JP3049609U - 両用型ハドルカバー - Google Patents

両用型ハドルカバー

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JP3049609U
JP3049609U JP1997011763U JP1176397U JP3049609U JP 3049609 U JP3049609 U JP 3049609U JP 1997011763 U JP1997011763 U JP 1997011763U JP 1176397 U JP1176397 U JP 1176397U JP 3049609 U JP3049609 U JP 3049609U
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Japan
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handle
cover
handle cover
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dual
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JP1997011763U
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Inventor
恒夫 小泉
Original Assignee
株式会社ヨシオ
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車のハンドル形状が異なるタイプいずれ
にも対応できる両用型ハンドルカバーを提供する。 【解決手段】 自転車用ハンドルカバーは、フラットバ
ー及びアップタイプいずれのハンドルにも簡単に対応で
きる両用タイプのハンドルカバー(1)とするために、
まず表地(2)は防水生地で裏地(3)はボア地などの
保温生地を重ねた周囲をバイアステープ等で縁取り
(4)したカバーは、展開した形状が図2に示すような
略台形状を成す一枚もののハンドルカバー(1)を形成
する。さらにその略台形状の縦中央を二つ折りした際に
筒状を成すべく、左右に2面を成すハンドルカバー
(1)の下辺及び左右の上下に一組の雄スホック(5)
(5)と雌ホック(6)(6)による閉じ部材(7)を
複数個設け、かつ上部の二つ折り部位には取り付け紐
(8)を通す二つの紐穴(9)(9)を設けた両用型の
ハンドルカバー(1)を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自転車のハンドル形状が異なるタイプいずれにも対応できる両用 型ハンドルカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自転車の防寒用ハンドルカバーには様々な形のものがあるが、一般 的に見られるタイプには図6に示す次のようなものがある。 まずハンドルカバーの形状は略三角形ないし漏斗状を成した筒体を成し、左右 に大小の開口部を有するカバー形成して、その内側にはボア生地などのような保 温素材を施し、さらに取り付け部材として、前記のカバーの筒体細口側の端部に ハンドルに縛り付けるための細紐を備えたもの二つを一組としたものであった。 これをハンドルに取り付ける際は、このカバーを左右のハンドルグリップに細 口側より差し込んでからハンドルに細紐で縛り付けて使用するタイプが一般的な ものである。
【0003】 このタイプには、さらにカバーをハンドルに止める方法が細紐に面ファスナー 、ホックなどを併用するタイプも見られ、また手を差し入れる側の大きい開口部 位に、風の侵入を少なくさせるために毛糸などによる別途素材で成る細口補助カ バーを取り付けたものもある。しかし基本的にはカバーの形状は略三角ないし漏 斗状を成したカバーを形成したものであった。 これ以外に見られるタイプのハンドルカバーには、数は少ないが直線状のフラ ットバータイプのハンドルに対応するように、漏斗状を成したカバーのグリップ 端部側の外側部位を閉じて、筒体側面のサドル側に手の差し入れ口となる開口部 を施したハンドルカバーもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このようにカバーをハンドルに固定する取り付け部材が異なる点はあるが、い ずれもカバーの形状は基本的には左右に大小の開口部を有する略三角ないし漏斗 状を成した形のハンドルカバーであるので、ハンドルのタイプによっては次のよ うな様々な使いにくさや欠点があった。
【0005】 まず、一般的に見られるハンドルの形状は大きく分けて二つのものがある。一 つはグリップ端部が自転車の左右外方向に向いた一文字型のフラットバータイプ があり、近年特に多くなってきているものとしては、正面及び背面形状がU字型 を成し、グリップ端部がサドル側に向いたいわわゆるアップタイプのハンドルな どがあるが、前述のような略三角形状ないし漏斗状を成した筒状のハンドルカバ ーの場合は、U字型のアップタイプのハンドルに取り付けた場合は、手を差し入 れる大きな開口部はサドル方向に向いた形で取り付けられるので、サドルに腰掛 けた運転者の手が差し入れやすく、またハンドルカバー内に風も入りにくくグリ ップも握りやすい。
【0006】 他方フラットバータイプのハンドルは一本の棒状であるので、ハンドル及びグ リップ端部は自転車の前後に対して左右外側向きであるので、これに前記のよう な筒状及び漏斗状のハンドルカバーをそのまま取り付けると、手の差し入れ口も 当然、左右外側に向く状態で取り付けられる。カバーは固い素材ではないのでこ のままでも運転者の手を差し入れてグリップを握ることは可能であるが、その場 合ハンドルカバーはよじれたり無理な形に歪むくとは避けられないし、差し入れ 口も広がる状態になるので寒風も入りやすくなり、本来の防寒カバーの機能を果 たさない欠点がある。
【0007】 さらにフラットバータイプに対応しやすいハンドルカバーの場合は、グリップ 端部側が閉じられサドル側一部に手の差し入れ口を設けたものであるので、フラ ットバータイプのハンドルに付けると無理なく手も入れやすくグリップも握りや すいが、これをアップタイプのハンドルに取り付けると、左右のカバーに設けら れた手の差し入れ口は左右対向するような状態で取り付けられるので、運転者の 手は差し入れにくく、グリップを握った場合などはカバーがよじれた状態でハン ドル操作を行なうこととなるので、とっさの場合など手がカバーから出しにくく なり危険なこともあるので、アップタイプのハンドルには好ましいものではなか った。
【0008】 いずれも、それぞれのタイプのハンドルに適したカバーを使用する場合はよい が、合わないタイプのハンドルカバーを使用すると、前記に示すような使いにく さや危険要因を成すので慎重に選んだり、自転車を替えた場合はそれに合ったハ ンドルカバーを買い替えたりしなければならない不便があり、一つのカバーで異 なる形のハンドルいずれにも対応できるものが無い欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上のような不便や欠点を解消するために成されたものであり、次に この考案の基本構成を示す。まずハンドルカバーはフラットバー及びアップタイ プいずれのハンドルにも簡単に取り付けられ、かつ手を差し入れてグリップを握 りやすく操作性、防寒性を損なわないようにできるハンドルカバーとするために 、展開すると略台形状を成す一枚状のカバー体とし、その一端中央に取り付け紐 を通す紐穴を設けた部位を折り曲げ部とし、その折り曲げ部の一方と他方部2面 を閉じることで、筒状になるようにする一組のホックをカバーの周囲に複数個設 けた構成として、そのホックの留める部位を変えることで、フラットバー及びア ップタイプいずれのハンドルにも最適な形のカバーが形成できるようにする。
【0010】
【考案の実施の形態】
このハンドルカバー(1)は展開した状態が一枚ものの略台形状を成したカバ ー端部に、二つ折りして筒状を成すための雄ホック(5)、雌ホック(6)を一 組とする閉じ部材(7)を紐穴(9)(9)部位を二つ折り部とした左右面端部 に複数個設けたきわめてシンプルな構成である。
【0011】 加えて、フラットバーハンドル(A)タイプに取り付ける場合は、取り付け紐 (8)でハンドルに縛り付けた上で紐穴(9)(9)寄りの1つ目と外側に位置 する3つ目の雄ホック(5)と雌ホック(6)を閉じ合わせれば、手の差し入れ 口はサドル側に位置し、またアップハンドル(B)タイプに取り付ける際は同様 にハンドルに取り付け紐(8)で縛り付けた上で、紐穴(9)(9)寄り1つ目 と2つ目の雄ホック(5)と雌ホック(6)を閉じ合わせれば、手の差し入れ口 が前記タイプ同様にサドル側に位置することになるので、グリップを握りやすく 風の侵入も防げ、かつ操作性を妨げる要因は無くなる両用型のハンドルカバー( 1)とすることが可能である。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例を図1に示す斜視図、図2の展開図及び図3〜図5に示す取り 付け使用例図を参照して説明する。 本考案の自転車用ハンドルカバーは、フラットバー及びアップタイプいずれの ハンドルにも簡単に対応できる両用タイプのハンドルカバー(1)とするために 、まず表地(2)は防水生地で裏地(3)はボア地などの保温生地を重ねた周囲 をバイアステープ等で縁取り(4)したカバーは、展開した形状が図2に示すよ うな略台形状を成す一枚もののハンドルカバー(1)を形成する。さらにその略 台形状の縦中央を二つ折りした際に筒状を成すべく、左右に2面を成すハンドル カバー(1)の下辺及び左右の上下に、一組の雄スホック(5)(5)、雌ホッ ク(6)(6)による閉じ部材(7)を複数個設け、かつ上部の二つ折り部位に は取り付け紐(8)を通す二つの紐穴(9)(9)を設けて、本考案に於ける両 用型のハンドルカバー(1)本体を構成している。
【0013】 本考案のハンドルカバー(1)は以上のように形成されているので、まず図3 に示すようなフラットバーハンドル(A)に取り付ける際は、紐穴(9)(9) 部を二つ折りしてハンドル(A)に被せてから取り付け紐(8)でしっかりと縛 り付けた上で、紐穴(9)寄り1つ目と外側部位の3っ目の雄ホック(5)と雌 ホック(6)を閉じ合わせると、手の差し入れる開口部はサドル側に位置するの でスムーズに手を入れやすくグリップも的確に握れ、かつハンドルカバー(1) がよじれたり無理な状態にならないので風の侵入を最小限に防ぐことができ、自 転車の操作性も損ねない。
【0014】 他方、アップハンドル(B)に取り付ける場合は、前記タイプの場合、右のグ リップに付けたものを左グリップに移して後、取り付け紐(8)でハンドル(B )に縛り付けてから、図5に示すように紐穴(9)寄り1つ目と2つ目部位、つ まり外側部位を除いた2ケ所の雄ホック(5)(5)と雌ホック(6)(6)を 閉じ合わせれば、手の差し入れる開口部は無理なくサドル側に位置した状態に取 り付けられる。したがって手は前記タイプと同様に容易に差し入れられるのでグ リップも握りやすく、かつ風の侵入も防ぐことが可能となる。
【0015】 本考案は、このようにシンプルな一枚状のハンドルカバー(1)であるが、そ の端部複数ケ所に設けた閉じ部材(7)の閉じ合わせ方一つで、フラットバーハ ンドル(A)及びアップハンドル(B)タイプなど異なるいずれのハンドルであ っても、ワンタッチで機能的にして最適な形状のハンドルカバー(1)を形成す ることができる構成である。
【0016】 尚、一枚もののハンドルカバー(1)を筒状に形成すべく設けた閉じ部材(7 )は、雄雌を一組とするホックを採用しているが、これ以外に例えば雄雌を一組 とする面ファスナーやチャック、紐穴と閉じ紐など、他のいずれの閉じ合わせ部 材を用いてもよいものであり、特に限定するものではない。 さらにハンドルカバー(1)の表地(2)は防水性を有し、裏地(3)は保温 性あるボア生地など重ねたものをバイアステープなどで縁取り(4)して形成し ているが、この縁取り(4)テープを発色性ある蛍光テープや自発光性の蓄光テ ープ又は反射テープ素材などで縁取りを施せば単にきれいであるばかりでなく、 周囲の歩行者やドライバーに自転車の存在を認識させる効果も得て、交通安全に も寄与できるハンドルカバーとすることができるので一層好ましい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によるハンドルカバーは、一枚状のカバー端部に雄雌一組とするホック を設けたシンプルな構成としているが、自転車のハンドルに取り付けて使用する 際は、ハンドルのタイプによりカバー周囲に設けたホック等による閉じ部材の必 要部位の留め方を変えるだけで、フラットバー及びアップタイプいずれのハンド ルであっても、そのハンドルに最適な形状を成した機能性あるハンドルカバーを 簡単に形成できるものである。しかもカバーは一枚状に展開できるのでハンドル に取り付ける際は折り被せてから固定できるので、従来のように細口からグリッ プやブレーキレバーなど苦労して通す必要が無く簡単に取り付けられる。
【0018】 したがって、一つのハンドルカバーでありながらタイプの異なるハンドルいず れにも使える両用機能を発揮でき、仮に自転車を買い替えても簡単にそのハンド ルに合ったカバーを形成することはだれでもでき、加えて常にカバーの手の差し 入れ口は運転者側、つまりサドル側に位置させられるためグリップをスムーズに 握りやすく、かつカバーがよじれたりして無理な形状にはならないので寒風も入 りにくくできる。またハンドルの操作を妨げる要因も最小限に防ぐことができる ので、とっさの場合でもハンドルカバーから手を抜き取ることも容易にできるの で危険要素も少ないものであり、また本考案は自転車用としているが、オートバ イク用のハンドルカバーに採用してもよい。 さらにカバーはシンプルな構成とし、異なるタイプいずれのハンドルであって も一つのカバーで両用に対応できるので、ユーザーに余計な負担を掛けないで済 み、今までに無い機能的なハンドルカバーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図。
【図2】実施例の展開図。
【図3】実施例品をフラットバーハンドルに取り付けた
使用例平面図。
【図4】実施例品をフラットバーハンドルに取り付けた
使用例側面図。
【図5】実施例品のアップハンドル取り付け例斜視図。
【図6】従来品を示すの参考斜視図。
【符号の説明】
1・・ハンドルカバー、4・・縁取り、5・・雄ホッ
ク、6・・雌ホック、7・・閉じ部材、8・・取り付け
紐、9・・紐穴、A・・フラットバーハンドル、B・・
アップハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルカバーは、展開した形状が一枚
    ものの略台形状を成すカバー地を二つ折りして筒状に成
    すべく、二つ折りする部位を基準とする左右2面の端部
    に雄雌を一組とする閉じ部材を複数個設けたカバーを形
    成し、その閉じ部材の留め方次第で手の差し入れ部が変
    わるものであり、かつその折り合わせ部位に紐穴と取り
    付け紐を設けた構成を特徴とする両用型ハンドルカバ
    ー。
JP1997011763U 1997-12-05 1997-12-05 両用型ハドルカバー Expired - Lifetime JP3049609U (ja)

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Publication Number Publication Date
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ID=43183845

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061975A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Honda Motor Co Ltd ハンドルカバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012061975A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Honda Motor Co Ltd ハンドルカバー

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