JP3040948U - 筆記用具 - Google Patents

筆記用具

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JP3040948U
JP3040948U JP1997001095U JP109597U JP3040948U JP 3040948 U JP3040948 U JP 3040948U JP 1997001095 U JP1997001095 U JP 1997001095U JP 109597 U JP109597 U JP 109597U JP 3040948 U JP3040948 U JP 3040948U
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宗呈 施
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宗呈 施
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用時、収納時の利用方法が容易で、かつ、
消しゴム及び呼笛等の利用も可能にした筆記用具を提供
する。 【解決手段】 筆記用具は、筆記具60を収容する収納
本体10と、キャップ体20とからなる。収容本体10
はその上端に突出部11を有し、該突出部11は、外周
上に、対角方向に延びた2個の突起部111を有してお
り、前記キャップ体20はその下端部の受領穴210に
突出部11と突起部111を挿入した後、回転すること
により固定される一対の鈎形状(L字状)の溝凹部21
1、212を有する。筆記具60を、突出体11の中央
から本体へ軸方向に形成された細長い収納穴12に収容
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、筆記用具の構造に関する。
【0001】
【従来の技術】
従来、筆記用具には種々な形態のものが存在する。例えば、図6は従来のボー リングのピンの形状を有する筆記用具の構造の一例を示すものである。
【0002】 この従来例の筆記用具は、図6に従って説明すると、筆記具収容体50はキャ ップ体53と、キャップ体53と螺合することのできるネジ式頸部510を上部 51に有した筆記具収容体50を備えている。さらに、この筆記具収容体50は ネジ頸部510の中央から中心軸に沿って細長い挿入穴52を有し、該挿入穴5 2に収納されるペン等の筆記具60を有している。またキャップ体53には、筆 記具60の先端部を収納する収容穴(図示せず)が設けられている。
【0003】 しかしながら、この構造の筆記用具は筆記具60を使用する際に、キャップ体 53を何度も回してネジ式頸部510から外さなければならず、また、使用後に もキャップ体53を何度も逆方向に回してネジ式頸部510に締め付けなければ ならないものであり、その利用は大変煩わしいものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上の問題点を改善すべくなされたもので、その解決しようとする 課題は従来方式の筆記具の不便さを取り除くとともに、筆記用具の利用性をより 一層高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案に係る筆記用具は、筆記具収容本体と、 収納本体と容易に係合するキャップ体が設けられるとともに、収納本体には筆記 具を収容するために中央軸に沿って収納穴が設けられている。 収納本体は、その上端面に突出部を有しており、突出部の外周には、対角位置 に凸状の2個の突起部が設けられている。
【0006】 上方体と容易に係合する前記キャップ体は、その底部に突出部を挿入するため の受領穴を有している。この受領穴の内壁面には、一対の鈎形状の溝凹部が2個 の第1突起部とそれぞれ対応して係合して固定可能なように設けられている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の1実施例による筆記用具構造を図1から図3に従って説明する。全体 的にボーリングのピンに似た形状を有する本筆記用具の構造は、筆記具60と、 該筆記具60を収納するための収納本体10と、収納本体10と係合するキャッ プ体20とからなる。
【0008】 収納本体10は本体上方部100と本体下方部102を有し、上方部100の 上端面には、一般的には円筒形状である突出部11が設けられており、突出部1 1の外周には対角方向に延びる2個の突起部111が設けられている。
【0009】 キャップ体20には、突出部11を挿入するための受領穴210がその底面に 設けられている。その受領穴210の内壁は、一対の鈎形状(L字状)の溝凹部 211、212を有し、一対の前記突起部111がそれぞれ対応して軸方向に挿 入される。前記鈎形状の溝凹部211、212は、軸方向の溝凹部211の上端 部から周方向の溝凹部212が連通した状態で設けられることにより形成されて いる。さらに、鈎形状の溝凹部211、212は、円筒状内壁21の対角位置に 軸対称に設けられている。一方、突起部111の脱落を防止するため、軸方向の 溝凹部211と連通する周方向の溝凹部212の下面を覆うように棚部215が 設けられている。
【0010】 キャップ体20と収納本体10を固定させるためには、まず、突起部111を 軸方向の溝凹部211にそれぞれ対応するように挿入した後、回転して周方向の 溝凹部212と係合することにより固定される。キャップ体20を収納本体10 から取り外すには、以上の手順を逆に行うことにより可能である。
【0011】 収納本体10には、突出部11の中央から軸方向の細長い収納穴12が設けら れている。また、キャップ体20の受領穴210の上端には延長受領穴213が 設けられており、ペン等の筆記具60がその先端部602を延長受領穴213に 挿入され、又、筆記具本体が収納穴12に収容され保管される。
【0012】 本考案は、以下に解説するように別機能を提供することもできる。収納本体1 0の側面の一部に受領部14を設けて、該受領部14の中央部には、さらに凹状 部を形成する。その凹状部に押圧係合することが可能な形状を有した凸状部を備 え、好ましくは、全体の形状が受領部14に対し反転された立体形状を有する一 般には樹脂性の樹脂プラグ体30が装着される。この樹脂プラグ体30は消しゴ ムであることが望ましい。消しゴム等の樹脂プラグ体30は凹状部と凸状部が押 圧係合することにより、摩擦力により収納本体10に保持される。
【0013】 さらに、本筆記用具の別機能の1例を図面に従って解説する。まず、筆記用具 収納穴12を収納本体10を貫通するように形成する。そして、その下端部には 、以下に解説する音発生器(ホイッスル)40の一部を収納することができるよ うに、その穴径を筆記具60を収納する収納穴上方部よりも相対的に大きく形成 する。この下端部に音発生器40を挿入して係止させることにより、この筆記用 具の下端部に音響発生機能を付加することが可能となる。収納穴12を拡大した 部分には、音色の調整等に必要な空間部121が形成される。前記空間部121 は前記収納穴12と同軸に設けられ、互いに連通状態になっている。一方、本体 の側面には発生した音を外部に出すための開口部13が空間部121と互いに連 通するように設けられている。
【0014】 音発生器40は、蓋体41と、傾斜壁部を有した音発生補助具42と、外部と 空間部121との間に設けられ外部と空間部121とを互いに連通させている音 発生ノズル43とを有する。また蓋体41と音発生補助具42とは一体的に提供 することもできる。この音発生装置は呼笛であることが望ましい。
【0015】 音響を発生させるには、音発生ノズル43から呼気を内部に吹き入れることに より、音発生補助具42と音発生ノズル43との協調作用で音を発生させる。そ して、空間部121で反響させて開口部13から呼気とともに音響が外部に出さ れる。一方、筆記具60は音発生補助具42の上端部によって底部が支持される 。 以上のように、本筆記用具は音響発生器としての機能をも付加することが可能で ある。
【0016】 さらに本考案の別の実施例を図4に従って説明する。この筆記用具の収納本体 10は別体となった上方体101と下方体103とを有し、上方体101の下端 部にはネジ溝を施した凸形状体を、下方体103の上端部には内壁にネジ溝を施 した凹形状体が設けられている。上方体101と下方体103は図4に示すよう に、凸形状体と凹形状体とが螺合することにより固定される。収納穴12は上方 体101を貫通するように設けられており、一方下方体は空間部121と凹形状 体は貫通していない。従って、相対的に短い筆記具61を前記凹形状体の底部に よって支持することにより収納することができる。
【0017】 図5は本考案のさらに別の実施例による筆記用具構造を示すものであり、本実 施例は前記図4の実施例とは逆に、ネジ溝凹形状体は上方体101の下端部に、 ネジ溝凸形状体が下方体103の上端部に設けられている。音発生補助具42は 上方延長部44を有しており、上方延長部44には音発生補助具42の底部を介 して外部へ連通している軸方向の貫通穴441が設けられている。また貫通穴4 41は収納穴12と互いに同軸かつ連通するように設けられていて、収納本体1 0は貫通する形状を有している。従って、相対的に長い筆記具(多段分離式鉛筆 等)62を収納することができる。この場合、先端部の筆記部を取り外して収納 穴の基端側から順次挿入することにより、容易に色の異なる鉛筆又は新しい筆先 を得ることができる。
【0018】 このように、本考案の筆記用具には、筆記具本来の機能以外の付加機能も提供 することができ、従来の筆記用具と比較しても商品としての価値を倍加するもの である。 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、各部の凹凸形状、個数、 寸法、材質等を本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上記述した通り、本考案の筆記用具においては、その形状がファッショナブ ルであることに加えて、色や用途、機能等の異なる2種類の筆記具を収容するこ とができる。その利用方法も従来方式と同様な筆記用具と比較しても容易なもの となっている。さらに本考案の筆記用具は筆記具としてだけではなく、消しゴム をもファショナブルな形態で利用可能にしている。加えて本考案の筆記用具は呼 笛としての機能及び筆記用具の種類に応じて多段式の筆記具の収納機能をも併せ て有することが可能であることにより、商品としての価値を従前と比較して倍加 するものである。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施例による筆記用具の分解斜視
図である。
【図2】 図1の筆記用具の組立状態を示す斜視図であ
る。
【図3】 図2の組立筆記用具の内部構造を示す正面断
面図である。
【図4】 本考案の別実施例による筆記用具の内部構造
を示す正面断面図である。
【図5】 本考案のさらに別な実施例による筆記用具の
内部構造を示す正面断面図である。
【図6】 従来技術による筆記用具の1例を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
10 収納本体 11 突出部 12 収納穴 13 開口部 14 受領部 20 キャップ体 30 樹脂プラグ体 40 上方延長部 41 蓋体 42 音発生補助具 43 音発生ノズル 21 内壁 60 筆記具 100 上方部 102 下方部 111 突起部 210 受領穴 211 軸方向の溝凹部 212 周方向の溝凹部 213 延長受領穴 602 先端部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記用具の構造であって、筆記具(60)
    を収納するための収納本体(10)と、キャップ体(2
    0)と、該収納本体(10)に収納される筆記具(6
    0)とからなり、 前記収納本体(10)はその上端面に軸方向上側に円筒
    状の突出部(11)を有し、該突出部(11)はその外
    周の対角位置に凸状に設けられた2個の突起部(11
    1)を有しており、前記収納本体(10)には前記突出
    部(11)の中央から軸に沿って設けられた筆記用具収
    納用の細長い収納穴(12)を有し、 前記キャップ体(20)はその底面に前記突出部(1
    1)を軸方向に挿入する受領穴(210)を有してお
    り、該受領穴(210)の内側上部には延長受領穴(2
    13)が設けられており、さらに該受領穴(210)の
    内壁面には、一対の鈎形状の溝凹部(211、212)
    が対角位置に設けられており、該鈎形状の溝凹部(21
    1、212)は軸方向の溝凹部(211)と、受領穴
    (210)の内周に沿って設けられた周方向の溝凹部
    (212)とからなり、該周方向の溝凹部(212)は
    それぞれ前記軸方向の溝凹部(211)と連通状態とな
    るように設けられており、前記一対の鈎形状の溝凹部
    (211、212)は2個の前記突起部(111)とそ
    れぞれ対応して係合した後、回転することによって固定
    することが可能な形状を有し、 前記筆記具(60)はその先端部(602)を前記延長
    受領穴(213)に挿入して、前記収納穴(12)内に
    筆記具(60)を収納している状態で、本筆記用具本体
    に収容可能である構造を有することを特徴とする筆記用
    具。
  2. 【請求項2】前記収納本体(10)は、受領部(14)
    を有し、該受領部(14)に着脱可能に装着された消し
    ゴム等の樹脂プラグ体(30)を有していることを特徴
    とする請求項1記載の筆記用具。
  3. 【請求項3】前記収納本体(10)は、下部に空間部
    (121)を有するとともに、その側壁には該空間部と
    連通した開口部(13)を有し、さらに、前記空間部
    (121)に挿入された音発生補助具(42)を有し、
    該音発生補助具(42)の音発生ノズル(43)を介し
    て空間部(121)へ空気を吹き込むことにより特有な
    音を発生することが可能な構造を有することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の筆記用具。
  4. 【請求項4】前記収納本体(10)は、上方体(10
    1)と下方体(103)とからなり、該上方体(10
    1)と、該下方体(103)に設けた凹状部と凸状部が
    螺合することにより互いに固定可能な構造を有し、 前記下方体(103)は貫通した収納穴を有し、先端部
    を取り外して収納穴の基端側から順次挿入するようにし
    た複数の筆記部を有する多段式の筆記具を収納可能な構
    造を有することを特徴とする請求項1、請求項2又は請
    求項3記載の筆記用具。
JP1997001095U 1997-02-26 1997-02-26 筆記用具 Expired - Lifetime JP3040948U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113415097A (zh) * 2021-07-15 2021-09-21 温州凯文文体用品制造有限公司 一种带有口哨功能的笔帽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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