JP3040865U - 壁紙カッティング、ナイフ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］この考案は、壁面の壁紙を貼継ぎ合わせる場合
のカッティング、ナイフに関する物である。 ［解決手段］カッターナイフの前方、アーム（１）の下
部に滑りを兼ねた、刃先を受ける下敷きこて（６）を逆
Ｔ字型に固定し、その上にローラー（３）をアーム
（１）の両面に設けローラー軸（４）の中央上部にスプ
リング（５）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

この考案は、壁面の壁紙継目貼り、重ね貼り面を切断する場合、 重ね貼り合わせ面の壁紙の切口を下敷こて６、とローラー３、の間に挟み込みグ リップ９、を握って下に引く事により壁紙が切断され、切れた壁紙を、ローラー ３、が押さえながら引張り壁紙のみを切断。 刃物は折刃７、の使用により、刃先を容易に取替える事が出来る。 刃先垂直固定部２、によりアーム１、と下敷こて６、の固定方向と刃物の壁紙切 断方向の並行が保たれ切れ目が一線上にカッティングされ、壁下地貼りにも切断 疵をつけない。

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ この考案は、壁面下地貼りに切断疵をつけずに壁紙の継目重ね貼り面を切断する カッティング用具である。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の壁紙の継目貼り、重貼りの切断は一旦、壁紙を貼り表面より、通常、カッ ターナイフ等で切断されている。

【０００３】 ［考案の解決しょうとする課題］ この考案は、従来壁面に壁紙貼り繋ぎ合わせる場合、重貼りした中心線をカッタ ーナイフ、刃物等で切断、切れ端二枚を取り払い双方の壁紙の切断線を以て突合 わし貼られたが。 現在は、下地壁材がプラスターボード（石灰板）となり壁紙と共に下地壁まで切 断、その為、壁紙のメクレや壁の耐久性に問題があった。 そこで、カッティング後、張合わせ面を剥がし、下地壁の切れ口をテープ等で補 強貼りしたり、又、カッティングする前に、壁紙の継ぎ合わせ重貼りの一端を剥 がし下敷板を入れ貼り合わせ、カッティング後、下敷板を取り外し、再度、切断 面を突き合わせ貼り継いでいる。 そこで本案は、その欠点を除いて壁下地に切断疵をつけず、下地壁の補強処置も 要らず、壁紙のみを切断し、簡単に継目貼りが出来る様にするものである。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 解決手段を図を追って説明すれば、 イ）カッターナイフの前、上部よりアーム１、を付け、 ロ）アーム１、の底部に逆Ｔ字型に下敷こて６、を固定する。 ハ）下敷こて６、の上部、折刃７、の前方のアーム１、の下部を挟み、左右で二 輪の切断壁紙の押さえ送りローラー３、を設ける。 ニ）ローラー軸４、の軸受になるアーム１、にローラー軸４、の中央上部に壁紙 の厚み、押え調整のスプリング５、を設ける。

【０００５】 ［考案実施の形態］ 本案は以上の様な構造であるから、これを使用するときは、 １）継目の壁紙の切断を必要とする箇所に、まず、下敷こて６、が入る程度の挿 入切り口をつけ、下敷こて６、を切り口に添って壁紙の下に挿入、 ２）切断された壁紙の切端を下敷こて６、とローラー３、の間に挟み込み、下敷 こて６、を壁下地面に密着させながら、手前に引けば壁紙が切断され ３）ローラー３、が手前方向え回転し両方の切れ端を挟みながら送る形となり、 スムーズに壁紙だけが一線に切断出来る。

【０００６】 ［考案の効果］ したがって、下地壁面に切断疵もつけず、下敷板を入れて切断する事もなく、又 、下地壁の補強、補修貼りも要らない。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本考案の左側面図

【図 ２】本考案の右側面図

【図 ３】本考案の側面断面図

【図 ４】本考案の平面図

【図 ５】本考案の正面図

【符号の説明】

１は、アーム ２は、刃先垂直固定部 ３は、ローラー ４は、ローラー軸 ５は、スプリング ６は、下敷こて ７は、折刃 ８は、折刃安全カバー ９は、グリップ １０は、折刃移動、固定ネジ締

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】１）アーム１、の底部に刃先を受ける下
   敷こて６、を逆Ｔ字型に固定し、 ２）下敷こて６、の上のアーム１、にローラー３、を設
   けた壁紙カッティングナイフ。