JP3046189B2 - ファクシミリ信号伝送装置 - Google Patents

ファクシミリ信号伝送装置

Info

Publication number
JP3046189B2
JP3046189B2 JP5313598A JP31359893A JP3046189B2 JP 3046189 B2 JP3046189 B2 JP 3046189B2 JP 5313598 A JP5313598 A JP 5313598A JP 31359893 A JP31359893 A JP 31359893A JP 3046189 B2 JP3046189 B2 JP 3046189B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
facsimile
modem
route
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5313598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07170347A (ja
Inventor
壮裕 原口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5313598A priority Critical patent/JP3046189B2/ja
Publication of JPH07170347A publication Critical patent/JPH07170347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046189B2 publication Critical patent/JP3046189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ信号を
多重化して伝送するファクシミリ信号伝送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のファクシミリ信号伝送装
置の一例を示すブロック図である。図において、1はア
ナログ信号に変調されたファクシミリ信号をディジタル
信号に復元し、ディジタルのファクシミリ信号をアナロ
グ信号に変調するファクシミリ変復調器(以下、モデム
という)であり、2はこのモデム1で復調されたファク
シミリ信号を他の信号と多重化してベアラ側に送出し、
ベアラ側からの多重化信号からファクシミリ信号を分離
してモデム1に分配する多重化装置である。多重化装置
2は、例えば、ファクシミリ信号と、ADPCM化され
た音声信号とを多重する。
【0003】3はトランク側よりアナログ信号に変調さ
れたファクシミリ信号がモデム1に入力される入力端子
であり、4はモデム1でアナログ信号に復調されたファ
クシミリ信号がトランク側に出力される出力端子であ
る。5は多重化装置2にて多重化されたファクシミリ信
号がベアラ側に出力される出力端子であり、6はベアラ
側から送られてきた多重分離すべきファクシミリ信号が
多重化装置2に入力される入力端子である。
【0004】ここで、トランク側には音声端末、データ
端末およびファクシミリ端末などを収容した交換機が存
在し、ベアラ側は高速回線に接続される。図10は、#
1〜#NのN台のモデム1と、その各々に対応したN個
の入力端子3および出力端子4が設けられている場合を
図示している。
【0005】次に動作について説明する。モデム1は、
国際電信電話諮問委員会(以下、CCITTという)勧
告V.21,V.27ter,V.29,V33,V1
7に準拠した変復調機能を有している。トランク側のい
ずれかの入力端子3に入力されたアナログ信号によるフ
ァクシミリ信号は、その入力端子3に対応したモデム1
によって9600bps等のディジタル信号に復元され
る。
【0006】モデム1で復元されたディジタル信号は多
重化装置2に送られる。多重化装置2は、そのディジタ
ル信号を他の信号とともに多重化して、それをベアラ側
の出力端子5から高速回線に出力する。また、多重化装
置2は、高速回線から信号を受信したときには、ベアラ
側の入力端子6から入力した多重化信号からディジタル
化されたファクシミリ信号を取り出し、そのディジタル
信号をいずれかのモデム1に渡す。モデム1は、受け取
ったディジタル信号について変調を行い、変調波である
アナログ信号によるファクシミリ信号を対応する出力端
子4から出力する。この場合、ファクシミリ信号の送受
信はリアルタイムで行われる。また、多重化装置2の多
重化能力の範囲内で、N台のモデム1の並列動作が可能
である。
【0007】なお、この方式では、トランク側の入力端
子3に入力する信号はファクシミリ信号に限られる。従
って、トランク側の入力端子3の前段で、音声信号など
が入力端子3に供給されないように制御されている。例
えば、トランク側にファクシミリ信号と音声信号とを区
別する回路があり、2100Hzトーンの検出などによ
ってファクシミリ信号の開始を検出したら、トランク側
の信号を入力端子3に供給するような制御を行なう。同
時に、多重化装置2は、高速回線から受信した信号をモ
デム1にも供給するように制御する。また、2100H
zトーンを検出したことを対向システムに通知する。2
100Hzトーン検出が通知されたシステムは、トラン
ク側の信号を入力端子3に供給するような制御を行な
う。2100Hzトーンを検出した側のシステムにおい
て、モデム1が高速回線からの受信信号からDCS信号
を検出したら、そのシステムは、その通信チャネルがフ
ァクシミリ通信に使用されていると断定する。
【0008】図11は多重化のためのファクシミリ信号
に対する処理の一例を示す機能構成図である。図におい
て、1aはモデム1の復調部、1bは同じく変調部であ
り、7は復調部1aが出力したディジタル信号中、30
0bpsの制御信号に対してのみオーバーサンプリング
を行うオーバーサンプリング回路、8はオーバーサンプ
リング回路7から出力されたデータに対してスタッフ制
御を実施するスタッフ制御回路である。
【0009】9はスタッフ制御されたデータの通過を制
御する送信ゲートであり、10は送信ゲート9を通過し
たデータを伝送する送信側の多重化伝送路である。11
は対向装置にてスタッフ処理されたデータが伝送される
受信側の多重化伝送路であり、12はその通過を制御す
る受信ゲートである。
【0010】13は受信ゲート12を通過したデータに
対してデスタッフ制御を実施するデスタッフ制御回路で
あり、14はデスタッフ制御されたデータ中でオーバー
サンプリングされている300bpsの制御信号の速度
変換を行い、速度変換後のデータをモデム1の変調部1
bに出力する速度変換器である。
【0011】次に動作について説明する。入力端子3に
入力されたアナログファクシミリ信号は、モデム1の復
調部1aにてディジタル化されたファクシミリ信号に変
換され、オーバーサンプリング回路7に入力される。
【0012】ここで、ファクシミリ信号、すなわち復調
部1aから出力された復調データが300bpsの制御
信号である場合、オーバーサンプリング回路7は、復調
部1aで抽出された復調クロックに同期した復調データ
を9600bps相当の信号に変換する。その後、スタ
ッフ制御回路8は送信側の多重化伝送路10のもつ伝送
クロックとの差を吸収するためにスタッフデータを設
け、さらに、スタッフ制御情報を付加する。
【0013】なお、復調部1aから出力された復調デー
タが9600bps等の高速データである場合には、オ
ーバーサンプリングの処理は施されずに、スタッフ制御
のみが実施される。このようにスタッフ制御されたデー
タは、スタッフ制御の情報が付加されて、例えば、1つ
のファクシミリ信号につき10kbps相当の信号とな
る。
【0014】また、受信側の多重伝送路11にのせられ
たデータは、受信ゲート12を通過してデスタッフ制御
回路13に入力される。デスタッフ制御回路13はま
ず、入力されたデータ中に含まれるスタッフ制御情報に
もとづいて、スタッフデータが正規データであるか、ダ
ミーデータであるかの判断を行う。
【0015】ここで、デスタッフ制御回路13から出力
されたデータが例えば300bpsの制御信号である場
合には、速度変換器14は9600bps相当の受信信
号を300bpsの信号に速度変換する。このようにし
てデスタッフされたデータは、モデム1の変調部1bか
ら与えられた変調クロックに同期して変調部1bに入力
され、変調されてアナログファクシミリ信号となり、出
力端子4に出力される。
【0016】図12はファクシミリ信号を多重化して伝
送する従来の他のファクシミリ信号伝送装置を示すブロ
ック図である。図において、15はトランク側に存在す
るファクシミリ端末(具体的には、交換機などを介して
存在する。)と対向して受信動作を行う受信制御部であ
り、16はトランク側に存在するファクシミリ端末と対
向して送信動作を行う送信制御部である。17は受信制
御部15が受信した画データを蓄積する受信データ蓄積
器であり、18は送信制御部16が送信すべき画データ
を蓄積する送信データ蓄積器である。なお、図12は、
#1〜#NのN台の受信制御部15および送信制御部1
6が設けられた場合を図示している。
【0017】次に動作について説明する。任意の受信制
御部15は対応するトランク側の入力端子3および出力
端子4を介して、送信動作を行っているファクシミリ端
末と通信を行う。そして、受信した画データを受信デー
タ蓄積器17に格納する。
【0018】多重化装置2は高速回線側に空チャネルが
あるときに、受信データ蓄積器17内の画データを多重
化信号の一部としてベアラ側の出力端子5から送出す
る。一方、高速回線側から入力された多重化信号はベア
ラ側の入力端子6から多重化装置2に入力する。そし
て、多重化装置2は多重化信号から画データを取り出
し、その画データを送信データ蓄積器18に格納する。
【0019】送信制御部16のうちの1台は、受信機と
なるファクシミリ端末を呼び出してそのファクシミリ端
末と通信を行う。すなわち、その送信制御部16はファ
クシミリ送信器として機能し、送信データ蓄積器18内
の画データをそのファクシミリ端末に送信する。なお、
転送先のファクシミリ端末が既に使用中であった場合に
は、送信制御部16は所定の時間をおいた後、再送信動
作を行う。また、図12にN台示されている送信制御部
16は1個でもよい。ただし、その場合には、画データ
が送信データ蓄積器18に滞留している平均時間が長く
なり、ファクシミリ通信の即時性が失われる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ信
号伝送装置は以上のように構成されているので、210
0HzトーンやDCS信号が検出されなかった場合に
は、モデム1等を介したファクシミリ信号伝送ができ
ず、ファクシミリ信号は、音声信号等と同様に扱われて
伝送される。すなわち、ADPCM化等がされて伝送さ
れる。この状況は、ファクシミリ通信の終了まで継続さ
れる。従って、図10や図12に示す構成が備わってい
ても、2100HzトーンやDCS信号が検出されなか
った場合には、その構成(これをファクシミリ伝送系と
いう。)による伝送効率の向上という効果が発揮されな
いという問題点があった。
【0021】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、音声信号等として伝送されて
いるファクシミリ信号を、ファクシミリ通信の途中から
でもファクシミリ伝送系に切り換えることができるファ
クシミリ信号伝送装置を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るファクシミリ信号伝送装置は、ファクシミリ信号を復
調するモデムと、入力信号がファクシミリ信号である場
合にモデムの復調出力を、音声信号やデータ信号の転送
ルートとは異なるファクシミリルートで多重化装置に供
給する多重化制御器と、入力信号を音声信号やデータ信
号の転送ルートおよびモデムの側に、またはそれらのい
ずれかに供給する送信ルート切り替え器と、入力信号を
モニタし、トーン信号を検出したときに、送信ルート切
り替え器に対して、入力信号をモデムの側にも供給する
指示を出す信号識別器と、モデムが高速ファクシミリ信
号を復調したときに、送信ルート切り替え器に対して
力信号をモデムの側にのみ供給する指示を出すルート制
御手段と、モデムが復調した高速ファクシミリ信号を音
声信号やデータ信号の転送ルートとは異なるファクシミ
リルートで多重化装置に供給する多重化制御器とを備え
たものである。
【0023】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ信号伝送装置は、ファクシミリ信号を復号するモデ
ムと、入力信号がファクシミリ信号である場合にモデム
の復調出力を、音声信号やデータ信号の転送ルートとは
異なるファクシミリルートで多重化装置に供給する多重
化制御器と、入力信号を音声信号やデータ信号の転送ル
ートおよびモデムの側に、またはそれらのいずれかに供
給する送信ルート切り替え器と、入力信号モニタし、非
音声信号を検出したときに、送信ルート切り替え器に対
して入力信号をモデムの側にも供給する指示を出す信号
識別器と、モデムが高速ファクシミリ信号を復調したと
きに、送信ルート切り替え器に対して入力信号をモデム
の側にのみ供給する指示を出すルート制御手段と、モデ
ムが復調した高速ファクシミリ信号を音声信号やデータ
信号の転送ルートとは異なるファクシミリルートで前記
多重化装置に供給する多重化制御器とを備えたものであ
る。
【0024】そして、請求項3記載の発明に係るファク
シミリ信号伝送装置は、請求項1または請求項2記載の
発明に係るファクシミリ信号伝送装置において、モデム
が、高速ファクシミリ信号のEOLを復調したときに、
高速ファクシミリ信号にファイルを挿入するものであ
る。
【0025】
【作用】請求項1に記載の発明における信号識別器は、
入力信号をモニタし、トーン信号を検出したときに、送
信ルート切り替え器に対して、入力信号をモデムの側に
も供給する指示を出すものである。
【0026】また、請求項2の発明における信号識別器
は、入力信号モニタし、非音声信号を検出したときに、
送信ルート切り替え器に対して入力信号をモデムの側に
も供給する指示を出すものである。
【0027】そして、請求項3記載の発明におけるモデ
ムは、高速ファクシミリ信号のEOLを復調したとき
に、高速ファクシミリ信号にファイルを挿入するもので
ある。
【0028】
【実施例】実施例1.以下、この発明の第1の実施例を
図について説明する。図1はこの発明の一実施例による
ファクシミリ信号伝送装置を示すブロック図であり、図
において、21は音声信号やファクシミリ信号などが伝
送されるトランク側の入力端子、22は同じくトランク
側の出力端子である。トランク側の入力端子21および
出力端子22は、例えば音声端末やファクシミリ端末な
どを収容した交換機に接続されている。23はファクシ
ミリ信号に関する変復調を行うモデムであり、24はフ
ァクシミリの制御信号や画データの多重化を制御する多
重化制御器である。
【0029】25は音声信号を転送するためのベアラ側
の音声出力端子、26は同じくベアラ側の音声入力端
子、27はファクシミリ信号を転送するためのベアラ側
のファクシミリ出力端子、28は同じくベアラ側のファ
クシミリ入力端子である。なお、このベアラ側の音声出
力端子25と音声入力端子26とに接続されるルートは
音声信号用経路(以下、音声ルートという)を構成し、
ベアラ側のファクシミリ出力端子27とファクシミリ入
力端子28とに接続されるルートはファクシミリ信号用
経路(以下、ファクシミリルートという)を構成してい
る。
【0030】29は多重化制御器24の指令に従って、
トランク側の入力端子21より入力された信号を、音声
ルートの出力端子25に出力するか、モデム23側に出
力するか、またはその双方に出力するかの切り替えを行
う送信ルート切り替え器である。30はモデム23の出
力をトランク側の出力端子22より送出するか、音声ル
ートの入力端子26に入力された信号をトランク側の出
力端子22より送出するかを切り替える受信ルート切り
替え器である。
【0031】32はCCITT勧告V.29,V.27
terおよびV.21に準拠したモデム23を備えてい
る復調ユニット(V.29復調ユニット)であり、33
は勧告V.33、V.17およびV.21に準拠したモ
デム23を備えている復調ユニット(V.33復調ユニ
ット)である。
【0032】34は送信ルート切り替え器29で切り替
えられたファクシミリ信号を、V.29復調ユニット3
2とV.33復調ユニット33のいずれかに切り替える
復調ユニット切り替え器である。35はV.29復調ユ
ニット32の出力するユニット切り替え指示に従って復
調ユニット切り替え器34の切り替えを制御する機能を
備えた送信プロセッサであり、36は同様の復調ユニッ
ト切り替え器34の制御機能を備えた受信プロセッサで
ある。57はトランク入力3に入力された信号がファク
シミリ信号であるか音声信号であるかを識別する信号識
別器である。なお、送信プロセッサ35はルート制御手
段でもある。
【0033】図2は音声挿入機能(以下、DSI機能と
いう)を備えたディジタル多重化装置(以下、DCME
装置という。)の接続形態の一例を示すブロック図であ
る。DCME装置39にはトランク入力47が入力し、
DCME装置39からトランク出力48が出力してい
る。DCME装置40にはトランク入力51が入力し、
DCME装置40からトランク出力50が出力してい
る。DCME装置39,40間は、高速ディジタル回線
41,42で結ばれる。なお、トランク入力47および
トランク出力48と、トランク入力51およびトランク
出力50とは、それぞれ交換機に接続される。
【0034】DCME装置については、CCITT勧告
Q.50があり、これらのDCME装置39,40も勧
告Q.50に準拠している。DCME装置39は、図3
の下段に示すような信号フォーマット53でトランク側
から信号を受け取る。そして、音声チャネルが有声か否
か検出し、有声であればベアラ側の空きチャネルを探
す。空チャネルがあればそのチャネルに音声信号を設定
し、図3上段に示すような信号フォーマット52でベア
ラ側に信号を送出する。また、トランク側の音声チャネ
ルが無声になると、ベアラ側の該当するチャネルの信号
を停止する。そして、各チャネルの接続状態はアサイメ
ントチャネル(AC)に設定される。
【0035】相手側のDCME装置40は、ベアラ側か
ら信号フォーマット52による信号が入力されると、そ
れを再構成した後、トランク出力50に出力する。この
ようにして、DCME装置39に入力した有音信号はD
CME装置40からそのトランク側の該当する音声チャ
ネルに出力される。以上のようにして、ベアラ側では、
音声信号のみが伝送されるので、チャネル数を削減する
ことができる。そして、このようなDSI機能とともに
伝送ビット数を減少させるADPCM機能により、チャ
ネル数を1/4〜1/5に減少させている。
【0036】ところで、勧告Q.50には、64kbp
sクリアチャネルおよび音声帯域内データの伝送路設定
要求信号が定義されている。ベアラ側の音声チャネル上
の信号は、ADPCMを採用することで低伝送レート化
されているので、64kbpsの端末データなどはその
チャネルでは伝送不可能である。しかし、ベアラ側に用
意されている64kbpsチャネルを用いると、そのよ
うなデータの伝送も可能となる。すなわち、そのような
データが発生したら、DCME装置19に64kbps
のオンデマンド要求を出し、64kbpsクリアチャネ
ルを設定させればよい。
【0037】64kbpsクリアチャネルのオンデマン
ド要求は、図2に示した構成においては、交換機などか
ら出力される。すなわち、交換機などは、図3の下段に
示したトランク側の信号フォーマット53中のタイムス
ロット(TS)#16を用いて64kbpsオンデマン
ド要求信号(SIG)を送出する。そして、空チャネル
を検索し、例え信号フォーマット53中のCH#1、C
H#2で示すような64kbpsクリアチャネルを空チ
ャネルに設定する。
【0038】図4はファクシミリ信号伝送装置をDCM
E装置39,40を介して高速ディジタル回線で接続し
たシステムのシステム構成図である。図において、3
7,38はそれぞれ図1に示す構成を有するファクシミ
リ信号伝送装置である。
【0039】43はファクシミリ信号伝送装置37のベ
アラ側の音声出力端子25および音声入力端子26の音
声ルートに接続される経路によって形成される音声ルー
トであり、44は同じくベアラ側のファクシミリ出力端
子27およびファクシミリ入力端子28に接続される経
路によって形成されるファクシミリルートである。45
はファクシミリ信号伝送装置38のトランク側の出力端
子であり、46は同じくトランク側の入力端子である。
【0040】64kbpsクリアチャネルは、オンデマ
ンド要求が発生したときに割り当てられるものであり、
信号フォーマット53中のランダムな位置に割り当てら
れる。そして、図4に示したファクシミリ信号伝送装置
37,38は、DCME装置39,40に対してオンデ
マンド要求を出すことにより、すなわち、勧告Q.50
の64kbpsクリアチャネル設定機能を用いて、ファ
クシミリ信号を伝送しようとするものである。
【0041】次に図1および図4を参照して動作につい
て説明する。トランク側の入力端子21に入力された信
号は、まず、送信ルート切り替え器29によって、音声
ルートの出力端子25およびモデム23に供給される。
モデム23がファクシミリ信号を検出するまで、トラン
ク側の信号は音声ルートの出力端子25を介してDCM
E装置39に与えられる。DCME装置39は、上述の
ように、有音信号については、空きチャネルを用いてそ
の信号を転送している。
【0042】トランク側の信号が図5に示す信号フォー
マット55によって構成され、TS#1にファクシミリ
信号が設定されているとすると、モデム23はそのファ
クシミリ信号からファクシミリの制御信号を復調するこ
とになる。なお、復調前にD−A変換が必要になるが、
説明を簡単にするために、以下、その処理の説明を省略
する。復調結果は多重化制御器24に通知される。
【0043】多重化制御器24はモデム23が制御信号
を復調出力したことを認識すると、送信ルート切り替え
器29に切り替え指示を与える。送信ルート切り替え器
29は、切り替え指示に応じて、トランク側の信号が音
声ルートの出力端子25に出力されないようにする。そ
の結果、音声ルートの出力端子25の出力は無音とな
る。
【0044】また、多重化制御器24は図5に示すファ
クシミリルートの信号フォーマット54中のTS#16
を用いて、64kbpsクリアチャネルの設定をDCM
E装置39に要求する。さらに、多重化制御器24は、
図5に示すように、モデム23の出力をCH#1に設定
してDCME装置39に転送する。ここで、信号フォー
マット54におけるCH#1は64kbpsのものであ
り、ファクシミリの画データが9.6kbpsのもので
あれば、図5に示すように6つのサブチャネルに分割さ
れ得る。すなわち、複数のモデム23の出力をCH#1
に設定することが可能となる。9.6kbpsよりも低
い伝送ルートならば、さらに多くのサブチャネルを設定
できる。
【0045】DCME装置39は、64kbpsクリア
チャネルのオンデマンド要求を受けるとベアラ側の空き
チャネルを検索し、図5に示すように、空きチャネル6
4kbpsクリアチャネルであるCH#1を設定する。
ファクシミリの制御信号および画データはこのCH#1
を用いて相手側のDCME装置40に伝送される。それ
を受けたDCME装置40は、CH#1の内容をファク
シミリ信号伝送装置38に転送する。
【0046】さらに、多重化制御器24は相手側のファ
クシミリ信号伝送装置38の多重化制御器と情報を交換
するために、ファクシミリルートの信号フォーマット5
4にFAXアサイメントチャネル(以下、ACFとい
う)を設定する。このACFには画データの伝送レー
ト、多重化されたものの配列、64kbpsクリアチャ
ネルの補足状況および使用状況等が設定される。
【0047】このACFは多重化制御器24よりDCM
E装置39に転送され、DCME装置39は、それをベ
アラ側の信号フォーマット52に設定してDCME装置
40に送る。ACFはさらに、ファクシミリ信号伝送装
置38の多重化制御器24に転送される。相手側の多重
化制御器24は、ACFの内容にもとづいて受信ルート
切り替え器30に切り替え指示を出すとともに、受信し
たCH#1の内容をモデム23に渡す。モデム23は多
重化制御器24から与えられた信号について変調を行
い、変調波を信号フォーマット55におけるTS#1の
ファクシミリチャネルF1にのせて受信ルート切り替え
器30に出力する。受信ルート切り替え器30は、多重
化制御器24の指示によってモデムの出力をトランク側
に出力するようになっているので、このモデム23の出
力はトランク側の出力端子45より出力される。
【0048】モデム23が復調出力した制御信号の内容
によって、多重化制御器24がファクシミリ通信の終了
を認識すると、その旨をACFによって相手側の多重化
制御器24に通知する。また、送信ルート切り替え器2
9に切り替え指示を与え、トランク側の出力が音声ルー
トの出力端子25に出力される状態とする。また、相手
側の多重化制御器24は、受信ルート切り替え器30に
切り替え指示を与え、音声ルートの入力端子26の入力
信号がトランク側に出力される状態とする。
【0049】その後、DCME装置39はベアラ側のC
H#1を解放する。その結果、CH#1であったチャネ
ルは空きチャネルとなる。なお、CH#1によってファ
クシミリ信号の伝送を行っているときに、他のファクシ
ミリ通信が開始されたときには、新たな64kbpsク
リアチャネルが設定される。また、64kbpsクリア
チャネルとして使用されていないチャネルはDSI機能
を用いた音声伝送に用いられる。従って、ベアラ側の各
チャネルは音声信号とファクシミリ信号とに効率的に使
用され、図4に示すシステムによる伝送効率は、図2に
示すDCME装置39,40のみによるシステムの効率
より向上する。
【0050】次に、図6,図7を参照してファクシミリ
信号伝送装置の具体的な動作について説明する。対向シ
ステムにおいて、信号識別器57が2100Hzトーン
を検出すると、そのことが通知されてくる。2100H
zトーン検出が通知されると(ステップST1)、多重
化制御器24は、送信ルート切り替え器29を、入力信
号が復調ユニット切り替え器34を介して復調ユニット
32,33にも供給されるように切り換える(ステップ
ST2)。
【0051】復調ユニット32,33におけるいずれか
のモデム23がDCS信号の復調に成功すると(ステッ
プST3)、その旨を多重化制御器24に通知する。多
重化制御器24は、入力信号が復調ユニット切り替え器
34にのみ供給されるように、送信ルート切り替え器2
9を切り替える(ステップST4)。送信プロセッサ3
5は、DCS信号の内容に応じて、復調ユニット32,
33のいずれかに信号が供給されるように、復調ユニッ
ト切り替え器34を切り替える(ステップST5,ST
6,ST7)。
【0052】ここで、CED信号を扱わないファクシミ
リ装置が接続されている場合などは、2100Hzトー
ンの検出ができない。また、回線障害などの原因でDC
S信号の検出が成功しない場合もある。そのような場合
には、ステップST4〜ST7までの処理が実行されな
いことになる。しかし、この実施例では、送信ルート切
り替え器29の前段に信号識別器57が設けられ、信号
識別器57が、図7のフローチャートに示すように、常
時入力信号の監視を行なっている。
【0053】すなわち、信号識別器57は、入力信号が
音声信号であることを検出している場合には、入力信号
が復調ユニット切り替え器34に供給されないように送
信ルート切り替え器29を制御する(ステップST1
1,ST12,ST13)。しかし、入力信号が音声信
号でないことを検出したら、入力信号が復調ユニット切
り替え器34に供給されるように送信ルート切り替え器
29を制御する。すると、入力信号が復調ユニット3
2,33に供給される(ステップST14)。
【0054】復調ユニット32,33のいずれかのモデ
ム23がV.21信号の復調に成功すると、すなわち、
ある時間継続するフラグ信号を検出した場合には、ファ
クシミリ手順信号を検出したとして、ファクシミリ信号
を検出したことを多重化制御器24または送信プロセッ
サ35および受信プロセッサ36に知らせる(ステップ
ST16,ST17)。また、必要ならば、対向システ
ムにも知らせる。多重化制御器24または送信プロセッ
サ35は、音声ルートの出力端子25に信号が供給され
ないように送信ルート切り替え器29を制御する(ステ
ップST19)。
【0055】以上のようにして、入力信号は、復調ユニ
ット32,33に供給され、多重化制御器24は、復調
したファクシミリ信号をファクシミリルートの出力端子
5に出力する(ステップST20)。また、必要なら
ば、多重化制御器24または受信プロセッサ36は、復
調ユニット32,33側からの信号が出力端子4に出力
されるように受信ルート切り替え器29を切り替える。
【0056】ファクシミリ信号を検出できない場合に
は、多重化制御器24または送信プロセッサ35の制御
のもとに、入力信号が復調ユニット切り替え器34に供
給されないように送信ルート切り替え器29が切り替え
られる(ステップST17,ST13)。
【0057】なお、ステップST16において、CCI
TT勧告T.30による信号を検出した場合に、ファク
シミリ信号を検出したとしてもよい。また、ファクシミ
リ信号を検出した場合には、その後、モデムが無信号状
態となったことを確認してから送信ルート切り替え器2
9の切り替えが実行される(ステップST18)。この
ように制御することにより、信号に対する切り替え時の
悪影響が防止される。
【0058】実施例2.上記実施例ではファクシミリ通
信開始後V.21によるファクシミリ信号を検出した場
合に、信号ルートを音声ルートからファクシミリルート
に切り替える場合を示したが、画信号を検出した場合に
ファクシミリルートに切り替えることもできる。その場
合には、図8のフローチャートに示すように制御され
る。装置構成は、図1に示す構成でよい。
【0059】音声識別器57が非音声信号を検出した
後、モデム23がV.21によるファクシミリ信号でき
なかった場合には、復調ユニット32,33におけるモ
デム23に高速信号に関する各変復調モードが設定され
る。あるモードのモデム23が、高速ファクシミリ信号
のトレーニング信号を正常に検出したら、その旨を多重
化制御器24または送信プロセッサ35および受信プロ
セッサ36に知らせる(ステップST21)。すると、
送信プロセッサ35等は、第1の実施例の場合と同様に
切り替え制御を行なう(ステップST18〜ステップS
T20)。
【0060】なお、ここでも送信ルート切り替え器29
の切り替えは、モデムが無信号状態となったことを確認
してから実行される。また、高速ファクシミリ信号の検
出処理を、トレーニング信号の検出に代えて画信号に含
まれるEOLの検出によってもよい。
【0061】実施例3.図9はこの発明の第3の実施例
によるファクシミリ信号伝送装置の動作を示すフローチ
ャートである。装置構成は、図1に示す構成でよい。
【0062】この実施例では、第1の実施例の場合と同
様に、ファクシミリ通信開始後V.21によるファクシ
ミリ信号を検出した場合に、信号ルートを音声ルートか
らファクシミリルートに切り替えるとともに(ステップ
ST14〜ST19)、画信号を検出した場合にファク
シミリルートに切り替える。ただし、モデム23がEO
Lを検出したら(ステップST31)、そのEOLのあ
とにフィル(FILL)を挿入する(ステップST3
2)。この場合、FILLを挿入しつつ送信プロセッサ
35等は、第1の実施例の場合と同様に切り替え制御を
行なう(ステップST18〜ステップST20)。
【0063】対向システムのファクシミリ信号伝送装置
は、ルート切り替え時にFILL部分にエラーが発生し
た場合で、そのエラーを検出できたときには、そのエラ
ーをFILLに置き換える。対向システム側のファクシ
ミリ装置は高速ファクシミリ信号の復号時にFILLを
捨てるので、このような制御によって画信号に対する悪
影響をくい止めることができる。
【0064】この場合には、第2に実施例のように画信
号が終了するまで待たずに切り替え制御を行なうので、
ファクシミリルートがより有効に活用される。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、入力信号がファクシミリ信号である場合にモデム
の復調出力を、音声信号やデータ信号の転送ルートとは
異なるファクシミリルートで多重化装置に供給する多重
化制御器と、入力信号を音声信号やデータ信号の転送ル
ートおよびモデムの側に、またはそれらのいずれかに供
給する送信ルート切り替え器と、入力信号をモニタし、
トーン信号を検出したときに、送信ルート切り替え器に
対して、入力信号をモデムの側にも供給する指示を出す
信号識別器と、モデムが高速ファクシミリ信号を復調し
たときに、送信ルート切り替え器に対して入力信号をモ
デムの側にのみ供給する指示を出すルート制御手段と、
モデムが復調した高速ファクシミリ信号を音声信号やデ
ータ信号の転送ルートとは異なるファクシミリルートで
多重化装置に供給する多重化制御器とを備えた構成にな
っているので、ファクシミリ通信の途中でもファクシミ
リ信号を検出できて、ファクシミリ通信の途中からファ
クシミリルートを用いることができ、従来の場合に比べ
て高速ディジタル回線の使用効率が向上する効果があ
る。
【0066】また、請求項2記載の発明によれば、入
信号がファクシミリ信号である場合にモデムの復調出力
を、音声信号やデータ信号の転送ルートとは異なるファ
クシミリルートで多重化装置に供給する多重化制御器
と、入力信号を音声信号やデータ信号の転送ルートおよ
びモデムの側に、またはそれらのいずれかに供給する送
信ルート切り替え器と、入力信号をモニタし、非音声信
号を検出したときに、送信ルート切り替え器に対して、
入力信号をモデムの側にも供給する指示を出す信号識別
器と、モデムが高速ファクシミリ信号を復調したとき
に、送信ルート切り替え器に対して入力信号をモデムの
側にのみ供給する指示を出すルート制御手段と、モデム
が復調した高速ファクシミリ信号を音声信号やデータ信
号の転送ルートとは異なるファクシミリルートで多重化
装置に供給する多重化制御器とを備えた構成になってい
るので、ファクシミリ通信の途中でもファクシミリ信号
を検出できて、ファクシミリ通信の途中からファクシミ
リルートを用いることができ、従来の場合に比べて高速
ディジタル回線の使用効率が向上する効果がある。
【0067】そして、請求項3に記載の発明によれば、
モデムが、高速ファクシミリ信号のEOLを復調したと
きに、高速ファクシミリ信号にファイルを挿入する構成
になっているので、高速ファクシミリ信号の伝送中にも
ファクシミリルートの使用を開始することができ高速デ
ィジタル回線の使用効率がさらに向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるファクシミリ信
号伝送装置を示すブロック図である。
【図2】DCME装置の接続形態の一例を示すブロック
図である。
【図3】DCME装置の入出力信号の信号フォーマット
を示す説明図である。
【図4】ファクシミリ信号伝送装置をDCME装置を介
して高速ディジタル回線で接続したシステムのシステム
構成図である。
【図5】DCME装置およびファクシミリ信号伝送装置
の入出力信号の信号フォーマットを示す説明図である。
【図6】ファクシミリ信号伝送装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】この発明の第1の実施例によるファクシミリ信
号伝送装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】この発明の第2の実施例によるファクシミリ信
号伝送装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】この発明の第の実施例によるファクシミリ信号
伝送装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】従来のファクシミリ信号伝送装置を示すブロ
ック図である。
【図11】従来のファクシミリ信号伝送装置の機能構成
を示すブロック図である。
【図12】従来の他のファクシミリ信号伝送装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
23 モデム 24 多重化制御器 29 送信ルート切り替え器 35 送信プロセッサ(ルート制御手段) 57 信号識別器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ信号と音声信号やデータ信
    号とが混在する入力信号のうちのファクシミリ信号を復
    調して多重化装置に出力するファクシミリ信号伝送装置
    において ァクシミリ信号を復調するモデムと 記入力信号がファクシミリ信号である場合に前記モデ
    ムの復調出力を、音声信号やデータ信号の転送ルートと
    は異なるファクシミリルートで前記多重化装置に供給す
    る多重化制御器と 記入力信号を音声信号やデータ信号の転送ルートおよ
    び前記モデムの側に、またはそれらのいずれかに供給す
    る送信ルート切り替え器と 前記入力信号をモニタし、トーン信号を検出したとき
    に、 前記送信ルート切り替え器に対して、前記入力信号
    を前記モデムの側にも供給する指示を出す信号識別器
    記モデムが高速ファクシミリ信号を復調したときに、
    前記送信ルート切り替え器に対して前記入力信号を前記
    モデムの側にのみ供給する指示を出すルート制御手段
    前記モデムが復調した前記高速ファクシミリ信号を音声
    信号やデータ信号の転送ルートとは異なるファクシミリ
    ルートで前記多重化装置に供給する多重化制御器と を備
    えたことを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ信号と音声信号やデータ信
    号とが混在する入力信号のうちのファクシミリ信号を復
    調して多重化装置に出力するファクシミリ信号伝送装置
    において ァクシミリ信号を復号するモデムと 記入力信号がファクシミリ信号である場合に前記モデ
    ムの復調出力を、音声信号やデータ信号の転送ルートと
    は異なるファクシミリルートで前記多重化装置に供給す
    る多重化制御器と 記入力信号を音声信号やデータ信号の転送ルートおよ
    び前記モデムの側に、またはそれらのいずれかに供給す
    る送信ルート切り替え器と 記入力信号モニタし、非音声信号を検出したときに、
    記送信ルート切り替え器に対して前記入力信号を前記
    モデムの側にも供給する指示を出す信号識別器と 記モデムが高速ファクシミリ信号を復調したときに、
    前記送信ルート切り替え器に対して前記入力信号を前記
    モデムの側にのみ供給する指示を出すルート制御手段
    前記モデムが復調した前記高速ファクシミリ信号を音声
    信号やデータ信号の転送ルートとは異なるファクシミリ
    ルートで前記多重化装置に供給する多重化制御器と を備
    えたことを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記モデムは、高速ファクシミリ信号の
    EOLを復調したときに、高速ファクシミリ信号にファ
    イルを挿入することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のファクシミリ信号伝送装置。
JP5313598A 1993-12-14 1993-12-14 ファクシミリ信号伝送装置 Expired - Lifetime JP3046189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5313598A JP3046189B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ファクシミリ信号伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5313598A JP3046189B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ファクシミリ信号伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07170347A JPH07170347A (ja) 1995-07-04
JP3046189B2 true JP3046189B2 (ja) 2000-05-29

Family

ID=18043249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5313598A Expired - Lifetime JP3046189B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ファクシミリ信号伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046189B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07170347A (ja) 1995-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6865220B2 (en) System and method for implementing an end-to-end error-correcting protocol in a voice band data relay system
US5546388A (en) Packet-switched facsimile network and method of operation
US5025469A (en) Method and apparatus for reducing the turn-around time in facsimile transmission
US4771335A (en) Method and apparatus for sending data
EP0944996B1 (en) Digital network interface for analog fax equipment
JPH0831935B2 (ja) ファクシミリ通信方法
US4558369A (en) Facsimile connection system
US5243438A (en) Facsimile compression for transmission
JP3318571B2 (ja) 通信方法及び装置
KR100246991B1 (ko) 이동 위성 통신용 그룹 3 팩시밀리 통신 시스템
US20030189720A1 (en) Method for eliminating multiple modulating and demodulating of group 3 fax over packet and low data rate digital networks
US5307174A (en) High efficiency facsimile transmission apparatus
JP3046189B2 (ja) ファクシミリ信号伝送装置
JP2587594B2 (ja) ファクシミリ信号伝送方式
JP2985547B2 (ja) ファクシミリ信号伝送装置
JP2927999B2 (ja) ファクシミリ信号伝送装置
EP0426336B1 (en) Compression of a PCM facsimile signal for transmission in a packet switching network
JPH04286452A (ja) データ通信装置
GB2143405A (en) Time division multiplex system
JP2828539B2 (ja) ファクシミリ信号伝送装置
JP3102976B2 (ja) タイムスロット信号位相アライナー装置
EP0578861A1 (en) Device for multiplex telephone communication
JP3197118B2 (ja) 画像伝送装置
WO1997023086A2 (en) The use of compression to improve the sending of faxes over analog cellular
JP3460271B2 (ja) 通信システムおよび通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 12