JP3055585B2 - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

蓄圧式燃料噴射装置

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JP3055585B2 JP4277172A JP27717292A JP3055585B2 JP 3055585 B2 JP3055585 B2 JP 3055585B2 JP 4277172 A JP4277172 A JP 4277172A JP 27717292 A JP27717292 A JP 27717292A JP 3055585 B2 JP3055585 B2 JP 3055585B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に適用する蓄圧
式燃料噴射装置に係わり、特に内燃機関の低温時始動性
を改善することのできる蓄圧式燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に対する燃料供給装置として、
内燃機関に沿って設置されたコモンレールに燃料を供給
し燃料噴射弁から燃料を噴射する蓄圧式燃料噴射装置は
公知である(例えば特開昭62−258160参照)。
このような蓄圧式燃料噴射装置を備える内燃機関におい
ては、気筒内に噴射される燃料量はコモンレールに供給
される燃料量、コモンレール内の燃料圧力および燃料噴
射弁の開弁期間によって制御される。
【0003】内燃機関への燃料供給量を電子式制御ユニ
ット(以下ECUと記す。)で制御する場合には、内燃
機関回転数およびアクセル開度をパラメータとするマッ
プに基づいて、燃料量、コモンレール内の燃料圧力およ
び燃料噴射弁の開弁時期と開弁期間を制御している。こ
のうち開弁時期は、クランクシャフトが予め定めた特定
の角度となった後の経過時間によって決定される。
【0004】即ち図13の通常の燃料噴射モードのタイ
ミング図に示されるように、通常の燃料噴射モードにお
いては第0番目の回転角パルス(以下「Ne パルス」と
記す。)が検出されてから所定の時間(TTF)経過後
に燃料噴射弁を開弁するための駆動パルスが出力され
る。しかしながら内燃機関の始動時、特に低温状態にお
ける内燃機関の始動時においては、回転数の変動が大で
あるために、特定番目のNe パルス検出後所定時間経過
後に燃料噴射弁を開弁した場合には着火特性が劣化し、
内燃機関の始動特性が悪化するという問題が生じる。
【0005】この問題点を解決する方法として、燃料噴
射弁の開弁時期を時間ではなくクランクシャフトの回転
角度で制御する方法があるが、燃料噴射弁の開弁時期の
制御精度を維持するためには0.5゜カム角度程度でク
ランクシャフトの回転角度を検出する必要がある。しか
しながら0.5゜カム角度でクランクシャフトの回転角
度を検出するためにはクランクシャフト1回転当たり7
20個のNe パルスがECUに入力されることとなる
が、クランクシャフト1回転当たり720個のNe パル
スを発生することの可能なパルス発生器を製作すること
が困難であるばかりでなく、Ne パルスを読み込むため
の割り込み処理はECUにとっても過大な負荷となるた
め実用化することは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで低温時始動特性
を現実的に解決するために、1つの気筒に対する燃料噴
射をプレ噴射とメイン噴射に分割するいわゆるパイロッ
ト燃料噴射を採用するとともに、冷却水温度が低下する
に従ってプレ噴射回数を増加することにより、プレ噴射
によって気筒内混合気の活性度を高め火種を早期に生成
させることが考えられる。
【0007】このパイロット燃料噴射モードにおいて
は、クランクシャフト1回転当たりのNe パルス数を増
加させることなく、内燃機関の始動特性を改善すること
が可能となる。しかしながら冷却水温度が低温であるほ
どプレ噴射の回数を増加させる構成では、最後のプレ噴
射とメイン噴射との間の時間間隔が短くなり過ぎメイン
噴射が実行できない状況が発生する。
【0008】図12はパイロット噴射モードのタイミン
グ図、図14は燃料噴射弁の駆動回路の1例(イ)およ
び電流波形図(ロ)である。即ちECU215の出力イ
ンターフェイス215eに含まれる信号出力回路e1と
駆動回路e2が開弁指令に基づいて燃料噴射弁202
(図2の202a〜fのうちの1つを指す。)の駆動電
流IP および保持電流IH を発生する構造となってい
る。ここで駆動電流IP は電源+Bをコンデンサに充電
した後短時間に放電することによって得ているため、一
度駆動電流IP を出力してから再度駆動電流IP を出力
するにはコンデンサへの充電および放電時間を確保する
必要がある。
【0009】このためプレ噴射は所定時間t毎に実行さ
れるだけでなく、最後のプレ噴射とメイン噴射との間隔
t’も所定時間以上を確保する必要があり、この間隔
t’が短い場合にはメイン噴射を実行することができ
ず、失火に至る場合がある。上記問題点を解決するため
に各噴射毎に複数の駆動回路を設置することが考えられ
るが、駆動回路が複雑化するため現実的ではない。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、内燃機関の状況に応じて最適なプレ噴射回数を
決定し燃焼状態を改善することのできる蓄圧式燃料噴射
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る蓄圧
式燃料噴射装置の基本構成図であって、ディーゼル機関
の運転状態を検出する運転状態検出手段11と、運転状
態検出手段11で検出された運転状態量に基づいて燃料
噴射モードを識別する燃料噴射モード識別手段12と、
ディーゼル機関の各気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁
16と、蓄積した電力を短時間に放電することにより燃
料噴射弁16を開弁する燃料噴射弁駆動手段17と、燃
料噴射モード識別手段12で通常噴射モードと識別され
た時に所定の噴射タイミングで燃料噴射弁16を開弁し
て通常燃料噴射を実行する通常燃料噴射実行手段13
と、運転状態検出手段11で検出された運転状態量に基
づいて所定の噴射タイミングで噴射されるメイン噴射に
先行して噴射される複数回のプレ噴射の噴射回数を設定
するプレ噴射回数設定手段14と、燃料噴射モード識別
手段12でパイロット噴射モードと識別された時にプレ
噴射回数設定手段14で設定された噴射回数に応じて燃
料噴射弁16を開弁して複数回のプレ噴射を行うととも
にこの複数回のプレ噴射の完了から燃料噴射弁駆動手段
17の電力蓄積時間より長い所定時間以上経過後にメイ
ン噴射を行うパイロット燃料噴射実行手段15と、を具
備する。
【0012】
【作用】上記の本発明の構成によると、パイロット噴射
モードにおいては、運転状態量に基づいてプレ噴射回数
が設定され、この設定回数に応じてプレ噴射が実行され
る。このため運転状態に応じたプレ噴射が行われ、各運
転状態に応じた適切な燃焼を実現することが可能とな
る。またパイロット噴射モードにおいては複数回のプレ
噴射が繰り返された後、これらプレ噴射の完了から燃料
噴射弁駆動手段の電力蓄積時間より長い所定時間以上経
過後にメイン噴射が行われる。このため運転状態によっ
てプレ噴射回数が変化しても、プレ噴射とメイン噴射と
の間に燃料噴射弁駆動手段の電力蓄積時間より長い所定
時間が確保される。従って、メイン噴射の直前にプレ噴
射が行われ、このプレ噴射によりメイン噴射が影響を受
け、メイン噴射が行われないなどの不具合が発生するこ
とが確実に防止される。
【0013】
【実施例】図2は本発明にかかる蓄圧式燃料噴射装置の
実施例の構成図であって、6気筒の内燃機関201の各
気筒に対応して燃料噴射弁202a〜202f(4つの
みを図示する。)が設置されるが、燃料噴射弁202a
〜202fは内燃機関201に沿って設置されるコモン
レール203に接続されていて、噴射制御用電磁弁20
4a〜204fが励磁されている間燃料の噴射が行われ
る。
【0014】コモンレール203には燃料供給配管20
5および逆止弁206を介して高圧燃料ポンプ207が
接続されている。高圧燃料ポンプ207には低圧燃料ポ
ンプ209によって燃料タンク208に貯蔵されている
燃料が供給される。なお高圧燃料ポンプ207には吐出
量制御装置210が設置されていて、コモンレール20
3に供給する燃料量を調節する。
【0015】コモンレール203にはコモンレール20
3内の圧力を検出するための圧力センサ211が設置さ
れている。また内燃機関201には内燃機関の回転数を
検出する回転数センサ212、アクセル開度センサ21
3および冷却水温度センサ214が設置されている。各
気筒への燃料噴射時期はECU215によって制御され
る。ECU215は、例えばバス215a、CPU21
5b、メモリ215c、入力インターフェイス215d
および出力インターフェイス215eからなるマイクロ
コンピュータで構成される。
【0016】入力インターフェイス215dには圧力セ
ンサ211、回転数センサ212、アクセル開度センサ
213および冷却水温度センサ214が接続される。ま
た出力インターフェイス215eには噴射制御用電磁弁
204a〜204fおよび吐出量制御装置210が接続
されている。図3はECU215で実行される噴射モー
ド判定ルーチンのフローチャートであって、所定時間毎
に割り込み処理される。
【0017】ステップ301で噴射モードを表すフラグ
IMODEの状態を判定する。即ちフラグIMODEが
“0”、即ち現在の噴射モードが通常噴射モードであれ
ばステップ302以後の処理を実行する。ステップ30
2で内燃機関スタータがオン状態にあるか、ステップ3
03で冷却水温度THWが所定のしきい値θ1 以下であ
るか、ステップ304で内燃機関回転数Ne が所定のし
きい値Ne1(単位はrpm)以下であるか、を判定す
る。そしてステップ303、304および305の全て
のステップで肯定判定された場合はステップ305に進
みフラグIMODEを“1”にセットしてこのルーチン
を終了する。逆にステップ303、304および305
のいずれかで否定判定された場合はフラグIMODEを
“0”に維持したままこのルーチンを終了する。
【0018】ステップ301で肯定判定された場合、即
ち現在の噴射モードがパイロット噴射モードであればス
テップ306に進み、スタータがオン状態であるか否か
が判定され、肯定判定された場合はステップ307以下
の処理が実行される。即ちステップ307で冷却水温度
THWが所定のしきい値θ1 以下であるか、ステップ3
08で内燃機関回転数Ne が所定のしきい値Ne1以下で
あるか、を判定する。そしてステップ307および30
8の両ステップで肯定判定された場合はフラグIMOD
Eを“1”に維持したままこのルーチンを終了する。
【0019】ステップ306でスタータがオン状態に無
いと判定された場合は、ステップ309に進みスタータ
がオフとなってから所定時間tが経過したか否かを判定
し、否定判定された場合はステップ307に進む。ステ
ップ309で肯定判定された場合、およびステップ30
7あるいは308のいずれかで否定判定された場合はス
テップ310に進み、フラグIMODEを“0”にセッ
トしてこのルーチンを終了する。
【0020】なおこのルーチンは燃料噴射モード識別手
段12を構成する。図4はECU215で実行される燃
料噴射制御ルーチンのフローチャートであって、所定ク
ランクシャフト回転角度毎に実行される。ステップ41
において、内燃機関回転数Ne 、アクセル開度Accp
よびコモンレール内燃料圧力Pc を読み込む。
【0021】ステップ42で内燃機関回転数Ne および
アクセル開度Accp の関数として目標燃料噴射量QFIN
を求める。図5は目標燃料噴射量QFIN を決定するため
のグラフであって、横軸に内燃機関回転数Ne を、縦軸
に目標燃料噴射量QFIN をとる。なおパラメータはアク
セル開度Accp である。ステップ43では目標燃料噴射
量QFIN およびコモンレール内燃料圧力Pc の関数とし
て目標燃料噴射弁開弁時間TQを求める。図6は目標燃
料噴射弁開弁時間TQを決定するためのグラフであっ
て、横軸に目標燃料噴射量QFIN を、縦軸に目標燃料噴
射弁開弁時間TQをとる。なおパラメータはコモンレー
ル内燃料圧力Pc である。
【0022】ステップ44において燃料噴射モードを表
すフラグIMODEを判定し、パイロット噴射モードに
あると判断された場合は、ステップ45に進みパイロッ
ト噴射制御を実行してこのルーチンを終了する。逆に通
常噴射モードにあると判断された場合は、ステップ46
に進み通常噴射制御を実行してこのルーチンを終了す
る。
【0023】図7は図4に示す燃料噴射制御ルーチンの
ステップ45で実行されるパイロット噴射モードの詳細
フローチャートである。ステップ71においてプレ噴射
のための開弁時間TQp を次式により決定する。 TQp =TQ/k ステップ72においてメイン噴射のための開弁時間TQ
m を次式により決定する。
【0024】TQm =(k−1)・TQ/k ここでkは燃料噴射制御ルーチンのステップ43で求め
た目標燃料噴射弁開弁時間TQをプレ噴射とメイン噴射
に分配するための係数であって、次式に基づいて実験的
に決定する。 TQ=TQp +TQm =(1+k)・TQp 従って、 k =(TQ/TQp )−1 ステップ73において内燃機関の回転数の回転数Ne
関数としてプレ噴射の回数nを決定する。図8はプレ噴
射回数nを決定するためのグラフであって、横軸に回転
数Ne を、縦軸にプレ噴射回数nをとる。
【0025】即ち回転数Ne が第1の所定値Ne1以下で
あればプレ噴射回数nを“1”とし、第1の所定値Ne1
以上第2の所定値Ne2以下であればプレ噴射回数nを
“2”とし、以下同様にプレ噴射回数nを決定する。な
お15°CAごとにNe パルスが出力されるパルサを使
用して、基準のNeパルス検出後30゜CAでメイン燃
料噴射を行う場合には、プレ噴射回数nは以下の手順て
決定することもできる。
【0026】即ち30゜CA回転するに要する時間は、 30/(6・Ne ) で表されるため、次式が成立する。 (n−1)・t + t’ = 30/(6・Ne ) 従ってプレ噴射回数nは次式によって決定される。
【0027】 n = INT[(5/Ne −t’)/t] + 1 ここで、 INT[・]は[ ]内の数値の整数部分をとる演算子 t’は最後のプレ噴射とメイン噴射の間に必要な時間間
隔(単位は秒) t はプレ噴射の間の時間間隔(単位は秒) Ne は内燃機関回転数(単位はrpm) である。
【0028】ステップ74においてn回のプレ噴射毎に
プレ噴射時間TQP を、メイン噴射時間TQm を出力し
てこのルーチンを終了する。なお図7に示すパイロット
噴射モードルーチンはプレ噴射回数算出手段14と、パ
イロット噴射モード実行手段15を構成する。図9は図
4に示す燃料噴射制御ルーチンのステップ46で実行さ
れる通常噴射モードの詳細フローチャートである。
【0029】ステップ901に於いて回転数(Ne )、
コモンレール圧燃料圧力Pc を読み込む。ステップ90
2にて、回転数Ne と図4のステップ42で求められた
目標噴射量QFIN より噴射開始時期TFINを算出す
る。図10は噴射開始時期TFINを決定するためのグ
ラフであって、横転に回転数Ne 、縦軸に噴射開始時期
TFINをとる。なお、パラメータは目標噴射量Q FIN
である。なお、噴射開始時期TFINは、図13に示す
様に、TDCを基準としている。
【0030】ステップ903にて、ステップ902で求
められたTFINをもとに、第0番目のNe パルスを基
準とした開弁時期TTF′へ置き換えられる。本来な
ら、このTTF′時間後に燃料噴射弁に対し開弁指令
(駆動パルス)を出せばよいが、実際には、駆動パルス
出力後、時間TDだけ遅れて燃料噴射弁は開弁する。し
かも、この遅れはコモンレール圧力と相関関係がある。
従って、この遅れを補正するために、TTF=(TT
F′−TD)時間後に駆動パルスを出す必要がある。そ
こでステップ904で、コモンレール内燃料圧力Pc
関数として、燃料噴射弁の開弁遅れ時間TDを求める。
図11は、燃料噴射弁の開弁遅れ時間TDを決定するた
めのグラフであって、横軸にコモンレール内圧力PC
縦軸に開弁遅れ時間TDをとる。
【0031】そして、ステップ905にてTTF=TT
F′−TDとしてTTFを算出し、ステップ906でこ
のTTFと、前述した図4のステップ43で求められた
噴射時間TQとを出力してこのルーチンを終了する。な
おこのルーチンは通常噴射モード実行手段13を構成す
る。図12はパイロット噴射モードのタイミング図であ
って、横軸に時間、縦軸にNe パルス、駆動パルス、駆
動電流および燃料噴射弁の弁リフトをとる。
【0032】第1番目のNe パルスで第1回目のプレ噴
射を実行し、そのt時間後に第2のさらにt時間後に第
3回目のプレ噴射を行い、第3番目のNe パルスでメイ
ン噴射を実行する。なお第3回目のプレ噴射とメイン噴
射との時間間隔は必要な時間t’が確保されている。図
13は通常噴射モードのタイミング図であって、横軸お
よび縦軸は図12と同一である。
【0033】第0番目のNe パルスを基準として、燃料
噴射弁の遅れ時間TDを考慮したTTF時間後の駆動パ
ルスを出力し、目標燃料噴射量に相当する開弁時間TQ
後に駆動パルスをオフとする。
【0034】
【発明の効果】本発明にかかる蓄圧式燃料噴射装置によ
れば、内燃機関の運転状態に応じた回数のプレ噴射を実
行することができ、運転状態に応じた燃焼を実現できる
とともに、最終回のプレ噴射とメイン噴射との間でメイ
ン噴射を確実に実行するために必要な最小の時間間隔を
確保することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は蓄圧式燃料噴射装置の基本構成図であ
る。
【図2】図2は実施例の構成図である。
【図3】図3は噴射モード判定ルーチンのフローチャー
トである。
【図4】図4は燃料噴射制御ルーチンのフローチャート
である。
【図5】図5は目標燃料噴射量を決定するためのグラフ
である。
【図6】図6は燃料噴射弁開弁時間を決定するためのグ
ラフである。
【図7】図7はパイロット噴射モードの詳細フローチャ
ートである。
【図8】図8はプレ噴射回数を決定するためのグラフで
ある。
【図9】図9は通常噴射モードの詳細フローチャートで
ある。
【図10】図10は噴射開始時期を決定するためのグラ
フである。
【図11】図11は開弁遅れ時間を決定するためのグラ
フである。
【図12】図12はパイロット噴射モードのタイミング
図である。
【図13】図13は通常噴射モードのタイミング図であ
る。
【図14】図14は燃料噴射弁の駆動回路の1例(イ)
および電流波形図(ロ)である。
【符号の説明】
201…内燃機関 202a〜f…燃料噴射弁 203…コモンレール 204a〜f…噴射制御用電磁弁 205…燃料供給配管 206…逆止弁 207…高圧燃料ポンプ 208…燃料タンク 209…低圧燃料ポンプ 210…吐出量制御装置 211…圧力センサ 212…回転数センサ 213…アクセル開度センサ 214…冷却水温度センサ 215…電子式制御装置(ECU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−1351(JP,A) 特開 昭63−266139(JP,A) 特開 昭62−75051(JP,A) 特開 昭62−659(JP,A) 特開 平6−33812(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/38 F02D 41/04 F02D 41/40 F02M 47/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル機関の運転状態を検出する運
    転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段で検出された運転状態量に基づい
    て燃料噴射モードを識別する燃料噴射モード識別手段
    と、 前記ディーゼル機関の各気筒内に燃料を噴射する燃料噴
    射弁と、 蓄積した電力を短時間に放電することにより前記燃料噴
    射弁を開弁する燃料噴射弁駆動手段と、 前記燃料噴射モード識別手段で通常噴射モードと識別さ
    れた時に所定の噴射タイミングで前記燃料噴射弁を開弁
    して通常燃料噴射を実行する通常燃料噴射実行手段と、 前記運転状態検出手段で検出された運転状態量に基づい
    て、所定の噴射タイミングで噴射されるメイン噴射に先
    行して噴射される複数回のプレ噴射の噴射回数を設定す
    るプレ噴射回数設定手段と、 前記燃料噴射モード識別手段でパイロット噴射モードと
    識別された時に前記プレ噴射回数設定手段で設定された
    噴射回数に応じて前記燃料噴射弁を開弁して複数回のプ
    レ噴射を行うとともに、この複数回のプレ噴射の完了か
    ら前記燃料噴射弁駆動手段の電力蓄積時間より長い所定
    時間以上経過後にメイン噴射を行うパイロット燃料噴射
    実行手段と、を具備する蓄圧式燃料噴射装置。
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