JP3054940U - ボルト・ナットを簡単に緩められない円筒形の座金 - Google Patents

ボルト・ナットを簡単に緩められない円筒形の座金

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JP3054940U
JP3054940U JP1998004769U JP476998U JP3054940U JP 3054940 U JP3054940 U JP 3054940U JP 1998004769 U JP1998004769 U JP 1998004769U JP 476998 U JP476998 U JP 476998U JP 3054940 U JP3054940 U JP 3054940U
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cylindrical
nuts
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 ボルト・ナットを市販の工具で簡単に緩め
ることが出来ないように又、ボルトのねじ山を損傷から
防ぐようにする。 【構 成】 図1のようにボルト2・ナット3・丸形平
座金4・ばね座金5及びばね座金より少し薄い円筒形の
座金1を一体で使用して2枚の鉄板6及び鉄板7を接続
する。このように接続されたものは、円筒形の座金1の
中にボルト2・ナット3があるたスパナ・モンキーレン
チは使用出来なし又、パイプレンチを使用しても円筒形
の座金1が回るのみでボルト・ナットは緩まない。な
お、レール等の重要な設備は任意に製作した変形した多
角形頭部のボルト・変形した多角形のナットを使用す
る。すると、それらのボルト・ナットに合わせた工具は
真似ることが困難なため、ボルト・ナットを緩めること
が出来ない。又、円筒形の座金1は円筒部分でボルトの
ねじ山の損傷を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
最近、鉄塔及びレールのボルト・ナットを緩める事故が相次いで発生した。 そこで、図1のように、ボルト2に円筒形の座金1・丸形平座金4・ばね座金 5を通して特別な工具でナット3を締めると、ボルト2・ナット3は円筒形の座 金1で防護されるためスパナ、モンキーレンチ又はパイプレンチでは緩めること は出来ない。さらに、変形した多角形頭部のボルト11及び変形した多角形のナ ット12を使用すると、その変形にあわせた特別なラチェット又はレンチ等でな いとボルト・ナットを回すことが出来ない。つまり、円筒形の座金1の内側にセ ットされたボルト頭部及びナットの変形されたものは真似ることが難しいことか ら、特別な工具を使わないとボルト・ナットを回すことができない。そこで、重 要な鉄塔やレール等の接続に本考案を使用すると効果は大きく、悪質者による大 規模な事故を防ぐことが出来る。又、本考案の円筒形の座金1を使用することに よりボルトのねじ山を円筒部分で損傷から防ぐことが出来る。 なお、本考案は従来のものを一部変更するのみですみ、経済的に製作できる。
【0002】
【従来の技術】
現在使用されているボルト・ナットは防護されていないため、パイプレンチ等 で簡単に締めつけたり、緩めたりすることが出来るとともに、ボルトのねじ山は 接触事故等で損傷していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
ボルト・ナットは防護されていないため、素人でもパイプレンチ等で簡単に締 めつけたり、緩めたりすることが出来る。特に、鉄塔やレール等の重要な設備は ボルト・ナットを緩められると大規模な事故につながる。そこで、簡単に市販の 工具ではボルト・ナットを緩めることが出来ないようにするとともに、重要な設 備の接続は特別な工具によらないと緩めることが出来きず又、その特別な工具も 簡単に真似ることが出来ないようにする。その他にも、ボルトのねじ山が傷つく のを防ぐ。
【0004】
【問題を解決するための手段】
いまその解決手段を図面に追いながら説明する。 (ア)図1のように、ボルト2・ナット3・丸形平座金3・ばね座金5及びば ね座金より少し薄い円筒形の座金1を使用して、2枚の鉄板6及び鉄板7 を接続する。 (イ)円筒形の座金1の中にボルト2・ナット3があるため、スパナ・モンキ ーレンチは使用できない。また、パイプレンチを使用しても円筒形の座金 1が回るのみでボルト2・ナット3を緩めることは出来ない。 (ウ)しかし、市販されている六角ボルト及び六角ナットについては、スパナ ・モンキーレンチ・パイプレンチは使用できないが、六角ボルト及び六角 ナットに合うラチェット又はレンチが市販されていると緩めることが出来 る。 (エ)そこで、重要な設備については任意に製作された変形した多角形頭部の ボルト11及び変形した多角形のナット12を円筒形の座金1と一体で使 用する。そうすると、そのボルト・ナットの変形した多角形に合わせて製 作されたレンチ又はラチェットを使用しないとボルト・ナットを緩めるこ とは出来ない。 (オ)任意に製作された変形した多角形頭部のボルト11及び変形した多角形 のナット12については、そのボルト・ナットの製作者以外が真似てレン チ又はラチェット等の工具を作ることは難しい。 特に、図11及び図12のXとYの長さが違う物は真似ることは困難で ある。 (カ)又、円筒形の座金1を使用するとボルトのねじ山が損傷するのを防ぐこ とが出来る。 なお、単にボルトのねじ山の損傷を防ぐだけの場合は、図6〜図9の形 の円筒形の座金を使用する。 以上のように円筒形の座金1・変形した多角形頭部のボルト11・変形 した多角形のナット12により構成された接続金物で問題の解決を図る。
【0005】
【考案品の使用方法】
いまその使用方法を図面に追いながら説明する。 (ア)図1のように、ボルト2の頭部側に丸形平座金4を通し、次に円筒形の 座金1のボルトを通す穴8にはまるばね座金5と円筒形の座金1を通して ボルト2を接続する鉄板6及び鉄板7の穴にはめる。 (イ)鉄板6及び鉄板7の穴にはめたボルト2に、円筒形の座金1のボルトを 通す穴8にはまるばね座金5と円筒形の座金1を通す。 (ウ)次に、丸形平座金4を通してから、ボルト2にナット3を回して締める 。 (エ)ボルト2とナット3を締めつけるには、ボルト2の頭部とナット3の形 に合うレンチ又はラチェットを使用する。 (オ)一般的なボルト・ナットは六角ボルト及び六角ナットであるが、重要な 設備の接続には図10及び図11のような変形した多角形頭部のボルト1 1、図12及び図13のような変形した多角形のナット12を使用し、そ の変形した多角形に合わせたレンチ又はラチェット等の工具を製作して締 めつける。 (カ)ボルトとナットを緩めるには、市販品又は製作した工具でボルトの頭部 とナットの形に合うレンチ又はラチェット等を使用する。 (キ)ボルトのねじ山の損傷を防ぐ目的で使用する場合は、図6〜図9の円筒 形の座金1をボルトに通して使う。 なお、自然に緩む恐れがある場合は、図8及び図9のふくらみ9に切れ 目10を設けた本考案を使う。
【0006】
【考案の効果】
鉄塔やレール等の重要な設備は本考案を使用して接続すると、市販の工具で 簡単にボルト・ナットを緩めることは出来ない。特に、任意に製作された変形 した多角形頭部のボルト11及び変形した多角形のナット12と一体で使用し た場合は、それに合う特別な工具を真似て製作する事は困難で、ボルト・ナッ トを緩める事は出来ない。 以上のように、本考案を使用すると悪質な者が故意に鉄塔やレール等のボル ト・ナットを緩めることが出来ないから、大規模な事故を未然に防ぐことがで きることから効果は大きい。又、ボルトのねじ山を傷つけることも無くなり、 ねじ山が壊れてナットが回りにくくなることも防げる。 なお、本考案は既存のものを少し改造したもので製作も簡単であり、経済的 な効果も大きい。
【提出日】平成10年7月14日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【問題を解決するための手段】
いまその解決手段を図面に追いながら説明する。 (ア)図1のように、ボルト2・ナット3・丸形平座金4・ばね座金5及びば ね座金より少し薄い円筒形の座金1を使用して、2枚の鉄板6及び鉄板7 を接続する。 以下、(イ)〜(カ)は変更しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を使用したA−A断面図
【図2】本考案を使用した平面図
【図3】本考案を使用した斜視図
【図4】本考案のB−B断面図
【図5】本考案の平面図
【図6】ボルトを通す穴8をボルトねじに合わせた本考
案のC−C断面図
【図7】ボルトを通す穴8をボルトねじに合わせた本考
案の平面図
【図8】ボルトを通す穴8の部分にふくらみ9及び切れ
目10を設けた本考案のD−D断面図
【図9】ボルトを通す穴8の部分にふくらみ9及び切れ
目10を設けた本考案の平面図
【図10】本考案と一体で使用する変形した多角形頭部
のボルトの平面図
【図11】本考案と一体で使用する変形した多角形頭部
のボルトの正面図
【図12】本考案と一体で使用する変形した多角形のナ
ットの平面図
【図13】本考案と一体で使用する変形した多角形のナ
ットの正面図
【符号の説明】
1は円筒形の座金 2はボルト 3はナット 4は丸形平座
金 5はばね座金 6は鉄板 7は鉄板 8はボルトを
通す穴 9はふくらみ 10は切れ目 11は変形した多角形頭部のボルト 12は変形し
た多角形のナット
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト・ナットをスパナ、ラチェト又はレ
    ンチ等で簡単に緩める事が出来ないようにボルト頭部及
    びナットを防護するとともに、ボルトのねじ山が損傷す
    るのを防ぐために座金を円筒形にする。なお、本考案の
    円筒形にした座金のボルトを通す穴8は、前述の目的に
    より一般の座金と一体で使用する場合と単独で使用する
    場合により大きさを変える。以上の如く構成された、円
    筒形の座金
  2. 【請求項2】ボルトのねじ山の損傷を防ぐために、請求
    項1の円筒形の座金1を使用する場合にボルト・ナット
    が自然に緩むのを防ぐために、円筒形の座金1について
    ボルトを通す穴8の部分を内側又は外側にふくらみ9を
    もたせ、そのふくらみ9をもたせた部分に切れ目10を
    いれる。以上の如く構成された、円筒形の座金
  3. 【請求項3】請求項1の円筒形の座金1と一体で使用す
    ることにより、市販の工具が使えないようにボルト頭部
    の形が一般的な正六角形でない、変形した多角形頭部の
    ボルト11。以上の如く構成された、円筒形の座金1と
    一体で使用する変形した多角形頭部のボルト。
  4. 【請求項4】請求項1の円筒形の座金1と一体で使用す
    ることにより、市販の工具が使えないようにナットの形
    が一般的な正六角形でない、変形した多角形のナット1
    2。以上の如く構成された、円筒形の座金1と一体で使
    用する変形した多角形のナット。
JP1998004769U 1998-05-27 1998-05-27 ボルト・ナットを簡単に緩められない円筒形の座金 Expired - Lifetime JP3054940U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3362131B1 (ja) 2001-09-19 2003-01-07 護 上野 防犯ネジ及びネジ頭の埋込材及びネジ用防犯座並びに防犯ネジセット
CN109854606A (zh) * 2019-04-03 2019-06-07 国网冀北电力有限公司唐山供电公司 一种电网铁塔螺母防盗拆组合结构及防盗拆方法

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