JP3054690B2 - 加工ラインにおけるワーク搬送装置 - Google Patents

加工ラインにおけるワーク搬送装置

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JP3054690B2 JP9287257A JP28725797A JP3054690B2 JP 3054690 B2 JP3054690 B2 JP 3054690B2 JP 9287257 A JP9287257 A JP 9287257A JP 28725797 A JP28725797 A JP 28725797A JP 3054690 B2 JP3054690 B2 JP 3054690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マシニングセンタ
等の工作機械を備えた加工ステーションを複数併設して
構成される多工程の加工ラインに設けられ、各加工ステ
ーション間でワークを受け渡しする搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加工ラインにおいて、ワーク搬送
装置は、直線上に並べた各加工ステーション間に連続し
て掛け渡され、ワークやワーク載置用のパレットを各加
工ステーションの載置位置間の距離をおいて並べたガイ
ドレールと、そのガイドレール上へ出没可能に設けら
れ、ガイドレール上への突出時には、ワークやパレット
を把持してガイドレールに沿ってスライドさせる搬送バ
ーとを備えたものが知られている。この搬送バーの作動
によって、各ワーク等を夫々次段の加工ステーションの
載置位置へ搬送するものである。一方、このようなガイ
ドレール等を用いたものの他、2本のアームを結合し、
先端にチャック装置を備えた搬送アームの基端を、上下
動する基台に連結してなるトランスファロボットを、各
加工ステーション間に設け、搬送アームによるチャック
装置の水平移動と、基台の上下動とによって、前後段の
加工ステーション間のワーク等の受渡を行う形態も存在
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のガイドレー
ル等によるものでは、一旦設置すると加工工程の追加や
削除、変更等が困難となる。又、各加工ステーションを
直線的に並べる必要があるため、ライン全体が大型化
し、スペースを広く占有することになる。更に、搬送バ
ーやガイドレールがワークの近傍に位置するため、加工
中の切粉が堆積し、ワークの取り付け面にかみ込んだり
してワークの姿勢に誤差を生じさせ、加工精度の劣化に
繋がることになる。加えて、各加工ステーションにおけ
る工作機械の保守点検時等には、いちいちガイドレール
等の搬送ラインを跨がなければ工作機械に近づけず、作
業性が非常に悪い。一方、後者のトランスファロボット
によるものでは、スペースをとらず、又、切粉の影響や
メンテナンス等の作業への干渉は生じにくいものの、チ
ャック装置の開閉や基台の上下動、そして搬送アームの
水平移動と、異なる制御の組み合わせにより、構造が複
雑化してコストアップに繋がる上、載置位置の誤差が生
じやすく、搬送時間も長くかかってしまう。
【0004】そこで、請求項1に記載の発明は、一旦設
置した加工ラインの修正が容易に行えてライン全体を小
型化でき、又、切粉の堆積による加工精度の劣化もな
く、保守点検等の作業性に支障を与えないのに加え、短
時間で正確にワーク等の受渡を行える加工ラインにおけ
るワーク搬送装置を、簡単な構造で実現することを目的
としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、前段の加工ステーション
におけるワークをセットしたパレットの載置位置と、次
段の加工ステーションにおける前記パレットの載置位置
との中間点に配置される基台に、前記前後段の載置位置
間の半分の長さを有する一対のトランスファアームを、
それらの自由端が前記載置位置間で垂直旋回するように
設けると共に、前記両トランスファアームを同調して垂
直旋回させる同調旋回機構を内設する一方、前記両トラ
ンスファアームの旋回軸を、その軸方向に、前記パレッ
トの一方の幅以上の間隔を有するように、且つ前記旋回
軸の水平直交方向に、前記パレットの他方の幅以内の間
隔を有するように、夫々前記中間点から等距離ずつ互い
に反対方向へずらして配置し、更に、前記各トランスフ
ァアームの自由端に、前記パレットの他方の幅方向の両
側面において前記旋回軸の水平直交方向での間隔で互い
違いに形成された挿入孔に挿入可能なピンを、夫々同調
して出没自在に設けたことを特徴とするものである。
又、請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加え
て、前記トランスファアームの同調旋回機構を簡単に、
且つ精度良く構成するために、前記同調旋回機構を、前
記旋回軸の水平直交方向に配置されるウォームホイール
と、モータ駆動で回転制御されるウォームとからなるウ
ォームギヤと、前記ウォームホイールの両側面を、夫々
各側面側の前記トランスファアームの基端と連結するオ
ルダムジョイントとしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は加工ラインの一部を示すもの
で、直線上に並列される各加工ステーション1,1・・
は、例えば横形マシニングセンタ等のNC工作機械を備
え、各ベッド2上には、スピンドル3と工具交換装置3
aとを備えた三軸ユニット4と、ワークWが載置される
取付架台5とが夫々設置されている。ここでは取付架台
5にセットされたワークWを、三軸ユニット4がスピン
ドル3の回転制御及びXYZの三軸方向への移動制御を
行い、所定の加工を行うものである。尚、併せて取付架
台5は、A軸及びB軸を夫々中心とした回転制御が可能
となっている。そして、各取付架台5の側方には、ワー
ク搬送装置6が設けられている。このワーク搬送装置6
は、前後段の取付架台5間の丁度中央でベッド2上に固
定される基台7に、一対のトランスファアーム21,2
1を夫々旋回可能に備えたもので、具体的な構造は図2
〜4に示す。まず基台7内の中央には、外周にウォーム
歯9を形成したウォームホイール8が配置され、その両
面には、夫々外側面に互いに平行な平行溝11,11を
形成したセンターオルダム10,10が同軸で重ね合わ
されて、これらがボルト12,12・・で一体に連結さ
れている。又、センターオルダム10,10の外周に
は、クロスローラベアリング13,13が配設されて、
センターオルダム10,10をウォームホイール8と共
に基台7内で回動可能に軸支している。
【0007】又、各センターオルダム10の外方には、
内方側に平行溝11に嵌合する突条15を、反対側には
突条15と直交する凹溝16を形成したオルダムジョイ
ント14,14が夫々配置される一方、更に、それらの
外側で、図2,4の如く、ウォームホイール8及びセン
ターオルダム10の軸心から互いに反対方向へ等距離S
ずつ水平移動させた偏心位置には、各オルダムジョイン
ト14の凹溝16に嵌合する突条18を備えたアームオ
ルダム17,17が、基台7の両側に夫々クロスローラ
ベアリング20,20を介して軸支されている。更に、
アームオルダム17,17の外面には、突条18と平行
に突条19が夫々突設され、これらの突条19,19
に、トランスファアーム21,21の基端に凹設された
凹溝部22,22が夫々嵌合すると共に、ボルト23,
23・・で一体化され、トランスファアーム21,21
を、両旋回中心が間隔2S離れた平行姿勢に保持してい
る。又、各トランスファアーム21の基端内部には、夫
々ピストン25を内設したシリンダ室24が形成され、
各トランスファアーム21の回転中心には、シリンダ室
24へ圧油を供給してピストン25を自由端側へ進退動
させる圧油管26が夫々接続されている。
【0008】一方、各トランスファアーム21には、夫
々シリンダ室24のピストン25に連動するロッド27
が、自由端側へ向けて軸方向へスライド自在に収納さ
れ、各ロッド27の先端には、リンク28を介して、く
の字状の中央をピン29で軸着した回動アーム30の下
側の短手端部30bが連結されて、ロッド27のスライ
ドに伴い、上側の二又状の長手端部30aを、内方へ揺
動させるものとなる。又、ロッド27の中央には、圧縮
スプリング27aが外装されて、ロッド27を下方へ付
勢し、これによって回動アーム30の短手端部30bを
下方へ引っ張り、長手端部30aを内方側へ回転付勢し
ている。更に、各トランスファアーム21の先端には、
夫々内方へ向け互いに平行となるトランスファピン31
を遊挿した筒体32が固着され、各トランスファピン3
1は、回動アーム30の長手端部30aと連結されてい
る。よって各トランスファピン31は、常態では下方へ
付勢されるロッド27によって筒体32からの突出位置
にあり、シリンダ室24のピストン25の前進に伴うロ
ッド27の上昇によって、筒体32への没入方向へスラ
イドすることになる。
【0009】尚、このトランスファピン31,31は、
各トランスファアーム21における旋回中心からの距離
を等しく設定しているため、トランスファアーム21,
21が同調して旋回する限り、図5に示すように、トラ
ンスファピン31,31間の水平方向の間隔L2 は、両
トランスファアーム21,21の旋回中心間の水平距離
1 (=2S)と常に同じとなる。又、ここで使用され
るパレット50は、図6にも示す如く、その一対の側面
に、トランスファピン31,31間の水平距離L2 と同
じ間隔で略対角線上に、外側へ向けて広がるテーパ状の
挿入孔51,51を形成しており、トランスファピン3
1,31の突出状態では、その先細りテーパ状の先端部
31a,31aが挿入孔51,51に夫々挿入して、パ
レット50を水平に把持可能となっている。よって当然
ながら、トランスファアーム21,21における旋回軸
の軸方向の間隔は、パレット50の同方向の幅以上、旋
回軸の水平直交方向の間隔は、挿入孔51,51が穿設
可能なパレット50の同方向の幅以内に設定されること
となる。尚、31b,31bは、先端部31a,31a
の挿入孔51,51への挿入深さを規制するストッパと
なるフランジである。
【0010】一方、図2に示す如く、基台7におけるウ
ォームホイール8の下方には、ウォーム歯9に噛合する
ウォーム歯34を備えたウォームロッド33と、そのウ
ォームロッド33の端部に固着したギヤ35と噛合する
ギヤ36を備えた中間ロッド37とが夫々軸支されてい
る。又、中間ロッド37には、ベベルギヤ38が固着さ
れ、その下方へ垂直に備えられたドライブモータ39の
モータ軸40に固着したベベルギヤ41と噛合してい
る。よってここでは、ドライブモータ39の回転は、中
間ロッド37とウォームロッド33とを介してウォーム
ホイール8へ伝達される。
【0011】以上の如く構成されたワーク搬送装置6に
おいては、常態では、トランスファアーム21,21は
垂直姿勢に維持され、先端のトランスファピン31,3
1は筒体32,32から突出している。ここで前段の加
工ステーション1からワークWを受け取る際には、まず
圧油管26,26からシリンダ室24,24に圧油を供
給してピストン25,25を前進させ、回動アーム3
0,30を回転させてトランスファピン31,31を後
退させる。次に、ドライブモータ39を駆動し、ウォー
ムホイール8を図2で左回転させる。するとオルダムジ
ョイント14,14を介してアームオルダム17,17
が夫々同方向へ同調して回転し、これに連結されるトラ
ンスファアーム21,21を同調して前段の加工ステー
ション1側へ旋回させる。このとき両トランスファアー
ム21,21の旋回中心の偏心設定により、図5で説明
したように、トランスファアーム21,21が左側へ倒
伏した水平姿勢にあっても、前段の取付架台5における
パレット50の挿入孔51,51に夫々トランスファピ
ン31,31が対応しているから、この状態でシリンダ
室24,24から圧油を抜いてピストン25,25を後
退させると、ロッド27,27が圧縮スプリング27
a,27aによって後退して、回動アーム30,30を
介してトランスファピン31,31を突出させる。よっ
てトランスファピン31,31の先端部31a,31a
は、夫々挿入孔51,51に挿入してパレット50を把
持する。
【0012】今度は、ドライブモータ39を逆回転させ
てウォームホイール8を図2で右回転させると、前述と
逆にトランスファアーム21,21はパレット50を把
持したまま同調して右旋回し、右側へ倒伏した水平姿勢
では、パレット50は隣接する次段の加工ステーション
1の取付架台5上に載置される。勿論この場合も、トラ
ンスファアーム21,21の旋回中心の偏心設定によ
り、図5の如く、挿入孔51,51とトランスファピン
31,31との位置関係は変わらないから、パレット5
0は常に水平姿勢を維持する。こうして次段の取付架台
5上にパレット50が到達した後、圧油の供給によりピ
ストン25,25を作動させてトランスファピン31,
31を後退させれば、パレット50の把持は解除され
る。ちなみにパレット50と取付架台5との連結は、取
付架台5から突出され、放射方向へ拡縮自在な複数のチ
ャック爪を、パレット50の底面に設けたチャック孔へ
挿入し、チャック爪を放射方向へ移動させることで、チ
ャック孔と取付架台5間を楔状にロックする構造が採用
されている。このようにパレット50の搬送が終了する
と、後は再びドライブモータ39を駆動してウォームホ
イール8を左回転させ、トランスファアーム21,21
を垂直姿勢まで旋回させれば良い。
【0013】よって、上記実施の形態によれば、各加工
ステーション1ごとに設けられたワーク搬送装置6を用
いて、図1のように前段で加工済みのワークWを次段の
取付架台5へ簡単に搬送することができる。特に、トラ
ンスファピン31,31の出没と、トランスファアーム
21,21の同調旋回で簡単にパレット50の把持と搬
送が可能となるから、搬送が短時間で済む。併せて、ト
ランスファピン31,31を、バネ機構により常態で突
出する構成としているので、搬送中の外乱による電源
断、油圧力低下等の影響を受けることがなく、安全が確
保される。又、トランスファピン31,31の出没構造
と、トランスファアーム21,21の同調旋回機構のみ
でワーク搬送装置6が構成されるため、構造が簡略化
し、コストもかからない。又、各ワーク搬送装置6は、
加工ステーション1ごとに独立して設置されるから、加
工工程の変更による加工ステーション1の移動や追加等
が容易に行える。更に、加工ステーション1を直線上に
整列させなくても、トランスファアーム21,21の旋
回軌跡と取付架台5の位置さえ対応させておけば、加工
ステーション1を四角形状やU字状、円形状等の任意の
レイアウトで配置することができる。勿論、加工ライン
全体も小型化されてスペースをとらない。加えて、常態
ではトランスファアーム21,21が垂直姿勢にあって
加工ステーション1への行き来を妨げないため、保守点
検等の作業性への支障も生じず、切粉の排出も容易とな
って加工精度の劣化の虞れもないのである。
【0014】尚、トランスファアーム21,21の同調
旋回機構は、上記形態の如く、オルダムジョイント14
を採用すれば、正確且つ簡単に同調が実現でき、好まし
いが、他の機構でも可能である。図7,8はその変更例
を示すもので、ドライブモータ39からの回転伝達やパ
レット50の把持構造等は上記と同じであるため、記載
を省略する。ここではウォームホイール42は、内径に
ギヤ部43を形成した円筒形状のものが採用され、この
円筒内に、ギヤ部43に噛合するピニオン45を夫々周
設したアーム軸44,44が、ウォームホイール42の
軸心から互いに離反する水平間隔2Sだけずらして、基
台7内でボールベアリング46,46に回動可能に軸支
されており、各アーム軸44の外側端面に、トランスフ
ァアーム21,21の凹溝部22,22に嵌合する突条
47,47を夫々突設したものである。よってこの形態
では、ドライブモータ39の駆動でウォームホイール4
2が回転すると、ギヤ部43と噛合するアーム軸44,
44が夫々同方向へ同調して回転し、アーム軸44,4
4に連結されるトランスファアーム21,21を同調し
て旋回させることになり、上記形態と同様にワークWの
搬送制御が可能となる。特にこの形態によれば、オルダ
ムジョイント14等を用いたものより部品点数が少なく
なり、コストダウンの実現を図ることができる。
【0015】その他、ウォームホイール8の回転制御構
造等の他の構造も上記形態に限定するものでなく、適宜
設計変更可能で、例えばトランスファピン31,31の
出没構造を、上記油圧シリンダとリンク等との組み合わ
せによる他、エアシリンダを用いたり、ソレノイドで電
気的に制御したりすることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、各加工
ステーションごとに設けられたワーク搬送装置を用い
て、前段の載置位置にあるワークを次段の載置位置へ簡
単に搬送することができる。特に、トランスファアーム
の同調旋回と、ピンの出没とで簡単にパレットの把持と
搬送が可能となるから、搬送が短時間で済む。同様に、
ピンの出没構造と、トランスファアームの同調旋回機構
のみでワーク搬送装置が構成されるため、構造が簡略化
し、コストもかからない。又、各ワーク搬送装置は、加
工ステーションごとに独立して設置されるため、加工工
程の変更による加工ステーションの移動や追加等が容易
に行え、加工ステーションを直線上に整列させなくて
も、トランスファアームの旋回軌跡とパレットの載置位
置さえ対応させておけば、加工ステーションを任意のレ
イアウトで配置することができる。勿論、加工ライン全
体も小型化されてスペースをとらない。加えて、トラン
スファアームは加工ステーションへの行き来を妨げない
ため、保守点検等の作業性への支障も生じず、切粉の排
出も容易となって加工精度の劣化の虞れもないのであ
る。一方、請求項2に記載の発明によれば、請求項1の
効果に加えて、前記ウォームギヤとオルダムジョイント
との採用により、前記トランスファアームの同調旋回機
構を簡単に、且つ精度良く構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク搬送装置を用いた加工ラインの
説明図である。
【図2】ワーク搬送装置の説明図である。
【図3】ワーク搬送装置の説明図である。
【図4】トランスファアームの同調旋回機構を主要部品
のみで示す説明図である。
【図5】トランスファアームの旋回動作を示す説明図で
ある。
【図6】ワーク搬送装置の平面図である。
【図7】トランスファアームの同調旋回機構の変更例を
示す分解説明図である。
【図8】トランスファアームの同調旋回機構の変更例を
示す分解説明図である。
【符号の説明】
1・・加工ステーション、2・・ベッド、4・・三軸ユ
ニット、5・・取付架台、6・・ワーク搬送装置、7・
・基台、8,42・・ウォームホイール、10・・セン
ターオルダム、14・・オルダムジョイント、17・・
アームオルダム、21・・トランスファアーム、24・
・シリンダ室、27・・ロッド、30・・回動アーム、
31・・トランスファピン、33・・ウォームロッド、
37・・中間ロッド、39・・ドライブモータ、50・
・パレット。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 39/04 B23Q 7/00 B65G 47/90

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前段の加工ステーションにおけるワーク
    をセットしたパレットの載置位置と、次段の加工ステー
    ションにおける前記パレットの載置位置との中間点に配
    置される基台に、前記前後段の載置位置間の半分の長さ
    を有する一対のトランスファアームを、それらの自由端
    が前記載置位置間で垂直旋回するように設けると共に、
    前記両トランスファアームを同調して垂直旋回させる同
    調旋回機構を内設する一方、前記両トランスファアーム
    の旋回軸を、その軸方向に、前記パレットの一方の幅以
    上の間隔を有するように、且つ前記旋回軸の水平直交方
    向に、前記パレットの他方の幅以内の間隔を有するよう
    に、夫々前記中間点から等距離ずつ互いに反対方向へず
    らして配置し、更に、前記各トランスファアームの自由
    端に、前記パレットの他方の幅方向の両側面において前
    記旋回軸の水平直交方向での間隔で互い違いに形成され
    た挿入孔に挿入可能なピンを、夫々同調して出没自在に
    設けたことを特徴とする加工ラインにおけるワーク搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記同調旋回機構を、前記旋回軸の水平
    直交方向に配置されるウォームホイールと、モータ駆動
    で回転制御されるウォームとからなるウォームギヤと、
    前記ウォームホイールの両側面を、夫々各側面側の前記
    トランスファアームの基端と連結するオルダムジョイン
    トとした請求項1に記載の加工ラインにおけるワーク搬
    送装置。
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