JP3043695B2 - デジタル移動通信システム - Google Patents
デジタル移動通信システムInfo
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- JP3043695B2 JP3043695B2 JP32669697A JP32669697A JP3043695B2 JP 3043695 B2 JP3043695 B2 JP 3043695B2 JP 32669697 A JP32669697 A JP 32669697A JP 32669697 A JP32669697 A JP 32669697A JP 3043695 B2 JP3043695 B2 JP 3043695B2
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- JP
- Japan
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- base station
- mobile communication
- communication system
- digital mobile
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル移動通信シ
ステム（ＭＴＳ）に関し、特にＩＳＤＮ回線を通して無
線装置を基地局の外部に配置するデジタル移動通信シス
テムに関する。
ステム（ＭＴＳ）に関し、特にＩＳＤＮ回線を通して無
線装置を基地局の外部に配置するデジタル移動通信シス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のシステムでは、変復調装置及び無
線装置が一つの基地局内に配置され、この基地局のカバ
ーするエリア内の移動通信を提供している。
線装置が一つの基地局内に配置され、この基地局のカバ
ーするエリア内の移動通信を提供している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このシステム構成の問
題点は、一つの基地局でカバーするエリア内には電波の
届きにくい不感地帯が存在し、通信を不能にしている。
また、このエリア外では移動機に通信を提供できないの
で、基地局を新設する必要がある。
題点は、一つの基地局でカバーするエリア内には電波の
届きにくい不感地帯が存在し、通信を不能にしている。
また、このエリア外では移動機に通信を提供できないの
で、基地局を新設する必要がある。
【０００４】本発明の目的は、ＩＳＤＮ回線を利用して
無線装置を基地局外部に配置することにより、上記問題
を解消するＭＴＳを提供する。
無線装置を基地局外部に配置することにより、上記問題
を解消するＭＴＳを提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル移動通
信システムは、基地局内の変復調装置とＩＳＤＮ回線を
通して接続される外部配置の無線装置を備える。
信システムは、基地局内の変復調装置とＩＳＤＮ回線を
通して接続される外部配置の無線装置を備える。
【０００６】前記無線装置は前記基地局のカバーするエ
リア内の電波不感地帯に配置されたり、前記基地局のカ
バーするスポット的な遠隔地に配置される。
リア内の電波不感地帯に配置されたり、前記基地局のカ
バーするスポット的な遠隔地に配置される。
【０００７】また、前記ＩＳＤＮ回線のＢチャネル及び
Ｄチャネルの少なくとも一方を利用して複数の音声信
号、制御信号またはＩＰＬデータを多重化する機能を有
する。前記ＩＳＤＮ回線はＩＮＳ６４またはＩＮＳ１５
００であり、適宜選択する。
Ｄチャネルの少なくとも一方を利用して複数の音声信
号、制御信号またはＩＰＬデータを多重化する機能を有
する。前記ＩＳＤＮ回線はＩＮＳ６４またはＩＮＳ１５
００であり、適宜選択する。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【０００９】システム構成を示す図１を参照すると、変
復調装置１とともに従来は基地局内に存在していた無線
装置（ＴＲＸ）３を基地局の外部に設置するために変復
調装置２内にインタフェースパネル（Ｉ／Ｆ）２を設け
る。このＩ／Ｆ２はそれぞれＩＳＤＮ回線４を通して外
部配置のＴＲＸ３に接続されて通信を行う。図示を省略
しているがＩＳＤＮ回線４は交換機を経由することもあ
る。ＴＲＸ３はＩＳＤＮ回線４を通して電波の不感地帯
やスポット的にエリアを確保するために遠隔地に配置さ
れ、移動機（ＭＳ）５に通信を提供する。これにより、
新たな基地局の設置を不要にできる。
復調装置１とともに従来は基地局内に存在していた無線
装置（ＴＲＸ）３を基地局の外部に設置するために変復
調装置２内にインタフェースパネル（Ｉ／Ｆ）２を設け
る。このＩ／Ｆ２はそれぞれＩＳＤＮ回線４を通して外
部配置のＴＲＸ３に接続されて通信を行う。図示を省略
しているがＩＳＤＮ回線４は交換機を経由することもあ
る。ＴＲＸ３はＩＳＤＮ回線４を通して電波の不感地帯
やスポット的にエリアを確保するために遠隔地に配置さ
れ、移動機（ＭＳ）５に通信を提供する。これにより、
新たな基地局の設置を不要にできる。
【００１０】Ｉ／Ｆ２は図２に詳細構成を示すように、
変復調装置１内の制御信号及び音声信号用タイムスロッ
トの入出力ポートを持ち、制御信号量，音声チャネル
（ｃｈ）の使用状況及びＩＰＬ中か否かの状態等を管理
し、その状況に応じたＢｃｈ多重化フォーマット形式を
選び出し多重化する。また、Ｉ／Ｆ２はＩＳＤＮ回線４
の回線制御機能を有する。
変復調装置１内の制御信号及び音声信号用タイムスロッ
トの入出力ポートを持ち、制御信号量，音声チャネル
（ｃｈ）の使用状況及びＩＰＬ中か否かの状態等を管理
し、その状況に応じたＢｃｈ多重化フォーマット形式を
選び出し多重化する。また、Ｉ／Ｆ２はＩＳＤＮ回線４
の回線制御機能を有する。
【００１１】図３に詳細構成を示すＴＲＸ３はＩ／Ｆ２
との通信上で決められたＢｃｈ多重化フォーマット形式
にて各信号を分離する。Ｉ／Ｆ２は分離し解析した信号
を基に従来のＴＲＸ機能である対移動機との無線制御を
行う。また、Ｉ／Ｆ２はＩＳＤＮ回線４の回線制御機能
を有する。
との通信上で決められたＢｃｈ多重化フォーマット形式
にて各信号を分離する。Ｉ／Ｆ２は分離し解析した信号
を基に従来のＴＲＸ機能である対移動機との無線制御を
行う。また、Ｉ／Ｆ２はＩＳＤＮ回線４の回線制御機能
を有する。
【００１２】上述した構成のデジタル移動通信システム
において、音声用チャネルの数（対移動機との数）が複
数存在しない場合やＩＰＬ無しの場合は、制御信号及び
必要な管理信号をＤｃｈを使用し必要な分だけ（Ｄｃｈ
パケット等を用い）送信することにより、Ｂｃｈを使用
する必要がなくなり、回線使用料（量）を抑えることも
できる。
において、音声用チャネルの数（対移動機との数）が複
数存在しない場合やＩＰＬ無しの場合は、制御信号及び
必要な管理信号をＤｃｈを使用し必要な分だけ（Ｄｃｈ
パケット等を用い）送信することにより、Ｂｃｈを使用
する必要がなくなり、回線使用料（量）を抑えることも
できる。
【００１３】また、図４に示すように、音声用チャネル
の数（対移動機との数）が複数存在した場合やＩＰＬ有
りの場合は、Ｄｃｈで送れる閾値を越えた場合にＢｃｈ
の接続を行い、Ｂｃｈに効率的に多重化し転送を行う。
音声チャネルの信号転送についてはリアルタイム性を要
するため、Ｂｃｈにて転送する方が望ましい。通常、Ｄ
ｃｈは基本伝送速度が１６ｋｂｐｓと遅く、交換機間の
パケット遅延が発生するためである。
の数（対移動機との数）が複数存在した場合やＩＰＬ有
りの場合は、Ｄｃｈで送れる閾値を越えた場合にＢｃｈ
の接続を行い、Ｂｃｈに効率的に多重化し転送を行う。
音声チャネルの信号転送についてはリアルタイム性を要
するため、Ｂｃｈにて転送する方が望ましい。通常、Ｄ
ｃｈは基本伝送速度が１６ｋｂｐｓと遅く、交換機間の
パケット遅延が発生するためである。
【００１４】なお、次のような変更を行うこともでき
る。図５に示すように、Ｂ１ｃｈ多重化フォーマットを
越える量になったときにはＢ２ｃｈを使用する。さらに
Ｂ２ｃｈ多重化フォーマットをも越えるときは、回線を
ＩＮＳ６４（２Ｂ＋Ｄ）からＩＮＳ１５００（２３Ｂ＋
Ｄ）を使用する。また、Ｉ／Ｆ２からの複数のＴＲＸ３
をポイント・マルチ方式で管理することにより、Ｉ／Ｆ
２の数やＩＳＤＮ回線使用数も削減でき、集中的な制御
が容易に行える。
る。図５に示すように、Ｂ１ｃｈ多重化フォーマットを
越える量になったときにはＢ２ｃｈを使用する。さらに
Ｂ２ｃｈ多重化フォーマットをも越えるときは、回線を
ＩＮＳ６４（２Ｂ＋Ｄ）からＩＮＳ１５００（２３Ｂ＋
Ｄ）を使用する。また、Ｉ／Ｆ２からの複数のＴＲＸ３
をポイント・マルチ方式で管理することにより、Ｉ／Ｆ
２の数やＩＳＤＮ回線使用数も削減でき、集中的な制御
が容易に行える。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線装置を基地局の外部に設置でき、ＩＳＤＮ回線の接
続可能な場所であれば、電波の不感地帯である地下や屋
内、また遠隔地における通信を可能にすることができ
る。
無線装置を基地局の外部に設置でき、ＩＳＤＮ回線の接
続可能な場所であれば、電波の不感地帯である地下や屋
内、また遠隔地における通信を可能にすることができ
る。
【００１６】また、本発明によれば、複数の音声信号、
ＩＰＬデータ及び制御信号を有効的に多重化し、ＩＳＤ
Ｎ回線を経済的・効率よく利用することができる。
ＩＰＬデータ及び制御信号を有効的に多重化し、ＩＳＤ
Ｎ回線を経済的・効率よく利用することができる。
【図１】本発明の実施の一態様を示す。
【図２】図１におけるＩ／Ｆの機能構成を示す。
【図３】図１におけるＴＲＸの機能構成を示す。
【図４】Ｂｃｈ多重化フォーマットの一例を示す。
【図５】Ｉ／ＦにてＢｃｈ多重化フォーマットを構築す
るための処理例を示す。
るための処理例を示す。
１ 変復調装置 ２ インタフェースパネル（Ｉ／Ｆ） ３ 無線装置（ＴＲＸ） ４ ＩＳＤＮ回線 ５ 移動機（ＭＳ）
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項１】 基地局内の変復調装置とＩＳＤＮ回線を
通して接続される外部配置の無線装置を備え、前記無線
装置が前記基地局のカバーするエリア内の電波不感地帯
に配置され、あるいは前記無線装置が前記基地局のカバ
ーするスポット的な遠隔地に配置され、前記ＩＳＤＮ回
線のＢチャネル及びＤチャネルの少なくとも一方を利用
して複数の音声信号、制御信号またはＩＰＬデータを多
重化する機能を有することを特徴とするデジタル移動通
信システム。 - 【請求項２】 前記ＩＳＤＮ回線がＩＮＳ６４またはＩ
ＮＳ１５００であることを特徴とする請求項１に記載の
デジタル移動通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32669697A JP3043695B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | デジタル移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32669697A JP3043695B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | デジタル移動通信システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164360A JPH11164360A (ja) | 1999-06-18 |
| JP3043695B2 true JP3043695B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=18190654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32669697A Expired - Fee Related JP3043695B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | デジタル移動通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3043695B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP32669697A patent/JP3043695B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11164360A (ja) | 1999-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000215 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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