JP3047371B2 - 小さい粒子の流動層を使用するnf3の除去方法 - Google Patents

小さい粒子の流動層を使用するnf3の除去方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】三フッ化窒素(NF3 )は半
導体の製造において、ドライエッチングガスまたは反応
室洗浄ガスとして一般的に使用される。イオン化したN
3 のような反応性ガスでシリコンをエッチングする
と、揮発性の反応生成物が生じる。これは、初期のフル
オロカーボンプラズマ中でのエッチング方法と違って、
炭素および硫黄のような反応副生成物によるウエハー表
面の汚染の機会なくし、それに応じてエッチングの速度
が促進されるので好ましい。このために最近ではNF3
ガスはよりいっそう使用されるが、NF3 は通常の温度
で非常に安定であるので、大気中で分解せずに地球温暖
化に貢献してしまう。さらに、NF3 は可燃性である
が、有毒であり最高許容濃度は10ppmである。従っ
て廃棄NF3 の処分が望まれており、半導体産業および
工業用ガス産業に問題を提示している。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,417,948号明細書
はNF3 を除去するためのジルコニウム合金の使用を開
示する。これは合金とNF3 を接触させる可能な方法と
して流動層を挙げている。標準の例では、5〜10mm
に切った鉄の針金を流動層の材料として使用した。
【0003】特開平7−155542号公報は、NF3
を除去するために150〜500℃での、表面積1m2
/g以上のクロム、マンガン、鉄、アルミニウム、コバ
ルト、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウムおよびスズの使
用を開示する。
【0004】米国特許第5,176,889号明細書は
NF3 をCF4 および窒素に変換する炭質材料の使用を
開示する。
【0005】特開平2−30731号公報は4〜8メッ
シュ(4.7〜2.4mm)の活性炭および木炭を使用
するNF3 の除去方法を開示する。
【0006】特開平7−155540号公報は、NF3
を除去するための鉄、アルミニウム、マンガンおよびパ
ラジウム、並びにフッ化物としてのジルコニウム、ナト
リウム、亜鉛、アルミニウムおよびカルシウム、を含む
金属フッ化物および還元された金属の混合物の使用を開
示する。
【0007】特開平7−155541号公報は、NF3
を除去するための金属水酸化物および金属酸化物の使用
を開示する。クロム、鉄、ジルコニウムおよびマンガン
の酸化物、並びに水酸化鉄に言及している。
【0008】Shen達はChemistry of
Materials(1995年)7巻の961〜96
8ページにおいてNanosize Silicon
Whiskers Produced by Chem
ical Vapor Deposition:Act
ive Getter for NF3 で、NF3 を除
去するために120〜300Å(0.012〜0.03
0μm)のシリコンホイスカーの使用を説明する。直径
のより小さなシリコンホイスカーが最も活性なNF3
ッターであるとされた。
【0009】Vileno達はChemistry o
f Materials(1996年)8巻の1217
〜1221ページにおいてThermal Decom
position of NF3 with Vari
ous Oxidesで、NF3 を除去するための様々
な酸化物の使用を説明する。酸化物はアルミナ、酸化カ
ルシウムおよびゼオライトを含む。
【0010】Vileno達はChemistry o
f Materials(1995年)7巻の683〜
687ページにおいてThermal Decompo
sition of NF3 by Ti,Si,an
d Sn Powdersで、NF3 を除去するための
様々な粉末の使用を説明する。粉末は45μmのチタ
ン、シリコンおよびスズを含む。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、NF3
を除去する様々な方法および手段を提供することを試み
た。しかしながら従来の技術は、汚染物質を生成しな
い、また多くの処理量、目詰まりの回避、効率的なNF
3 の分解および連続処理のための除去装置を再装填する
方法を可能にする商業的に実行可能なNF3 の除去方法
を実現していない。詳細を以下に挙げるように、これら
の利点は本発明で実現される。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスをNF3
と反応することができる金属粒子の流動層と接触させて
NF3 を含むガス中のNF3 をなくす方法であって、粒
子は本質的に約300μm以下の粒度を持つ。
【0013】好ましくは、流動層の金属粒子の10重量
%までが、流動層の金属粒子の混合を補助するため30
0μmよりも十分に大きい粒径を持つ大きな粒子であ
る。
【0014】好ましくは、大きい粒子は約500〜20
00μmの粒度を持つ。
【0015】好ましくは、金属粒子は鉄、ニッケル、
銅、カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、マンガ
ン、コバルト、亜鉛、スズおよびそれらの混合物からな
る群より選ばれる。
【0016】好ましくは、接触は150〜550℃の範
囲の温度で行う。
【0017】好ましくは、流動層の高さがNF3 との反
応により前もって決定した増加した高さになるまでガス
を流動層と接触させる。
【0018】好ましくは、1つまたはそれ以上の他の流
動層を再装填している間に1つの流動層がガスと接触し
ている少なくとも2つの平行切り替え式の流動層のうち
の1つとガスを交互に接触させる。
【0019】好ましくは、第1の流動層がもとの流動層
の高さの少なくとも約90%まで膨張したときに、ガス
の接触を少なくとも2つの平行切り替え式の流動層の第
1のものから再装填された他の流動層に切り替える。
【0020】好ましくは、ガスが流動層と接触した後で
ガスは10体積ppm以下のNF3を含む。
【0021】好ましくは、ガスの流量が流動層に含まれ
る金属粒子の流動層の少なくとも最小流動化速度を得る
のに十分である。
【0022】好ましくは、標準状態での容量供給流量に
対する充填層の体積の比で定義される流動化した流動層
内でのガスの滞留時間は約3秒間よりも長い。
【0023】好ましくは、ガスは加圧してある。
【0024】好ましくは、ガスの流量は最小流動化速度
の少なくとも約2倍である。
【0025】好ましくは、ガスは本質的にN2 、O2
2 、CF4 、C2 6 、CHF3、SF6 およびそれ
らの混合物からなる群より選ばれるガス成分を含む。
【0026】最も好ましくは、本発明はNF3 並びに本
質的にN2 、O2 、F2 、CF4 、C2 6 、CH
3 、SF6 およびそれらの混合物からなる群より選ば
れる1つまたは複数のガス成分を含むガス中のNF
3 を、NF3 と反応することができ、本質的に約300
μm以下の粒径を持つ鉄金属粒子の一組の切り替え式の
平行接続流動層のうちの1つと上記ガスを交互に接触さ
せ、上記ガスと接触している流動層の高さが鉄金属粒子
とNF3 の実質的理論反応に対応する前もって決めた流
動層の高さまで増加したときに粒度層を切り替えること
でなくす方法である。
【0027】好ましくは、鉄金属粒子は少なくとも約9
9重量%鉄である。
【0028】好ましくは、鉄金属粒子は平均粒度が約1
00μmである。
【0029】好ましくは、鉄金属粒子はNF3 と反応し
てFeF3 および窒素を生成する。
【0030】ある好ましい態様において、NF3 を含む
ガスは主に窒素とNF3 を含む。
【0031】他の態様において、金属粒子を連続的に流
動層に加え、NF3 と反応した金属粒子を連続的に取り
除く。この態様では、好ましくは1つの流動層を利用す
る。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明は流動層反応器内で細かい
金属粉末を使用してNF3 をなくす方法である。好まし
い金属粉末は鉄で、純度が90重量%、好ましくは99
重量%より高いべきであり、粒度は本質的に約300μ
m以下、好ましくは平均粒度が約100μmである。好
ましくは流動層の粒子の10重量%までは、300μm
より十分に大きく、操作と流動化の間に本質的に約30
0μm以下の粒子がケークになるのを防止するようこれ
らの粒子の混合を助けるのに十分な大きさを持つことが
できる。これらのより大きい粒子は好ましくは500〜
2000μmの寸法を持つことができよう。
【0033】好ましい操作条件は以下のようなものであ
る。 ・温度は150℃〜550℃。 ・圧力は大気圧よりも高圧。 ・供給流量は粒子の最小流動化速度よりも多量。 ・滞留時間は3秒間より長い。
【0034】不揮発性の金属フッ化物を形成することが
できるNi、Cu、Ca、Al、Mg、Mn、Co、Z
nおよびSnのような他の金属も良い候補となる。しか
しながら反応条件は選択する金属によって異なる。
【0035】本発明は半導体産業の廃棄流中のNF3
選択的になくす工程で、N2 、CF 4 、CHF3 、SF
6 およびC2 6 のうちの1つまたは複数を回収するた
めに使用できる。NF3 をなくすだけで、N2 、C
4 、CHF3 、SF6 およびC 2 6 のうちの1つま
たは複数を回収に関与させないように操作条件を選ぶこ
とができる。ガスはO2 およびF2 を含むこともできる
が、これらのガス成分は金属粒子に対しNF3 と競合
し、NF3 を取り除いた製品ガス流から除去される。
【0036】本発明の目的は三フッ化窒素、NF3 をな
くす原価に効率的な方法を提供することである。NF3
は限界値(TVL)が10ppmの毒性の化合物であ
る。これはまた地球温暖化ガスとして知られていて大気
中で比較的長い寿命を持つ。NF3 はわずかに水に溶け
室温でより安定で酸またはアルカリにほとんど反応しな
い。それゆえNF3 をなくすことは難しい。NF3 は空
気中で焼却することができるが、それには高温が必要で
燃焼工程は様々な酸化窒素、NOX のような他の汚染物
質を生成してしまう。酸または苛性アルカリ溶液での湿
式スクラビングは効率的ではない。本方法は危険な廃棄
物を生じさせずにNF3 をなくす簡単な別法を提供す
る。
【0037】本発明の更なる目的は、他のフッ素化合物
(FC)が存在する中でNF3 を選択的になくすことで
ある。NF3 を主に使用するのは半導体産業における化
学気相成長(CVD)反応室の洗浄および半導体マイク
ロチップの金属層のエッチングである。CF4 、C2
6 、CHF3 およびSF6 のようなFCは同様な目的で
半導体製造に使用される。しかしながら、製造工程での
これらの消費はたいてい完全ではなく、廃棄流は希釈用
の窒素である大量のガスとFCの混合物を含んでいる。
この様な廃棄流は、大気中に排気する前に処理する必要
がある。半導体産業は再利用するためにFCを再生およ
びリサイクルする選択を好む。NF3 およびCF4 の物
性は似ているので、これら2つの化合物の分離は大変難
しく費用がかかる。NF3 を選択的になくすことは論理
的な選択肢となる。
【0038】本発明は好ましくは微細な鉄粉末の流動層
中でNF3 をなくす方法を提案する。より具体的には、
例えば電気的に調製した高純度(99重量%)の本質的
に約300μm以下の粒度の粉末がこの用途に使用でき
る。妥当な費用で商業的に利用できる高純度の鉄粉末
は、他の不純物の生成を最小限にできる。小さな粒度は
鉄流動層の適切な流動化および鉄とNF3 の適切な反応
速度を提供する。
【0039】推定されるFeとNF3 の反応は以下のよ
うなものである。 2Fe+2NF3 → 2FeF3 +N2 (1) 3Fe+2NF3 → 3FeF2 +N2 (2)
【0040】理論的に1モルのFe分子(56g)は7
1gのNF3 を取り除ける。生成物はFeF3 およびN
2 である。NOx は生成しない。不揮発性の金属フッ化
物を形成することができるNi、Cu、Ca、Al、M
g、Mn、Co、ZnおよびSn並びにそれらの合金の
ような他の金属も良い候補であるだろう。加えて、これ
らの金属を含む無機物をこの用途に使用してもよい。し
かしながら反応条件は選択する金属により異なる。
【0041】操作条件は供給原料の組成および流量に依
存する。新しい鉄粉末は150℃ほどの低温でNF3
の反応を始めることができる。実際にはこの方法は任意
の操作圧で行える。便利なことに、大気圧に近い出口圧
が適切であろう。供給原料の濃度、操作圧および滞留時
間に依存して、反応器温度を選択してNF3 を完全に取
り除くことができる。反応器を通って流れる速度は固体
粉末を流動化するのに十分大きいべきである。1969
年にJohn Wileyが出版した「Fluidiz
ation Engineering」でKuniiお
よびLevenspielが記述するように、流動化速
度は流動層を通過する圧力降下を流量に対してプロット
して計ることができる。流動化ガスの流量の増加に対し
て、圧力降下の増加速度が有意に落ちたことが測定され
たときに流動化が起こっている。ここで使用する流動化
は、当該技術分野において理解されているとおりの用語
としてのパーコレーションおよび懸濁(ebulati
on)の単語がこれらの技術分野で理解されるような意
味を含む。流動化は、流動化ガスに接近して上昇し降下
する粒子で粒子の内部循環を生じさせるよう、最初に流
動層から粒子を取り除かないで、最初にそれらを持ち上
げるのに十分であるべきである。流動化されている粒子
の流動層は流体の特性、またはもしそれらが単にパーコ
レートされているだけなら流体に近い特性を持とう。好
ましい流動化速度は金属粒子の最小流動化速度の2〜1
0倍である。ふさわしい固体の追加および取り出し部材
を利用する流動層反応器設計で連続操作が可能であろ
う。
【0042】
【実施例】本発明を以下の例で説明する。
【0043】例1 全部で253.4gのFe粉末を内径3.81cm
(1.5インチ)の反応器に配置した。装填密度が2.
48g/cc(2.48g/cm3 )で、充填物の高さ
は9cmになった。反応器は石英で作られ、クラムシェ
ル型ヒーターで加熱した。
【0044】鉄粉末はSCM Metal Produ
cts,Inc.が電気的に生産しており純度が99.
5%、+150−325メッシュ(0.1〜0.045
mm)の鉄粉末(等級A−277)で、平均粒径が約1
00μmであった。前もって混合した窒素中に公称1%
のNF3 を含むガス混合物を供給原料として使用した。
【0045】NF3 原料の供給に切り替える前に、鉄粉
末層を窒素流で流動化し80℃まで加熱した。初めに、
供給流量は標準状態(22.1℃)で1,580cm3
/min(sccm)で初め、流動層(多孔板ガス分配
装置を含む)を通る圧力降下は22インチ水柱(5.4
8kPa)であった。反応器温度が上昇したら排出され
るNF3 が10ppmよりも少なくなるまで供給流量を
減少させて圧力降下を維持する。240℃ではほとんど
完璧にNF3 が転化することが観察され、供給流量は7
84sccm(22.1℃で784cm3 /min)で
あった。
【0046】同様な実験を同じ鉄粉末バッチを使用して
数回繰り返した。実験の最後に、反応による固体密度の
変化を示唆する流動層の90%の膨張が観察された。使
用した固体はX線回析で分析され、大部分のFeはFe
3 で少量はFeF2 およびFeの形で見つかった。
【0047】例2 例1で説明したように、同じタイプの鉄粉末253gの
新しいバッチを同じ反応器に投入した。鉄流動層を窒素
中に公称濃度7%のNF3 含む供給原料にさらした。同
様な実験方法で、温度が300℃に達したときに廃棄さ
れるNF3 は10ppmより低くなった。実験後にかな
りの流動層の高さの増加が観察された。
【0048】例3 例1で説明したように、同じタイプの鉄粉末253gの
もう一つの新しいバッチを同じ反応器に投入した。試験
する供給原料は公称3%のCHF3 を含んでいた。この
実験の目的は、他のFCすなわちCF4 、C2 6 、S
6 およびCHF3 の破壊の可能性を調べることであ
る。CHF3 は電子産業で使用する4つのFCの中で最
も反応性のある化学種であるのでこれを実験に選んだ。
【0049】反応器温度を約80℃〜534℃に挙げた
とき、CHF3 の転化は観察されなかった。供給流量は
782sccm(22.1℃で782cm3 /min)
から1,554sccm(22.1℃で1,554cm
3 /min)まで変化させた。流動層の高さが変化しな
かったことで反応が起きなかったことが確認された。
【0050】本発明を最も特徴付ける特徴は、効率的な
反応のために小さい粒径の金属反応体粒子を含む流動層
反応器を使用することである。流動層は層内での均一な
内部温度を可能にし、金属の「焼結」または粉末生成に
よる目詰まりを防止する。反応後にかなり重大な流動層
の膨張が予想外に観察された。この層の膨張は固定層の
反応器では操作上の問題を引き起こすであるだろうが、
流動層は層の膨張に簡便に適応する。加えて固体の連続
的な付加および回収により、装置を連続操作ができるも
のに設計することができる。あるいはいくつかの平行に
接続した切り替え式流動層を使用することができる。平
行に接続した切り替え式流動層は、膨張による前もって
決定した流動層高さまたは流動層の重量の増加のそれぞ
れいずれかの達成、好ましくは少なくとも90%の流動
層の高さの伸張または流動層の重量の増加のそれぞれい
ずれかの達成によって、NF3 を含むガスと接触するラ
インに接続された状態からラインと切り離された再生に
切り替える。
【0051】比較例を流動層またはパーコレート層では
なく充填層で行った。
【0052】例4 実験を開始して、1〜5%のNF3 を含むガス流を様々
な温度で鉄粉末の充填層に通してNF3 を反応除去し
た。異なる粒径の鉄粉末を試験した。鉄粉末は電気的な
製造方法で製造され(SCM Metal Produ
ct,Inc.)、少量の酸素を含んでいる。最初の試
験は粒子(granular)粒度(−8+20メッシ
ュ、2.4〜0.85mm)を使用し500℃でNF3
の完全な除去を示したが「処理能力」は小さかった。こ
れはNF3 と反応させるのに使用できる鉄が数%だけ
で、NF3 の通過が素早く起こることを意味する。鉄表
面はフッ化鉄の層で「不動態化」されていることがあ
り、反応速度を素早く低下させてしまう。次により小さ
い粒径(−48+325メッシュ、0.3〜0.045
mm)のFe粉末を試験すると、少なくとも能力が10
倍増加して、かなりより大きな活性が観察された。増大
した背圧の問題は、通過が起こり完璧な処理能力が決定
される前に実験を止めることを要求した。背圧は充填層
での非常に細かいフッ化鉄の粒子の形成により起こる。
この例で使用する流速は充填層内での滞留時間が10秒
間になるように選択し、線速度は0.02m/sであっ
た。500℃以下の温度は効率的でないが、まだ反応が
進行していて鉄粒子の焼結を避けられるので、反応性お
よび粒子保全の妥協点を示していた。
【0053】不十分な結果を示す例4の充填層と違っ
て、本発明の流動層またはパーコレート層の例は良い性
能および反応体である鉄粒子の効率的な利用を示した。
これは後者の反応器がパーコレートまたは流動化した様
式で操作されているからである。反応器内において、固
体の鉄粉末は供給原料流でパーコレートされる。固体の
動きはこの層の目詰まりの可能性を最小限にし、均一な
反応器温度を維持する。小さい粒径は、反応工程におい
て鉄粒子上に形成されそれ以上の反応を妨げるフッ化鉄
不動態層の影響を最小化する一方で鉄の反応処理能力を
最大化、および粒子のより大きい相対膨張およびそれに
よる流動層の膨張を許容して性能の改善に貢献する。
【0054】Fe粉末は室温で簡単に流動化することが
できる。周囲条件では、Fe粉末層は窒素流量が100
0sccm(22.1℃で1000cm3 /min)で
流動化を始める。最小流動化流量は、推定値である1.
3cm/sに適度に近い最小流動化速度1.6cm/s
を与える。温度が上昇するとより高温でガス粘度が大き
くなることで最小流動化速度は減少する。
【0055】より高い温度(>400℃)では、窒素雰
囲気下でさえFe粒子は互いにくっついて凝集する。こ
の現象は「焼結」として知られ、金属粉末の融点よりも
かなり低い温度で起こる。粒子の凝集は流動層を通るガ
スの偏流を作り、流動層の条件が利用されずにガス−固
体接触の範囲を減少させる。
【0056】NF3 の破壊に効率的な温度は、流量を変
化させ流動層を通る一定の圧力を維持しながら反応温度
を上昇させて測定した。排出されるNF3 の濃度は連続
的に監視された。1度の鉄粉末の装填で10回の連続試
験を行った。
【0057】流動層の温度の均一性を確認した。2回目
の実験の間に温度分布を測定した。層内の温度の異差は
10℃より小さかった。
【0058】1、5、7および10回目の実験で反応器
の温度の変数としてのNF3 出口濃度を測定した。出口
のNF3 の濃度が落ち始める温度は全ての実験で同じぐ
らい(150℃)であった。しかしながらより厳密な実
験によって100%に近い転化を達成するのに必要とさ
れる温度は、連続実験をするに従って高くなることが明
らかになった。
【0059】2回目の実験において反応器温度を300
℃で一定に保ちながら流量を変えた。この実験の目的は
NF3 をなくすためのFe粉末の流れの限界値を調べる
ことだった。滞留時間で3秒間に相当する約2000s
ccm(22.1℃で2000cm 3/min)の流量
でNF3 の通過が観察された。
【0060】それぞれの実験の後に流動層の高さの増加
が観察された。膨張はかなり大きなものであった。10
回目の実験の初めには、流動層の膨張はもとの流動層の
高さの90%にまで達していた。
【0061】この層の大きな膨張は予想外である。これ
は鉄粉末を充填層様式の操作で使用するのに好都合でな
いからである。流動層反応器は、ふさわしい反応器容積
を予想される膨張に割り当てられる限り流動層の膨張を
簡便に取り扱うことができる。
【0062】10回目の実験の終わりまでで同じバッチ
の鉄粉末(253.4g)を使用して全部で、標準状態
(21.1℃(70゜F))において4.228m
3 (4,228リットル)の原料ガスを処理した。反応
容器から337gの粉末を回収した。加えて反応器の下
流の様々な部分から3.5gの細かい粉末を採取した。
投入した253.4gのもとのFeと比較して、重量で
87.1g、34.4%の増加があった。結果の充填密
度は1.73g/cm3 (1.73g/cc)であっ
た。反応量論式(1)は、253.4g(4.525モ
ル)のFeは321g(21.1℃(70゜F)で0.
109m3 (109リットル))のNF3 と反応するこ
とができるとしている。従って、87.1gの重量の増
加(108.5gのNF3 に相当する)は飽和の33.
8%を表し、処理した全てのNF3 に基づいて計算した
42.5%よりも低い。予想されるように33.8%の
数字が控えめで42.5%の数字が大きめのものであ
る。
【0063】最小流動化速度は所定の粒度および密度に
対して、当の流動層の粒子を通して流動化ガスを増やし
ていったとき圧力降下の増加が減る点として定義され
る。流動化している間は流動化ガス流量を増加させても
圧力降下は少ししか増加しない。
【0064】実験は一つの流動層で行ったが、1つの流
動層に供給して、その一方で他の流動層に新しい鉄粉末
を再投入する切り替え式の流動層を使用することができ
ると考えられる。さらに、パーコレート層または流動層
のフリーボードの下の入口、好ましくは流動化またはパ
ーコレートガスを導入する流動層の底面の近くを通して
新しい鉄粉末を導入し、取り出し用の流出路を入口より
も高いところで、パーコレート層または流動層のフリー
ボードの高さよりも下に取り付けて反応したフッ化鉄粉
末を流動層から取り除く流動層設計を利用して、1つの
流動層を連続操作に使用することができる。反応したフ
ッ化鉄は新しい鉄粉末よりも密度が小さく、流出路は反
応していない鉄粉末よりも主にフッ化鉄を取り出す。こ
のように、連続工程は他の1つまたは2つまたはそれ以
上の平行流動層を用いて考えることができる。
【0065】本発明の大きな特徴は本質的に約300μ
m以下という金属粉末の粒度である。本発明の目的のた
めには、このことは粒子の10重量%までが流動層の混
合の促進を提供して流動中に小さい方の粒子がケークに
なるのを防止するのに十分大きい粒度を有することがで
きることを意味する。500〜2000μmの粒子がこ
の機能を果たすことができよう。小さい粒子は大きな表
面積を与えることが知られるが、そのようなより小さな
粒子の流動層を通る大きな圧力降下が代償となる。本発
明の発明者は、鉄粒子をNF3 との反応に対して不活性
化する不動態化されている金属フッ化物の層が鉄粒子上
にできることを発見した。本質的に約300μm以下の
粒子は金属フッ化物により不動態化された環境でさえ、
不動態化で非活性化され比較的多くの内部が反応しない
ままとなる大きな粒子よりも多く利用されよう。加えて
本発明の望ましい特徴は、金属粒子が反応して金属フッ
化物を形成したときに流動層の膨張を利用して、連続方
式またはバッチ方式のどちらででもで金属粒子を取り替
えるときを決定することである。本質的に約300μm
以下の小さい金属粒子は、おそらく金属フッ化物形成に
よる表面の不動態化のためであり、反応の限界を示すも
のではない、より大きい寸法の粒子よりも大きい反応の
程度の結果この膨張特性をよりはっきりさせる。
【0066】本発明の方法は1リットルの鉄粒子で少な
くとも700リットルのNF3 を処理する能力を持つ。
これは1リットルの鉄の針金で3〜7リットルのNF3
を処理する能力を持つ米国特許第5,417,948号
明細書と比較して有利である。
【0067】本発明をいくつかの好ましい態様に関して
示した。しかしながら本発明の全体の範囲は請求の範囲
で確かめるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハワード ポール ウィザーズ,ジュニ ア アメリカ合衆国,ペンシルバニア 18031,ブレイニグスビル,クラインズ ミル ロード 1441 (56)参考文献 特開 平7−155542(JP,A) 特開 平6−134256(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/68 B01D 53/14 B01D 53/54

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NF3 および本質的にN2 、O2
    2 、CF4 、C2 6、CHF3 、SF6 およびそれ
    らの混合物からなる群より選ばれるガス成分の1つまた
    は複数を含むガスを、150〜550℃の温度で、NF
    3 と反応することができ実質的に全ての粒子の粒度が3
    00μm以下である鉄、ニッケル、銅、カルシウム、ア
    ルミニウム、マグネシウム、マンガン、コバルト、亜
    鉛、スズおよびそれらの混合物からなる群より選ばれる
    金属粒子の少なくとも1つの流動層に接触させることに
    よって上記ガス中のNF3 をなくす方法であって、(a)上記ガスを複数の 切り替え式平行接続金属粒子流
    動層のうちの1つと交互に接触させ、そして上記ガスと
    接触している流動層の高さが上記金属粒子とNF3
    実質的な化学量論反応に対応する流動層の高さまで増加
    したときに流動層を切り替えること、又は、(b)上記ガスを1つの流動層と接触させ、上記金属粒
    子を実質的に連続的に上記流動層の底部近くの入り口に
    加え、そして上記NF 3 と反応した金属粒子を実質的に
    連続的に、上記入り口の上方であって上記NF 3 と反応
    した上記流動層の上記金属粒子のフリーボードよりも下
    方の箇所で取り出すこと、 によってNF3 をなくす方法。
  2. 【請求項2】 上記ガスが上記流動層に接触した後で、
    上記ガスが10体積ppm以下のNF3 を含む請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記ガスの流量が、上記流動層に含まれ
    る上記金属粒子の流動層の少なくとも最小流動化速度を
    得るのに十分である請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記ガスが、上記流動層内で3秒間より
    も長い滞留時間を持つ請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記ガスが加圧されている請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 上記ガスの上記流量が上記最小流動化速
    度の少なくとも2倍である請求項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記金属粒子が鉄である請求項に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 上記鉄金属粒子が少なくとも99重量%
    鉄である請求項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記鉄金属粒子の平均粒度が100μm
    である請求項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記鉄金属粒子が上記NF3 と反応し
    てFeF3 および窒素を生成する請求項に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 上記NF3 を含むガスが主に窒素とN
    3 を含む請求項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記流動層の鉄粒子の10%までが、
    上記流動層の鉄粒子の混合を助けるため300μmより
    も十分に大きい粒度を持つ大きい粒子である請求項
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記大きな粒子が500〜2000μ
    mの粒度を持つ請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 NF3 を含むガスをNF3 と反応する
    ことができる金属粒子の流動層と接触させることにより
    上記ガス中のNF3 をなくす方法であって、上記粒子が
    本質的に300μm以下の粒度を持ち、上記粒子を連続
    的に上記流動層に加え、上記NF3 と反応した金属粒子
    を連続的に取り除き、且つ1つの流動層を使用するNF
    3 なくす方法。
  15. 【請求項15】 NF 3 および本質的にN 2 、O 2 、F
    2 、CF 4 、C 2 6 、CHF 3 、SF 6 およびそれら
    の混合物からなる群より選ばれるガス成分の1つまたは
    複数を含むガスを、150〜550℃の温度で、NF 3
    と反応することができ実質的に全ての粒子の粒度が30
    0μm以下である鉄金属粒子の少なくとも1つの流動層
    と反応させることによって上記ガス中のNF 3 をなくす
    方法であって、上記ガスを、複数の切り替え式平行接続
    鉄金属粒子流動層のうちの1つと交互に接触させ、そし
    て上記ガスと接触している流動層の高さが上記鉄金属粒
    子とNF 3 の実質的な化学量論反応に対応する流動層の
    高さまで増加したときに流動層を切り替えることによっ
    てNF 3 をなくす方法。
  16. 【請求項16】 NF 3 および本質的にN 2 、O 2 、F
    2 、CF 4 、C 2 6 、CHF 3 、SF 6 およびそれら
    の混合物からなる群より選ばれるガス成分の1つまたは
    複数を含むガスを、150〜550℃の温度で、NF 3
    と反応することができ実質的に全ての粒子の粒度が30
    0μm以下である鉄金属粒子の少なく とも1つの流動層
    と反応させることによって上記ガス中のNF 3 をなくす
    方法であって、上記金属粒子を実質的に連続的に上記流
    動層の底部近くの入り口に加え、そして上記NF 3 と反
    応した金属粒子を実質的に連続的に、上記入り口の上方
    であって上記NF 3 と反応した上記流動層の上記金属粒
    子のフリーボードよりも下方の箇所で取り出すことによ
    ってNF 3 をなくす方法。
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