JP3047476U - オストメイト用下着 - Google Patents
オストメイト用下着Info
- Publication number
- JP3047476U JP3047476U JP1997008824U JP882497U JP3047476U JP 3047476 U JP3047476 U JP 3047476U JP 1997008824 U JP1997008824 U JP 1997008824U JP 882497 U JP882497 U JP 882497U JP 3047476 U JP3047476 U JP 3047476U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underwear
- ostomate
- stoma
- wearing
- girdle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】人工肛門保有者に対して身体にフィットする快
適な下着を身につけて、下着の外側にドレインパウチを
懸吊するようにする。 【解決手段】素肌に直接着用する下半身用のガードル、
ボディスーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工
肛門患部位置に対応する位置に円形状の伸縮性開口部を
開口してオストメイト用下着とした。
適な下着を身につけて、下着の外側にドレインパウチを
懸吊するようにする。 【解決手段】素肌に直接着用する下半身用のガードル、
ボディスーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工
肛門患部位置に対応する位置に円形状の伸縮性開口部を
開口してオストメイト用下着とした。
Description
【0001】
この考案は、人工肛門(ストーマ)をつけた患者さんが着用する下着(以下、オ ストメイト用下着という)に関する。
【0002】
従来、人工肛門(以下、ストーマという)をつけた患者さんが下着を着用する場 合、人工肛門装着後にはストーマ用器具であるドレインパウチをを包み込みこれ を収納し得る程度の比較的大きめの下着を着用している。
【0003】
止むを得ず、ストーマを装着するようになった患者さんは、ドレインパウチを取 付けて身体にフィットする通常の下着を穿けば、ドレインパウチを圧迫すること になるから、その後は、一回りも二回り大きめの下着をつけることになる。
【0004】 そのため、それ以前に着用していた身体にフィットする下着を着用できないこと になり、身体の線にフイットする衣類を身につける等のオシャレをすることがで きないことによる精神的なストレスが生じがちになる。
【0005】 そこで、この考案の目的とするところは、従来から所持している身体にフィット する下着を着用できることによってストレスからの開放ができると共に、腰部や 背中の保温効果を維持し、又患部の邪魔にならずに下着や洋服のオシャレを楽し むことができると同時に、フィット性のある下着を着用することによる腹筋的効 果により不定期に排出されやすい便が定期的に排出さる等の効果を有するオスト メイト用下着を安価に提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、素肌に直接着用する下半身用のガードル、ボディ スーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工肛門患部位置に対応する位置に 円形状の伸縮性開口部を開口したものである。
【0007】
この考案は、素肌に直接着用する下半身用のガードル、ボディスーツ、パンツ等 のフィット性を有するオストメイト用下着1の前身頃2であって、人工肛門患部 位置に対応する位置に円形状の伸縮性開口部3を開口せしめたものである。
【0008】 更に、実施例について詳細に説明すれば、人工肛門(ストーマ)設置位置は、人 工肛門は左下腹部の筋肉のところに、結腸の先端を引っ張り出して縫い付けてつ くるので、人工肛門の設置部位はほぼ決まっているものである。従って、人工肛 門の設置部位に対応して、例えば、身体に対してフィット性有するガードル、ボ ディスーツ、パンツのようなオストメイト用下着1の前身頃2であって、周囲を 伸縮材料でかがったほぼ直径4〜5cmの円形状伸縮性開口部3を形成してある ものである。
【0009】 ストーマ外部表面に所定部位にフランジ5を予め装着し、フランジ5のカップリ ング6をオストメイト用下着1に設けた円形状伸縮性開口部3より臨出させてお き、更にこのカップリング6にドレインパウチ4の上部口部7を嵌合する。 なお、ドレインパウチ4の下端には開閉蓋8を有する排出部9を設けてある。 このように、ストーマを設けた患者が、身体にフィットするオストメイト用下着 1を身につけて、該下着に設けられた円形状伸縮性開口部3を利用して、ストー マ用器具であるドレインパウチ4を付けた場合、このフィット性のあるオストメ イト用下着1を着用しておれば、ストーマ患者とは外見からは判別できないこと になるから、患者自体の精神的なケアーになる。
【0010】 この人工肛門の設置部位は、ちょうどお腹の筋肉の締まりを利用して、新しい肛 門の口がうまく閉じることになることから決定されるものであるから、上述のよ うに身体に対してフィット性を有するオストメイト用下着1を身につけた場合、 お腹の筋肉の締まりを補助することになり、これがストーマからの定期的な排便 を助けることになる。 なお、説明の便宜上、図面及びその説明は主として女性用の下着について主とし て説明したが、本考案のオストメイト用下着は、もちろん男性用の下着について も適用することができるものである。
【0010】
請求項1のオストメイト用下着、では、素肌に直接着用する下半身用のガードル 、ボディスーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工肛門患部位置に対応す る位置に円形状の伸縮性開口部を開口してあるので、下着を着用してから、ドレ インパウチの取付けが可能となる。ドレインパウチのストッパーにはロック式の ものがあるので、それ自体は離脱することがない。 また、身体にフィットする下着を着用できるため、オシャレ上着の着用も可能と なり、又腰部や背中の保温効果が良好であって健康にもよく、フィット性のある 下着を着用することによる腹筋的効果により不定期に排出されやすい便が定期的 に排出される等の効果を有する等、オストメイトにとって画期的な下着である。
【提出日】平成9年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、人工肛門(ストーマ)をつけた患者さんが着用する下着(以下、オ ストメイト用下着という)に関する。
【0002】
従来、人工肛門(以下、ストーマという)をつけた患者さんが下着を着用する場 合、人工肛門装着後にはストーマ用器具であるドレインパウチをを包み込みこれ を収納し得る程度の比較的大きめの下着を着用している。
【0003】
止むを得ず、ストーマを装着するようになった患者さんは、ドレインパウチを取 付けて身体にフィットする通常の下着を穿けば、ドレインパウチを圧迫すること になるから、その後は、一回りも二回り大きめの下着をつけることになる。
【0004】 そのため、それ以前に着用していた身体にフィットする下着を着用できないこと になり、身体の線にフイットする衣類を身につける等のオシャレをすることがで きないことによる精神的なストレスが生じがちになる。
【0005】 そこで、この考案の目的とするところは、従来から所持している身体にフィット する下着を着用できることによってストレスからの開放ができると共に、腰部や 背中の保温効果を維持し、又患部の邪魔にならずに下着や洋服のオシャレを楽し むことができると同時に、フィット性のある下着を着用することによる腹筋的効 果により不定期に排出されやすい便が定期的に排出さる等の効果を有するオスト メイト用下着を安価に提供するものである。
【0006】
上記の目的を達成するために、素肌に直接着用する下半身用のガードル、ボディ スーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工肛門患部位置に対応する位置に 円形状の伸縮性開口部を開口したものである。
【0007】
この考案は、素肌に直接着用する下半身用のガードル、ボディスーツ、パンツ等 のフィット性を有するオストメイト用下着1の前身頃2であって、人工肛門患部 位置に対応する位置に円形状の伸縮性開口部3を開口せしめたものである。
【0008】 更に、実施例について詳細に説明すれば、人工肛門(ストーマ)設置位置は、人 工肛門は左下腹部の筋肉のところに、結腸の先端を引っ張り出して縫い付けてつ くるので、人工肛門の設置部位はほぼ決まっているものである。従って、人工肛 門の設置部位に対応して、例えば、身体に対してフィット性有するガードル、ボ ディスーツ、パンツのようなオストメイト用下着1の前身頃2であって、周囲を 伸縮材料でかがったほぼ直径4〜5cmの円形状伸縮性開口部3を形成してある ものである。
【0009】 ストーマ外部表面に所定部位にフランジ5を予め装着し、フランジ5のカップリ ング6をオストメイト用下着1に設けた円形状伸縮性開口部3より臨出させてお き、更にこのカップリング6にドレインパウチ4の上部口部7を嵌合する。 なお、ドレインパウチ4の下端には開閉蓋8を有する排出部9を設けてある。 このように、ストーマを設けた患者が、身体にフィットするオストメイト用下着 1を身につけて、該下着に設けられた円形状伸縮性開口部3を利用して、ストー マ用器具であるドレインパウチ4を付けた場合、このフィット性のあるオストメ イト用下着1を着用しておれば、ストーマ患者とは外見からは判別できないこと になるから、患者自体の精神的なケアーになる。
【0010】 この人工肛門の設置部位は、ちょうどお腹の筋肉の締まりを利用して、新しい肛 門の口がうまく閉じることになることから決定されるものであるから、上述のよ うに身体に対してフィット性を有するオストメイト用下着1を身につけた場合、 お腹の筋肉の締まりを補助することになり、これがストーマからの定期的な排便 を助けることになる。 なお、説明の便宜上、図面及びその説明は主として女性用の下着について主とし て説明したが、本考案のオストメイト用下着は、もちろん男性用の下着について も適用することができるものである。
【0011】
請求項1のオストメイト用下着、では、素肌に直接着用する下半身用のガードル 、ボディスーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工肛門患部位置に対応す る位置に円形状の伸縮性開口部を開口してあるので、下着を着用してから、ドレ インパウチの取付けが可能となる。ドレインパウチのストッパーにはロック式の ものがあるので、それ自体は離脱することがない。 また、身体にフィットする下着を着用できるため、オシャレ上着の着用も可能と なり、又腰部や背中の保温効果が良好であって健康にもよく、フィット性のある 下着を着用することによる腹筋的効果により不定期に排出されやすい便が定期的 に排出される等の効果を有する等、オストメイトにとって画期的な下着である。
【図1】本考案を適用した下着の正面図
【図2】要部を拡大して示した一部拡大説明図
【図3】ドレインパウチの取付状態を示した断面図
【符号の説明】 1...オストメイト用下着 2...前身頃 3...円形状伸縮性開口部 4.. ドレインパウチ 5...フランジ 6...カップリング 7...上部口部 8...開閉蓋 9...排出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 オストメイト用下着
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した下着の正面図
【図2】要部を拡大して示した一部拡大説明図
【図3】ドレインパウチの取付状態を示した断面図
【符号の説明】 1...オストメイト用下着 2...前身頃 3...円形状伸縮性開口部 4.. ドレインパウチ 5...フランジ 6...カップリング 7...上部口部 8...開閉蓋 9...排出部
Claims (1)
- 【請求項1】素肌に直接着用する下半身用のガードル、
ボディスーツ、パンツ等の下着の前身頃であって、人工
肛門患部位置に対応する位置に円形状の伸縮性開口部を
開口したことを特徴とするオストメイト用下着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008824U JP3047476U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | オストメイト用下着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008824U JP3047476U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | オストメイト用下着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047476U true JP3047476U (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=43181784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008824U Expired - Lifetime JP3047476U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | オストメイト用下着 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047476U (ja) |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP1997008824U patent/JP3047476U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20240164936A1 (en) | Men's Garment for Recovery After Urological Procedures, Genital Surgery and Genital Injury | |
US6487728B1 (en) | Male sheath underwear/bandage | |
US4596566A (en) | Ostomy appliance with suction securing chamber | |
US4888006A (en) | Garment to hold a ostomy appliance | |
US4592750A (en) | Ostomy appliance | |
US6324699B1 (en) | Pantyhose undergarment with crotch flap | |
US5142702A (en) | Upper body ostomy garment | |
US5248308A (en) | Ostomy pouch cover | |
US20120029452A1 (en) | Urine collection system | |
US6202222B1 (en) | Ostomy undergarment | |
US6443930B1 (en) | Male incontinent garment | |
US20060130218A1 (en) | Rear zipper sock | |
US20130018350A1 (en) | Disposable Incontinence Pouch Assembly | |
US8734412B1 (en) | Stoma protection apparatus | |
US20050256466A1 (en) | Methods and apparatus for concealing ostomy pouch | |
US20210045458A1 (en) | Sexual health garments and methods of using the same | |
JP3047476U (ja) | オストメイト用下着 | |
DK176234B1 (da) | Stöttebeklædningsgenstand | |
CA2113539A1 (en) | Ostomy belt | |
WO1986005969A1 (en) | Urine bag holder | |
EP0267902A4 (en) | OSTOMY APPARATUS. | |
US20050278831A1 (en) | Garment for enhancing male sexual performance | |
US20090216171A1 (en) | Scrotal support garment | |
JP2001046415A (ja) | ストーマ用肌着パンツ | |
CN207927844U (zh) | 一种造口患者使用的松紧裤 |