JP3051336U - 風呂敷を応用した巾着袋 - Google Patents

風呂敷を応用した巾着袋

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JP3051336U
JP3051336U JP1998000929U JP92998U JP3051336U JP 3051336 U JP3051336 U JP 3051336U JP 1998000929 U JP1998000929 U JP 1998000929U JP 92998 U JP92998 U JP 92998U JP 3051336 U JP3051336 U JP 3051336U
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furoshiki
drawstring bag
bag
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pieces
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JP1998000929U
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Inventor
義之 米井
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三陽商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風呂敷本体で縫成された巾着袋の表面口部
に、三角状舌片による垂れ片を吊設して、表裏が異った
図形模様やデザインを巾着袋に出現させて美麗且つ斬新
な巾着袋となし、頗る廉価に提供できて嵩高とならず扁
平に折畳み出来、収納物品の落下が確実に阻止出来る。 【解決手段】 風呂敷本体の対向する一方の隅角部を互
いに内折して、ひも挿通孔を有する三角状舌片を形成
し、次いで三角状舌片が接するように折半し、左右の傾
斜辺を縫成して得た台形袋体を引っ繰り返して表裏を反
転し、一方および他方のひも挿通孔より夫々U字状に紐
片を挿通する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、所望の風呂敷本体を用いて巾着形を呈した袋体に縫成して成る風呂 敷を応用した巾着袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より適宜物品を包むために用いる正方形の布である風呂敷は周知されると ころであり、古くは元禄の頃より現代まで綿々と使用されているものである。近 時この風呂敷そのものが見直され、染色技術やコンピューター等の発展により、 斬新で複雑な図柄模様等のデザインが容易に描出し得るものとなり、従来の如く 物品を包む用途以外に室内装飾品、ナプキン、ランチョマット、その他使用者の 好みによって任意に使い分けがされている。然しながら、正方形の布である風呂 敷は、所望物品を包むもの以外に室内装飾品等々に任意に使用されるとしても、 風呂敷自体をそのまま代用品として用いているに過ぎず、風呂敷と云う物品を用 いて一定形状を保有して成る巾着袋は、未だ開発されていない現況である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然るに本考案が茲に開発した風呂敷を応用した巾着袋にあっては、正方形の布 である風呂敷自体を用いて巾着形の袋物となるように縫成し、風呂敷の表裏に描 出された独自の斬新な図柄模様や彩色を巾着袋の外側に夫々露出させると共に、 その使用時には、垂れ片となる三角状舌片が左右に出現して、極めて美麗な外観 を有した巾着袋が得られ、未使用時には、在来の風呂敷と略同程度の嵩となって 持ち運びに利便性が出現し、且つ風呂敷本体を用いることで、無数のデザインが 配された巾着袋そのものが頗る廉価に製出し得る風呂敷を応用した巾着袋を提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を有効に達成するがために本考案に於ける風呂敷を応用した巾着 袋にあっては、表裏に任意の図柄模様や彩色が施された風呂敷本体1であって、 該風呂敷本体1の対向する一方の隅角部4、5を夫々内折して三角状舌片2、3 を形成し、三角状舌片2、3の平行な折曲線8、9に沿って、ひも挿通孔10、 11を縫成16して設けると共に、互いの三角状舌片2、3が接するように折半 し、左右の傾斜辺12、13を縫成20して台形袋体Aを形成すると同時に、該 台形袋体Aの表裏を反転させ、一方側および他方側のひも挿通孔10、11の開 口孔よりU字状に夫々紐片14、15を挿通した風呂敷を応用した巾着袋を特徴 とするものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の風呂敷を応用した巾着袋に於いては、任意の図柄模様や彩色が表裏に 施された正方形の布である風呂敷本体を用い、この本体の対向する一方の隅角部 を互いに内折して、ひも挿通孔を有した三角状舌片を形成し、更に三角状舌片が 接するように折半し、左右の傾斜辺を縫成して得た台形袋体を引っ繰り返して表 裏反転させ、一方および他方のひも挿通孔よりU字状に夫々紐片を挿通し、而し て巾着袋内に物品を収納した後、左右の紐片の端部を引っ張ることで口部が収縮 して締まり、互いの紐片を蝶結び等で締括し、次いで傾斜辺の縫成により出来た 他方の隅角部を有する突出延出片を互いに締括して巾着袋として携帯するもので あって、風呂敷本体に描出された一方に配された図柄模様等の面上に、他方に配 された風呂敷本体の図柄模様等が三角状舌片として出現するものとなり、この三 角状舌片の垂れ片により極めて美麗且つ斬新で整然とした巾着袋が得られ、未使 用時には在来の風呂敷と同程度の嵩となって持ち運びが容易となり、風呂敷本体 そのものを使用して巾着袋を形成するので、その表裏のデザインが無数に展開さ れた風呂敷本体を任意に選択して使用出来、巾着袋用生地と異なり頗る廉価に提 供し得るものとなる。
【0006】
【実施例】
次いで本考案による風呂敷を応用した巾着袋に関する実施の一例を図面を参照 して説明する。
【0007】 図1に於いては、風呂敷本体1を用いて巾着袋Bに縫成するまでの工程を(a )乃至(d)に順次示した製作工程図であり、また図2は、図1の(d)の表裏 を反転した巾着袋の斜視図、また図3は、物品を収納し突出延長片18、19を 開放した巾着袋Bの斜視図であり、また図4はその突出延長片18、19同志を 締括った携帯時の巾着袋Bの全体斜視図を示している。
【0008】 1は絹織物、綿織物等の天然繊維或いはレーヨン等の合成樹脂繊維を用いて成 る風呂敷本体であって、該風呂敷本体1は広幅織物原反を正方形に裁断し、裁断 辺を縫合して得られ、その表面および裏面には、任意の図柄模様や彩色が施され ている。斯かる風呂敷本体1は強撚糸等を用いて畝織りとした縮緬地、その他任 意の織組織のものが適宜選択され、また表裏面を異色のデザインに染色を施した もの等が好みに採択される。
【0009】 Aは台形袋体であって、該台形袋体Aは風呂敷本体1を一定形状に折畳みて縫 成することによって形成されるのであるが、その形成手段は図1(a)乃至(d )に製作工程が示されている。先ず図1(a)の風呂敷本体1を、図1(b)の 如くその対向する一方の隅角部4と5を夫々同一方向に内折して三角状舌片2と 3とを形成する。この三角状舌片2と3は巾着袋Bが完成された時に、その口部 17に垂れ片として吊り下がった状態を呈するものとなる。
【0010】 互いに内折した三角状舌片2と3には、図1(c)の如く巾着袋Bの口部17 を収縮させて閉鎖するためのひも挿通孔10と11とが設けられるが、この際該 ひも挿通孔10と11は、三角状舌片2、3を内折した際に出来る互いに平行な 折曲線8、9に沿って、二本の紐片14、15が摺動自在に挿通出来るようにミ シン掛け等にて縫成16されている。
【0011】 次いでミシン掛け等にて縫成16された三角状舌片2、3が、互いの面が接す るよう図1(d)の如く折半すると共に、口部17を除いた左右両側の傾斜辺1 2、13を端ミシン掛け等にて縫成20し、上面の口部17が開放された台形袋 体Aを形成する。
【0012】 斯様にして形成された台形袋体Aは、図2の如くその表裏が反転即ち引っ繰り 返され、これにより台形袋体Aの傾斜辺12、13の縫成20部分が巾着袋Bの 内側へ隠蔽されるものとなる。次いで巾着袋Bの口部17に形成されたひも挿通 孔10、11に亘って二本の紐片14、15を挿通するのであるが、この際当該 紐片14、15は夫々一方のひも挿通孔10、11の開口孔より挿入され、他方 の開口孔へ至り、更に反転して一方のひも挿通孔10、11の開口孔へ至るよう に、左右からU字状に交叉する如く挿通されており、従って左右の紐片14、1 5の各自由端を引っ張ることで、巾着袋Bの口部17が瞬時に収縮して閉鎖され ることとなる。口部17を開放する場合は、閉鎖された口部17へ指を挿入して 広げれば極めて容易に拡開し得る。この紐片14、15は口部17の開口長より 略20cm長いものが使用されているが、特にその長さは制限されない。
【0013】 巾着袋B内へ適宜物品が収納され、風呂敷本体1の他方の隅角部6、7によっ て形成される突出延長片18、19を開放した状態が図3に示されており、巾着 袋Bの口部17が閉鎖され紐片14、15が蝶結びで固定されている。この突出 延長片18、19は、紐片14、15が締括された後、図4の如く両延長片18 、19同志を締括して巾着袋Bとして携帯に供されるものとなる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、風呂敷本体の対向する一方の隅角部を互いに内折して、ひも 挿通孔を有する三角状舌片を形成し、次いで三角状舌片が接するように折半し、 左右の傾斜辺を縫成して得た台形袋体を引っ繰り返して表裏を反転し、一方およ び他方のひも挿通孔より夫々U字状に紐片を挿通して成るものであるため、風呂 敷本体に描出された一方に配した図柄模様等の面上に、他方に配した風呂敷本体 の図柄模様等が三角状舌片として出現するので、巾着袋の表面口部には三角状舌 片による垂れ片が吊設されて極めて美麗且つ斬新で整然とせる巾着袋が得られ、 殊に風呂敷本体の表裏を異色の配色とすることで巾着袋には表裏のデザインが夫 々出現し、コントラストの在る巾着袋となる。
【0015】 風呂敷本体そのものを用いて巾着袋に構成するため、表裏のデザインが無数に 展開された風呂敷本体を任意に選択して使用出来るので、巾着袋用生地を別途用 いるものと異なり、頗る廉価に製作出来ると同時に、未使用時には在来の風呂敷 と同程度の嵩で扁平に納まるので、その持ち運びが容易となる利便がある。
【0016】 また巾着袋の口部が紐片による締括と、突出延長片による締括とによる二種類 による締括手段となることによって、口部が強固に収縮固定され、収納物品の落 下が確実に阻止出来、且つその締括手段は美的感覚に溢れたものとなる効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】巾着袋に縫成するまでの製作工程図である。
【図2】巾着袋の表裏を反転した斜視図である。
【図3】突出延長片を開放した巾着袋の斜視図である。
【図4】携帯時の巾着袋の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 風呂敷本体 2 三角状舌片 3 三角状舌片 4 一方の隅角部 5 一方の隅角部 6 他方の隅角部 7 他方の隅角部 8 折曲線 9 折曲線 10 ひも挿通孔 11 ひも挿通孔 12 傾斜辺 13 傾斜辺 14 紐片 15 紐片 16 縫成 17 口部 18 突出延長片 19 突出延長片 20 縫成 A 台形袋体 B 巾着袋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏に任意の図柄模様や彩色が施された
    風呂敷本体(1)であって、該風呂敷本体(1)の対向
    する一方の隅角部(4)、(5)を夫々内折して三角状
    舌片(2)、(3)を形成し、三角状舌片(2)、
    (3)の平行な折曲線(8)、(9)に沿って、ひも挿
    通孔(10)、(11)を縫成(16)して設けると共
    に、互いの三角状舌片(2)、(3)が接するように折
    半し、左右の傾斜辺(12)、(13)を縫成(20)
    して台形袋体(A)を形成すると同時に、該台形袋体
    (A)の表裏を反転させ、一方側および他方側のひも挿
    通孔(10)、(11)の開口孔よりU字状に夫々紐片
    (14)、(15)を挿通したことを特徴とする風呂敷
    を応用した巾着袋。
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