてのストッ
パ板13を取り付けている(図3参照)。
手方向側端部に形成した、切欠部14に係合可能な寸法
形状を有している。また、かかる係止縁12の裏面側に
は、断面半円弧形状の受け部15を設けている。さらに
前記係止縁12の外側両端側には、ボード2の凹所5に
設けた、両端側の縦溝6におけるアンダカット部7に嵌
め込んで、オーバーテーブル3を着脱自在に保持するた
めの嵌入部16、16を設けている。
手段10の係止縁12が、前述のようにテーブル部8
に、長手方向に形成された一対の案内溝17、17に沿
って、一対の円柱パイプ11、11を介して進退可能に
取り付けられている。前記案内溝17、17は、図4に
示すように、断面ハの字型に形成されたもので、それぞ
れの案内溝17の最深部間の間隔は、前記一対の円柱パ
イプ11、11間の間隔に対応しており、ストッパ板1
3により円柱パイプ11、11間の間隔を保持すること
で、一対の円柱パイプ11、11が、前記案内溝17、
17から脱落しないようにしている。さらに、前記係止
縁12は、テーブル部8の一対の案内溝17、17に沿
って移動する際に、ストッパ板13が、テーブル部8に
おける切欠部14近傍に設けた突縁18に当接すること
で抜け落ちないようにしている。
の不使用時における保持構造は、以上のように構成され
ているので、オーバーテーブル3を使用していないとき
は、ボード2の凹所5における、両端側の縦溝6のアン
ダカット部7に、係止縁12の外側両端側の嵌入部1
6、16を差し入れることで、保持しておくことができ
る。そして、使用の際には、前記オーバーテーブル3
を、凹所5における、両端側の縦溝6のアンダカット部
7から、係止縁12の嵌入部16、16を抜き取って凹
所5から離脱させ、テーブル部8双方の係止縁12を、
ベッド両側面における側柵上桟間の間隔に対応して、引
き出し調節し、前記係止縁12における断面半円弧形状
の受け部15を、前記側柵上桟に係止させることでオー
バーテーブル3を、床部4を横切るようにして保持する
ことができる。このように、オーバーテーブル3は、使
用していない時には、ボード2の凹所5に格納保持して
おくことができるので、保管場所の心配はなく、また、
使用に際して、ベッド両側面における側柵上桟間の間隔
に対応して、引き出し調節する構造であるので、一つの
規格寸法のオーバーヘッドテーブルを製造すれば、ベッ
ド幅の違いにも一種類のテーブルで対応することができ
る。
ーブルの不使用時における保持構造について、一つの実
施態様を示し、説明してきたが、オーバーテーブルにお
ける調節構造は、必ずしも、一対の引き出し調節可能な
係止縁12でなくともよい。すなわち、図示は省略する
が、片方の係止縁を、引き出し調節可能な構造とするこ
ともできる。かかる構造によれば、テーブル部がいずれ
かの側柵寄りにもたらすこととなり、使いやすい方、す
なわち通路側にテーブル部を寄せて使うといったことも
可能となる。
の違いにも一種類のテーブルで対応することができる。
また、不使用時には、ボードの凹所に保持保管しておく
ことができるので、保管場所を考慮する必要はない。
おける保持構造の一例を示した、外観斜視説明図であ
る。
図である。
解斜視説明図である。
から見た、模式的な要部説明図である。
から見た、模式的な要部説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベッド両側面における側柵間に掛け渡
し係止して、ベッドの床部上方を跨ぐように配置するよ
うにした、オーバーテーブルを有し、ベッドにおけるボ
ードに、前記オーバーテーブルを嵌め込み可能な凹所を
設けると共に、この凹所に溝を設けて、溝に、溝幅の比
較的狭い絞り部を設ける一方、前記オーバーテーブル
は、テーブル部と、このテーブル部の長手方向両端側
に、それぞれ側柵上桟に係止させるための係止手段とを
備えて、少なくとも一方の係止手段を前記テーブル部に
進退可能に構成すると共に、前記係止手段に嵌入部を設
け、オーバーテーブル不使用時に、ボードの凹所に、テ
ーブル部と係止手段とを押し込むと共に前記係止手段に
おける嵌入部を、前記凹所における縦溝の溝幅の比較的
狭い絞り部に嵌め込むようにしたことを特徴とするベッ
ド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311034A JP3055894B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ベッド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311034A JP3055894B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ベッド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000135122A JP2000135122A (ja) | 2000-05-16 |
JP3055894B2 true JP3055894B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=18012328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311034A Expired - Fee Related JP3055894B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ベッド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055894B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PH12017000149A1 (en) * | 2016-08-02 | 2018-07-23 | Mace Corp | Bottle holding system and configurations thereof |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH018194Y2 (ja) * | 1985-12-04 | 1989-03-03 | ||
JP2978723B2 (ja) * | 1994-10-05 | 1999-11-15 | フランスベッド株式会社 | ベッド用テ−ブル装置 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10311034A patent/JP3055894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000135122A (ja) | 2000-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4768845A (en) | Combination-type desk/cabinet compartment structure | |
US6312186B1 (en) | Fastening device | |
US6679468B1 (en) | Pen box structure having the function of a book support shelf | |
JP2005508685A5 (ja) | ||
US6913156B1 (en) | Organizing system for drawers and cabinets | |
US4571790A (en) | Casket with attachable corners | |
JP3055894B2 (ja) | ベッド用オーバーテーブルの不使用時における保持構造 | |
JP3006114U (ja) | 結合止め金及び結合止め金を有する引出し | |
JPH0316507A (ja) | 支持装置 | |
DE50114234D1 (de) | Kasten | |
US4556205A (en) | Gauging tool | |
JP3006713B1 (ja) | ベッドにおけるボード | |
JPH1057170A (ja) | 書棚の棚板取付装置 | |
GB2144974A (en) | A support bracket for a wall mounted rack system | |
JP3585257B2 (ja) | スライドラック類の支持装置 | |
JP2528423Y2 (ja) | コーナー棚 | |
US3513983A (en) | Shelf assembly | |
JP3389874B2 (ja) | 部材の取付構造 | |
JPH047783Y2 (ja) | ||
GB2322795A (en) | Shelf mounting with recess or channel | |
JPH09321464A (ja) | 基板等のスライドガイドレール部材及びその取付ピッチ調整具 | |
JP3052039U (ja) | 引出し容器を多段に保持する多連式ラック | |
JPH0118044Y2 (ja) | ||
JPH0618521Y2 (ja) | 抽斗の仕切板用ガイドレール | |
JPS6244669Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140414 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |