JP3042654U - ヘルメット等の帽体 - Google Patents

ヘルメット等の帽体

Info

Publication number
JP3042654U
JP3042654U JP1997003621U JP362197U JP3042654U JP 3042654 U JP3042654 U JP 3042654U JP 1997003621 U JP1997003621 U JP 1997003621U JP 362197 U JP362197 U JP 362197U JP 3042654 U JP3042654 U JP 3042654U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air circulation
cap
sweat
helmet
cap body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997003621U
Other languages
English (en)
Inventor
利夫 小島
Original Assignee
利夫 小島
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 利夫 小島 filed Critical 利夫 小島
Priority to JP1997003621U priority Critical patent/JP3042654U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3042654U publication Critical patent/JP3042654U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42CMANUFACTURING OR TRIMMING HEAD COVERINGS, e.g. HATS
    • A42C5/00Fittings or trimmings for hats, e.g. hat-bands
    • A42C5/04Ventilating arrangements for head coverings

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 額部の汗の吸収あるいは発散を良好にして額
部の汗疹などの出来物を防ぐと共に帽体内部の通気性を
良好にしたヘルメットなどの帽体を得ること。 【構成】 フレキシルベース(1A)の一方の面に軸方
向に貫通する多数の空気流通溝(1B)を形成した空気
流通板(1、1’)を吸汗性の良いガーゼ等の不織布
(2)で包んだ帯状体(3、3’)を形成し、上記空気
流通溝(1B)が少なくとも帽体(4、4’)の装着者
(10)の額部(11)と対向するように上該帯状体
(3、3’)を上記ヘルメット等の帽体(4)の縁部
(5)の内面(6)または帽体(4’)の内面(6)部
に設けたボンネット等の装着体(7)の縁部(8)の内
面(9)に装着したヘルメット等の帽体。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 本考案は、ヘルメット、キャップ、ハット等の帽体に関し、特にこの帽体装着 者の頭部が蒸れないように通気性を良好にしたヘルメット等の帽体に関する。
【0002】
【従来技術】
帽体、例えば、ヘルメットを頭部に装着すると、帽体の縁部内面が頭部の外周 と密着するため、帽体の内部と外部との通気性が悪くなり、頭部が蒸れ、非常に 不快な気分になる。
【0003】 特に夏場などは、汗の量も多く、汗の逃げ場がなくなり、帽体装着者の額部分 の汗が帽体縁部内面に溜り、汗疹が出来易くなる。
【0004】 また頭部から発生する汗やその臭いが腐り、帽体内部に溜るため、帽体内部に 悪臭が染み付き、臭くなるほか、頭髪も臭くなる。
【0005】 また頭被表面に汗が溜り、細胞の呼吸を劣化させるため、頭髪に影響を与える ばかりか、頭被にも出来物を作る原因となる。
【0006】 何れにしても、帽体の内外部の通気性が遮断される結果、帽体を装着する者に 快適さを与えない。
【0007】 また帽体の中でも、ヘルメットのようなものにあっては、上記のような欠点を 解消するためヘルメットを頭部に装着した場合でもヘルメットの内部にボンネッ トのような装着体を設け、ヘルメットの内外部の流通性を良くし、上記のような 欠点を解消したものもある。
【0008】 しかしながら、この場合でもボンネットと額部は密着しているため、上記の欠 点を拭いさることは出来ない。
【0009】
【考案の課題】
この考案のヘルメット等の帽体は、内部にボンネットのような装着体がある場 合や無い場合を含めて、額部の汗の吸収あるいは発散を良好にして額部の汗疹な どの出来物を防ぐと共に帽体内部の通気性を良好にして上記の欠点を解消するた めになされたヘルメットなどの帽体を提供することを課題になされたものである 。
【0010】
【考案の課題を達成するための手段】
かかる本考案の課題は、フレキシルベース1Aの一方の面に軸方向に貫通する 多数の空気流通溝1Bを形成した空気流通板1、1’を吸汗性の良いガーゼ等の 不織布2で包んだ帯状体3、3’を形成し、上記空気流通溝1Bが少なくとも帽 体4、4’の装着者10の額部11と対向するように上該帯状体3、3’を上記 ヘルメット等の帽体4の縁部5の内面6または帽体4’の内面6部に設けたボン ネット等の装着体7の縁部8の内面9に装着したヘルメット等の帽体を提供する ことで達成できる。
【0011】
【作用】
帽体4、4’を頭部12に装着した場合でも、空気流通板1があるため、額部 11と帽体4の内面6、あるいは装着体(ボンネット)の内面9間には、常に空 気流通溝1Bが存在するため、帽体4、4’の内部空間13と帽体4、4’の外 部とが流通し、頭部12に発生した汗の臭いなどが帽体4、4’の外部に流れ易 くなり、この結果、帽体4、4’の内部の汗の密集充填化を防ぐ。 従って、帽体4、4’の内部空間13内の汗臭の染みを防ぐと共に、頭部12 の表皮の衛生面の向上を図ると共に頭髪の汗臭の染みを防ぐ。
【0012】 また帯状体3、3’の表面を汗吸性に優れた不織布2で覆っているため、額部 11に発生した汗を効率良く吸収する。
【0013】 不織布2に吸収された汗は、空気流通溝1Bによって空気が流通することによ って蒸発し易くなるため、額部12に汗疹などの出来物が出来にくくなる。
【0014】 また不織布2を交換して新しいものにすれば、額部12を何時も衛生的に保つ ことが出来、また鼻14に感ずる汗臭さを軽減することが出来る。
【0015】
【考案の第1実施例】 図1は本考案の第1実施例としての帽体4の一部切欠斜視図を示し、図2は同 帽体4の側縦断面図を示し、図3は同帽体4に用いた帯状体3の斜視図を示し、 図4は同帯状体3を上から見た場合の図を示し、図5は同帯状体3を内面方向か ら見た場合の平面図を示す。
【0016】 以下、図1乃至図5を参照して、本考案の第1実施例としての帽体4について 説明する。
【0017】 図3乃至図5を参照して帯状体3は、空気流通板1を構成する樹脂で薄く形成 されたフレキシブルベース1Aの一方の面に等間隔(不等間隔であってもよい) に他方の面方向に垂直方向に延びて一体形成された厚みの薄い多数の仕切板1C を形成している。
【0018】 この仕切板1Cによって該仕切板1C間に軸方向(垂直方向。この場合、後記 するように帽体4の内部空間13と帽体4の下部の外部とを貫通する方向の意味 である)に延びる空気流通溝1Bが形成される。
【0019】 フレキシブルベース1Aの仕切板1Cを介した他方の面にもフレキシブルベー ス1Dが一体形成され、該フレキシブルベース1Dには空気流通溝1Bと連通す る多数の小さな透孔15を形成し、この透孔15及び後記する不織布2を介して 額部11に空気と接触させるようにし、額部11の汗を乾燥させ易くすると共に 、不織布2が吸収した額部11の汗を乾燥させ易くしている。
【0020】 上記のように形成した空気流通板1の横幅は、額部11の幅に合わせた適宜幅 に形成している。
【0021】 また空気流通板1の縦方向の幅は、通常一般人の額部11の広さを考慮したも のに形成している。
【0022】 以上のように形成した空気流通板1の外周を、吸汗性に優れたガーゼなどの不 織布2で挟んだり、巻いたりして包み(この実施例では、分かり易くするため2 枚の不織布2で挟んだ例を示しているが、1枚の不織布2を巻き回して形成する のも便利である)帯状体3を形成し、上記不織布2によって額部11に噴出した 汗を吸収できるようにしている。
【0023】 上記不織布2は、上記帯状体3の幅よりも長いものを用い、これを図3に示す ように丸くし、その両端部を重ね合わせた際、丁度帽体4の縁部5の内面の内周 と略々一致するサイズのものを選択している。
【0024】 上記帯状体3の不織布2の一方の面の一端部に面ファスナー15の雄15Aを 縫い合わせ、不織布2の他方の面の他端部に面ファスナー15の雌15Bを縫い 合わせ(図4及び図5参照)、図3に示すように丸くし、その両端部の雄15A と雌15Bを重ね合わせて丸く形成する。
【0025】 このように形成した帯状体3図1及び図2に示すように帽体4の縁部5の内面 部に適宜な手段で装着する。この装着に当たっては、不織布2を帽体の内面に縫 い合わせたり、接着したりすることで容易に装着することが出来るが、更に良い 方法としては、帯状体3の一方の面の不織布2に上記したような面ファスナーの 雄又は雌を縫い付けておき、該面ファスナーの雄又は雌と対向する帽体4の縁部 5の内面部に面ファスナーの雌又は雄を縫い付けておき、これら雌と雄を接着す ることで上記帯状体3の不織布2が汚れた場合、交換或は選択することが出来る ようにしておくと都合が良い。
【0026】
【考案の第2実施例】 図6は本考案の第2実施例としての帯状体3’の斜視図を示し、図7は同帯状 体3’を上から見た場合の図を示し、図8は同帯状体3’を内面方向から見た場 合の平面図を示す。以下、図6乃至図8を参照して本考案の第2実施例を説明す る。
【0
027】 この第2実施例は、第1実施例における帽体4のうち帯状体のみが異なるので 、以下図6及び図7を参照して帯状体3’について説明する。
【0028】 この帯状体3’は、帯状体3からフレキシブルベース1Dを削除した構造にな っている。従って、透孔15を形成する必要がない。空気流通溝1Bに直接、不 織布2が接している、このため、額部11に発生した汗を吸収した不織布2の汗 は、空気流通溝1Bを空気が流通することによって蒸発し易くなるため、額部1 2に汗疹などの出来物が出来にくくなる。
【0029】
【考案の第3実施例】 上記第1実施例では、帽体4として一般の帽子を選択した例を示したが、この 第2実施例では、帽体4’としては図9に示すように上記帽体4’の内面にボン ネットなどの装着体7があるようなヘルメットを選択している。
【0027】 ヘルメットのような帽体4’では、その内面に装着体7を装着できるようにな っている。
【0028】 従って、このような場合には、装着体7の縁部8の内面9に上記帯状体3また は3’を上記したような適宜な手段で装着している。
【0029】
【効果】
本考案の帽体4、4’によれば額部11と帽体4の内面6、あるいは装着体( ボンネット)の内面9間に空気流通溝1Bが存在するため、帽体4、4’の内部 空間13と帽体4、4’の外部とが流通し、頭部12に発生した汗の臭いなどが 帽体4、4’の外部に流れ易くなり、この結果、帽体4、4’の内部の汗の密集 充填化を防ぐことができる。 また帽体4、4’の内部空間13内の汗臭の染みを防ぐと共に、頭部12の表 皮の衛生面の向上を図ると共に頭髪の汗臭の染みを防ぐことができる。
【0030】 また帯状体3、3’の表面を汗吸性に優れた不織布2で覆っているため、額部 11に発生した汗を効率良く吸収するできる。
【0031】 不織布2に吸収された汗は、空気流通溝1Bによって空気が流通することによ って蒸発し易くなるため、額部12に汗疹などの出来物が出来にくくなる。
【0032】 また不織布2を新しいものに交換したり、洗濯することで新しくすることで、 額部12を何時も衛生的に保つことが出来、また鼻14に感ずる汗臭さを軽減す ることが出来る。
【0033】 また帽体4、4’に外部から衝撃が与えられた場合、仕切板1Cがばね作用を 成すため、帯状体3、3’が緩衝材となり、頭部12への衝撃を防ぐ効果がある 。
【図面の簡単な説明】
図1 本考案の第1実施例としての帽体の一部切欠斜視
図を示す。図2 同帽体4の側縦断面図を示す。図3
同帽体4に用いた帯状体3の斜視図を示す。図4 同帯
状体3を上から見た場合の図を示す。図5 同帯状体3
を内面方向から見た場合の平面図を示す。図6 本考案
の第2実施例としての帯状体3’の斜視図を示す。図7
同帯状体3’を上から見た場合の図を示す。図8 同
帯状体3’を内面方向から見た場合の平面図を示す。図
9 本考案の第3実施例としての帽体4’の分解斜視図
を示す。
【符号の説明】
1、1’ 空気流通板 1A フレキシブルベース 1B 空気流通溝 1C 仕切板 1D フレキシブルベース 2 不織布 3、3’ 帯状体 4、4’ 帽体 5 縁部 6 内面 7 装着体 8 縁部 9 内面 10 装着者 11 額部 12 頭部 13 内部空間 14 鼻 15 透孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシルベース(1A)の一方の面に
    軸方向に貫通する多数の空気流通溝(1B)を形成した
    空気流通板(1、1’)を吸汗性の良いガーゼ等の不織
    布(2)で包んだ帯状体(3、3’)を形成し、上記空
    気流通溝(1B)が少なくとも帽体(4、4’)の装着
    者(10)の額部(11)と対向するように上該帯状体
    (3、3’)を上記ヘルメット等の帽体(4)の縁部
    (5)の内面(6)または帽体(4’)の内面(6)部
    に設けたボンネット等の装着体(7)の縁部(8)の内
    面(9)に装着したことを特徴とするヘルメット等の帽
    体。
JP1997003621U 1997-04-18 1997-04-18 ヘルメット等の帽体 Expired - Lifetime JP3042654U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003621U JP3042654U (ja) 1997-04-18 1997-04-18 ヘルメット等の帽体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003621U JP3042654U (ja) 1997-04-18 1997-04-18 ヘルメット等の帽体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3042654U true JP3042654U (ja) 1997-10-31

Family

ID=43177132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997003621U Expired - Lifetime JP3042654U (ja) 1997-04-18 1997-04-18 ヘルメット等の帽体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3042654U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066000A (ja) * 2012-09-05 2014-04-17 Makoto Matsumoto 帽子
FR3031882A1 (fr) * 2015-01-27 2016-07-29 Patrick Lanier Couvre-chef anti-transpiration
WO2024069158A1 (en) * 2022-09-27 2024-04-04 Alan Dunton A hat and a hat band for use in a hat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066000A (ja) * 2012-09-05 2014-04-17 Makoto Matsumoto 帽子
FR3031882A1 (fr) * 2015-01-27 2016-07-29 Patrick Lanier Couvre-chef anti-transpiration
WO2024069158A1 (en) * 2022-09-27 2024-04-04 Alan Dunton A hat and a hat band for use in a hat

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6477715B2 (en) Detachable disposable sweatband
JP3210690U (ja) モジュール式フェイスマスク
KR102562177B1 (ko) 지지띠를 구비하는 안면 마스크
US5058210A (en) Disposable sweat liner for safety hats
JP6821286B1 (ja) マスク
US9578912B2 (en) Multi-functional sweatband
JP3042654U (ja) ヘルメット等の帽体
US20140007325A1 (en) Hard Hat Cushioning Device
JP5579692B2 (ja) 三層一体編テープ
JP2007021028A (ja) マスク
KR200415997Y1 (ko) 땀 흡수 기능을 가진 의류용 패드 및 이를 부착한 의류
JP3227258U (ja) マスク
JP2006015667A (ja) 吸水性シート及び吸水性シートを用いた和装用の補正下着
JP2009161880A (ja) 帽子
JP2022018011A (ja) マスク
JP4866016B2 (ja) 剣道等の面防具インナー及び面防具
JP6982644B2 (ja) 帽子
KR101571017B1 (ko) 주름방지 기능성 스카프
CN213695784U (zh) 设有口罩降温片的口罩
JP6912761B1 (ja) マスク
JP3234879U (ja) 帽子
JP3116478U (ja) 制帽の汗取りシート
JP3229757U (ja) フェイスマスク
CA2774091A1 (en) Headwear and removable liner combination
JP7465527B2 (ja) 帽子