JP3042352U - 密閉式容器 - Google Patents

密閉式容器

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JP3042352U
JP3042352U JP1997002702U JP270297U JP3042352U JP 3042352 U JP3042352 U JP 3042352U JP 1997002702 U JP1997002702 U JP 1997002702U JP 270297 U JP270297 U JP 270297U JP 3042352 U JP3042352 U JP 3042352U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体積が小さく、使用が便利且つ衛生的で種々
の美点を備えた密閉容器を提供する。 【解決手段】 一種の密閉式簡易管状容器で、その構造
は主として外管11、内管12、栓13及び被覆体を含
み、内管12内に例えば薬液、膏薬、香水などの液体を
充填する。一端は、液体の流出口になった栓13で密封
すると共に、適当な被覆体で被覆を施し、別の一端は、
折れ易い筋目121または密閉された穴である。折れ易
い筋目121を折るなり若しくは密閉された穴を開ける
なりすれば、大気の圧力、毛細管現象及び重力作用で内
管12内の液体が被覆体へ流出して塗布又は使用に供す
る。このような構造設計で以て必要な液体を内管12内
に充填して、何時でも簡単に取り出せ、体積が小さく携
帯に便利であるばかりでなく、非常に衛生でもあり実用
的でもある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の液体管状容器に関するもので、なかんずく体積の非常に小さ く携帯する品物の中でも、平常使わない場合、空気と接触して中の液体が変質し たり又は汚染しないよう常に密封の状態のまま保存し、使用時に大気の圧力、毛 細管現象及び重力作用を利用して管内の液体を迅速に流出させる密閉式容器であ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、外傷治療薬用品は綿棒や各種薬品を含み、外傷が生じた場合には色んな 瓶や缶類の容器を取り出して使うが、これでは非常に不便である。薬の種類が多 いだけでなく、経済的負担や貯蔵スぺースが広がり、その上、雑多な薬品の中か ら適用する薬品を捜し出すのも又一苦労する。時間の浪費でもある。貯蔵した数 多の薬品の中には使い残りがあっても使用期限が過ぎて捨てなければならないも のもあって無駄も多く、環境保護の負担を徒に増加させる。又綿棒の使用回数が 頻繁であればあるほど、綿棒に付着し又は空気中の黴菌がそれだけ余計薬液の中 へ侵入して薬液が汚染される。薬効がないばかりか、継続的使用によって傷がま すます悪化する。従って外出の際、多くの種類の薬品や綿棒や救急手当ての品物 を携帯して旅行するのは不便であり、荷物の負担にもなり、携帯しなければ、万 一怪我なり急病でも起こしたら大変で、それが又心配である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、救急用品や医薬品だけでなく、日常生活に使用する香水、飲料 や調味料なども同様の不便さを感ずる。容器のままでは体積が大きく携帯に不便 だけでなく、取り出す際も不便でスプーンやらの道具を使ったりする。その上、 容器内の液体が空気と度々接触すると蒸発して濃度が増し、あるいは乾いたり、 さては汚染又は変質するなど、不衛生ばかりか、使用上不便だらけで、これを改 善して一層便利にする必要がある。
【0004】 本考案の目的は、密閉式簡易管状容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の密閉式容器は、細長い管状容器で、その中に必要の液体内容物を入れ 、体積も小さく使用が便利且つ衛生的ある種々の美点を備えている。常時使用必 要の液体たとえば消毒剤(ヨードチンキ、オキシフル、赤チン、アルコール、生 理食塩水)、膏薬、香水、飲料(水、朝鮮人参液)あるいは調味料(醤油、練乳 、砂糖水)などを容器内部に充填し、細い管状容器の両端を密封したままの状態 に置いて、容器内の液体の蒸発、濃度の増加又は乾燥の発生を防ぎ、且つ空気と の接触による汚染や変質を免れ、そして使用の際、管状容器の両端が大気と接触 するだけで、大気の圧力、毛細管現象及び重力作用で管状容器内の液体がひとり でに流出し、全くスプーンなどの道具を使わなくて済む。非常に実用的かつ軽便 である。その上、液体が流出する先端に、管内の充填した液体のよって、適当な 被覆体で被覆され、たとえば綿(充填の液体が薬液、香水など)又は刷毛(充填 の液体が醤油など)のようなもので以て使用するに便利で、別に綿棒や刷毛など を用意する必要がないから、便利で無駄な時間も省かれる。若し充填の液体が飲 料の場合、被覆体を必要としない。この他、本考案は内外管の構造を考案して、 管状容器の体積を減少させ、使用上更に便利たらしめた。
【0006】 本考案は、伝統の液体容器と比べ、次のような優れた点がある。 (1)適用範囲が非常に広く、携帯且つ使用便利である。その上、内容物の性質 と使用説明などの文字を管体にはっきりと標示出来るから包装材料とコストが節 減される。 (2)使用しない場合には容器内は完全密封の状態にあるから、空気や外界の物 質と接触せず、長期保存出来る上、使用の際、該管状容器先端をやや傾け、管状 容器の両端と大気が接触するだけで、大気の圧力、毛細管現象及び重力作用の働 きで、管状容器内の液体が流出してスプーンなどの器具を全く用いる必要がなく 、非常に便利重宝で有る。
【0007】 (3)製造過程も至って簡単でコストも安く、必要な液体用量を管状容器内に充 填するのであるから、液体容量の制御も便利で過不足の心配がない。 (4)本考案は同時に伝統の液体容器、取り出し器具、塗布及び使用道具に取っ て代わることが出来る。本考案中の液体流出先端に取付けた被覆用の被覆体は、 伝統の塗布や使用器具に取って代わることが出来るばかりでなく、該被覆体はス ポンジ、綿などの吸収体でもよく、又眉刷毛、睫毛刷毛、口紅用筆、アイシェー ド・ステッキでもよい。若しも管内液体が直接飲用するものであれば、被覆体を 必要としない。
【0008】 (5)本考案が内、外管設計を採用した場合、内管に充填した液体は外管と接触 しないため、外管の材質とカラーの選択が自由で制限がない。 (6)本考案が内、外管設計を採用して場合、外管は保護の機能をもつので、物 に衝突するとか又は不注意などの意外で、管が折れたりして中の液体が流出する ようなことがないから安全である。
【0009】 (7)本考案が内外管設計を採用した場合、内管伸縮の設計で以てスペースを有 効に節約出来る。例えば歯医者が先端に薬液を塗布した長い棒を使用する代わり に、本考案の内部に充填した薬液を使用すれば非常に便利である。 (8)本考案が内外管設計を採用した場合、内管と外管位置の配置によって保険 と定位の機能を有し、又使用しない時には不注意による管内液体の流出が防げる し、使用する時には折れ易い筋目を簡単に折れば管内の液体が迅速に流出する。
【0010】 (9)本考案は二重管あるいは単一管の何れの設計にしても、液体を完全に管内 に密封することが出来て長期保存が出来る。 (10)本考案は二重管あるいは単一管の何れの設計にしても、連結杆又は液圧原 理で以て非常に簡単な動作で管内の液体を流出させ、塗布又は使用に迅速に供す ることが出来て非常に重宝である。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の密閉式容器の第一実施例の断面図である。その構造は主として 外管11、内管12及び栓13を含む。その中で、外管11は中空の管体で、外 管11の先端近くに設けた一個あるいは数個の穴112があり、穴112に近い 後方の管壁には、圧力を受けると凹む箇所があって、それと相対した外管11の 管体内壁に同時に突起する突起部111がある。内管12は下端が密閉した中空 管体で、管径が外管11より小さく、外管11内にすっぽりと嵌まり込んで自由 に移動出来る。下端近くに折れ易い筋目121が設けてあり、先端近くの箇所に 口径が管身よりやや大きめの円形突起部123があって、内管12の下端には扁 平又はその他の形状の握り柄122があって、指先で握るのに便利である。栓1 3は中心箇所の差し込み部分132が、周囲の外輪部131より厚い固体で、そ の外輪部131は外管11の先端口に固定され、中心の差し込み部分132は、 内管12の中に緊密に差し込むことが出来て内管12を密封する。
【0012】 上述した以上の構造設計で以て、液体90を充填した内管12を、すっぽり外 管11内に嵌め込み、栓13の差し込み部分132で以て差し込めば、内管12 先端口が緊密に密封され、栓13の外輪部131は外管11の先端口に固定され 、内管12下端は外管11の外に露出して、内管12の内部に充填した液体90 を流出させたい場合、指で内管12下端を後ろへ向かって引っ張れば、外管11 の中にあ内管12が後方へ向かって移動し、内管12の先端部位はそれと共に、 外管11に固定された栓13と脱離して、内管12の先端の円形突起部123が 外管11内壁の突起部111に衝突する前に、内管12は続けて後ろへ移動する 。この時、下端に近い折れ易い筋目121はまだ外管11の中にあって、それを 折ることが出来ないが、内管12が後ろへ円形突起部123まで移動して、外管 11の内壁の突起部111に衝突した時、内管12はそこで局限されてもはや後 ろへ移動出来なくなると、折れ易い筋目121が具合よく外管11の外に露出し て、内管12が折れ易い状態になる。そこで内管12を折ると、大気の圧力、毛 細管現象及び重力作用が働いて、内管12内の液体90が管の先端へ流動し、外 管11の上にある穴112から流出する。
【0013】 本実施例1において、栓13に位置する外輪部131と差し込み部分132間 の栓体に、外管11の管壁上にある穴112に合わせて、栓13を貫く数個の穴 133を設けることにより、管内液体90が流出する時、流速が適当で且つ平均 ならしめる。この他、栓13の外輪部131と差し込み部分132間に設けた穴 133を利用して、外管11の先端近くの穴112に取って代わって液体90を 流出させる役割を果たすことも出来る。
【0014】 本実施例1において、栓13は更にもう一つの設計がある。それは栓13の差 し込み部分132の中央を貫く穴で以て、前述の栓13を貫く穴133に取って 代わることである。且つ該貫通孔は内管12を密封する栓13として設計され、 差し込み部分13が周囲の圧力を受けた時、貫通孔の口がひとりでに閉じる。そ して内管12の先端部位が栓13の差し込み部分132から脱離した後、差し込 み部分132はもはや圧力を受けず、然して貫通孔の口が自動的に開く。
【0015】 本実施例1において、内管12の中に充填された液体90の先端は、一小区切 り目の無毒液体シリコーン油91を充填出来るようになって、以て栓13の気密 性と潤滑性を高め、且つ内管12の管内に充填された液体90の揮発性が低い場 合、栓13を使わなくともシリコーン油91で以て液体90を密封する目的に達 することが出来る。この他、本実施例1は図2と図3が示すように、液体90の 性質により、外管11の液体流出口に適当な被覆体14(たとえばスポンジ、刷 毛など)で被覆する。管内に充填した液体90が直接飲用又は使用の場合は、被 覆体14を用いなくてもよい。
【0016】 図4は本考案の密閉式容器の第2実施例である。その構造は主として管体21 、栓22及び押栓23を含む。管体21は中空の管体で、管体21の先端近くに 圧力を受けると中へ凹む箇所があり、それと相対した管内の箇所が突起する突起 部211、管体21の下端近くに穴213が設けてある。穴213の先端内壁に 突起部212がある。
【0017】 栓22は固形体でその大小は丁度良く管体21の内壁の突起した突起部211 に嵌まるようになって、緊密に管体21の先端を密封する。 押栓23はその大小は丁度良く管体21下端口まで嵌め込まれるようになって 、管体21の下端を密封する。押栓23の内部に押栓23の側面から押栓23先 端までの孔道231が設けてある。
【0018】 上述の構造設計を以て栓22が管体21の先端内壁の突起部211まで差し込 まれると、液体90を充填した管体21の先端を緊密に密閉する。押栓23は管 体21の下端に位置し、その下端が管体21の外に露出される。この時、押栓2 3の側面に位置した孔道231の開いた口が、管体21の内管壁に密閉され、管 壁下端の穴213とはまだ相通じず、管内の液体90を流出させたければ、押栓 23を管体21の先端へ押して行くと、液体90の流動によって生じた流体圧力 でもって栓22が押し開かれ、押栓23は継続的に前進して、その先端が管体2 1の下端内壁の突起部212に触れると、そこで阻まれて前進が止まる。すると 、この時、押栓23の側面に位置した穴口231が、管体21下端の穴213と 具合よく通じて、大気の圧力、毛細管現象及び重力作用の働きで、管内の液体9 0が流動して管体21の先端から流出する。
【0019】 本実施例2において、液体90の性質に従って管体21の流出口に、適当な被 覆体で被覆し、管内に充填した液体90が直接飲用又は使用に供する場合、被覆 体を使う必要がない。管内に充填した液体90の先端に一小区切り目の無毒性液 体シリコーン油91を充填することによって栓22の気密性と潤滑性を高め、且 つ管内に充填した液体90の揮発性が低い場合、同じく栓22を余所へ移して使 わなくとも良く、シリコーン油91で以て液体90を密封する目的を同様に達す ることが出来る。
【0020】 本実施例2において、管体21の下端近くに位置する突起部212は設けなく とも構わない。そして押栓23の側面に位置する孔道231を、設計して押栓2 3にすれば、管体21の先端へ向かって推進させて管体21内に完全に入ってし まうと、孔道231の口と管体21下端の穴213が丁度良く相通ずることにな る。
【0021】 図5は本考案の密閉式容器の第3実施例で、その主要構造は管体31、栓 32及び引っ張り棒33が含まれる。 管体31は下端密閉の中空管体で、管体31の下端近くに折れ易い筋目311 が設けてあり、同時に下端に扁平又はその他の形状の柄を設けて指で挟んで持ち 上げることが出来る。
【0022】 栓32は固形体で管体31の先端口にぴったり嵌まり、管体31に差し込んで 密封させる。 引っ張り棒33は栓32と連結する。 以上、上述した構造設計で以て、栓32は管体31の先端口を完全密封し、栓 32と連結した引っ張り棒33は管の外に露出する。管体31内部の液体90を 流出させたい場合、引っ張り棒33を外へ向かった引っ張る(または引っ張り棒 33を包装に接続して、手で管体31の下端を持って後ろへ向かって引っ張るこ とも出来る)。そうすると、管体31の口に位置する栓32を引っ張り出すこと が出来、次いで折れ易い筋目311を折ると、大気の圧力、毛細管現象及び重力 作用の働きで、管内の液体90が管体31の先端部位に流動して管体31の先端 口からひとりでに流出する。
【0023】 第3実施例において、管体31の下端に粘着テープ34で密封出来る穴312 を設けることによって、折れ易い筋目311に取って代わることが出来る。管体 31の先端口が栓32で密閉されない場合、粘着テープ34を破れば、穴312 が露出して同様に管内の液体90を流動させる目的が達せられる。あるいは二者 を同時に設けて使用者の好みで、折れ易い筋目311を折るなり、又は粘着テー プ34を破るなり任せる。何れにしても大気が管体31に進入する目的が達せら れる。本実施例において、管内の液体90の性質により管体31の液体流出端を 、適当の被覆体でもって被覆し、管内に充填した液体90が直接飲用又は使用に 供するのであれば被覆体の必要がない。
【0024】 第3実施例において、管体31の内部に充填した液体90の先端に一小区切り 目の無毒性液体シリコーン油91を充填し、以て栓32の気密性と潤滑性を高め 、且つ管内に充填した液体90の揮発性が低い場合、栓32と引っ張り棒33を 除けて使わなくとも良く、シリコーン油91で以て液体90を密封する目的を同 様に果たすことが出来る。
【0025】 第3実施例において、栓31及び引っ張り棒33は螺旋式の栓で代替えするこ とが出来、その場合は栓を回して開ければ同様の機能が果てせる。 前述の本考案の密閉式容器の各実施例中、管体の形状、材質と寸法及び穴の数 量とその大小は充填する液体90の実際需要に従って変更する。 以上、上述によって知るように、本考案の密閉式容器は従来の液体容器を改善 して携帯、使用、衛生及び保存など各方面の欠点を補い、体積が小さくて携帯に 便利であるばかりでなく、且つ必要に応じて液体の種類とその用量を適宜に配合 させることが出来、しかも管状容器内に密封した液体を大気の圧力原理を巧みに 利用して、使用者が簡便且つ迅速に管内の液体を取り出すことが出来る至極重宝 な発明品である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の立体分解図である。
【図3】本考案の第1実施例の立体図である。
【図4】本考案の第2実施例の断面図である。
【図5】本考案の第3実施例の断面図である。
【符号の説明】
11 外管 12 内管 13 栓 14 被覆体 21 管体 22 栓 23 押栓 31 管体 32 栓 33 引っ張り棒 34 粘着テープ 90 液体 91 シリコーン油 111 突起部 112 穴 121 折れ易い筋目 122 握り柄 123 円形突起部 131 外輪部 132 差し込み部分 133 穴 134 貫通孔 211 突起部 212 突起部 213 穴 231 孔道 311 折れ易い筋目 312 穴

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の外管と内管及び栓を主要構造とし
    て、その内、外管は中空の管体で、その外管先端近くに
    穴が設けてあり、その穴の下端の管壁に圧力を受けると
    内側へ引っ込んで、それと相対する管体の内壁の箇所に
    突起した突起部があり、内管は下端密閉の中空管体で管
    径は外管より小さくすっぽりと外管の中へ嵌って自由に
    移動出来、先端に管自身よりやや大きい目の円形突出部
    があると共に、下端近くに折れ易い筋目が設けて有り、
    下端の先は柄になって手で持つことが出来、栓は中心の
    差し込み部分が外周の外輪部より厚い固形体で出来、該
    栓の外輪部は外管先端口に固定され、中心の差し込み部
    分は内管にぴったりと差し込むことが出来て内管を密封
    する役目を果たす、以上の構造で液体を充填した内管を
    外管内に入れて栓を差し込み、以て内管先端口を密閉
    し、栓の外輪部は外管先端口に固定され、内管の下端は
    外管の外側に露出して、内管内部の液体を流出させたい
    場合、手で内管の下端部位を後ろに向かって引っ張れ
    ば、外管内部に有る内管が後ろに向かって移動して、内
    管の先端部位が固定された外管の栓と脱離し、内管の先
    端部位が外管の内壁の突起部に触れる以前、内管は後方
    へ続けて移動し、その間、下端近くの折れ易い筋目はや
    はり外管内に位置して折れることが出来ないが、一旦、
    内管が後方向かって続けて移動して、その円形突起部が
    外管内壁の突起部に突き当たった時、内管は局限されて
    そこで止まると、折れ易い筋目が外管の外へ具合よく露
    出されて、内管の先を容易に折ることが出来、内管の先
    を折ると同時に大気の圧力と毛細管現象及び重力作用で
    管内の液体がひとりでに流動し、外管上の穴から流出す
    ることを特徴とする密閉式容器。
  2. 【請求項2】 外管先端近くに設けた穴は、同様に栓に
    も設けることが出来、その穴は栓の外輪部と差し込み部
    分の栓自体の上に設け、穴の大小と数量に制限がないこ
    とを特徴とする請求項1記載の密閉式容器。
  3. 【請求項3】 栓外輪部と中心の差し込み部分間の栓自
    体を貫通する数個の穴を設け、以て外管管壁上の穴に合
    わせて管内液体の流出を順調且つ平均たらしめることを
    特徴とする請求項1記載の密閉式容器。
  4. 【請求項4】 内管の液体を充填する先端に、無毒性の
    シリコーン油を充填する小区切り目を設けて、栓の気密
    性と潤滑性を増加せしめ、且つ管内に装填された液体の
    揮発性が低い場合、栓を用いなくともシリコーン油で以
    て液体を密封する役目が果たせることを特徴とする請求
    項1記載の密閉式容器。
  5. 【請求項5】 管内の液体性質により、外管の液体を流
    出させる先端口に適当の被覆体で以て被覆することが出
    来ることを特徴とする請求項1記載の密閉式容器。
  6. 【請求項6】 内管及び外管の形状、材質及び寸法、穴
    の数量とその大小は、充填する液体の実際の需要に従っ
    て改変することが出来ることを特徴とする請求項1記載
    の密閉式容器。
  7. 【請求項7】 一種の密閉式簡易管状容器で、管体と栓
    と押栓の構造から成り、管体は中空で、管体の先端近く
    に圧力を受けると内側へ引っ込むと同時、それと相対の
    管内の箇所が突起する突起部があって、管体下端に穴を
    設け、穴の先端の内壁箇所に一突起部が設けてあり、栓
    は固形体でその大小は丁度管体内壁の突起した突起部に
    嵌まるようになって、管体先端口を緊密に密閉する役目
    を果たし、押栓はその大小も丁度管体下端の口に嵌まる
    ようになって、管体の下端を密閉する役目を果たし、押
    栓内部に押栓側面から押栓先端に至るまでの孔道が設け
    てあり、以上の構造設計でもって、栓を管体先端の突起
    部まで差し込んで液体を装填した管体の先端を緊密に密
    閉し、押栓は管体の下端に位置してその下端の先が管体
    外に露出しているから、この時、押栓側面の孔道口が管
    体の内管壁に密閉され、管壁下端の穴と互いに繋がって
    いないため、管内の液体を流出させたい場合、押栓を管
    体の先端へ向かって押せば、液体流動によって発生した
    流体圧力が栓を押し開いて、押栓の先端が管体下端の内
    壁箇所の突起部に突き当たるまで移動し、それ以上前進
    出来なくなった時、押栓側面に位置する孔道口と管体下
    端の穴が連結して、大気圧力、毛細管現象及び重力作用
    で、管内液体が自然に流動して管体先端から流出するこ
    とを特徴とする密閉式容器。
  8. 【請求項8】 管体近くの下端に位置する突起部は設け
    なくともよく、押栓側面に位置する孔道は、押栓が管体
    先端へ向かって移動して完全に管体内へ完全に入った
    時、孔道の口と管体下端の穴がぴったりと合うように設
    計されることを特徴とする請求項7記載の密閉式容器。
  9. 【請求項9】 管内の液体性質により、管体の液体流出
    する先端を適当な被覆体で以て被覆することが出来るこ
    とを特徴とする請求項7記載の密閉式容器。
  10. 【請求項10】 管内に充填した液体の先端に一小区切
    り目の無毒性液体シリコーン油を充填することが出来、
    以て栓の密性と潤滑性を高め、且つ管内に充填された液
    体の揮発性が低い場合、栓をしなくともシリコーン油で
    以て液体を密閉する役目が果たせることを特徴とする請
    求項7記載の密閉式容器。
  11. 【請求項11】 管体の形状、材質と寸法、穴の数量と
    その大小は、充填する液体の実際需要によって改変する
    ことが出来ることを特徴とする請求項7記載の密閉式容
    器。
  12. 【請求項12】 一種の密閉式簡易管状容器でその構造
    は、管体、栓、及び引っ張り棒から成り、管体は下端密
    閉の中空管体で、管体の下端近くに折れ易い筋目を付
    け、下端の先は握り柄になって手で持つことが出来、栓
    は固形体で管体先端の開いた口に差し込んで管体を緊密
    に密閉することが出来、引っ張り棒は栓と連接する以上
    の構造設計で以て栓が管体先端口を密封し、管外に露出
    した引っ張り棒と連接し、管体内部の液体を流出させた
    い時、引っ張り棒を外へ向かって引っ張ると、管体の開
    き口に位置した栓を引っ張り出すことが出来、それに続
    いて折れ易い筋目を折れば、大気の圧力、毛細管現象及
    び重力作用で、管内の液体が自ら管体先端向かって流動
    し、管体先端口を伝って流出することを特徴とする密閉
    式容器。
  13. 【請求項13】 管体の下端近くに折れ易い筋目の代わ
    りに粘着テープで密閉する穴を設け、管体の先端口が栓
    で密封されない時、粘着テープを剥がして穴を露出させ
    れば、同様に管内の液体を流動させる役割が果たせるこ
    とを特徴とする請求項12記載の密閉式容器。
  14. 【請求項14】 管体の下端に折れ易い筋目を設ける
    外、粘着テープで密閉する穴を増加させ、管体の先端近
    くの穴が栓で密閉されない時、粘着テープを剥がすだけ
    で穴を露出させて同様に管内の液体を流動させる目的に
    達することが出来、使用者は好みに従って折れ易い筋目
    を折るなり、粘着テープを剥がすなり、何れかを選択す
    ることが出来ることを特徴とする請求項12記載の密閉
    式容器。
  15. 【請求項15】 管内の液体性質に従って、管体の液体
    の流出口に適当な被覆体で以て被覆することが出来るこ
    とを特徴とする請求項12記載の密閉式容器。
  16. 【請求項16】 管体内部に充填された先端に、無毒性
    液体シリコーンを充填した小区切り目を設けて、栓の気
    密性と潤滑性を高め、且つ管内に充填された液体の揮発
    性が低い場合、栓を使わずにシリコーン油で以て液体を
    密閉する役目を果たすことを特徴とする請求項12記載
    の密閉式容器。
  17. 【請求項17】 栓及び引っ張り棒は螺旋状の栓に取替
    えることが出来、使用の際、栓を回せば同様の機能が果
    てせることを特徴とする請求項12記載の密閉式容器。
  18. 【請求項18】 管体の形状、材質及び寸法は中へ充填
    する液体の実際需要に合わせて改変することが出来るこ
    とを特徴とする請求項12記載の密閉式容器。
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