JP3041967U - 炎検知システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、石油ファンヒーター等の炎検
知システムに関するものである。 【構 成】 炎検知センサー（１）として、発電素子
（例えばＦｅＳｉ_２）を用いるそして、炎検知センサー
（１）をバーナー（２）の上部（炎が発生する部分）に
一定距離をおいて設ける。そして、炎検知センサー
（１）からの出力を、炎の有無を判定する判定回路
（３）に入力させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、石油ファンヒーター等の炎検知システムに関するものである

【０００２】

【従来の技術】

従来、石油ファンヒーター等の炎の検知は、炎の上下間いわゆるバーナーと炎 の内部との２点間の電気抵抗値で炎の有無検知を行っていました。 しかし、センサー部や、バーナー部表面に酸化シリコン等の絶縁物が燃焼によっ て付着した場合には、２点間の電気抵抗値が増大し感度が低下し正常な燃焼中に もかかわらず炎を無し、と判定し、燃焼をストップさせるような誤動作をおこし たりして不適当であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、その欠点を除いて、炎の有無検知を確実に行い周囲の環境に左右され ることもなく正確に判定できるようにしたシステムを開発しようとするものであ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ）バーナー（２）上部に炎検知センサー（１）を一定距離をおいて固定す る （ロ）炎検知センサー（１）である発電素子は、炎（４）の熱により起電力が 生じる。炎検知センサー（１）から発生した起電力は、判定回路（３）に送られ 判定回路（３）は、起電力値で炎の有無を判定する。

【０００５】

【作用と実施例】

本案は、以上のような構造であるからこれを使用するときは、燃焼と同時にバ ーナー（２）上部に炎（４）が現れ熱により発電素子である炎検知センサー（１ ）に起電力が生じ、この起電力は、判定回路（３）に入力され炎（４）を有りと 判定する。又、燃焼していないときは、もちろん炎（４）も無い状態なのでバー ナー（２）上部にある発電素子である炎検知センサー（１）には、起電力は生じ ず、したがって判定回路（３）には何も入力はなく炎を無しと判定する。

【０００６】

【考案の効果】

したがって、燃焼に際し炎の有無を周囲の環境に関係なく確実に正確に判定で き機器の動作を安定に保ち誤動作をなくすことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の側面図

【図３】本考案の上面図

【符号の説明】

１は、炎検知センサー ２は、バーナー ３は、判
定回路 ４は、炎

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）炎検知センサーとして、発電素子
   （例えばＦｅＳｉ_２）を用いる。 （ロ）バーナー上部（炎が発生する部分）に、一定の距
   離をおいて炎検知センサーを設ける。 （ハ）炎検知センサーからの出力を炎の有無を判定する
   判定回路に入力させる。 以上の如く構成された炎検知システム。