JP3054945B1 - 販売用ワゴン - Google Patents

販売用ワゴン

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JP3054945B1
JP3054945B1 JP10375080A JP37508098A JP3054945B1 JP 3054945 B1 JP3054945 B1 JP 3054945B1 JP 10375080 A JP10375080 A JP 10375080A JP 37508098 A JP37508098 A JP 37508098A JP 3054945 B1 JP3054945 B1 JP 3054945B1
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Abstract

【要約】 【課題】 コンパクトな状態で移動でき、組立て・分解
が簡単で、広い上面を使用できる。 【解決手段】 箱体2の下面にキャスター5を複数取り
付け、箱体2の側方の一面を開放して開戸3を設け、開
戸3の上方の箱体部分に折天板4を設け、折天板4の左
右に係合部4aを設け、開戸3の左右の下端にキャスタ
ー5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトな状態
で所定の位置に移動させ、所定の位置で上面を広くし
て、物を売ったり、展示することに用いる販売用ワゴン
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において移動して物を売ったり、展
示用に用いたりする販売用ワゴンは販売品や展示品を置
くためのスペースや、お金を入れる箱を客から遠ざけて
置くためのスペースが必要なために、比較的広い巾にな
っていた。しかし近年、時間によって変わる人の流れに
対応して狭い路地等を移動したり、オフィス街などで
は、ビルの中で移動したり、狭い出入口等から出入りす
る必要性が出て来ている。しかし、コンパクトな状態で
移動できるものは、組立てに時間と人手が必要であった
りして手軽ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、これらの問題点を解消し、コンパクトな状
態で移動でき、組立て・分解が簡単で、コストを抑え、
広い上面を使用できる販売用ワゴンを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 内部を収容空間とし側方に開放面を設けた箱体の
下面にキャスターを複数取り付けて移動自在とし、前記
開放面に中央から左右に開く開戸を設け、同開戸の上方
の箱体部分に折天板を上下に回転自在に設け、折天板の
左右それぞれに前記開戸と係合する係合部を設け、開戸
の左右それぞれの下端にキャスターを設け、上方に持ち
上げた折天板を左右に開いた開戸に水平状態になるよう
に載せてワゴンの上面を広くすることができるように
、横方向の長い一側面を開放したケース本体を仕切り
板で横方向に所定の大きさの収容空間となるよう区切
り、開放した一側面と対向する面に上方を開放した透明
な表示袋部を設け、ケース本体の収容空間に収容した収
容物を表示袋部に入れると外から収容物を見分けられる
ようにしたケースを箱体の上面に設置した販売用ワゴン 2) 箱体の開放面と直角な位置の側面にグリップ部を
設けた前記1)記載の販売用ワゴン 3) 箱体の上面の左右に支柱取付穴を設け、支柱を左
右に取りはずし自在に取り付けた天蓋を同支柱が前記支
柱取付穴に挿入して固定する前記1)又は2)記載の販
売用ワゴン 4) 天蓋の支柱を上下方向に回転するように折り畳み
自在にし、かつ支柱の下部を取りはずし自在にした前記
3)記載の販売用ワゴン 5) 箱体の開放面と対向する前面に表示板を挿入する
表示部収納部を設けた前記1)〜4)いずれかに記載の
販売用ワゴン 6) 左右の支柱の外側に側方ネット係止具を設け、左
右の支柱の外側の箱体部分に上方を開放した係止溝を持
つ下方ネット係止具を設け、物を引っ掛けて吊る格子状
のネットを下方ネット係止具の係止溝に下端を挿入し側
方ネット係止具に格子を引っ掛けるようにして箱体に取
り付けた前記1)〜5)いずれかに記載の販売用ワゴン 7) 箱体のいずれかの側面を磁性板で製作し、磁石に
フック部を取り付けた旗立て具を前記磁性板に脱着自在
に取り付け、旗やのぼり等を箱体の側方に立てて 取り付
けることができるようにした前記1)〜6)いずれかに
記載の販売用ワゴン 8) 天蓋、支柱、ネット、ケースのいずれかを箱体の
収容空間に収容可能な大きさとした前記1)〜6)いず
れかに記載の販売用ワゴンにある。
【0005】
【作用】本発明の販売用ワゴンにおいて上面を広くする
には、折天板をほぼ水平な状態まで持ち上げ、開戸を左
右に開いて、折天板に設けた係合部を開戸に係合させて
折天板を開戸で支持するようにして、この状態の箱体の
上面と折天板の上面を販売用ワゴンの上面として使用す
る。本発明の販売用ワゴンを移動させるには、開戸の折
天板とが係合しないよう折天板をやや上方に上げて、開
戸を閉じ、折天板を下げた状態にして移動させればよ
い。箱体の開放面と直角な位置の側面にグリップ部を設
けたものは、移動の際や箱体を持ち上げる際に人の手で
持ちやすくなる。箱体の上面の左右に支柱取付穴を設
け、支柱を左右に取りはずし自在に取り付けた天蓋を支
柱が支柱取付穴に挿入して箱体に取り付けたものは、天
蓋によって日差しや雨・雪を防ぐようにする。天蓋の支
柱を上下方向に回転するように折り畳み自在にし、かつ
支柱の下部を取りはずし自在にしたものは移動時にコン
パクトな状態に分解する。箱体の開放面と対向する前面
に表示板を挿入する表示板収納部を設けたものは、表示
板を脱着自在に取り付けられるようにして、遠くからで
も表示板を見ることができるようにする。左右の支柱の
外側に側方ネット係止具を設け、左右の支柱の外側の箱
体部分に上方を開放した係止溝を持つ下方ネット係止具
を設け、物を引っ掛けて吊る格子状のネットを設けたも
のは、ネットの下端を下方ネット係止具に取り付け、ネ
ットの格子状の部分を側方ネット係止具に取り付けてネ
ットを固定する。横方向の長い一側面を開放したケース
本体を仕切り板で横方向に所定の大きさの収容空間とな
るよう区切り、開放した一側面と対向する面に上方を開
放した透明な表示袋部を設けたものは、収容物を収容空
間に入れ、透明な表示袋部に収容物の単品又は見本を入
れて外から収容物がどんなものかが見分けられるように
する。箱体のいずれかの側面を磁性板で製作し、磁石に
フック部を取り付けた旗立て具を磁性板に取り付けたも
のは、土台を必要とせず箱体に簡単に旗やのぼりを取り
付けることができる。天蓋、支柱、ネット、ケースのい
ずれかを箱体の収容空間に収容可能な大きさとしたもの
は、移動させる際に、収容空間に分解した物を入れて運
びやすくする。
【0006】
【発明の実施の形態】箱体は、収容物が重くても変形し
ないよう強度があり、軽いものが好ましい。キャスター
は、ローラーを使ったものでも、ボールを使ったもので
も、車を使ったものでもよく、スムーズに移動でき、販
売用ワゴンを所定の位置に固定するブレーキやストッパ
ーを備えているのが望ましい。折天板を回転自在にする
方法には蝶番などがあり、どのようなものでもかまわな
い。また、折天板は、水平になるよう回転させると上面
の高さが箱体の上面の高さと同じレベルになるのが好ま
しい。グリップ部は、箱体を階段などを移動させる際に
グリップ部を持って移動すればよいように強度を持つも
のが好ましい。支柱は、取りはずすと箱体の収容空間に
収容できる大きさのものが好ましい。天蓋には、ビニー
ルなどを張って、作業面に直射日光が当たらないように
して、商品や展示品が色あせたり、食品の味が落ちたり
するのを防ぐのが望ましい。ネットは物を引っ掛けた
り、取ったりするのが簡単に行える大きさの格子状のも
のが好ましい。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して具体
的に説明する。本実施例は、箱体の下面にキャスターを
複数取り付け、箱体の開放面に開戸を設け、箱体に折天
板を回転自在に設け、開戸の下端にキャスターを設け、
箱体にグリップ部を設け、支柱で天蓋を取り付け、支柱
を折り畳み自在にしかつ支柱の下部を取りはずし自在に
し、表示板収納部を設け、箱体の左右上部にネットを取
り付け、箱体の上面にはケースを設置し、箱体の側面を
磁性板で製作し、旗立て具を取り付け、天蓋、支柱、ネ
ット、ケースを箱体の収容空間に収容可能な大きさとし
た年賀はがきを販売する販売用ワゴンの例である。図1
は実施例の販売用ワゴンの斜視図である。図2は実施例
の販売用ワゴンの箱体の側面図である。図3は実施例の
販売用ワゴンの開戸を開いた状態を示す説明図である。
図4は実施例の販売用ワゴンの箱体の平面図である。図
5は実施例の販売用ワゴンの説明図である。図6は実施
例の販売用ワゴンの天蓋の側面図である。図7は実施例
の販売用ワゴンのネットを取り付けた状態を示す説明図
である。図8は実施例の販売用ワゴンのケースの正面図
である。図9は図8のA−A断面図である。図10は実
施例の販売用ワゴンの説明図である。図11は実施例の
販売用ワゴンの説明図である。図中、1は販売用ワゴ
ン、2は箱体、2aは箱体の内部空間、3は開戸、4は
折天板、4aは係合部、5はキャスター、6はグリッ
プ、7は支柱取付穴、8は表示板収納部、8は表示板、
10は支柱、11は天蓋、11aは枠体、11bは天蓋
の支柱部、11cはテント部、11dは上方表示部、1
2はネット、12aはハンガー、13は側方ネット係止
具、14は下方ネット係止具、15はケース、15aは
収容空間、15bは表示袋部、16は旗立て具、16a
はケース、16bはマグネット、16cはフック部、1
7〜19は蝶番、20はストッパ、Cは年賀ハガキ、F
はのぼりである。実施例では、図1〜11に示すように
鋼板製の箱体を使用している。広い側方の一面が開放さ
れた箱体2の下面の四隅にキャスター5を取り付ける。
実施例では、荷重300kgに対応したキャスター5を
使用し、荷重50kgに対応した底板を箱体2の下面と
して使用している。この箱体2の開放面の左右に蝶番1
8で開戸3を取り付ける。開いた状態の開戸3の箱体か
ら遠い側の下部にキャスター5を取り付ける。これによ
って開戸を閉じると箱体2は各面が閉じた状態となり、
開戸3を開くと箱体2の広い側方の一面が開放する内部
空間2aと外部が連通した状態となる。次に箱体2の巾
の狭い左右の側方面の上部にグリップ部6を取り付け
る。次に図2に示すように箱体の開放面の上辺に折天板
4を蝶番17で上下に回転自在に取り付ける。閉じた状
態の折天板4の箱体2と向き合う面の左右の下部に係合
部4aを設ける。係合部4aはコ字状になっており箱体
2側が開放されている。また係合部4aは、コ字状の三
方を囲まれる部分に開戸3が挿入できる大きさ、形状と
なっている。次に図4,5に示すように箱体2の上面の
左右に支柱取付穴7を設ける。次に支柱取付穴7に挿入
できる形状の支柱10を設ける。次に図5,6を示すよ
うに天蓋の枠体11aの左右下部に支柱部11bを蝶番
19で上下に回転自在に取り付ける。支柱部11bの先
端は支柱10が挿入できる形状になっている。次に天蓋
の枠体11aにテント部11cを取り付ける。テント部
11cの正面部分には、上方表示部11dが設けられて
いる。図7に示すように天蓋の枠体11aの下方に回転
させた状態の左右の支柱部11bの外側に側方ネット係
止具13を取り付け、箱体2の上面に断面がコ字状の下
方ネット係止具14を設ける。ネット12は所定の間隔
で、ワイヤーを格子状に設けて、物を引っ掛けて止めた
り、吊ったりできる。ネット12には、物を引っ掛けて
吊ることのできるハンガー12aが取り付けられてい
る。図8,9に示すケース15は、背面を開放して内部
を収容空間15aとし、正面部分が上方に行くに従って
背面に近づくよう傾けられている。正面部分の前方に
は、傾きを正面部分と同じにして、所定の間隔を離した
部分を設け、上方のみ開放して表示袋部15bとしてい
る。実施例では、ケース15の材質を透明な樹脂として
いる。ケース15の収容空間15a,表示袋部15bは
所定の巾で区切るように区切り板が設けられている。旗
立て具16は図10に示すように、樹脂製のケース16
aに円板型のマグネット16bを取り付け、マグネット
16bと反対側の面にフック部16cを設ける。また、
箱体の正面には、図1,11に示すように表示板9の側
辺、下辺を支持する表示板収納部8を設ける。本実施例
は、このように簡単な構成となっているのでコストは抑
制されている。実施例の販売用ワゴンを用いて、年賀は
がきを屋外で販売するには、箱体2の内部空間2aに販
売するはがき、ケース15、支柱10を入れ、開戸3を
閉じ、折天板を下に垂らすように回転させ、箱体2の上
面に天蓋11,ネット12を置く。この状態では箱体の
側方の巾は430mmとなり、非常にコンパクトになる
ので、狭い路地やビルの通用口などから出入りできる。
また、箱体にはキャスター5が設けられているのでスム
ーズに移動することができる。また、箱体2の側方上部
にはグリップ部6が取り付けられているので、グリップ
部6をつかんで移動させれば楽に移動させることができ
る。所定の販売位置に移動したならば、箱体下面に設け
たキャスター5にブレーキをかけて箱体が移動しないよ
う固定する。次に、図2に示すように、折天板4をほぼ
水平な状態になるよう持ち上げて、開戸3を左右に開
く。開戸3は下面にキャスター5を設けているのでスム
ーズに開く。次にほぼ水平にした折天板4の下面に設け
た係合部4aに開戸3の上端を差し込むようにして係合
させる。これによって折天板4は開戸3に支持され、箱
体の上面と同じレベルになり、図4に示すように、実際
には上面が広がったことになる。次に、図4,5に示す
ように箱体2の上面の左右の支柱取付穴7にそれぞれ支
柱10の下端を差し込む。次に図5に示すように天蓋1
1の支柱部11bを下方に回転させ、先端に支柱10の
上端を差し込むようにして取り付ける。次にネット12
を下端を下方ネット係止具14に差し込み、格子部分を
支持部11bの外側に設けた側方ネット係止具13に引
っ掛けるようにして取り付ける。次に、ケース15を箱
体の上面に表示袋部15bが前方になるようにして置
く。次に販売する年賀はがきCを図8,9に示すように
ケース15の区切られた収容空間15aに種類ごとに分
けて配置し、その種類ごとに1枚をデザインが前から見
て分かるように表示袋部15bに挿入する。ケース15
は透明な樹脂製なので表示袋部15bに挿入した年賀は
がきCは、前からそのデザインを見ることができる。次
に箱体2の側面に2つの旗立て具16をマグネット16
bを箱体2の側面に磁力で吸着させて取り付け、2つの
旗立て具16のフック部16cにのぼりFを通すように
して立てる。次に「年賀はがき発売中」と書いた表示板
9を図1,11に示すように表示板収納部8に取り付け
る。この状態で販売を行えば、通る人は、のぼりF、表
示板9によって年賀はがきを発売していることを遠くか
ら知ることができ、ワゴン1の前に来ると、どのような
デザインの種類があるかが、ケース15の表示袋部15
bに挿入された年賀はがきCを見ることによってすぐ分
かる。よって客は、ワゴンの前で年賀はがきを一種類ず
つ手に取って見て迷うことなく、全種類を見て何を買う
かを決めることができるので客の回転も早い。よって効
率よく高い売上げを上げられる。また、作業面が広いの
で、客から遠い位置に精算箱等を置くことができるので
防犯上安全である。また、天蓋11に設けたテント部1
1cによって販売品が直射日光に長時間さらされて変色
するのを防ぐことができ、また販売員が日射病になった
りするのを防ぐことができる。また、軽い雨・雪などを
防ぐこともできる。また、ネットには、あらかじめ20
枚・30枚を見栄えよく梱包したものを吊って販売した
り、別の小物をかざって販売しても、飾り付けなどを行
ってもよい。このようにして販売した年賀はがきを、例
えば、朝、通勤客が通る駅の近くに配置し、次に買い物
客が多くなる商店街に移動し、昼休みの時間にはオフィ
スビルの中に配置するといったように移動して販売する
ためには、天蓋11の高さが問題にならなければ、ケー
ス15を年賀はがきCごと箱体2の内部空間に収容し、
開戸3を閉じ、折天板4を下方に回転させた状態で移動
すれば年賀はがきCを落としたりすることなく、狭い場
所を通って移動できる。折天板4を下方に回転させると
開戸3に設けストッパ20に当たるようにして係合部4
aによって開戸3に傷つけないようにしている。また、
車に載せて運ぶ際にも、分解・組立てが簡単に行えるの
で、手軽である。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、コンパクトな状態で移
動でき、組立て・分解が簡単で、コストを抑え、広い上
面を使用できる販売用ワゴンにできる。箱体の開放面と
直角な位置の側面にグリップ部を設けたものは、移動さ
せやすく、持ち運びやすくする。箱体の上面の左右に支
柱取付穴を設け、支柱を左右に取りはずし自在に取り付
けた天蓋を支柱が支柱取付穴に挿入されるようにして箱
体に取り付けたものは、上面の上に置く商品の直射日光
による変色などを避け、販売などを行う人が日射病にな
るのを防ぐことができ、軽い雨や雪を防ぐことができ
る。天蓋の支柱を上下方向に回転するように折り畳み自
在にし、かつ支柱の下部を取りはずし自在に取り付ける
ようにしたものは、さらに手軽にすることができる。箱
体の開放面と対向する前面に表示板を挿入する表示板収
納部を設けたものは、遠くからでも何を売っているかな
どがすぐに分かるよう目立たせることができる。左右の
支柱の外側に側方ネット係止具を設け、左右の支柱の外
側の箱体部分に上方を開放した係止溝を持つ下方ネット
係止具を設け、物を引っ掛けて吊る格子状のネットを設
けたものは、支柱体の側方のスペースを有効に活用する
ことができる。横方向の長い一側面を開放したケース本
体を仕切り板で横方向に所定の大きさの収容空間となる
よう区切り、開放した一側面と対向する面に上方を開放
した透明な表示部を設けたものは、一目で収容物の内容
を見分けることができ、販売に用いた場合には、客が迷
わないようにして客の回転を早くして効率よく高い売上
げとすることができる。箱体のいずれかの側面を磁性板
で製作し、磁石にフック部を取り付けた旗立て具を磁性
板に取り付けたものは、簡単に旗やのぼりを取り付けて
非常に目立たせることができる。天蓋、支柱、ネット、
ケースのいずれかを箱体の収容空間に収容可能な大きさ
としたものは、さらにコンパクトに移動しやすくする。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の販売用ワゴンの斜視図である。
【図2】実施例の販売用ワゴンの箱体の側面図である。
【図3】実施例の販売用のワゴンの開戸を開いた状態を
示す説明図である。
【図4】実施例の販売用ワゴンの箱体の平面図である。
【図5】実施例の販売用ワゴンの説明図である。
【図6】実施例の販売用ワゴンの天蓋の側面図である。
【図7】実施例の販売用ワゴンのワイヤネットを取り付
けた状態を示す説明図である。
【図8】実施例の販売用ワゴンのケースの正面図であ
る。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】実施例の販売用ワゴンの説明図である。
【図11】実施例の販売用ワゴンの説明図である。
【符号の説明】
1 販売用ワゴン 2 箱体 2a 箱体の内部空間 3 開戸 4 折天板 4a 係合部 5 キャスター 6 グリップ部 7 支柱取付穴 8 表示板収納部 9 表示板 10 支柱 11 天蓋 11a 枠体 11b 下蓋の支柱部 11c テント部 11d 上方表示部 12 ネット 12a ハンガー 13 側方ネット係止具 14 下方ネット係止具 15 ケース 15a 収容空間 15b 表示袋部 16 旗立て具 16a ケース 16b マグネット 16c フック部 17 蝶番 18 蝶番 19 蝶番 20 ストッパ C 年賀はがき F のぼり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−215526(JP,A) 特開 平9−234144(JP,A) 実開 昭53−120205(JP,U) 実開 平4−34983(JP,U) 実開 昭62−148137(JP,U) 実用新案登録3028471(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 5/10 A47G 29/00 A47B 31/00 B60P 3/025 B62B 5/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を収容空間とし側方に開放面を設け
    た箱体の下面にキャスターを複数取り付けて移動自在と
    し、前記開放面に中央から左右に開く開戸を設け、同開
    戸の上方の箱体部分に折天板を上下に回転自在に設け、
    折天板の左右それぞれに前記開戸と係合する係合部を設
    け、開戸の左右それぞれの下端にキャスターを設け、上
    方に持ち上げた折天板を左右に開いた開戸に水平状態に
    なるように載せてワゴンの上面を広くすることができる
    ようにし、横方向の長い一側面を開放したケース本体を
    仕切り板で横方向に所定の大きさの収容空間となるよう
    区切り、開放した一側面と対向する面に上方を開放した
    透明な表示袋部を設け、ケース本体の収容空間に収容し
    た収容物を表示袋部に入れると外から収容物を見分けら
    れるようにしたケースを箱体の上面に設置した販売用ワ
    ゴン。
  2. 【請求項2】 箱体の開放面と直角な位置の側面にグリ
    ップ部を設けた請求項1記載の販売用ワゴン。
  3. 【請求項3】 箱体の上面の左右に支柱取付穴を設け、
    支柱を左右に取りはずし自在に取り付けた天蓋を同支柱
    が前記支柱取付穴に挿入して固定する請求項1又は2記
    載の販売用ワゴン。
  4. 【請求項4】 天蓋の支柱を上下方向に回転するように
    折り畳み自在にし、かつ支柱の下部を取りはずし自在に
    した請求項3記載の販売用ワゴン。
  5. 【請求項5】 箱体の開放面と対向する前面に表示板を
    挿入する表示部収納部を設けた請求項1〜4いずれかに
    記載の販売用ワゴン。
  6. 【請求項6】 左右の支柱の外側に側方ネット係止具を
    設け、左右の支柱の外側の箱体部分に上方を開放した係
    止溝を持つ下方ネット係止具を設け、物を引っ掛けて吊
    る格子状のネットを下方ネット係止具の係止溝に下端を
    挿入し側方ネット係止具に格子を引っ掛けるようにして
    箱体に取り付けた請求項1〜5いずれかに記載の販売用
    ワゴン。
  7. 【請求項7】 箱体のいずれかの側面を磁性板で製作
    し、磁石にフック部を取り付けた旗立て具を前記磁性板
    に脱着自在に取り付け、旗やのぼり等を箱体の側方に立
    てて取り付けることができるようにした請求項1〜6い
    ずれかに記載の販売用ワゴン。
  8. 【請求項8】 天蓋、支柱、ネット、ケースのいずれか
    を箱体の収容空間に収容可能な大きさとした請求項1〜
    6いずれかに記載の販売用ワゴン。
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