JP3048577U - スコップ - Google Patents

スコップ

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Publication number
JP3048577U
JP3048577U JP1997010820U JP1082097U JP3048577U JP 3048577 U JP3048577 U JP 3048577U JP 1997010820 U JP1997010820 U JP 1997010820U JP 1082097 U JP1082097 U JP 1082097U JP 3048577 U JP3048577 U JP 3048577U
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JP
Japan
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scoop
main body
shape
snow
sand
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997010820U
Other languages
English (en)
Inventor
博 谷本
Original Assignee
有限会社オリーブ技研
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スコップの重量を軽くするとともに、砂
や雪などの収容面積を大きく設けることにより、作業員
の肉体的負担を軽減し、且つ作業能率を向上させるよう
にしたスコップを提供する。 【解決手段】 その前端部5を開放状に形成して、雪や
砂等を収容可能に設けた本体1と、該本体1の後端部に
取付けられた柄2とにより形成されたスコップであっ
て、本体1の左右側端部および後端部に堤状の枠体3を
設けるとともに、その収容部4を網状または格子状等に
形成した構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水分を吸収して塊状となった砂や雪または砂利石等を、トラックの 荷台などに積み上げたり、または他の場所に移し変えたりするためのスコップに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスコップとしては、その本体を一枚板状の鉄板により形成したものや、 前記鉄板製の本体の複数箇所に水抜き孔を設けたものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したような従来の一枚板状のスコップを使用して作業をする場合には、ス コップ自体が重いので、該スコップに砂や雪などを多量に乗せることが困難であ るとともに、その作業に従事する作業員の疲労度も大きくなるという問題点があ り、このようなスコップの重量を軽くすることが産業上の大きな課題であった。
【0004】 また鉄板状の本体に水抜き孔を設けたスコップにおいては、水の中に砂利石な どが混入している場合などに使用すれば、水を排除して目的物のみを掬い取るこ とができるという利点があるが、スコップ自体の重量は一枚板状のものとほぼ同 じ重さであるので、前記課題を解消するものではなかった。
【0005】 本考案は上記課題を解決するために考案されたものであり、スコップの重量を 軽くするとともに、その収容可能面積を大きく設けることにより、作業員の肉体 的負担を軽減し、且つ作業能率を向上させるようにしたスコップを提供しようと するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、以下のような技術的手段を講じたもので ある。 すなわち本考案のスコップは、その前端部5を開放状に形成して、雪や砂等を 収容可能に設けられた本体1と、該本体1の後端部に取付けられた柄2とにより 形成されたものであって、本体1の左右側端部および後端部に堤状の枠体3を設 けるとともに、その収容部4を網状や格子状に形成して構成したり、または前記 収容部4を、複数個の溝孔を設けた構成としたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案のスコップは、従来から用いられているスコップと全く同様に使用する ものであるが、その収容部4を網状や格子状に形成したり、または収容部4に溝 孔を設けて形成しているので、網目や孔から落下しない程度の大きさの砂や雪の 塊、または砂利石などを取扱うようにしたものである。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明するが、図1,図2は雪や砂などに対 応するのに適した第1実施例の角型スコップを示すものであり、また図3は第1 実施例の剣先型スコップを示すものである。さらに図4は、土掘りなどに適した 第2実施例の剣先型スコップを示すものである。
【0009】 まず第1実施例のスコップについて詳細に説明する。 図中1はスコップの本体で、その後端部に取付けられた柄2とともにスコップ を構成しているものである。該本体1の周縁部において、その前端部5のみは開 放状に形成されているが、前端部5を除いた他の周端部(左右側端部および後端 部)には、外方向に向かってやや拡開状に立ち上がった堤状の枠体3が設けられ ている。なお本実施例においては、枠体3を鉄板を用いて形成しているが、強度 のある素材であれば、該枠体3は鉄以外の他の金属またはその他の素材のもので 形成してもよい。
【0010】 さらに該枠体3に囲繞され、且つ本体1の底部を構成している収容部4は、そ の全体をステンレスなどにより網状に形成されているが、その前縁部はスコップ を砂中や雪中に容易に突き入れることができるように、網状ではなくやや幅狭の 板状となっている。なお本実施例においては、収容部4の網目の大きさ(面積) を、1cm×1cmとなるように形成してあるが、この網目の大きさは任意であ るので、例示したものより大きくてもまたは小さくてもよい。また収容部4の断 面を円形や半円形に形成して溶着しても差し支えなく、さらに縦横の桟を、図示 のものより太い格子状に形成しても差し支えない。さらにまた本考案の網状の収 容部4は、ステンレス以外の適宜な素材を用いて形成してよい。
【0011】 また図3に示す剣先型スコップはその前端部5が円弧状に形成されているが、 このような前端部5以外の他の構造は角型スコップと同一である。なおまた本考 案におけるスコップにおいて、収容部4の網目の大きさが異なるものを数種類用 意しておき、使用目的に応じて使いわけるようにしてもよいことは勿論である。
【0012】 図4は本考案の第2実施例を示すものである。本実施例における前記第1実施 例と異なる構造は、収容部4に複数個(本実施例では5個)の細長状の溝孔6を 穿設するとともに、その前端部5が刃状に形成されている部分にある。そしてそ の構造の特長から、このスコップは土掘りなどに使用するのに最適である。なお 前端部5を刃状に形成することにより、土掘り作業を容易に行なうことができる が、このような前端部5の刃は必ずしも設ける必要はない。また溝孔6の形状や 大きさ、または設定位置などは図示のものに限定するものではなく、したがって 溝孔6を図示したものよりやや短く形成して、前端部5の部分を三角の板状に設 けるようにしてもよい。また枠体3や収容部4などの全体の厚さをやや肉厚状に 形成すれば、スコップの強度を向上させることができるのでさらに好適である。 なお溝孔6を前端部5まで延長して、収容部4の全体形状を、例えば干し草用の フォークのように形成すれば、スコップの強度や土への喰い込みが良好となるの で、土掘り用のスコップとしての機能をさらに向上させることができる。
【0013】 本考案は以上のように構成されているので、従来のスコップと比較してその重 量が軽く、また雪や砂などの収容可能面積も広くなっている。そして収容部が網 状や格子状、または溝孔状に設けられていても、水分を含んで塊状となった雪や 砂、または砂利石などは網目や孔から脱落するようなことがないので、作業を効 果的かつ効率的に行なうことができるのである。
【0014】
【考案の効果】
本考案のスコップは、従来のスコップと比較してその重量が軽く、また雪や砂 などの収容可能面積も広くなっているので、作業能率を飛躍的に高めることがで きるとともに、作業員の肉体的負担を軽減することができるという産業上の大き な効果がある。したがって豪雪地帯の雪下ろしや建設現場などで使用するのに最 適であり、また砂利や穀物などの大きさを選別するためのふるいとしても利用す ることができるという長所がある。さらに池や河川などに投棄されたゴミや浮遊 物を拾い上げたり、川底を浚うなどの環境保護具としても利用することができる など、多目的に使用可能な道具として多方面に活用することができるという利点 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のスコップを示す斜視図で
ある。
【図2】図1のスコップの平面図である。
【図3】第1実施例の他の形状のスコップを示す平面図
である。
【図4】本考案の第2実施例のスコップを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・本体 2・・・柄 3・・・枠体 4・・・収容部 5・・・前端部 6・・・溝孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と柄とにより構成されたスコップに
    おいて、該本体の周縁部に、その前端部が開放された堤
    状の枠体を設けるとともに、該本体の収容部を網状また
    は格子状に形成したことを特徴とするスコップ。
  2. 【請求項2】 上記した収容部を、複数個の溝孔を設け
    た構成としたことを特徴とする請求項1に記載のスコッ
    プ。
JP1997010820U 1997-10-31 1997-10-31 スコップ Expired - Lifetime JP3048577U (ja)

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JP1997010820U JP3048577U (ja) 1997-10-31 1997-10-31 スコップ

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ID=43182855

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059397U (ja) * 1991-07-25 1993-02-09 株式会社イナツクス ハンドドライヤー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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