JP3045229U - 害虫忌避テ−プ - Google Patents

害虫忌避テ−プ

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JP3045229U
JP3045229U JP1997003927U JP392797U JP3045229U JP 3045229 U JP3045229 U JP 3045229U JP 1997003927 U JP1997003927 U JP 1997003927U JP 392797 U JP392797 U JP 392797U JP 3045229 U JP3045229 U JP 3045229U
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Japan
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sheet
pest repellent
tape
foam sheet
synthetic resin
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JP1997003927U
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Inventor
光義 山口
Original Assignee
ブリヂストン化成品東京株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蚊やゴキブリ等の害虫を避けるための害虫忌避
テープに関する。 【解決手段】弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹脂発泡
体シ−トの表面に表層シ−トと、裏面に粘着層と剥離紙
とを貼り付けてなるテ−プであって、前記表面シ−トに
害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含ませた害虫忌避テー
プ。1‥害虫忌避テープ、2‥弾性発泡体シ−ト、3‥
表面シ−ト、4‥粘着層、5‥剥離紙。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は蚊やゴキブリ等の害虫を避けるための害虫忌避テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物の隙間、例えば窓の隙間等からの空気や害虫の侵入を防ぐために隙間防 止用テープが使用されている。この隙間防止用テープとしては、通常、図5に示 すような弾性のあるゴム発泡体或いは合成樹脂発泡体、例えばEPDMゴム発泡 体や軟質ウレタンフォ−ムに両面テープを貼り合わせたものが使用されており、 使用時にこの両面テープの剥離紙を剥して隙間に沿ってテープを貼って空気、害 虫等の侵入を防止している。
【0003】 しかしながら、これらの隙間防止用に使用されるテープは、例えば窓ガラスや 壁材料等の材質と異なり、柔らかい材料であるため害虫が集まり易い所であり、 更には害虫によってはこの隙間防止テープ材料を食いちぎったり、又、窓やドア ーの部位に貼った場合には、窓やドアの開け閉めの頻度が多いため他の材質比べ てその寿命も短く、使用されるテープの一部或いは全体が破損することも多い。 このような状態になると、元来の隙間防止用テープの役を失い、更には害虫の格 好の通り道になってしまうことにもなりかねない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はかかる隙間防止用テープに新たな機能を付加し、有効な害虫忌避テー プを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の害虫忌避テープは、弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹脂発泡体シ− トの表面に表層シ−トと、裏面に粘着層と剥離紙とを貼り付けてなるテ−プであ って、前記表面シ−トに害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含ませたことを特徴とす るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本考案で適用される弾性ゴム発泡体シ−ト或は合成樹脂発泡体シ−トとしては 特に制限されるものではないが、EPDM発泡体や軟質ウレタンフォーム等が好 適に使用され、テープとしてはこれに剥離紙を一面に備えた粘着層を貼ったもの である。この粘着層には補強用の中間シ−トを有していてもよい。
【0007】 表面シ−トとしては塩化ビニルにて代表される合成樹脂製シ−トであり、更に は、弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹脂発泡体シ−トである。
【0008】 そして、表面シ−トとして合成樹脂製シ−トを用いた場合にあっては、この合 成樹脂材料中に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を配合したものである。
【0009】 一方、表面シ−トが弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹脂発泡体シ−トである 場合、その一つは表面シ−トを発泡体とする前の弾性ゴム或いは合成樹脂材料中 に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を配合して発泡体シ−ト内に害虫忌避剤及び/又 は殺虫剤を含ませたものであり、他の一つは弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹 脂発泡体シ−トを害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含んだ液材に浸漬してシ−ト内 に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含ませたものである。
【0010】 又、本考案で使用される害虫忌避剤或いは殺虫剤も特に限定するものではない が、害虫忌避剤としてはトルイミド系化合物、殺虫剤としてはピレスロイド系化 合物(例えば商品名「アニンセンSIB1000」・「アニンセンEMD−50 」:大和化学工業(株)製)等が好んで使用される。
【0011】 本考案の害虫忌避テープは表面シ−ト内に含まれた害虫忌避剤及び/又は殺虫 剤は、空気中に徐々に拡散するものであって、この害虫忌避テープを害虫例えば ゴキブリの通り道を遮断するように壁や床に貼り付けたり、食料の貯蔵容器等の 周囲に貼り付けたりしてゴキブリを寄せ付けないようにするものである。 適用される害虫についても特に限定されるものではないが、主な対象としてあ げればゴキブリ、蚊等が挙げられる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の具体例を図面をもって更に詳細に説明する。 図1は本考案の害虫忌避テープ1の斜視図である。そして、符号2は弾性発泡 体シ−ト、3は表面シ−ト、4は粘着層、5は剥離紙である。ここで用いられた 弾性発泡体シ−ト2はEPDMゴム発泡体であり、3は塩化ビニル製のシ−トで あり、忌避剤として大和化学工業社製アニンセンSIB1000をこの塩化ビニ ル材料中に練り込まれたものである。
【0013】 ゴキブリによる効力テストの結果、塩化ビニルシ−ト中に0.8%(重量)含 まれた場合には忌避率が50%であり、1%含まれる場合には忌避率が82%、 1.5%の場合は86%であった。この結果、1%以上含まれていれば特に効果 があることが分かった。
【0014】 試験方法の概要は以下の通りである。正方形の平面をもつシェルタ−内に本発 明の害虫忌避テ−プを貼り付けたプレ−トAと、未処理プレ−トBとを並べて置 き、このシェルタ−内にゴキブリの成虫を放った。忌避率(24時間後)は{( プレ−トB上のゴキブリの数−プレ−トA上のゴキブリの数)/プレ−トB上の ゴキブリの数}×100(%)で計算した。
【0015】 図2は本考案の第2例の害虫忌避テープ1の斜視図である。そして、符号2は 弾性発泡体シ−ト、3は表面シ−トとしての弾性発泡体シ−ト、4は粘着層、5 は剥離紙である。ここで用いられた弾性発泡体シ−ト2及び3はEPDMゴム発 泡体であり、弾性発泡体シ−ト3中に忌避剤として大和化学工業社製アニンセン SIB1000を含んだ液材に浸漬して害虫忌避剤を含ませた例である。
【0016】
【考案の効果】
上記のように本考案の害虫忌避テ−プを用いることにより害虫を寄せ付けない つけない効果が得られた。 そして、テ−プを貼る場所は特に限定されることはなく、害虫の通り道ばかり でなく、窓や扉の隙間に用いてもよい。
【提出日】平成9年8月5日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の害虫忌避テープは、弾性ゴム発泡体シート或いは合成樹脂発泡体シー トの表面に表面シートと、裏面に粘着層と剥離紙とを貼り付けてなるテープであ って、前記表面シートに害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含ませたことを特徴とす るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の害虫忌避テ−プの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1‥害虫忌避テープ、 2‥弾性発泡体シ−ト、 3‥表面シ−ト、 4‥粘着層、 5‥剥離紙。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項1】 弾性ゴム発泡体シート或いは合成樹脂発
泡体シートの表面に表面シートと、裏面に粘着層と剥離
紙とを貼り付けてなるテープであって、前記表面シート
に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含ませたことを特徴と
する害虫忌避テープ。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月5日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の害虫忌避テープの斜視図であ
る。
【図2】図2は本考案の別例の害虫忌避テープの斜視図
である。
【符号の説明】 1‥害虫忌避テープ、 2‥弾性発泡体シート、 3‥表面シート、 4‥粘着層、 5‥剥離紙。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹脂発
    泡体シ−トの表面に表層シ−トと、裏面に粘着層と剥離
    紙とを貼り付けてなるテ−プであって、前記表面シ−ト
    に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含ませたことを特徴と
    する害虫忌避テープ。
  2. 【請求項2】 前記表面シ−トが合成樹脂製シ−トであ
    り、合成樹脂材料中に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を配
    合した請求項第1項記載の害虫忌避テープ。
  3. 【請求項3】 前記表面シ−トが弾性ゴム発泡体シ−ト
    或いは合成樹脂発泡体シ−トである請求項第1項記載の
    害虫忌避テープ。
  4. 【請求項4】 表面シ−トを発泡体とする前の弾性ゴム
    或いは合成樹脂材料中に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を
    配合して発泡体シ−ト内に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤
    を含ませた請求項第3項記載の害虫忌避テープ。
  5. 【請求項5】 弾性ゴム発泡体シ−ト或いは合成樹脂発
    泡体シ−トを害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含んだ液材
    に浸漬してシ−ト内に害虫忌避剤及び/又は殺虫剤を含
    ませた請求項第3項記載の害虫忌避テープ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017186275A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社ニッピ 防虫フィルム、及び防虫フィルムの製造方法
JP2018186772A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 日本ジッパーチュービング株式会社 防虫スポンジシート
JP2021046450A (ja) * 2020-12-25 2021-03-25 株式会社ニッピ 防虫フィルム、及び防虫フィルムの製造方法
WO2024071450A3 (ja) * 2024-01-29 2024-05-30 株式会社無有 防虫装置

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