JP3049872U - 植栽容易な歩車道境界ブロック - Google Patents

植栽容易な歩車道境界ブロック

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Publication number
JP3049872U
JP3049872U JP1997011400U JP1140097U JP3049872U JP 3049872 U JP3049872 U JP 3049872U JP 1997011400 U JP1997011400 U JP 1997011400U JP 1140097 U JP1140097 U JP 1140097U JP 3049872 U JP3049872 U JP 3049872U
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JP
Japan
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planting
plant
sidewalk
easy
side wall
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Application number
JP1997011400U
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English (en)
Inventor
初美 前大
恒子 前大
Original Assignee
初美 前大
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路と歩道との境界に使用されたり、あるい
は公園や駐車場などに使用される植栽容易な歩車道境界
ブロックに関し、車道部分と歩道部分の植栽工事を同時
進行することができるようにして工事期間の短縮化を図
ると共に、雨水を地盤へと浸透還流して車道部側に形成
されているU字側溝への雨水の流入を抑制して、河川の
急激な増水を防止することを目的とする。 【構成】 長尺な左右両側壁部の下端部を底部により連
結し、両側壁部の上部を開口して植栽部を形成し、この
植栽部の一方の側壁部の上端開口縁の外側部に縁石とな
るブロック本体を一体に形成すると共に、植栽部の底部
には複数個の水抜き孔を形成した植栽容易な歩車道境界
ブロックである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は道路と歩道との境界に使用されたり、あるいは公園の側道や駐車場な どに使用される植栽容易な歩車道境界ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般道路の道路構造としては図4で示したように、車道部Aの路面aと 歩道部Bの路面bとから構成され、この車道部Aと歩道部Bとの間は歩車道境界 ブロックCによって隣接して設置されている。この車道部AにはU字側溝Dの設 置と共に、歩車道境界ブロックCによって形成される。一方、歩道部Bの車道部 側にはガードレールや植栽等によって歩行者の安全を図ったり、あるいは道路の 緑化を図るようにしているものであった。そして、歩道部Bの緑化植栽に際して は歩道ブロックや植栽ブロックE等によって植栽部分を囲繞したうえ、その植栽 部分に土盛りをして植栽したり、あるいはガードレールを設置しているのが一般 的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、車道部Aと歩道部Bの工事に際して両道路の境界となる歩車道 境界ブロックCを設置した後に、歩道部Bの路面工事や植栽工事を個別に行って いるものであった。そして、歩道部Bの植栽工事に際しては、敷設されている歩 道部の路面を掘り起こしたりして行ったり、また、車道部Aの工事と歩道部Bの 工事とが別々に行われるために、これらの工事に伴って車道側や歩道側の通行が 規制されるために通行を阻害する要因となったり、道路全体としての工事期間が 長期化するという問題を有していた。 更に、歩道上に溜った雨水は、その殆どが車道部AのU字側溝Dに流入してし まうため地面の保水能力が低下し、雨水が流入するU字側溝Dの配水能力を超え て河川氾濫の一因ともなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を解決しようとするもので、次のように構成したも のである。 登録を受けようとする第1の考案は、長尺な左右両側壁部の下端部を底部によ り連結し、両側壁部の上部を開口して植栽部を形成し、この植栽部の一方の側壁 部の上端開口縁の外側部に縁石となるブロック本体を一体に形成すると共に、植 栽部の底部には複数個の水抜き孔を形成したものである。
【0005】 登録を受けようとする第2の考案は、上記第1の考案における植栽部の長尺方 向の側壁端部に閉塞部を形成した植栽容易な歩車道境界ブロックである。
【0006】
【考案の作用】
上記のような構成とすることにより、道路工事に際して歩車道境界ブロックの 敷設工事と共に、歩道部の植栽工事も同時に行うことができるため、工事期間を 短縮することができる。 上記の構成による植栽容易な歩車道境界ブロックは、歩車道境界ブロックと歩 道の植栽部分とを一体的に形成したものであるから、車道部分と歩道部分の植栽 工事を同時進行することができるため、工事期間の短縮化が図れるものとなる。 また、植栽部の底部には複数個の水抜き孔を形成してあるので、歩道上に降った 雨水は植栽部の底部に形成された水抜き孔から地面へと浸透還流されるために、 車道側に形成されているU字側溝への雨水の流入が抑制されることとなり、河川 の急激な増水を防止することが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る植栽容易な歩車道境界ブロックの実施例を図面により説明 する。図1は本考案にかかる植栽容易な歩車道境界ブロックの斜視図であり、図 2は同敷設状態の断面図で、図3は他実施例の斜視図で、図4は道路構造を示す 縦断面図である。
【0008】 図において1はブロック本体であり、このブロック本体1は車道部の路面と歩 道部の路面との間の歩車道境界ブロックとして設置されるものである。ブロック 本体1の歩道部側1bには植栽部2が一体的に形成されている。この植栽部2は 長尺な左右両側壁部3,4の下端部を底部5により連結し、両側壁部3,4の上 部を開口して形成されている。そして、この植栽部2の一方の側壁部4の上端開 口縁の外側部に縁石となるブロック本体1が一体に形成されている。植栽部2の 底部5には複数個の水抜き孔6が穿設されている。この水抜き孔6は円形状に形 成されているが植栽部2の水抜き効果を有するものであればその形状は限定され るものではない。
【0009】 この水抜き孔6は歩道部Bや植栽部2への降雨の一部が水抜き孔6から地中に 浸透するものとなるために、植栽した植物へ適度な水分を補給することができる と共に、車道部Aに設けられているU字側溝Dへの降雨の過大な流量を抑制する こととなり、河川の氾濫を防止する効果を有するものとなる。
【0010】 図2の実施例は、植栽部2の長尺方向の一方の側壁部3,4の端部を閉塞して 閉塞部7を形成した植栽容易な歩車道境界ブロックである。このブロック本体1 1は上記のブロック本体1に連接して設置されるもので、閉塞部7によって植栽 部2が囲繞されるために、歩道部Bの緑化植栽がより容易なものとなる。なお、 図示の実施例においては一方の側壁部の端部に閉塞部を形成してあるが、他方の 側壁部の端部に閉塞部を形成したり、あるいは両端部に閉塞部を形成しても良い 。
【0011】 図3の実施例は、ブロック本体1に車道部A側に向かって側溝8を一体的に形 成した実施例である。この実施例によれば、U字側溝を設けない車道や公園、あ るいは駐車場に設置するのに適したものとなる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のように、長尺な左右両側壁部の下端部を底部により連結し、両 側壁部の上部を開口して植栽部を形成し、この植栽部の一方の側壁部の上端開口 縁の外側部に縁石となるブロック本体を一体に形成すると共に、植栽部の底部に は複数個の水抜き孔を形成したことを特徴とする植栽容易な歩車道境界ブロック である。 したがって、車道部分Aと歩道部分Bの植栽工事を同時進行することができる ため、工事期間の短縮化が図れるものとなる。また、植栽部2の底部には複数個 の水抜き孔6を形成してあるので、歩道上に降った雨水は植栽部の底部6に形成 された水抜き孔6から地盤へと浸透還流されるために、車道側に形成されている U字側溝Dへの雨水の流入が抑制されることとなり、河川の急激な増水を防止す ることが可能となる。
【0013】 また、前記植栽部の長尺方向の側壁端部に閉塞部を形成してあるので、この閉 塞部7によって植栽部2が囲繞されるために、歩道部Bの緑化植栽がより容易な ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る植栽容易な歩車道境界ブロック
の斜視図である。
【図2】 植栽容易な歩車道境界ブロックを敷設した状
態を示す断面図である。
【図3】 植栽容易な歩車道境界ブロックの他実施例の
斜視図である。
【図4】 従来の道路構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ブロック本体 2 植栽部 3 側壁部 4 側壁部 5 底部 6 水抜き孔 7 閉塞部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な左右両側壁部の下端部を底部によ
    り連結し、両側壁部の上部を開口して植栽部を形成し、
    この植栽部の一方の側壁部の上端開口縁の外側部に縁石
    となるブロック本体を一体に形成すると共に、植栽部の
    底部には複数個の水抜き孔を形成したことを特徴とする
    植栽容易な歩車道境界ブロック。
  2. 【請求項2】 前記植栽部の長尺方向の側壁端部に閉塞
    部を形成した請求項1記載の植栽容易な歩車道境界ブロ
    ック。
JP1997011400U 1997-12-10 1997-12-10 植栽容易な歩車道境界ブロック Expired - Lifetime JP3049872U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666724U (ja) * 1993-03-10 1994-09-20 ヤマハ株式会社 ゴルフ用クラブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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