JP3043216U - 振動ローラの車止め部材保持構造 - Google Patents

振動ローラの車止め部材保持構造

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JP3043216U
JP3043216U JP1997004261U JP426197U JP3043216U JP 3043216 U JP3043216 U JP 3043216U JP 1997004261 U JP1997004261 U JP 1997004261U JP 426197 U JP426197 U JP 426197U JP 3043216 U JP3043216 U JP 3043216U
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JP
Japan
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car stop
recess
water tank
holding structure
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JP1997004261U
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Inventor
久治 須永
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Mikasa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Mikasa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車止め部材を確実に保持でき、耐久性のよい車
止め部材保持構造の提供を目的とするものである。 【構成】一対のローラの上部に設けた基台のうえにエン
ジン駆動機構、水タンク、オイルタンクを搭載した構造
の振動ローラの、前記水タンクの所定箇所に凹部を形成
し、この凹部にローラの車止め部材を着脱自在に嵌装し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、路盤の輾圧に使用する振動ローラの車止め部材保持構造に関する ものである。
【0002】
【従来技術】
従来より、振動ローラ1の停止時にはローラ2に楔形の車止め部材13をあて がって固定しておかないと、振動ローラ1の自重により傾斜方向に動きだす危険 性があることから、図3に示すように基台3の作業に支障のない箇所に矩形状の 金属保持枠18を取付け、この金属保持枠18に車止め部材13を差し込んで携 帯し、停止時にはこの車止め部材13でローラ2を固定するようにしている。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
ところで、このような車止め部材用の金属製保持枠の場合、他の作業機械や建 造物と接触したりして、金属保持枠18が変形し車止め部材13が差し込めなく なることから、車止め部材13を紛失したり、あるいは携帯せずに作業を行い停 止時のローラ2の固定を怠ったりして、事故につながる危険があるなど安全性の 点で課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、このような従来における課題を解決するために、振動ローラの水タン クの所定箇所に凹部を形成し、この凹部にローラの車止め部材を着脱自在に嵌装 する構成により、変形する心配のない耐久性に優れた車止め部材保持構造を提供 しようとするものである。
【0005】 また、水タンクの下部に凹部を形成して、この凹部に弾性係止片を配設し、弾 性係止片と水タンクとを基台に一体的にボルトで固定すると共に、前記弾性係止 片と凹部上面との間隙に車止め部材を嵌装することにより、車止め部材を整然と 収納できるばかりでなく着脱も容易であり、作業時の振動で抜け落ちるおそれも ない。
【0006】
【考案の実施の形態】 【実施例】
次に、本考案に係る振動ローラの車止め部材保持構造の好適な実施例につき、 添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、本考案はこの実施例に限定 されるものではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更 をなし得ることは勿論である。
【0007】 まず、本考案の振動ローラ1は、一対のローラ2の上部に基台3を配設してこ の基台3の一側面に操作杆4を設けると共に、この基台3の上にエンジン駆動機 構5、水タンク6、オイルタンク7などを搭載した構成であって、車止め部材保 持構造8は、合成樹脂製の水タンク6の所定箇所に凹部9を形成し、この凹部9 に弾性係止片10を配設して、弾性係止片10と水タンク6とを基台3にボルト 11で固定し、前記弾性係止片10と凹部9上面との間隙12に楔形の車止め部 材13を装着した構成となっている。
【0008】 また、弾性係止片10は板バネを略コ字形に折曲形成したものであり、下片1 0aが基台3に固定されており、上片10bには係合突起14が形成されている と共に端部側に上方に折曲した折曲部15が形成されている。
【0009】 一方、車止め部材13は、凹状に湾曲した斜面16を有する楔形に形成されて おり、底面には複数の条溝17が刻設されている。
【0010】 そして、この車止め部材13を凹部9に装着した場合、車止め部材13の条溝 17に弾性係止片10の係合突起14が係合するようになっており、さらに、車 止め部材13は弾性係止片10の折曲部15によって凹部9内に固定されるので 、凹部9に車止め部材13を整然と収納できるだけでなく、作業中の振動によっ て車止め部材13が抜け落ちるおそれもない。
【0011】 また、車止め部材13を凹部9から取り出す場合は、折曲部15を下方に押し 下げれば、条溝17と係合突起14との係合も解除されるので、容易に取り出す ことができる。
【0012】
【考案の効果】
先に述べたように、本考案によれば、水タンクに凹部を形成し車止め部材保持 構造としたことにより、耐久性のよい車止め部材を振動ローラに常に携帯するこ とができ、やむおえず振動ローラを危険な状態で停止させて置くなどのこともな くなり安全性が確保される。
【0013】 また、車止め部材の紛失、置き忘れなどを防止することができ、さらに、車止 め部材を整然と収納できると共に着脱も容易であり、作業時の振動で車止め部材 が抜け落ちるおそれもないなど種々の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る振動ローラの実施例を示す斜視説
明図。
【図2】水タンクに車止め部材を装着した状態を示す要
部断面説明図。
【図3】本考案の従来技術を示す斜視説明図。
【符号の説明】
1 振動ローラ、 2 ローラ、3
基台、 4 操作杆、5 エン
ジン駆動機構、 6 水タンク、7 オイル
タンク、 8 車止め部材保持構造、9
凹部、 10 弾性係止片、1
1 ボルト、 12 間隙、13
車止め部材、 14 係合突起、15
折曲部、 16 斜面、17 条
溝、 18 金属保持枠、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のローラの上部に配設した基台の一側
    面に操作杆を設けると共に、前記基台の上にエンジン駆
    動機構、水タンク、オイルタンクを搭載した振動ローラ
    において、前記水タンクの所定箇所に凹部を形成し、こ
    の凹部にローラの車止め部材を着脱自在に嵌装したこと
    を特徴とする振動ローラの車止め部材保持構造。
  2. 【請求項2】水タンクの下部に凹部を形成して、この凹
    部に弾性係止片を配設し、弾性係止片と水タンクとを基
    台に一体的にボルトで固定すると共に、前記弾性係止片
    と凹部上面との間隙に車止め部材を嵌装してなる請求項
    1に記載の振動ローラの車止め部材保持構造。
JP1997004261U 1997-05-09 1997-05-09 振動ローラの車止め部材保持構造 Expired - Lifetime JP3043216U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110015441A (zh) * 2019-05-15 2019-07-16 成都耀塔科技有限公司 一种停机坪电子轮挡状态的监测与上报方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110015441A (zh) * 2019-05-15 2019-07-16 成都耀塔科技有限公司 一种停机坪电子轮挡状态的监测与上报方法
CN110015441B (zh) * 2019-05-15 2024-06-04 成都耀塔科技有限公司 一种停机坪电子轮挡状态的监测与上报方法

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