JP3041687U - 温室式プランター - Google Patents

温室式プランター

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JP3041687U
JP3041687U JP1997002438U JP243897U JP3041687U JP 3041687 U JP3041687 U JP 3041687U JP 1997002438 U JP1997002438 U JP 1997002438U JP 243897 U JP243897 U JP 243897U JP 3041687 U JP3041687 U JP 3041687U
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JP
Japan
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cover member
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greenhouse
movable cover
fixed cover
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JP1997002438U
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English (en)
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義杰 游
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義杰 游
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 土栽培用の温室式プランターの提供。 【解決手段】 底座と、底座上方に嵌合式に組み合わせ
られて底座上方を被覆できるカバーとを具え、それらが
いずれも透明アクリル板で形成されており、該カバーは
固定カバー部材と可動カバー部材を回転自在に連結して
なり、底座上で可動カバー部材が開閉自在とされたこと
で、水や肥料をやるのに便利であり、また、空気は流通
させるが、水や虫を進入させない通気孔がカバーの側面
に設けられている。本考案は底座に土を入れて植物を栽
培することができ、それを鑑賞用として利用することも
できる。また農薬を使用せずに食して安全な野菜を栽培
できるほか、透明であり半封閉空間を構成することから
温室効果を形成して植物を促成栽培できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の温室式プランターに関し、特に透明アクリル板で製造されて蓋 を開閉できる箱体とされ、野菜や花の種や苗を、装飾、植物の研究観察及び食用 のために栽培するのに用いられる、温室式プランターに関する。
【0002】
【従来の技術】
都市部ではマンション、アパートに居住する人が多く、緑に親しむ機会がます ます減ってきている。
【0003】 一方、土壌、水質汚染などの環境汚染や残留農薬のために食用とされる野菜が 人体に及ぼす悪影響を耳にするようになった。そのため、最近では有機農法が注 目されているが、有機農法で栽培された野菜は高価格であるため、一般消費者に 受け入れられにくい。
【0004】 もし、家庭で野菜や果物を栽培することができれば、安全であるが、水栽培で は養分が不足し味のよいものはできない。そのため土栽培方式で衛生的に簡単に 野菜や果物を栽培でき、採光や通風などについても配慮してある装置が求められ る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、体積が居住の家庭環境形態に合わせて適当に設計され、使用者が異 なる空間の状況の下で、直接の土地面積を必要とせず植物を土栽培できる、一種 の温室式プランターを提供することを課題としている。
【0006】 本考案は次に、上記温室式プランターを、風よけ、防虫の作用を有するほか、 透明で温室効果を有する箱体であって、促成栽培効果を提供することのできるも のとすることを課題としている。
【0007】 本考案はさらに、上記温室式プランターにより、家庭環境の装飾効果を提供し 、また上記温室式プランターを使用者の好み、用途に応じて野菜や花、或いは苗 の栽培に使用できるものとすること課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、固定カバー部材、可動カバー部材及び底座を具えた温室式 プランターであり、その中、固定カバー部材の底端の周囲に嵌合縁が設けられ、 二つの側面に複数の通気孔が設けられ、該二つの側面の角部にそれぞれ一つの穿 孔と突起孔が設けられ、可動カバー部材の底縁にも嵌合縁が設けられ、可動カバ ー部材の短側の底縁に一体に凸縁が設けられ、該可動カバー部材の二つの長側及 び凸縁を具えた短側にそれぞれ均一に複数の通気孔が設けられ、該二つの長側の 角部にそれぞれ一つの穿孔が設けられ、該底座が長方形の上面が開放された箱体 とされ、底座の底面に複数の排水孔が設けられ、底座上端の周囲に突出する嵌縁 が設けられ、嵌縁の固定カバー部材の突起孔に対応する位置に一体に突起が設け られ、上記可動カバー部材が固定カバー部材の外部を覆い、両者の穿孔が対向さ せられて軸ピンで回転自在に結合させられ、可動カバー部材と固定カバー部材の 両者がそれぞれの嵌合縁の底座の嵌縁との嵌合を持って底座上に結合させられ、 底座の二側の突起と固定カバー部材の突起孔が結合させられてなる、温室式プラ ンターとしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の温室式プランターは、底座と、底座上方に嵌合式に組み合わせられて 底座上方を被覆できるカバーとを具え、それらがいずれも透明アクリル板で形成 されており、該カバーは固定カバー部材と可動カバー部材を回転自在に連結して なり、底座上で可動カバー部材が開閉自在とされたことで、水や肥料をやるのに 便利であり、また、空気は流通させるが、水や虫を進入させない通気孔がカバー の側面に設けられている。本考案は底座に土を入れて植物を栽培することができ 、それを鑑賞用として利用することもできる。また農薬を使用せずに食して安全 な野菜を栽培できるほか、透明であり半封閉空間を構成することから温室効果を 形成して植物を促成栽培できる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の分解斜視図である。本考案は固定カバー部材1、可動カバー部 材7及び底座12を具え、その中、固定カバー部材1は側面視で扇形を呈し平面 視で矩形を呈する可動カバー部材体とされ、底端の周囲に嵌合縁3が設けられ、 扇形を呈する側面に複数の通気孔2が設けられ、扇形を呈する二つの側面の角部 にそれぞれ一つの穿孔4と突起孔5とが設けられている。可動カバー部材7は一 つの短側と底面とが開放された形態とされ、もう一つの短側の底縁に一体に凸縁 9が設けられ、該可動カバー部材7の二つの長側及び凸縁9を具えた短側にそれ ぞれ複数の通気孔8が配置され、底縁に嵌合縁10が設けられ、二つの長側の角 部にそれぞれ一つの穿孔11が設けられている。また、底座12は一つの長方形 の上面が開放された箱体とされ、底面に排水用の複数の排水孔14が穿たれ、該 底座12の周囲の上縁に突出する嵌縁13が設けられ、該嵌縁13にあって固定 カバー部材1の突起孔5に対応する位置に、一体に突起15が設けられている。
【0011】 図2は図1の組合せ斜視図である。可動カバー部材7の短側の開放面は固定カ バー部材1の外部を覆い、両者は、穿孔4、11位置で軸ピン6を枢軸として連 結させられる。
【0012】 図3、4はそれぞれ本考案の底座に土を入れた状態とそれに植物を植えた状態 を示している。底座12中には適量の土16を入れ、或いはさらにそれに適当な 肥料を施し、土16の上に種まきをしたり苗を植えたりして植物を栽培できる。
【0013】 図5は本考案の温室栽培表示図である。図に示されるように、固定カバー部材 1と可動カバー部材7を組合せてから、両者の嵌合縁10、3を底座12の嵌縁 13と嵌め合わせ、底座12の二側の突起15を固定カバー部材1の突起孔5に さし込めば、温室式プランターが完成する。その中、固定カバー部材1は底座1 2上に固定され可動カバー部材7は軸ピン6を枢軸として回転自在とされ、使用 者が凸縁9を持って可動カバー部材7を開けることができ(図6参照)、植物の 観察或いは水や肥料をやるのに便利である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以下の特徴と優れた点を有している。 1.固定カバー部材1、可動カバー部材7及び底座12の寸法は必要に応じて 製造時に加減され、ただ三者の寸法が結合可能なものとされればよい。 2.固定カバー部材1、可動カバー部材7及び底座12はいずれも透明アクリ ル板で製造され、使用者による栽培状況の観察に便利であり、室内での鑑賞に利 用することができる。 3.固定カバー部材1、可動カバー部材7及び底座12が透明であるため、室 内の照明或いは室外の日光のいずれでも植物が光合成でき、光線を遮断する構造 を有していない。 4.固定カバー部材1と可動カバー部材7に通気孔が設けられ、この通気孔が 十分に空気を流通させるほか、虫や水を進入させないものとされている。 5.全体が空気を流通させるほか、基本的に半封閉の空間とされ、このため内 部の温度が外部周囲の温度よりやや高くなり、風、水、虫を進入させず、植物の 成長を促進することができる。 6.厳密な空間設計により、植物に農薬を施す必要がなく、ゆえに野菜を安全 に栽培でき、安心して食用とすることができる。 7.盆栽のように鑑賞用として、或いは植物を栽培して観察、研究に用いるこ ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】図1の組合せ斜視図である。
【図3】図2の底座に土を入れた状態表示図である。
【図4】図3の底座に植物を栽培した状態表示図であ
る。
【図5】本考案の温室栽培表示図である。
【図6】本考案の可動カバー部材の開放状態表示図であ
る。
【符号の説明】
1 固定カバー部材 2 通気孔 3 嵌合縁 4 穿孔 5 突起孔 6 軸ピン 7 可動カバー部材 8 通気孔 9 凸縁 10 嵌合縁 11 穿孔 12 底座 13 嵌縁 14 排水孔 15 突起 16 土

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定カバー部材、可動カバー部材及び底
    座を具えた温室式プランターであり、その中、固定カバ
    ー部材の底端の周囲に嵌合縁が設けられ、二つの側面に
    複数の通気孔が設けられ、該二つの側面の角部にそれぞ
    れ一つの穿孔と突起孔が設けられ、可動カバー部材の底
    縁にも嵌合縁が設けられ、可動カバー部材の短側の底縁
    に一体に凸縁が設けられ、該可動カバー部材の二つの長
    側及び凸縁を具えた短側にそれぞれ均一に複数の通気孔
    が設けられ、該二つの長側の角部にそれぞれ一つの穿孔
    が設けられ、該底座が長方形の上面が開放された箱体と
    され、底座の底面に複数の排水孔が設けられ、底座上端
    の周囲に突出する嵌縁が設けられ、嵌縁の固定カバー部
    材の突起孔に対応する位置に一体に突起が設けられ、上
    記可動カバー部材が固定カバー部材の外部を覆い、両者
    の穿孔が対向させられて軸ピンで回転自在に結合させら
    れ、可動カバー部材と固定カバー部材の両者がそれぞれ
    の嵌合縁の底座の嵌縁との嵌合を持って底座上に結合さ
    せられ、底座の二側の突起と固定カバー部材の突起孔が
    結合させられてなる、温室式プランター。
JP1997002438U 1997-03-21 1997-03-21 温室式プランター Expired - Lifetime JP3041687U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019033717A (ja) * 2017-08-21 2019-03-07 義之 岩城 植栽育成ボックス

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