JP3045304U - 容器用台座 - Google Patents

容器用台座

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JP3045304U
JP3045304U JP1997006611U JP661197U JP3045304U JP 3045304 U JP3045304 U JP 3045304U JP 1997006611 U JP1997006611 U JP 1997006611U JP 661197 U JP661197 U JP 661197U JP 3045304 U JP3045304 U JP 3045304U
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container
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container pedestal
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JP1997006611U
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武 井上
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有限会社井上商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗装、補修その他の作業における塗料等の容器
を、傾斜した場所においても滑落させることなく安定し
て保持することができ、又、基台を使用することによ
り、容器の水平状態を保持しつつ容器の滑落を防止する
ことができる容器用台座を提供する。 【解決手段】容器(1)を載置する、又は、容器(1)の底部
への取り付け及び取り外しを自在とした固定手段を有す
る容器用台座であって、下面に複数の小突起A(8)を配
列形成してなる容器用台座(2)を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、屋根等の傾斜した場所における塗装等の作業時に用いる塗料、工具 その他の容器の台座として用いられ、係る容器を傾斜した場所でも安定して保持 する台座に関する。
【0002】
【考案をするに至った背景】
塗装、補修その他の作業においては、塗料、セメント等の液体、流動体の容器 を使用して、必要なだけの塗料等を入れて塗装作業を行ったり、塗料等を混ぜ合 わせたりといった作業を行う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
屋根等の斜面での上述のような作業においては、容器自体が滑りやすく作業時 にも注意が必要で、滑落させた場合には非常に危険であった。又、塗料等を入れ ておく場合には、容器を水平に保持できることが作業上も便利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
容器(1)を載置する、又は、容器(1)の底部への取り付け及び取り外しを自在と した固定手段(5)を有する容器用台座(2)であって、下面に複数の小突起A(8)を 配列形成してなる容器用台座(2)を構成する。容器用台座(2)の下面に小突起A(8 )を複数配列したことにより、容器用台座(2)を置く面に対する抵抗が増すので、 台座が滑ることがない。
【0005】 又、前記容器用台座(2)の側部の少なくとも一カ所にロープ(11)等を結びつけ るための掛部A(10)を形成する。係る構成により、掛部A(10)にロープ(11)等の 一端を結びつけ、ロープ(11)等の他端を何れかの場所に結びつけておけば、屋根 (9)等の斜面が急である場合、斜面が濡れて滑りやすくなっている場合等に、よ り確実に容器用台座(2)の滑りを防止することができる。
【0006】 又、前記容器用台座(2)の相対峙する両側辺の所定箇所にそれぞれ掛部B(12) を設け、該掛部B(12)間にロープ(11)等を渡すことにより吊り下げ可能とした前 記容器用台座(2)を構成する。係る如く構成すれば、容器用台座(2)の持ち運び等 に便利である。
【0007】 又、少なくとも一の傾斜面(15)を有し、該傾斜面(15)に複数の小突起B(16)を 配列形成した基台(3)と、該基台(3)の傾斜面(15)を下方に向けて、前記容器用台 座(2)に取り付け若しくは一体形成する。係る構成により、屋根(9)等の斜面にお いても、容器(1)を水平に保持することができ、又、基台(3)の傾斜面(15)には、 前述の容器用台座(2)と同様に小突起B(16)を複数配列したので、斜面の滑り落 ちを防止することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施の形態においては、図に示すとおり、四角形のブリキ缶等の容 器(1)の底部に取り付けるものとしている。係る容器(1)の形状に従って考案の実 施の形態における容器用台座(2)の形状が異なることはいうまでもない。又、本 実施の形態において容器用台座(2)及び基台(3)は合成ゴム等の柔軟性を有する材 料により形成している。
【0009】 容器用台座(2)は、前記容器(1)の底面よりも広い面積を有し、且つ、やや厚み を有する合成ゴム等の平板であり、係る平板の上面を、前記容器(1)の底面と略 同一の面積にわたって陥没させることにより容器(1)の収容部(4)を形成したもの である。
【0010】 該収容部(4)の内側の側面には、フランジ(5)が形成されている。該フランジ(5 )は前記収容部(4)の面積を容器用台座(2)の底面に向かって狭めるが如く傾斜さ せており、容器用台座(2)の底面に到達する部分においては再び前記容器(1)の底 面と略同一の面積を形成する。即ち、フランジ(5)は断面形状において楔状を呈 するものである。容器用台座(2)は前述の如く合成ゴム等で形成しているため、 収容部(4)に容器(1)を押し込めば、ブリキ缶等の側面の底部の折り返しによる突 出部(6)が、前記フランジ(5)に係合して係止されるため、容器(1)と容器用台座( 2)とが容易に分離することがない。即ち、フランジ(5)は本考案の構成要素たる 容器(1)と容器用台座(2)との固定手段(5)として機能する。
【0011】 尚、容器用台座(2)の底部には、容器(1)を保持するのに十分な容器用台座(2) の底部の強度を確保できる程度に、貫通孔(7)を形成している。容器用台座(2)の 軽量化、適度な柔軟性の確保等のためである。
【0012】 容器用台座(2)の裏面には、該裏面の外周縁に所定幅に渡って、小突起A(8)を 複数形成している。従って、屋根(9)等に容器用台座(2)をおいた場合にも、小突 起A(8)が屋根(9)等の斜面に対して一定の抵抗を発するため、容器用台座(2)が 容易に滑ることがない。係る小突起A(8)は、合成ゴム等による容器用台座(2)の 形成工程において、半球状体を形成する如き構成としているが、これに限らず網 目状に溝を形成することにより小突起A(8)を形成する等の方法もある。
【0013】 容器用台座(2)の側部には、少なくとも一カ所に掛部A(10)を形成する。本実 施の態様においては、前記合成ゴム等により形成した環状体を、容器用台座(2) の側部に固定形成して掛部A(10)を構成している。該掛部A(10)にロープ、鎖等 の一端を結び、他端を屋根(9)の上方に結びつける等しておけば、容器用台座(2) が滑り落ちることはない。より確実に容器用台座(2)の滑落を防止でき、又、小 突起A(8)のみでは滑落が懸念される場合に有効である。
【0014】 前記容器用台座(2)の対峙する側縁の所定箇所にそれぞれ掛部B(12)を形成す る。本実施の態様においては、金属の棒体の一端をボルト(17)としてネジ溝を形 成し、他端を曲げ加工を施して環状に形成することにより掛部B(12)を形成した 一対の掛部材B(13)を、容器用台座(2)の側縁の所定箇所にそれぞれ立設してい る。掛部材B(13)のボルト(17)とした部分を容器用台座(2)の所定箇所に形成し た孔に差し込み、容器用台座(2)の裏面よりナット(14)により締め付け固定する 。掛部B(12)にロープ(11)を渡せば、持ち運びや、塗料等の補給のため屋根(9) から地面におろす場合等に便利である。
【0015】 基台(3)は、前述の如く合成ゴム等からなる立体であって、該立体は少なくと も一の傾斜面(15)を有する。本実施の態様において基台(3)は、側面図において 直角三角形状を呈するものであり、該直角三角形の鋭角にあたる一の角度は、地 面に対する屋根(9)の角度と略同一とすることにより、傾斜面(15)側を屋根(9)に 合わせた場合、上側となる面が、略水平となる。従って、係る基台(3)に容器用 台座(2)を載置することにより、屋根(9)等の斜面においても容器用台座(2)が水 平に保持される。
【0016】 基台(3)の傾斜面(15)には、小突起B(16)を複数形成している。かかる小突起 B(16)の形成及び効果については、前述の容器用台座(2)における小突起A(8)と 同様である。又、傾斜面(15)の内側は刳り抜かれており、基台(3)の軽量化を図 っている。
【0017】 以上の如く形成された基台(3)は、容器用台座(2)の下面に、傾斜面(15)を下方 としてネジ等により固定している。本実施の形態においては、容器用台座(2)の 下面の一辺及びこれに対峙する辺側に、二つの基台(3)を同一の方向に向けてそ れぞれ固定している。係る基台(3)は容器用台座(2)の面積と同一面積を有するも のとして構成してもよく、容器用台座(2)を安定して水平に載置できればよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係る容器用台座(2)を使用することにより、塗装、補修その他の作業 における塗料等の容器(1)を、傾斜した場所においても滑落させることなく安定 して保持することができる。又、基台(3)を使用することにより、容器(1)の水平 状態を保持しつつ容器(1)の滑落を防止することができる。
【0019】 又、容器用台座(2)と基台(3)とは別体として構成しており、容器用台座(2)の 裏面及び基台(3)の傾斜面(15)の双方にそれぞれ小突起A(8)、小突起B(16)を形 成しているため、両者の当接面においては小突起A(8)が容器用台座(2)と基台(3 )とのずれを防止することとなる。従って、容器用台座(2)と基台(3)とをボルト 等で固定している場合は勿論、固定していない場合においても、容器用台座(2) と基台(3)との接合状態の安定を図ることができる。又、小突起B(16)により屋 根(9)等に対する滑りが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器用台座及び基台の使用の状態を示す。
【図2】 容器用台座の裏面を示す。
【図3】 容器用台座のフランジ(固定手段)を示す一
部断面図。
【図4】 本考案の実施の状態を示す側面図。
【図5】 基台の下方斜視図。
【符号の説明】
1 容器 2 容器用台座 3 基台 4 収容部 5 フランジ(固定手段) 6 突出部 7 貫通孔 8 小突起A 9 屋根 10 掛部A 11 ロープ 12 掛部B 13 掛部材B 14 ナット 15 傾斜面 16 小突起B 17 ボルト

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器を載置する、又は、容器の底部への取
    り付け及び取り外しを自在とした固定手段を有する容器
    用台座であって、下面に複数の小突起Aを配列形成して
    なる容器用台座。
  2. 【請求項2】容器用台座の側部の少なくとも一カ所にロ
    ープ等を結びつけるための掛部Aを有する請求項1に記
    載の容器用台座。
  3. 【請求項3】前記容器用台座の相対峙する両側辺の所定
    箇所にそれぞれ設けられた掛部Bと、該掛部B間にロー
    プ等を渡すことにより吊り下げ可能とした請求項1又は
    請求項2に記載の容器用台座。
  4. 【請求項4】少なくとも一の傾斜面を有する立体であっ
    て、該傾斜面に複数の小突起Bを配列形成した基台と、
    該基台の傾斜面を下方として取り付け若しくは一体形成
    されてなる請求項1乃至請求項3に記載の容器用台座。
JP1997006611U 1997-07-14 1997-07-14 容器用台座 Expired - Lifetime JP3045304U (ja)

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