JP3046561U - 卓上小物箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、小形日用品と小さなゴミの収納
部と小物挟みを備え卓上で使用できる小物箱に関する。 【解決手段】 小箱使用者の特定した小形日用品を調節
可能な仕切り内に収納し、小ゴミ入れを付加し、箱外壁
側に挟み片を設けて、紙片，小物等を挟み保持する小物
挟持装置を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、小形日用品と小さなゴミの収納部と小物挟みを備え卓上で使 用できる小物箱に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のゴミ収納部付きの小物箱は、ティシュペーパー箱にゴミ収納部を付 加したり、化粧品箱等の一部としてゴミ収納部を組込んでいた。又、卓上用 の小物箱は、適当な仕切内に日用品を複数収納していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これら従来の物は、ゴミ収納部をティシュペーパー箱や化粧箱等に付加し てあるため、全体の容積も大きくなり、卓上では邪魔となり使用しにくいも のであった。又、小物箱内で日用品がその形、大きさに関係なく仕切ってあ るため、スペースに無駄があり、品物の管理も不充分であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

箱の主体に携帯用のティシュペーパーを含めた小型の日用品を収納（２） し、小さなゴミ収納部（３）を設け、箱外部には小物挟持装置（１１）を設 け、小さな箱容積として卓上でも使用しやすいものとした。又、特定の日用 品を収納する位置をきめ仕切りを設けるので、箱容積の無駄を省き日用品を 管理しやすいものとした。

【０００５】

【考案実施の形態】

日用品の収納は、線引，拡大鏡，ハサミ，ボールペン，鏡，耳かき等長物 横置き収納部（Ａ）、ティシュペーパー，メモ帳収納部（Ｂ）、爪切，毛抜 き，短い鉛筆，小形ドライバー等の小物品縦差込み収納部（Ｃ）、セロテー プ，ホッチキス，ノリ等のブロック形状物収納部（Ｄ）とした日用品を特定 した例示であって、勿論、使用者の好みに応じた日用品を上記例示を目安と して、自由にスペースを調節して選定できるものとし、以下この考案の実施 について、図面を参照しながら説明する。 第１例 第１図はこの考案の第１例を示す斜視図である。日用品収納部（Ａ，Ｂ， Ｃ，Ｄ）の対向内壁を溝付または溝形材（４）を取付け、プラスチック板等 の薄板を仕切板（５）として溝部に挿入し、日用品の大きさに応じて適当位 置に仕切る。又、日用品形状にあわせてＤ部で仕切り板長手方向内に仕切り 補助板（６）とＣ部では穴付仕切補助板（７）を設け、品物の安定と位置の 確保を図っている。又、仕切板（５）には品名を書ける見出しを利用すると 便利である。なお、仕切りは溝形壁に限らず仕切り調節可能なものであれば よい。

【０００６】 一方、ゴミ収納部（３）は、使用したティシュペーパー，不要メモ，薬袋 等日常排出する小ゴミを対象とするもので、蓋（８）に設けたゴミ投入口（ ９）に小ゴミを投入し、箱内にはゴミ受けとしてプラスチック等の容器（１ ０）を挿置し、ゴミ処理時に容器（１０）を取出して中のゴミを廃棄するも のである。

【０００７】 次に、箱外壁部両側に小物品を挟持できる小物挟持装置（１１）を設けて いる。これには必要なメモ，葉書等の紙片，小型電算機，小型リモコン等を 挟持できるもので、バネ，ゴム紐等で挟み片（１２）を内側方向に常時引張 り力がかかるようになっており、後方に挟持物受け具（１３）を設けている 。

【０００８】 第２例 第２図はこの考案の第２例を示す斜視図である。本例はゴミ収納部（３） を中央とし周囲に日用品収納部（２）を設けたレイアウトの変更を例示した もので、他は第１例と同様である。

【０００９】 第３例 第３図はこの考案の第３例を示す斜視図である。本例は日用品収納部（２ ）の長物横置収納部（Ａ）を縦差込収納（Ａ）としたもので，小箱は縦長と はなるが、卓上接地面積がより小さくなるものである。なお、仕切板は各種 仕切補助板（６）（７）を設けて、長物を縦に挿置しても安定した収納とし 、ティシュペーパー，メモ帳は縦方向に収納する。他は第１例と同様である 。

【００１０】 以上例記はゴミ収納部固定であるが分離構造も可能であり、又、全体の形 状が四角柱であるが、円柱，多角柱状に形成することも可能である。なお、 材料も木，厚紙，金属，合成樹脂等使用して製作できる。

【００１１】

【考案の効果】

容積の小さな小箱であるので、日常の卓上使用に邪魔となることがなく、 又、各種の日用品を使用者が特定し集約収納されているので、物忘れ，しま い忘れがなく、立ったり，捜し回ったりすることがなく、小ゴミも収納でき て、座ったまま快適な日常生活を送ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１例斜視図

【図２】本考案の第２例斜視図

【図３】本考案の第３例斜視図

【図４】図１のＡ矢視断面図

【図５】図１のＢ矢視断面図

【図６】図２のＣ矢視断面図

【図７】図２のＤ矢視断面図

【符号の説明】

▲Ａ▼は長物横置き収納部 ▲Ａ′▼は長物縦差込収納部 ▲Ｂ▼はティシュペーパー，メモ部 ▲Ｃ▼は小物品縦差込み収納部 ▲Ｄ▼はブロック形状物収納部 （１）は小箱 （２）は日用品収納部 （３）はゴミ収納部 （４）は溝形材 （５）は仕切り板 （６）は仕切補助板 （７）は穴付仕切補助板 （８）はゴミ収納部蓋 （９）はゴミ投入口 （１０）はゴミ受箱 （１１）は小物挟持装置 （１２）は挟み片 （１３）は挟持物受具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】日用品を収納する部分（２）と小さなゴミ
   を収納する部分（３）を備えた小箱（１）であって、日
   用品収納部（２）には、位置を調節できる仕切板（５）
   を日用品の大きさにあわせて取付け、小さなゴミ収納部
   （３）には、蓋（８）を設け、蓋下に出し入れ自在にゴ
   ミ受箱（１０）を挿置し、箱外壁に小物品や紙片等を挟
   む小物挟持装置（１１）を備えた卓上小物箱。