JP3049048U - エアバッグ膨張器 - Google Patents

エアバッグ膨張器

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JP3049048U JP1997010310U JP1031097U JP3049048U JP 3049048 U JP3049048 U JP 3049048U JP 1997010310 U JP1997010310 U JP 1997010310U JP 1031097 U JP1031097 U JP 1031097U JP 3049048 U JP3049048 U JP 3049048U
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ブイ.ダール キム
モッシ ジー.ディーン
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オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物客室内における膨張器によって占領され
る空間を減少するために、高いガス圧力を有して小さな
エアバッグ膨張器を提供すること。 【解決手段】 主室22を区画形成して主室と連通する
排出口28を有するハウジング12と、主室内に有され
る所定量の加圧ガスと、主室と連通するようにハウジン
グを貫通して延在する取り付け穴44と、主室と機能的
に関連するガス加熱装置36とを具備し、ガス加熱装置
は内側端部40と外側端部42とを有する側壁38を有
し、この側壁は外側端部に隣接する後部76を有し、こ
の後部は取り付け穴内にぴったりと受け入れられる大き
さ及び形状を有し、側壁は内側端部に隣接する拡大頭部
78を有し、この拡大頭部は、ハウジングに当接してハ
ウジングへガス加熱装置を保持するのに役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、全体的に、受動制止エアバッグ装置に関する。特に、本考案は、高 圧貯蔵ガス環境を問題としない加熱装置を有するエアバッグ装置用ハイブリッド 式膨張器のための改良されたガス加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグ装置には、一般的に、同乗者へのクッション保護を提供するために 衝突時に膨張するクッションが存在する。クッションを膨張するために、このよ うなエアバッグ装置は、多量の膨張ガスを発生するための膨張器を使用する。異 なる原理で作動する種々の膨張器が知られている。各作動原理のために、クッシ ョンの圧力の上昇及び下降に時間がかかるような性能におけるわずかな差が存在 する。異なる使用にとっては、異なる原理で作動するような膨張器が好ましい。
【0003】 膨張器の公知の一つの種類は、ハイブリッド式である。ハイブリッド式膨張器 において、多量の加圧ガスを有する圧力容器が存在する。貯蔵ガスで単純にクッ ションを満たすためには、多量のガスを必要とし、結果として大きな圧力容器を 必要とする。大きさ及び重量を低減するために、ハイブリッド式膨張器は、ガス 圧力が温度によって上昇する原理を利用している。それにより、ハイブリッド式 膨張器は、ガスが膨張器から開放される以前にガスを加熱する種々の加熱装置を 有している。これは、貯蔵されるガスを少量とし、膨張器の大きさを大幅に低減 することを可能とする。
【0004】 この大きさの低減によっても、ハイブリッド式膨張器は、一般的に、むしろ大 きい。こうして、ハイブリッド式膨張器は、一般的に、同乗者側の保護のために 使用され、この位置では、膨張器を貯蔵するための比較的大きな空間が、乗物ダ ッシュボードの裏側に利用できる。運転者側の保護のためにステアリングホイー ルへ、又は、側面衝突保護のために背もたれ又は乗物側面へ取り付けられるのに 十分に小さなハイブリッド式膨張器を提供することは、非常に困難である。
【0005】 加えて、適応性を有するエアバッグ装置を提供するために、増大する要求が存 在する。適応性を有するエアバッグ装置は、大気温度(前述したようにガス圧力 に影響する)、衝突の程度、及び同乗者の位置等のような種々の規準にエアバッ グ性能を適合する。このような適応性を有するエアバッグ装置が望まれて膨張器 のさらなる構成要素を必要とする一方で、大きさの低減が望まれる。こうして、 特に、運転者側及び側面衝突への適用のために、乗物のための大きさの要求を満 足する適当なハイブリッド式膨張器を提供することは非常に困難である。一つの 解決方法が、ブッチマン等の米国特許第08/629695号に示されており、 これは、膨張器のハウジングが球状に形成されている。この球形状は、より高い ガス貯蔵圧力を可能とし、それにより、より小さな全体大きさを可能とする。し かしながら、高めたガス貯蔵圧力は、それ自身のさらなる問題を引き起こす。特 に、高圧は、一般的な***を破損する傾向があり、***をガス加熱装置とし ての使用に不適当とする。この使用に示された解決方法は、***上に圧力ドー ムを形成することであった。しかしながら、圧力の基でのこのようなドームの潰 れを防止するために、ドームは所定厚さを有していなければならない。この厚さ は、適当なレーザ溶接にとって過剰であり、それにより、圧力ドームは、ハウジ ングへ適当に固定されない。これは、圧力ドーム全体がハウジングから飛び出す ことを結果として生じる可能性がある。さらに、このドームは、***からの熱 がガスを加熱することを可能とするように、作動時に破裂しなければならない。 しかしながら、ドームの厚さを増加すると、一般的な***を使用してドームを 破裂することは困難である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、保護クッションへガスを確実に提供する適当なハイブリッド 式膨張器を提供することである。 本考案のもう一つの目的は、乗物客室内における膨張器によって占領される空 間を減少するために、小さな大きさ及び高いガス圧力を有するような膨張器を提 供することである。 本考案のさらにもう一つの目的は、高いガス圧力を問題とせず、貯蔵ガスへ熱 を確実に与えるようなガス加熱装置を有する膨張器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
これら及び他の目的は、高圧のハイブリッド式のエアバッグ膨張器のためのガ ス加熱装置によって達成される。この膨張器は、多量の貯蔵された加圧ガスを有 する主室を有している。この主室は、さらに、貯蔵ガスを加熱するための少なく とも一つの加熱装置を有している。この加熱装置は、ハウジングを貫通して延在 する側壁を有している。この側壁はハウジング内の拡大部分を有し、この拡大部 分が、貯蔵ガスの圧力のために、ハウジングに当接する。こうして、この拡大部 分は、加熱装置を保持してハウジングへ加熱装置を密封するように機能する。起 爆器は、加熱装置内に取り付けられる。加熱装置の表面上には、支持された破裂 ディスクが存在する。破裂ディスクの内側は、このディスクが膨張器内の高圧力 を存続することを可能とするように、強固に支持されている。破裂ディスクの外 側は、***が破裂ディスクを容易に破裂することを可能とするように、ほとん ど支持されていない。
【0008】
【考案の実施の形態】
前述された本考案の目的及び特徴は、図面を参照して詳細に説明される。図面 において、同じ参照番号は同じ要素を示している。 図1を参照すると、本考案による膨張器の第一実施形態は、全体的に、参照番 号10によって示されている。
【0009】 膨張器10は、好ましくは、全体的に球形状を有し、上側半球部分14と下側 半球部分16とを有するハウジング12を有している。これらの半球部分は、そ れらの当接部分回りを溶接によって共に固定される。図示したように、半球部分 の一方又は他方は、乗物へ膨張器を固定するための周囲の取り付けフランジ18 を有している。もし、この取り付けフランジ18が、図示したように、半球部分 の一方と一体に形成されているならば、湾曲縁20が結果としてもたらされる。 このような湾曲縁へ他方の半球部分を溶接固定することは不可能であるために、 他方の半球部分には、図示したように、大きな半径を有するように形成され、実 際的に取り付けフランジ18に当接する。これは、溶接固定が形成されることを 可能とする。球以外の形状を使用しても良い。しかしながら、球形状が好ましく 、なぜなら、固体形状のうちで、球が単位容積当たり最も小さな表面積を有し、 ハウジングを形成するのに必要な材料量を低減するためである。
【0010】 ハウジング12は、内側又は主室22を区画形成する。この主室22は、所定 量の加圧ガス24を有している。不活性ガスが一般的に使用される一方で、他の 活性ガスが部分的又は全体的に使用可能である。種々のガスを使用しても良い一 方で、アルゴンは、以下に十分に述べる理由のために、好ましい。ハウジング1 2には、それを貫通して延在する適当な充填ポート26が設けられており、この 充填ポートはハウジングの加圧時にシールされる。加圧ガスの貯蔵は、ハウジン グの球形状を好適とするさらなる理由である。特に、球形状は、他の形状に比較 して非常に強い圧力容器を提供し、それにより、球状ハウジングは他の形状より 高い圧力を受け入れる。こうして、球状ハウジングは、同じ容積を有する他の形 状に比較して多量の不活性ガスを貯蔵可能である。所定量の貯蔵ガスが特定のク ッションを膨張するのに必要とされるが、より小さな容積(それにより、より小 さなハウジング)が、球状ハウジングによって使用可能である。
【0011】 このハウジングは、それを貫通して延在する排出口28を有し、この排出口が 主室22とクッション(図示せず)との間の連通を提供する。衝突が感知される までハウジング内に貯蔵ガスを保持することが望まれるために、この排出口は破 裂ディスク30によって閉鎖されている。従来において公知であるように、この ような破裂ディスクは、通常の環境の基で貯蔵ガスの圧力に耐えるように形成さ れている。しかしながら、破裂ディスクは、膨張器10の作動時において、主室 内の圧力が上昇して作動後に達する所定圧力となると破裂するように形成されて いる。破裂ディスク30が破裂すると、貯蔵ガスが排出口を通りクッションへ流 入することが可能となる。所定位置に破裂ディスク30を溶接するための適当な 表面を提供するために、図示したように、排出口28回りに平らな表面を形成す ることが好ましい。
【0012】 このハウジングは、排出口及び破裂ディスクを簡単に有することができる一方 で、膨張ガスを拡げるためのディフューザ32を設けることが好ましい。このデ ィフューザは、膨張器からのガスの放散流れを提供するために、ディフューザを 貫通して延在する複数のガス排出ポート34を有している。もちろん、図示した 以外のディフューザ形状を使用することができる。
【0013】 主室22内には、少なくとも一つの加熱装置36が設けられている。以下に十 分に述べられるように、好ましくは、第二の加熱装置36が適当な性能のために 設けられる。この加熱装置36は、内側端部40及び外側端部42を有する側壁 38を有している。この側壁38は、全体的に筒状であり、ハウジング12の取 り付け穴44を貫通して延在している。好ましくは、側壁38は、ハウジングが 球状である時には円形断面を有し、これは、取り付け穴の形状を単純化する。取 り付け穴内への加熱装置の取り付けは、以下に十分に述べられる。
【0014】 ***(又は導火管)46は、外側端部42を閉鎖する。従来において公知で あるように、***46は、制御回路(図示せず)へ接続するための適当な電気 コネクタを有している。信号を受け取ると、***46は、短時間の発火及び可 能ならば少量のガスをもたらす。この***46は、種々の方法で外側端部42 へ取り付けることができる。図示した実施形態において、***46は、ホルダ のかしめによってホルダ48へ固定されている。このホルダは、ホルダ48の大 きな直径の肩部50と、側壁38の小さな直径の首部52とを設けることによっ て、固定位置において外側端部42内に受け入れられている。この肩部50は、 適当な位置にホルダ48及び***46を設置するために、首部52に当接する 。この位置にホルダ48を固定するために、外側端部42は内側ネジを有し、こ の内側ネジに適合するネジを有するプラグ54が、首部52とプラグ54との間 に肩部50を固定するように外側端部42内に挿入されている。必要ならば、外 側端部42からのガス流出に対するシールを提供するために、図示したように、 肩部50の外径位置のような適当な位置に、Oリングのような適当なシール材を 設置しても良い。
【0015】 エアバッグ膨張器に一般的に使用される***は、ハウジング12内で使用さ れることが意図された圧力に耐えられない。これらの圧力から***46を保護 するために(こうして、一般的な***が使用可能となる)、加熱装置36は、 側壁38の内側端部40を密封する破裂要素56を有している。この破裂要素5 6、側壁38、及び***46は、加熱装置内部58を区画形成するように機能 する。想像されるように、この加熱装置内部46は主室22内の高圧から分離さ れ、こうして、***46はこの高圧から保護される。
【0016】 加熱装置内部58内の圧力は大気圧として良い。例えば、側壁の外側端部42 に形成されたシール部材は部分的として良く、それにより、長時間の漏れは、加 熱装置内部58が大気圧となることを可能とする。択一的に、外側端部42のシ ール部材は完全なものとして良く、加熱装置内部58内の圧力は加熱装置36が 組み立てられる時の大気圧となる。しかしながら、必要ならば、加熱装置内部5 8は、***46を危険にしない圧力までは加圧されて良い。これは、昇圧され た環境で加熱装置36を組み立てることによって、又は、充填穴(図示せず)を 設けて組み立て後に加熱装置内部58を加圧することによって達成することがで きる。
【0017】 続いて、破裂要素は、従来において公知の種々の形状として良い。しかしなが ら、所望の高圧を収容するために、破裂要素56は、好ましくは、特定形状とさ れる。特に、破裂要素56は、破裂ディスク60を有している。従来において公 知であるように、破裂ディスク60は、所定圧力以下では影響を受けないままで ある。しかしながら、***46が作動される時に発生する熱(任意のさらなる ガスの発生と共に)は、加熱装置内部58内の圧力を所定圧力以上に増加させ、 破裂ディスク60を破裂させる。これは、加圧ガス24の温度(その結果、圧力 )を増加させるために、熱が加熱装置36から迅速に逃げることを可能とする。
【0018】 しかしながら、破裂ディスク60だけの使用は、従来に関連する同じ問題を受 ける。特に、早過ぎる破裂を確実に防止するために、破裂ディスク60は、主室 22内より十分に高い圧力に耐えるように形成されていなければならない。こう して、破裂ディスク60を破裂するために、***46は、主室22内より非常 に高い圧力を発生しなければならない。このような高い圧力を発生することは困 難である。
【0019】 この問題を避けるために、本考案は、部分的に支持された破裂ディスクを提供 する。特に、破裂ディスク60は、主室22に対向する外側表面62(図2)と 、加熱装置内部58に対向する内側表面64とを有している。この内側表面64 が、部分的に支持される。さらに詳細には、強固な支持部材66が、破裂ディス ク60の内側表面において側壁の内側端部40を部分的に横断して延在する。図 示した本実施形態において、この支持部材66は、内側開口68を有する環状で ある(ワッシャと同様)。他の形状が使用可能である。例えば、支持部材66は 、その表面を横断して拡がる複数の小さな開口を有することができ、又は、半径 外方向に延在する複数のアームと共に中心部分を有することができる。破裂ディ スク60は、破裂ディスク60の周囲に沿ってだけこの支持部材66へ固定され る。
【0020】 想像可能であるように、支持部材66は、一方向(すなわち、加熱装置内部5 8方向)における破裂ディスク60の撓みを防止(又は減少)することによって 、主室22内の圧力に対して破裂ディスク60を支持するように機能する。これ は、図2に実線で示されており、ガス圧力のために、破裂ディスク60の不支持 部分だけが(ドーム状に)撓む。しかしながら、支持部材66は、反対方向(す なわち、主室22方向)における撓みに対して破裂ディスク60を支持していな い。これは、図2に点線で示されており、破裂直前の最大撓みにおける破裂ディ スクを図示している。こうして、破裂ディスク60は、低圧、すなわち、加圧ガ ス24より低い圧力で破裂するように形成可能である。
【0021】 破裂ディスク60の部分的な支持の原理は、破裂ディスク60の外側表面62 においても使用可能である。特に、破裂保持部70を破裂ディスク60の外側表 面62に関して部分的に配置するようにしても良い。支持部材66のように、破 裂保持部70は、加熱装置36によって上昇する圧力に対して破裂ディスク60 を部分的に支持する。これは、加熱装置36の性能を変化させるのに使用可能で ある。支持部材66のように、破裂保持部70は、図示した環状を含む種々の形 状として良い。破裂保持部70は、一般的に、支持部材66によって提供される より、破裂ディスク60のためのわずかな支持を提供することが注記される。
【0022】 前述から分かるように、加熱装置内部58は、***46を保護するために、 主室22内の圧力から分離される。しかしながら、***46の作動時には、加 熱装置内部58内の圧力上昇は、加熱装置36から加熱される主室22内へ熱を 排出するために、破裂ディスク60が破裂することを引き起こし、こうして、加 圧ガス24の圧力を高める。これに関し、加熱装置内部58は空でも良く、又は 、所定量の点火材料72で満たすことができることは注記される。この点火材料 は、***46によって点火され、さらなる熱及び可能ならばさらなるガスをも たらすために、燃焼する(又は還元される)。公知の粉又は粒の点火材料が好ま しいが、気体又は液体も使用可能である。
【0023】 前述したように、加熱装置36は、主室22内の高圧に耐える一方で所望の性 能を提供する。この高圧は、さらに、加熱装置36の取り付けの困難性を引き起 こす。もちろん、加熱装置36と取り付け穴44との間から加圧ガス24が漏れ ることを防止することが望まれる。しかしながら、非常に加圧された膨張器にと って、圧力により取り付け穴44から加熱装置36が押し出されるさらなる問題 が存在する。この問題の解決方法が、本考案のさらなる態様である。
【0024】 図示したように、取り付け穴44は、ハウジング12を貫通して形成された単 純な開口ではない。取り付け穴44は、取り付け穴44の周囲から外側に延在す るスカート部74を有している。さらに、加熱装置36の側壁38は、一定の周 囲長さを有しているのではなく、外側端部42に隣接する後部76と、内側端部 40に隣接する拡大頭部78とを有している。この取り付け穴44(及びスカー ト部74)は、後部76をぴったりと受け入れる大きさ及び形状(本実施形態に おいては直径)を有している。こうして、拡大頭部78は、図1に示すように、 取り付け穴44回りでハウジング12の内側表面に当接する。図示したように、 側壁38の内側端部40から後部76への全長は延長されている。後部76に直 接的に隣接する部分だけが、ハウジングに当接するために延長される必要があり 、内側端部は本質的に延長される必要はないことは明らかである。この構造は、 用語”拡大頭部”によって包含される。
【0025】 拡大頭部の使用によって、膨張器から加熱装置を押し出すような力は、他の固 定物への任意の種類の溶接を必要とすることなく、ハウジング12自身によって 阻止される。もちろん、スカート部74の自由端部と加熱装置36(特に、後部 76)との間には溶接が使用されるが、この溶接は加圧ガス24の漏れを防止す るのに簡単である。こうして、この溶接に必要な強さは、それほど大きくない。
【0026】 さらなる変形例として、ハウジング12に対する拡大頭部78の当接は、漏れ を防止を促進するのに使用される。特に、取り付け穴44とスカート部74との 間の部分は、図示したように、滑らかな湾曲部で形成され、拡大頭部78と後部 76との間の部分は、この湾曲部に適合する湾曲部が設けられる。これらの湾曲 部を共に押圧する圧力を伴うこれらの湾曲部の間のぴったりした適合は、こうし て、取り付け穴44を完全に閉鎖する傾向があり、漏れ防止に役立つ。もちろん 、前述した溶接は、依然として好ましいが、溶接の強さ及び重要性をさらに低減 しても良い。
【0027】 前述した構造は、高圧の容積低減のハウジングを有するハイブリッド式膨張器 を提供するために適している。前述したように、球状ハウジングは、この高圧を 達成するのに好ましい。さらに、前述したように、この全体構造は、適応性を有 する膨張器を提供するのに変更しても良い。適応性を有する膨張器は、衝突の特 定の結果に基づき異なるレベルの性能を提供する。例えば、もし、衝突が小さく 、又は、搭乗者が椅子の前側に座っているか、平均重量より軽いならば、クッシ ョンは、”柔らかい”レベルで膨張される。しかしながら、激しい衝突又は重い 搭乗者のためには、クッションは、さらなる保護を提供するために、”固い”レ ベルで膨張可能である。
【0028】 膨張器10は、二つ以上の加熱装置36を設けることによって適応性の性能の ために変形可能である。このような構造にとって、ハウジングは、一つ以上のさ らなる取り付け穴44及びそれに関連する加熱装置36とを単純に有する。図示 した実施形態において、二つの加熱装置36が設けられ、両者は同じ大きさ及び 形状である。こうして、加熱装置のそれぞれは、本質的に、同じ加熱出力を提供 する。択一的に、加熱装置の加熱出力は、一方の加熱装置が大きな加熱出力を有 することで、異ならせても良い。加熱装置へ接続された制御装置(図示せず)は 、衝突を感知すると、加熱装置の一方又は両方を作動するために、適当な信号を 送る。もし、両方の加熱装置が作動されるならば、作動は同時でも良いが、任意 の時間遅らせても良い。
【0029】 想像されるように、加熱装置の作動は、主室内の貯蔵ガスを加熱し、また、使 用される加熱装置の種類に依存して、加熱装置によってもたらされるガスによっ て膨張ガスを増加しても良い。物理学から公知であるように、所定容積内のガス 圧力は、温度によって上昇する。こうして、貯蔵ガスの温度上昇は、その圧力を 高める。圧力が所定値に達すると、破裂ディスク30は破裂する。次に、加熱さ れたガスは、クッション(図示せず)へ流入するために排出口から流出する。ク ッションは、このガスを受け入れ、乗物搭乗者を保護するのに十分なクッション 圧力へ膨張される。
【0030】 もし、加熱装置の一方が作動され、又は加熱装置の両方が同時に作動されるな らば、この基本作用が起きる。作用の唯一の違いは、両方の加熱装置が作動され るならば、ガス温度及びその結果としての圧力がより高くなることである。両方 の加熱装置が作動されるが、作動の間に時間遅れがあり、後に作動する加熱装置 は破裂ディスク30の破裂後に作動される時には、かなりの違いが発生する。
【0031】 この作動方式のために、コンピュータシュミレーション及びモデル化が示され 、これは選択的に実施可能である。特に、重要な初期の問題が存在し、これは、 後に作動する加熱装置によってもたらされるガスがクッションを燃焼するほど非 常に高温なことである。これは、加圧ガス24が、最初に作動する加熱装置36 からの熱を吸収し、ディスク30を破裂させ、膨張器を出るためである。しかし ながら、次いで作動する加熱装置36からの熱は、この熱を吸収するための膨張 器内の所定量の加圧ガス24を有していない。これは、初期に引き起こされ、膨 張器内に存在する残留ガスが極めて高温であり、ディフューザに隣接するクッシ ョンの一部を燃焼する問題となる。しかしながら、これは確実に起きるとは限ら ない。特に、クッションを膨張させるガスが、後の加熱装置36によってもたら される熱を依然として受け入れ、又は、冷却し、適当な作用を提供することは明 らかである。
【0032】 これに関して、ガスによって提供される冷却量は、その分子量に関係すること が注記される。こうして、貯蔵される不活性ガスは比較的大きな分子量を有する ことが望ましい。適当なガスはアルゴンであり、これは貯蔵される不活性ガスと しての使用のために公知である。
【0033】 もちろん、さらなる変更を、この基本膨張器構造へ行っても良い。いくつかの 可能な変更が図3及び図4に示されており、これらの図には、本考案によるハイ ブリッド式膨張器の第二実施形態が、全体的に参照番号80によって示されてい る。この実施形態は、第1実施形態と共通の多くの要素を有しており、これらの 要素は、同じ参照番号によって示されている。この類似性に鑑み、第二実施形態 における違いだけを述べる。
【0034】 本実施形態における第一の違いは、ハウジングの構造、特に、二つの半球部分 14及び16の構造及び接合部である。本実施形態において、取り付けフランジ 18は、その関連する半球部分(この場合は上側の半球部分14)の縁から離間 している。こうして、第1実施形態の湾曲縁20は存在しない。これは、上側の 半球部分14及び下側の半球部分16の二つの縁が摩擦圧接のように直接的に接 合されることを可能とする。これは、いくつかの利点を有している。
【0035】 第一に、摩擦圧接は、速い低コストの作業であり、こうして、他の溶接技術と 比較してコストを低減する。第二に、摩擦圧接は、非常に信頼性の高い溶接部を 提供する。もちろん、これは、高圧ガスがハウジングに貯蔵される場合において 重要である。第三に、接合される半球部分のこのような縁は、真球又は少なくと もほぼ球形のハウジングが形成されることを可能とする。これは、図1及び図3 を比較することによって最も良く表され、図3のハウジングは完全な球に非常に 近いことが分かる。これは、ハウジングの形状がハウジングの強さを決定するた めに重要である。図3のハウジングは、図1のハウジングが湾曲縁20によって 引き起こされる球形状における不連続部を有するために、図1のハウジングより 明らかに強い。それにより、図3の強いハウジングは、より高い圧力を受け入れ ることができる。所定量の加圧ガス24がハウジング内に貯蔵されるために、図 3の実施形態は、図1のハウジングより小さく形成することができる。
【0036】 図3のハウジング形状は、欠点を有していないが、特に、取り付けフランジ1 8を有する半球部分を製造することは困難である。特に、この半球部分の湾曲は 、半球部分を形成するのに使用される鋳型又は押型等の分割部と干渉する張出し を引き起こす。取り付けフランジ18と、球形状と言うよりむしろ筒形状を有す る半球部分の縁部との間における外部表面の形成は、これらの問題を防止するか もしれない。もちろん、この問題は、各半球部分が正確に180°であるか、1 80°より大きい又は小さいかに依存して変化する。コストの高い方法(鍛造の ような)がこの半球部分を形成するのに必要とされるが、摩擦圧接、接合部の信 頼性の向上、及びハウジングの大きさの減少からのコスト節約は、一般的に、増 加したコストを相殺する。
【0037】 本実施形態における第二の違いは、加熱装置36の***46の取り付けであ る。この実施形態において、***46は、取り付けホルダ82内に受け入れら れ、この取り付けホルダは、より長い長さを有するが第一実施形態のホルダ48 と同様である。さらに、この取り付けホルダ82は、その外側端部に、肩部を形 成するための周囲溝84を有している。所定位置に取り付けホルダ82を固定す るために、側壁38はネジ部を有していないが、その外側端部42は取り付けホ ルダ82の端部上にかしめられる。この外側端部は、溝84が設けられているな らば、それ内に受け入れられる。理解されるように、この構造は、少ない部品を 使用して費用を低減し、所定位置にホルダを確実に保持する。加えて、少ない部 品は、少ない組み立て工程をもたらすだけでなく、この固定工程は第一実施形態 のネジ係合より簡単である。
【0038】 本実施形態におけるもう一つの違いは、支持部材66の形状である。図4に最 も良く示されているように、単一の穴でなく複数の穴がこの部材を貫通して設け られている。この変更に関しては前述されている。最後に、本実施形態のディフ ューザ32は、より筒状であるわずかに異なる形状を有し、半径方向にだけ延在 するガス排出ポート34を有している。
【0039】 前述の記述から、本考案が、破裂ディスクの破裂後に作動する加熱装置のため に広い範囲の性能を有する適当なハイブリッド式膨張器を提供することが理解さ れる。さらに、この膨張器は、コスト及び重量を低減するために、単一の排出口 及び充填ポート等を設け、構造が簡単である。これらの利点に加えて、この膨張 器は、乗物運転者の保護のためにステアリングホイールへの取り付けを可能とす るほど十分に小さな大きさとなる。特に、膨張器の球形状は、一様に応力を分散 し、この球形状膨張器が他の形状と比較して高圧な貯蔵ガスを有することを可能 とする。ガスは高圧であるために、適当なガス量を有していても、この膨張器は 、より小さく、特に、ステアリングホイールに取り付けられるほど小さい。
【0040】 この球状膨張器ハウジングは、ステアリングホイールに取り付けられる多くの 膨張器と同様な高さを有することが注記される。しかしながら、この高さは、中 央部においてだけであり、半径外方向では急激に小さくなる。さらに、増加され た圧力によって可能となる大きさの低減は、膨張器がステアリングホイールの補 強部(すなわち、ステアリングホイールの回転軸)から偏倚した取り付けを可能 とする。これは、一般的に、膨張器がステアリングホイールにおいて深く(すな わち、運転者から離間して)取り付けられることを可能とし、こうして、膨張器 が運転者方向へ延在する量を低減する。
【0041】 前述から、本考案が、この構造に固有の明らかな他の利点と共に、前述の全て の目的を得るのに適するものであることが分かる。 特定の特徴及び特定の特徴の組み合わせが有効であり、他の特徴及び他の特徴 の組み合わせに関係することなく使用可能であることが理解される。これは、請 求の範囲によって意図され、請求の範囲内である。 多くの可能な実施形態が、請求の範囲から逸脱することなく本考案から成され るために、前述又は添付図面に示された全ての事は、例として解釈され、限定で はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による膨張器の第一実施形態の断面側面
図である。
【図2】図1の破裂要素を示す詳細断面図である。
【図3】本考案による膨張器の第二実施形態の断面側面
図である
【図4】図3の破裂要素を示す詳細断面図である。
【符号の説明】
10…膨張器 12…ハウジング 22…主室 28…排出口 36…加熱装置 38…側壁 40…内側端部 42…外側端部 44…取り付け穴 76…後部 78…拡大頭部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイブリッド式のエアバッグ膨張器であ
    って、 前記エアバッグ膨張器は、主室を区画形成するハウジン
    グを具備し、前記ハウジングは前記主室と連通するよう
    に前記ハウジングを貫通して延在する排出口を有し、 前記エアバッグ膨張器は、前記主室内に有される所定量
    の加圧ガスを具備し、 前記エアバッグ膨張器は、前記主室と連通するように前
    記ハウジングを貫通して延在する取り付け穴を具備し、 前記エアバッグ膨張器は、前記主室と機能的に関連する
    ガス加熱装置を具備し、前記ガス加熱装置は内側端部と
    外側端部とを有する側壁を有し、前記側壁は前記外側端
    部に隣接する後部を有し、前記後部は前記取り付け穴内
    にぴったりと受け入れられる大きさ及び形状を有し、前
    記側壁は前記内側端部に隣接する拡大頭部を有し、前記
    拡大頭部は、前記ハウジングに当接して前記ハウジング
    へ前記ガス加熱装置を保持するのに役立つことを特徴と
    するエアバッグ膨張器。
  2. 【請求項2】 前記取り付け穴は、さらに、前記取り付
    け穴から外側に延在するスカート部を有し、前記スカー
    ト部は前記ガス加熱装置の前記後部の少なくとも一部を
    ぴったりと受け入れることを特徴とする請求項1に記載
    のエアバッグ膨張器。
  3. 【請求項3】 前記取り付け穴と前記スカート部との間
    の滑らかな湾曲部と、前記湾曲部に適合する前記拡大頭
    部と前記後部との間の滑らかな湾曲部とを、さらに具備
    することを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ膨張
    器。
  4. 【請求項4】 前記ガス加熱装置は、前記側壁内で前記
    外側端部近傍に取り付けられた***と、前記内側端部
    に取り付けられた破裂要素とを具備し、前記破裂要素は
    破裂ディスクと支持部材とを有し、前記支持部材は、前
    記***と前記破裂ディスクとの間に設置され、前記破
    裂ディスクが圧力を受ける時の前記破裂ディスクの少な
    くともいくらかの撓みを防止し、前記支持部材は、前記
    破裂ディスクへ通じるように前記支持部材を貫通して延
    在する少なくとも一つの開口部を有していることを特徴
    とするエアバッグ膨張器。
  5. 【請求項5】 前記開口部は前記支持部材の中央に位置
    し、前記破裂ディスクは、前記破裂ディスクの周囲回り
    で前記開口部を取り囲む前記支持部材に固定されること
    を特徴とする請求項4に記載のエアバッグ膨張器。
  6. 【請求項6】 前記側壁、前記***、及び前記支持部
    材は、加熱装置内部を区画形成し、前記加熱装置内部に
    は所定量の点火材料が受け入れられることを特徴とする
    請求項4に記載のエアバッグ膨張器。
  7. 【請求項7】 前記破裂要素は前記破裂ディスクに取り
    付けられた破裂保持部材を有し、前記破裂ディスクは前
    記支持部材と前記破裂保持部材との間に位置し、前記破
    裂保持部材は前記支持部材の少なくとも一つの前記開口
    部を取り囲む中央開口部を有している請求項4に記載の
    エアバッグ膨張器。
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