JP3046771U - パチンコ用スライド椅子 - Google Patents

パチンコ用スライド椅子

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JP3046771U
JP3046771U JP1997008330U JP833097U JP3046771U JP 3046771 U JP3046771 U JP 3046771U JP 1997008330 U JP1997008330 U JP 1997008330U JP 833097 U JP833097 U JP 833097U JP 3046771 U JP3046771 U JP 3046771U
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JP
Japan
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bearing body
molded bearing
main shaft
molded
fitting hole
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JP1997008330U
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English (en)
Inventor
栄一 斉藤
Original Assignee
メーコー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技場に設置される前後にスライド
可能な椅子であって所要部品点数を少なくし、組立を容
易ならしめ製造コストを軽減させる。 【解決手段】 合成樹脂によって一体成形された成形軸
受体23が支柱11の主軸10上に支持され、該成形軸
受体は下面中心位置に主軸の上端を嵌着させる嵌着孔2
4を形成すると共に、該嵌着孔の外周部に放射状に補強
リブ27を形成し、該成形軸受体の両側縁部に一対の軸
受孔28a,28bを夫々水平で平行に形成し、座部2
1の下面に固設した機枠31には2本の丸棒状のスライ
ド軸33a,33bを平行に架設し、該スライド軸を前
記成形軸受体の軸受孔に摺動自在に貫挿し、かつ該座部
を前方に付勢させるコイル状のバネ36a,36bを成
形軸受体と機枠の間に張設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主としてパチンコ遊技場に設置され座部を前後にスライド可能に支 持したパチンコ用スライド椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技場における直線状に配置された各パチンコ台の前に遊技者がプレ イ中に着座するために設置されているパチンコ用椅子は、フロアから垂直に樹立 された支柱上に椅子本体の座部を前後にスライド可能に支持し、かつ無負荷時に は常に前方に移動するようにバネによって該座部を前向きに付勢することにより 、非使用時にその椅子の後側の通路が広く確保されるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこのようなスライド椅子におけるスライド機構は、従来では専ら厚手 の鉄板をプレス加工することにより成形した鞍形のスライドシューを凹形のスラ イドレール内に噛合させた構成であって、そのスライド面に摩擦を軽減するため のデルリン,ナイロン等の合成樹脂製の摺動片が止着されていた。このため部品 点数が多くなり組立にも時間を要し、コストが高くならざるを得ないものであっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のスライド椅子は上記課題を解決しようとするもので、合成樹脂によっ て一体成形された成形軸受体が支柱の主軸上に支持され、該成形軸受体は下面中 心位置に主軸の上端を嵌着させる嵌着孔を形成すると共に、該嵌着孔の外周部に 放射状に補強リブを形成し、該成形軸受体の両側縁部に一対の軸受孔を夫々水平 で平行に形成し、座部の下面に固設した機枠には2本の丸棒状のスライド軸を平 行に架設し、該スライド軸を前記成形軸受体の軸受孔に摺動自在に貫挿し、かつ 該座部を前方に付勢させるコイル状のバネを成形軸受体と機枠の間に張設してな ることを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態を座部が水平面内で回転することをも可能に構成した 回転復元機構を備えたパチンコ遊技場用椅子について説明する。図1に外観透視 図を示したように、図中、1は床面に垂直に樹立された円筒状の支柱である。図 2に示したように該支柱1の上端開口内には環状体2が固設されている。3は該 環状体2の固設のために支柱1の上端開口部寄りに螺子込まれた止螺子である。 環状体2の下面には図7にも示したように突起4が一体に形成され、該突起4に 係合する係合溝5が上面に形成された合成樹脂製の環状固定カム6を該環状体2 の下側に固設している。なお該環状固定カム6の下面には図8に示したように半 周毎に巻方向を異ならしめた螺旋面からなるカム面7a,7bが形成され両カム 面7a,7bの交点に頂部8および谷部9が形成される。
【0006】 10は支柱1の上端開口から該環状体2および環状固定カム6中に貫挿して支 柱1内に垂下させた主軸で、該主軸10の外周に一体に形成された鍔部11を環 状体2の上面に設けられたスラスト軸受12上に載置することにより該主軸10 を回転自在に支持している。
【0007】 主軸10の略下半分は両側面に切欠面13を形成することにより異形断面状に 形成されている。また、主軸10の下端面にボルト14を螺子止しバネ受15が 固着されている。そして、主軸10に外挿したコイルバネ16の下端を該バネ受 15上に受止させている。
【0008】 17は主軸10の外周に軸方向に摺動可能に設けられた合成樹脂製の環状回転 カムで、該環状回転カム17には内周面に前記切欠面13に摺接し回転を伝達し 得る異形断面状の透孔18が形成されている。このため該環状回転カム17は該 主軸10と伴回り可能に前記コイルバネ16の上端に支持されている。そして該 コイルバネ16の弾性により環状回転カム17の上面のカム面18a,18bを 前記環状固定カム6のカム面7a,7bに圧接させている。該カム面18a,1 8bはカム面7a,7bと同様に半周毎に巻方向を異ならしめた螺旋面からなる もので、該両カム面18a,18bの交点に頂部19および谷部20が形成され ている。このため無負荷時にはコイルバネ16の弾性により環状回転カム17の 頂部19は環状固定カム6の谷部9に相対し、谷部20は頂部8に相対して安定 している。
【0009】 次に座部21を主軸10の上端に前後にスライド可能に支持する構成を説明す る。主軸10の上端部22に二股状係合片25が形成され、該上端部22に成形 軸受体23を支持している。該成形軸受体23は、ガラス繊維強化ナイロン樹脂 を金型に射出成形することで一体成形されるもので、その下面中心位置に主軸1 0の上端部22を嵌着させる嵌着孔24が形成され該嵌着孔24内には二股状係 合片25が係合する横筋26が形成されている。27は該嵌着孔24の周壁の外 周部に放射状に形成された補強リブである。該成形軸受体23の両側縁部には一 対の軸受孔28a,28bが夫々水平で平行に形成されている。
【0010】 一方、座部21の下面にビス30により機枠31を固設し、該機枠31の前後 部に垂設された取付板32a,32b間に丸棒状のスライド軸33a,33bを 2本平行に架設し、該スライド軸33a,33bの一端を取付板32bに貫挿し 他端は取付板32aに貫挿しプッシュナット34を嵌着して固定している。 そして該スライド軸33a,33bを軸受孔28a,28bに貫挿することに より該スライド軸33a,33bを前後にスライド可能に支持している。
【0011】 35a,35bは成形軸受体23の上面に一体に実設された掛止片で、該掛止 片と取付板32aとの間にコイル状のバネ36a,36bを引張状にて張設する ことにより、該バネの弾性により座部21を前方に付勢している。40は該座部 21に一体的に形成された背凭を示す。
【0012】 このように構成した椅子では、バネ36a,36bの弾性により座部21が常 に前方に付勢され非使用時には該座部21をスライド軸33a,33bに沿って 前方にスライドさせるので、パチンコ遊技場に設置された場合に通路を広く確保 できる。また、遊技者がパチンコ機に向って着座すれば、その人の体形あるいは 好みによって自由に該座部21を前後動できる。なお、この構成では、2本の丸 棒状のスライド軸36a,36bに成形軸受体23のスライド軸28a,28b を摺動させるようにしたので、長期に使用してもガタ付きが生じ難く座部21を 安定して支持できる。
【0013】 また、該座部21は主軸10を支点として水平面内で左右いずれにも回転する ことができ、そのとき主軸10の回転に伴ない環状回転カム17が回転するため カム面18a,18bはカム面7a,7bから反力を受け、環状回転カム17は コイルバネ16をその弾性に抗して収縮させる。このため外力が無くなるか、あ るいは小さくなってコイルバネ16の弾性のほうが勝てば、カム面18a,18 bとカム面7a,7bの圧接によって生じる主軸10を回転させようとするトル クのほうが勝って、座部21を正面向に戻すように働く。このため席を立とうと して座部21を後向に回転させても、外力が無くなればコイルバネ16の弾性に より座部21は自然と正面を向くようになる。
【0014】
【考案の効果】
このように本考案のパチンコ用スライド椅子は、合成樹脂により一体に成形さ れた成形軸受体を支柱の主軸上に支持し、該成形軸受体に丸棒状のスライド軸を 貫挿することにより座部を前後に摺動自在に支持したものであるので、従来のよ うに鉄板をプレス加工したもののように摺動片等を止着しなくてもよく所要部品 点数が少なくできて組立が容易になりコストを大幅に軽減できる利点がある。ま た、この成形軸受体は嵌着孔の外周部を放射状の補強リブにより補強したことに よって合成樹脂点であっても充分な強度を有し耐荷重性,耐久性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスライド椅子の要部の透視斜視
図。
【図2】同上椅子の要部の縦断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】要部の分解斜視図。
【図6】図2のC−C線断面図。
【図7】回転復元機構の分配斜視図。
【図8】環状固定カムのカム面を表わす斜視図。
【符号の説明】
1 支柱 10 主軸 21 座部 23 成形軸受体 24 嵌着孔 27 補強リブ 28a,28b 軸受孔 31 機枠 32a,32b 取付板 33a,33b スライド軸 35a,35b 掛止片 36a,36b バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂によって一体成形された成形軸
    受体が支柱の主軸上に支持され、該成形軸受体は下面中
    心位置に主軸の上端を嵌着させる嵌着孔を形成すると共
    に、該嵌着孔の外周部に放射状に補強リブを形成し、該
    成形軸受体の両側縁部に一対の軸受孔を夫々水平で平行
    に形成し、座部の下面に固設した機枠には2本の丸棒状
    のスライド軸を平行に架設し、該スライド軸を前記成形
    軸受体の軸受孔に摺動自在に貫挿し、かつ該座部を前方
    に付勢させるコイル状のバネを成形軸受体と機枠の間に
    張設してなることを特徴としたパチンコ用スライド椅
    子。
JP1997008330U 1997-09-01 1997-09-01 パチンコ用スライド椅子 Expired - Lifetime JP3046771U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013102785A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Hotsukusu Kk 格納椅子
JP2014534003A (ja) * 2011-10-21 2014-12-18 リ, ジェ ヒョンLEE, Jae hyun スライダー方式を利用した矯正椅子
JP2017221649A (ja) * 2016-06-09 2017-12-21 株式会社セルノ 遊技機用椅子および遊技機用椅子の固定台

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