JP3043797B2 - 半導体光素子 - Google Patents

半導体光素子

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JP3043797B2 JP2289643A JP28964390A JP3043797B2 JP 3043797 B2 JP3043797 B2 JP 3043797B2 JP 2289643 A JP2289643 A JP 2289643A JP 28964390 A JP28964390 A JP 28964390A JP 3043797 B2 JP3043797 B2 JP 3043797B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体光素子に関し、より詳しくは半導体
発光及び受光素子を兼ねられる他、新たな機能を備えた
システムの構成要素として期待される半導体光素子に関
する。
[従来の技術] 従来、半導体発光素子と受光素子とを兼ね備えた半導
体光素子は幾つか提案されており、多機能な素子として
各種のシステムに応用されている。
最も一般的な従来例を第7図に示す。この従来例で
は、半導体レーザ素子の共振器の一部に活性層75を越え
て垂直な端面を有した平行な溝78を設け、更に各々の部
分に独立した電極79a、79bを備えることによって(80は
共通電極)、片側に形成された発光部76と、もう片側に
形成され、発光部76から出射し再び活性層75へ入力する
光を受光する受光部77とに分離している。この従来例に
おいては、同一の活性層75を用いて、発光、受光の機能
を部分的に分担させるものであり、受光部77からの光信
号を発光部76に帰還させAPC(自動発光量制御)を行な
うことが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] この様な発光、受光を兼ね備えた素子では、両者(発
光部と受光部)間の光及び電気的な分離の方法が重要で
あり、それにより使用される機能も決定される。従っ
て、光学的及び電気的な分離に自由度がある構成ほど、
設計の任意度が増し更に新しい機能が期待できることに
なる。
しかし、上記従来例では、光学的な分離と電気的な分
離が同時に行われていて、機能も限定されていた。例え
ば、受光部77で検出できるのは発光部76から放出された
光であり、発光部76内部の光は検出できないことにな
る。
発光部内部の光を検出する為には、発光部と受光部の
光学的分離がなく電気的分離が行なわれる必要がある
が、しかし上記従来例では、その様な構成をとる程、分
離の自由度がない。
また、上記従来例では、発光と受光を行なうのに同一
の活性層75を用いている為、両者の特性を同時に最適化
することは困難であった。詰まり、発光部の特性(発光
スペクトルなど)を最適化しても、受光効率(感度)は
必ずしも発光波長で最適化されるとは言えないという欠
点がある。
よって、本発明の目的は、上記の課題に鑑み、設計の
自由度が高く、要求に対して柔軟に対処できる構成を有
した半導体光素子を提供することにある。
[課題を解決する為の手段] 上記目的を達成する為の本発明による半導体光素子に
おいては、半絶縁性の材料から成る第1のクラッド層を
挟んで積層された活性層及び吸収層と、これらの層をサ
ンドイッチにするように積層された第2及び第3のクラ
ッド層と、積層方向と直交する方向に前記活性層を挟む
ように両側にそれぞれ設けられた第1のn型半導体層及
び第1のp型半導体層と、積層方向と直交する方向に前
記吸収層を挟むように両側にそれぞれ設けられた第2の
n型半導体層及び第2のp型半導体層と、積層方向に第
1のn型半導体層と第2のn型半導体層との間、及び第
1のp型半導体層と第2のp型半導体層との間にそれぞ
れ設けられた高抵抗層と、前記第1のn型半導体層及び
第1のp型半導体層にそれぞれ電気的に接続された第1
のn型電極及び第1のp型電極と、前記第2のn型半導
体層及び第2のp型半導体層にそれぞれ電気的に接続さ
れた第2のn型電極及び第2のp型電極とを備え、前記
活性層と吸収層とが同一の光導波路内にあるように形成
され、第1のn型電極と第1のp型電極との間に電流を
流すことによって活性層で光を発生させ、活性層で発生
した光を吸収層で検出して、第2のn型電極及び第2の
p型電極から電気信号として取り出すことを特徴とす
る。このような構成を採用することによって、活性層へ
の電流の注入と、吸収層による光検出を、クロストーク
を発生させることなく、互いに独立に行うことを可能と
している。
より具体的には、前記活性層及び吸収層が、それぞれ
量子井戸構造であったり、前記第1のクラッド層が、超
格子構造を有したり、前記光導波路に外部からの光信号
を入出力する手段を有し、この光信号は該光導波路中を
伝搬する間に増幅され、入出力間増幅率が常に一定にな
るように、前記第2のn型電極及び第2のp型電極間か
ら取り出される電気信号に応じて、前記第1のn型電極
と第1のp型電極との間に流す電流を制御したりする。
この様に、本発明によれば、発光部又は受光部となる
べく形成された2つの領域が同一の導波路中に作製さ
れ、これらが別々に制御される構成となっているので、
自由度の高い発光受光素子などになる半導体光素子が実
現される。
[実施例] 第1図は第1の参考例の斜視図であり、第2図は第1
参考例を用いたシステムの例を示す。
第1図において、半絶縁性の(以下、SIと記す)GaAs
基板11上に、厚さ1μmのSI−GaAsバッファ層12、厚さ
1.5μmのSI−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層、厚さ0.1μm
のノンドープAl0.05Ga0.95As活性層14、厚さ0.3μmのS
I−Al0.2 Ga0.8 Asクラッド層15、厚さ0.1μmのノンド
ープAl0.05Ga0.95As吸収層16、厚さ1μmのSI−Al0.3
Ga0.7 Asクラッド層17を分子線エピタキシャル法を用い
て順次積層した。
次に、ストライプの領域を残して活性層14を越え、ク
ラッド層13に至るまでをエッチングした。その後、スト
ライプ及びストライプの片側にマスクをし、ストライプ
の片側(第1図右側)のみをp−Al0.3 Ga0.7 Asクラッ
ド層18で液相エピタキシャル法を用いて埋め込んだ。
更に、マウスを取り除き、先程残したストライプのも
う片側(第1図左側)を第1n−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド
層19、Al0.3 Ga0.7 As高抵抗層20、第2n−Al0.3 Ga0.7
Asクラッド層21で同じく液相エピタキシャル用いて埋め
込んだ。この際、SI−Al0.2 Ga0.8 Asクラッド層15のほ
ぼ中間位置に高抵抗層20が来るように、各々の厚みを制
御した。
更に、ストライプから数μm離れてストライプに沿っ
て、部分的に高抵抗層20までをエッチングにより取り除
いた。
更に、p−電極22をp−クラッド層18上部に、n−電
極23、24をそれぞれ第1及び第2n−クラッド層19、21上
部に、オーミックコンタクトがとれるよう前処理をした
後に形成した。
本参考例は発光部と受光部を同一導波路中に備えたの
が特徴であり、発光部と受光部夫々に対し電気的制御を
与えることのできる電極構造を有している。
第1参考例の動作を説明する。
発光部においては、p−電極→p−クラッド層18→活
性層14→第1n−クラッド層19→n−電極24を通る経路で
電気的接続が成されているので、両電極22、24間に順バ
イアスを与えれば、この経路で電流が流れ、活性層14に
キャリアが注入されて反転分布が形成され誘導放出が生
じる。
一方、受光部においては、p−電極22→p−クラッド
層18→光吸収層16→第2nクラッド層21→n−電極23の経
路で電気的接続が成されている。よって、両電極22、23
に逆バイアスを与えれば光吸収層16で光が検出されるこ
とになる。
この際、活性層14と光吸収層16とは光学的に結合して
いて両者は1つの導波路を形成しているので、発光部内
部の光パワーを検出することができる。即ち、本参考例
では、検出されるのは素子内部の光パワーであり、上記
従来例の様な発光部外へ放出される光ではない。よっ
て、本参考例のものを半導体レーザとして使用する場
合、検出されるのは素子内部の光パワーであることに留
意する必要がある。
上記参考例の構成において、電極22、23間及び電極2
2、24間の両方ともに順バイアスを与えれば、上記発光
部、受光部共に発光部となり通常の半導体レーザとして
機能させることも可能である。
また、電極22、23又は電極22、24の一方の組のみを利
用し、各々の働きのみを個別に行なわせることも出来
る。詰まり、発光部のみに順バイアスを与えれば半導体
レーザとなり、受光部のみに逆バイアスを与えればpin
−PDとして機能する。
更に、第7図の従来例の如く、共振器方向に、活性層
14に至るまでの溝を設け、片側を発光部、もう片側を受
光部として用いることも可能である。こうして、APC制
御を行なえる等のことが出来る。また、本参考例の素子
では、発光部の発光特性に合わせて光吸収層16の設計が
行なえる。即ち、光吸収部16の層構成(組成、ドープ
量)を独自に変え、受光効率の向上などの特性の向上を
行なえる。
さて、本参考例は発光部と受光部とを同時に且つ独立
に駆動でき、発光部内部の光パワーを検出できるという
新しい機能を有するのであるが、これを利用したシステ
ム例を第2図に沿って説明する。第2図において、25は
第1参考例を光増幅素子30として利用すべく両端面に施
されたARコーティング、26は光ファイバ、27はAGC回路
である。
本システムは光中継システムとなっており、光ファイ
バ26で伝送された信号が半導体光素子内部を導波する際
に増幅され、もう一方の光ファイバ26へと出力される。
その際、増幅度は常に一定になることが望まれる。本
システムでは、増幅器30内部の光を受光部で受光し、発
光部へ帰還してここへの電流量を制御する様なオートゲ
インコントロールを行なうことが出来る。信号光の検出
は、受光部に信号光の周波数に合わせた復調回路を持た
せることで(これはAGC回路27中に設けられる)DCレベ
ルである光増幅器30の自然放出光と分離してこれを行な
うことが出来る。
信号光のない場合の自然放出光のレベルを検出してAG
Cを行なうことも考えられる。
更に、受光部の電極23を共振方向で分割し、入力側で
受光する信号レベルと出力側で受光する信号レベルを比
較し、それらの比を一定にする様に発光部に帰還をかけ
てAGCを行なうことも出来る。
従来の光増幅器でもAGCは必要とされており、一般に
は出力信号光の一部を分離する為にビームスプリッタや
ファイバ型分波器などが用いられている。これに比べ、
本システムでは分離の必要がなく装置が非常に簡略化さ
れる。
第1図の第1参考例では、活性層14と光吸収層16とを
同じ組成、同じ膜厚で構成した。従って、前述したこと
からも分かる様に、構成をそのままにし電極22、23及び
22、24間のバイアス状態を全く逆にすれば、活性層14を
受光部として光吸収層16を発光部として用いられる。但
し、受光部は発光部にとって損失となり、発光部の特性
を劣化させていることにもなり、必ずしも発光部と受光
部を同等にする必要はない。むしろ、発光部は発光特性
に合わせて、受光部は受光特性に合わせて最適化するの
が良く、各々を独立に設計できるのが本参考例の特徴で
もある。その設計は、期待される機能に合わせて行なわ
れるのがよい。
第2図におけるシステムでの光増幅素子30の設計例を
第3図(a)〜(d)に示す。
第3図(a)は第1図の第1参考例で説明した構成の
伝導帯のバンド構造である。
第2図におけるシステムでは、増幅特性が劣化しない
方がよく、従って発光部の特性を重視し、第3図(b)
の様に、導波モードの中心部に活性層14を配置し、導波
モードの裾となる部分に光吸収層16を形成すれば第3図
(a)に比べ増幅率の向上が期待される。
また、第3図(c)の様に、活性層14と光吸収層16を
量子井戸構造とし、更に導波構造の両側にGRIN(graded
index)構造を設けることも考えられる。量子井戸を
用いる場合、組成や障壁の幅等を変えて、使用される用
途に適した発光、受光特性が任意に設計できる。
更に、第3図(d)の様に活性層14と光吸収層16の中
間に超格子構造の層31を設け、構造的に高抵抗層を実現
して両者間の半絶縁性を確実なものとする設計も考えら
れる。
第4図は本発明の実施例を示す。本実施例は4電極で
構成されている。第1図と同じ部材には同じ番号が付さ
れている。本実施例では4極構造とする為に、基板部分
を取り除き、その下部に電極を設けている。こうして、
電気的接続は、高抵抗量20、SI−クラッド層15を境とし
て発光部(下部)と受光部(上部)で上下に全く分離さ
れている。発光部は、p型電極45→p型層41→活性層14
→n型層43→n型電極47で接続され、受光部は、p型電
極46→p型層42→光吸収層16→n型層44→n型電極48で
接続されている。光学的には、第1参考例と変わらず、
動作、効果も、前述した本発明に特有の効果の点を除い
て、同じである。
第5図は第2の参考例を示す。同図において、n−Ga
As基板51上に、厚さ1μmのn−GaAsバッファ層52、厚
さ1.5μmのn−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層53、厚さ0.1
μmのノンドープAl0.05Ga0.95As活性層54、厚さ1.5μ
mのp−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層55を積層する。次
に、ストライプをエッチングにより作製し、ストライプ
以外の底面部分に高抵抗層56を作製する。さらに、スト
ライプ以外の部分に厚さ0.1μmのノンドープAl0.05Ga
0.95As光吸収層57、更にストライプを埋め込むようにn
−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層58を積層させる。更に、ス
トライプ上部にp型電極60を、基板51下部にn型電極61
を、そしてストライプ両脇のn−クラッド層58上部にn
型電極62を形成する。
本実施例の電気的接続は次の様になっている。先ず、
発光部はp型電極60→p−クラッド層55→活性層54→n
−クラッド層53→n−バッファ層52→n−基板51→n電
極61のように接続されている。次に、受光部は、p型電
極60→p−クラッド層55→光吸収層57→n−クラッド層
58→n電極62のように接続されている。
本参考例では、前の第1の参考例及び本発明の実施例
と異なり、導波モードは、発光部の構成でほぼ決定され
ている。その為に、本参考例では、特に発光部の特性
(発光スペクトル等)の向上が効果として期待される。
すなわち、本参考例では、発光部を主とする導波モード
の界分布の一部に受光部がある。第6図に第3の参考例
を示す。本実施例の構成を説明する。
p−GaAs基板63に、厚さ1μmのp−GaAsバッファ層
64、厚さ1.5μmのp−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層65、
厚さ0.1μmのノンドープAl0.05Ga0.95As活性層66、厚
さ0.15μmのn−Al0.2 Ga0.8 Asクラッド層67を積層す
る。次に、ストライプを形成する為に活性層66を越えて
p−クラッド層65までエッチングする。その後、ストラ
イプ以外をSI−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層68で埋め込
む。さらに、厚さ0.1μmのn−Al0.2 Ga0.8 Asキャッ
プ層69、厚さ0.1μmのn−Al0.2 Ga0.8 Asクラッド層7
0、厚さ0.1μmのノンドープAl0.05Ga0.95As光吸収層7
1、厚さ1.5μmのp−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層72を成
膜する。次に、ストライプ部分を残してn−キャップ層
69までを取り除き、その上部にn電極73を形成する。ま
た、ストライプ上部にはp電極74、基板63下部にp電極
75を形成する。
本参考例の電気的接続は次の様になっている。発光部
は、p電極75→p基板63→p−バッファ層64→p−クラ
ッド層65→活性層66→n−クラッド層67→n−キャップ
層69→n−電極73と接続されている。一方、受光部は、
p電極74→p−クラッド層72→光吸収層71→n−クラッ
ド層70→n−キャップ層69→n電極73と接続されてい
る。
また、光学的には、n−キャップ層69でストライプは
一時中断するものの、上下のストライプの効果により1
つの導波路として扱って差し支えなく、第1参考例とほ
ぼ変わりはない。
従って、本素子も第1参考例と変わらない効果が得ら
れる。
以上の例では構成材料はGaAs系で説明したが、GaAs系
に限らず、InP系など他のIII−V系或はII−VI系などの
他半導体材料で構成されてもよい。
また、活性層、光吸収層として量子井戸などで説明し
たが、夫々が多重量子井戸構造や量子細線などであって
もよい。
製造方法も、制御性や再現性に優れた公知の成膜装
置、エッチング装置ならどの様なものを用いてもよい。
更に、活性層や光吸収層の形成される導波路も、単一
モード矩形導波路、多モード導波路など用途に合ったも
のとして構成すればよい。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明によれば、活性層又は光吸
収層になるべく構成された第1領域と第2領域が同一の
導波路中に作製され、この第1及び第2領域を独立に別
個に制御する手段が設けられているので、例えば、発
光、受光を兼ね備えた光素子として設計の自由度が増
す。
それにより、発光部、受光部独自の設計を行なうこと
ができ、特性の向上が図られる。また、従来の構成に加
え、新しい機能を備えたシステムを構成することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体素子の第1参考例を示す
図、第2図は第1参考例を使用して構成する光中継シス
テムを示す図、第3図の(a)〜(d)は層構成のいく
つかの例を説明する図、第4図は本発明の実施例を示す
図、第5図は第2の参考実施例を示す図、第6図は第3
の参考実施例を示す図、第7図は従来例を示す図であ
る。 11、51、63……基板、12、52、64……バッファ層、13、
15、18、19、21、53、55、58……クラッド層、14、54、
66……活性層、16、57、71……光吸収層、20、56……高
抵抗層、22、23、24、45、46、47、48、60、62、73、7
4、75……電極、25……ARコーティング、26……光ファ
イバ、27……AGC回路、30……光増幅器、31……超格子
層(SL層)、41、42……p型層、43、44……n型層、69
……n−キャップ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−128589(JP,A) 特開 昭57−35392(JP,A) 特開 昭64−7583(JP,A) 特開 昭63−9163(JP,A) 特開 昭62−12180(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半絶縁性の材料から成る第1のクラッド層
    を挟んで積層された活性層及び吸収層と、これらの層を
    サンドイッチにするように積層された第2及び第3のク
    ラッド層と、積層方向と直交する方向に前記活性層を挟
    むように両側にそれぞれ設けられた第1のn型半導体層
    及び第1のp型半導体層と、積層方向と直交する方向に
    前記吸収層を挟むように両側にそれぞれ設けられた第2
    のn型半導体層及び第2のp型半導体層と、積層方向に
    第1のn型半導体層と第2のn型半導体層との間、及び
    第1のp型半導体層と第2のp型半導体層との間にそれ
    ぞれ設けられた高抵抗層と、前記第1のn型半導体層及
    び第1のp型半導体層にそれぞれ電気的に接続された第
    1のn型電極及び第1のp型電極と、前記第2のn型半
    導体層及び第2のp型半導体層にそれぞれ電気的に接続
    された第2のn型電極及び第2のp型電極とを備え、前
    記活性層と吸収層とが同一の光導波路内にあるように形
    成され、第1のn型電極と第1のp型電極との間に電流
    を流すことによって活性層で光を発生させ、活性層で発
    生した光を吸収層で検出して、第2のn型電極及び第2
    のp型電極から電気信号として取り出すことを特徴とす
    る半導体光素子。
  2. 【請求項2】前記活性層及び吸収層が、それぞれ量子井
    戸構造である請求項1記載の半導体光素子。
  3. 【請求項3】前記第1のクラッド層が、超格子構造を有
    する請求項2記載の半導体光素子。
  4. 【請求項4】前記光導波路に外部からの光信号を入出力
    する手段を有し、この光信号は該光導波路中を伝搬する
    間に増幅され、入出力間増幅率が常に一定になるよう
    に、前記第2のn型電極及び第2のp型電極間から取り
    出される電気信号に応じて、前記第1のn型電極と第1
    のp型電極との間に流す電流を制御する請求項1乃至3
    のいずれかに記載の半導体光素子。
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