JP3046194U - 押花用ワンタッチ接着シート - Google Patents

押花用ワンタッチ接着シート

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JP3046194U
JP3046194U JP1997007576U JP757697U JP3046194U JP 3046194 U JP3046194 U JP 3046194U JP 1997007576 U JP1997007576 U JP 1997007576U JP 757697 U JP757697 U JP 757697U JP 3046194 U JP3046194 U JP 3046194U
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JP
Japan
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adhesive
paper
adhesive sheet
synthetic resin
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997007576U
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English (en)
Inventor
靖司 濱中
Original Assignee
ハマナカ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 如何なる場所でも、また如何なる基材に対し
ても剥離紙を除去して容易に押花等を固定し、押花等に
よる装飾を手軽に適用可能ならしめる。 【解決手段】 接着シートとして上面側より和紙の如き
薄葉紙1、透明型接着剤2、該接着剤を介して貼着され
た透明な合成樹脂フィルム3、透明な粘着剤4を介して
前記合成樹脂フィルム3に接合された剥離紙5を、その
順に接合一体化して構成し、剥離紙5を除去して基材6
上の押花等Fの表面に粘着材4を介しワンタッチで貼着
せしめるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、はがき、カード、しおり、名刺、コースター、色紙、襖紙等の基材 面に押花等による柄を形成するのに好適なワンタッチ接着シートに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
はがき、カードその他、任意の台紙面に押花を置き、その上から粘着剤を塗布 した合成樹脂フィルムを被せて固定し、装飾性を高めたものは従来より公知であ り、日常、広く行われているところである。
【0003】 しかし、従来の上記押花をフィルムにより固定したものはフィルムを被せてい る関係上、表面に筆記することはできないし、また粘着剤を塗布している関係か ら位置決めに際し、押花等が直ちに台紙に接着して変更が困難であるという問題 があった。
【0004】 そこで、これらの問題の解消をはかるため、表層材を天然繊維で抄造した和紙 の如き薄葉紙の裏側に透明な熱可塑性樹脂フィルムをラミネートして構成し、平 板状の基材と、上記表層材との間に押花等を挟んで加熱接着することが提案され ている。(特公平5−68358号公報参照)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記提案に係る押花等の保存用台紙は和紙等を表面に用い、熱可塑 性樹脂フィルムをラミネートしたため、アイロン等で容易に接着することができ ると共に、表面が薄葉紙であるため容易に筆記が可能であるなどの利点を有して いるが、アイロン等の加熱圧着手段を必要としており、加熱手段がなければ利用 することができないという難があり、使用場所に制約を免れなかった。また、立 体的な基材に対する接着は実質上、不可能であった。
【0006】 本考案は上述の如き実状に対処し、ワッペン等のワンタッチ接着による簡易化 を見出すことにより上記問題を解決し、如何なる場所でも、また如何なる基材に 対しても剥離紙を除去して容易に押花等を固定し、押花等による装飾をより広汎 な分野に手軽に適用可能ならしめることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的に適合する本考案は基材に押花等を固定するためのワンタッチ 接着シートであって、上面側より和紙の如き薄葉紙、透明型接着剤、該接着剤を 介して貼着された透明な合成樹脂フィルム、透明な粘着剤を介して前記合成樹脂 フィルムに接合された剥離紙が、その順に接合一体化されてなり、剥離紙を除去 して基材上の押花等の表面に粘着剤を介し貼着せしめるようにした構成を特徴と するものである。
【0008】
【作用】
上記本考案接着シートは下面側の剥離紙を除去し、基材上に置かれている押花 等の上面に粘着剤層を介して貼着するだけでよく、従って、如何なる場所でも、 また平面状の基材のみでなく、立体状の基材に対しても同様に押花等による装飾 を容易に施すことができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、さらに本考案接着シートの具体的な構成について例示説明する。
【0010】 図1は本考案接着シートの1例を示す断面図、図2は該シートの使用状態であ る。
【0011】 これら図において、1は天然繊維を含み抄造された和紙の如き薄葉紙で、同効 のくもの巣状薄葉紙不織布も使用可能であり、極めて薄く、下部に置かれる押花 等を透視可能であることが肝要である。
【0012】 3はポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル等の合成樹脂フィルム、特に 熱可塑性合成樹脂フィルムであり、厚みが50μm以下、特に30μm以下のも のが望ましく、前記薄葉紙の補強のため接着剤2を介して薄葉紙1の下面側に接 合一体化される。 用いられる接着剤2としては酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビ ニルアルコール、ポリアミド、アクリル系樹脂など、既知の合成樹脂接着剤が可 能であるが、特に透明型のものであることが下面の押花等を透視することから必 要である。勿論、透明な糊剤についても使用することができる。
【0013】 上記の如く薄葉紙1の下面に接着剤2を介して接合された合成樹脂フィルム3 に対し、更にその下側には粘着剤4を介して離型紙5が接合される。この離型紙 5は使用時には図1に示すように剥離されるが、粘着剤のベトつきを防止するた め下側に貼着されている。 この粘着剤及び剥離紙は通常、片面粘着シートが用いられ、粘着剤は透明な粘 着剤であることが必要である。
【0014】 かくして、上記の如く上面より薄葉紙1、接着剤2、合成樹脂フィルム3、粘 着剤4、剥離紙5の順に接合一体化して本考案の特徴をなす接着シートが形成さ れるが、押花等の固定にあたっては、剥離紙5を剥離除去し、薄葉紙1、接着剤 2、合成樹脂フィルム3、粘着剤4よりなるシートAとして図2に示すように基 材6上に押花等Fを載せてその上から貼着する。このとき、押花等Fを透視可能 とするためには、上記の薄葉紙1、接着剤2、合成樹脂フィルム3、粘着剤4は 何れも透明又は透視可能なものであることが必要である。 また、一般のローソクを使用して花の上を摩擦することにより和紙の繊維がフ ィルムに密着し、和紙の半透明な部分を透明化して挟み込んだ花の色をよりきれ いに出すことができる。
【0015】 基材6としてははがき、カード、名刺、しおり、色紙、襖、メモ用紙、便せん 等、あらゆる平面状シート物が適用可能であるが、板紙や木材、金属、プラスチ ック板などにも適用でき、大きさも自由であり、更にはワンタッチで接着可能で あることから籠や各種の容器類を始め、立体的な物品、即ち立体的基材に対して も適用することができる。
【0016】 なお、基材6上に置かれる装飾物は押花の外、切絵、写真、標本類など、種々 のものが使用可能であり、これらは装飾に限らず、保存のために固定することも できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上のように薄葉紙の下面に接着剤を介して合成樹脂フィルムを貼着 し、更にその下面に剥離紙を接合一体化したものであり、押花などをはがき等の 基材面に固定するにあたり、単に剥離紙を剥離除去して押花などの上面に当着す ればよいため、一々アイロン等の加熱手段を必要とすることなく、従って如何な る場所においても随時、容易に押花など装飾物をはがきなどの基材に固定するこ とができ、しかもその場で薄葉紙面に筆記具で種々の文字、絵などを記載するこ とにより、装飾性を高めると共に、意思表示を行うことができる顕著な効果を有 している。 特に本考案接着シートを使用したものは従来のアイロン接着和紙に比べ、裏面 の合成樹脂フィルムの存在により上から書いた文字が和紙の繊維にインクが毛細 管現象でしみ込むことが起こりにくくなり、全般的ににじむこともなくなる。
【0018】 更に本考案接着シートはワンタッチで押花などを固定することが可能なため、 基材が平面状に限らず、立体的な物品に対しても容易に実施することができるこ とになり、押花などによる装飾効果をより広汎な範囲に拡大することができる利 点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る接着シートの1例を示す断面概要
図である。
【図2】上記接着シートの使用態様を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 薄葉紙 2 接着剤 3 合成樹脂フィルム 4 粘着剤 5 剥離紙 6 基材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に押花等を載せ、その上より押圧
    し、貼着一体化する接着シートであって、上面側より和
    紙の如き薄葉紙、透明型接着剤、該接着剤を介して貼着
    された透明な合成樹脂フィルム、透明な粘着剤を介して
    前記合成樹脂フィルムに接合された剥離紙の順に接合一
    体化してなり、剥離紙を除去して基材上の押花等の表面
    に粘着剤を介し貼着せしめることを特徴とする押花用ワ
    ンタッチ接着シート。
JP1997007576U 1997-08-11 1997-08-11 押花用ワンタッチ接着シート Expired - Lifetime JP3046194U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755344A (ja) * 1993-08-09 1995-03-03 Daishin Kako Kk ロータリキルンの潤滑油供給装置
JP2018135141A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 牛込 忠彦 Sdカード保持体及びsdカード収納具

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