JP3040756U - 手作り写真掲示カレンダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が自分の所望の写真を掲示して楽しめ
る日付カレンダ−を提供する。 【解決手段】 カレンダ−本体１の表面の日付欄の余白
部１ａに、所定寸法の写真３を着脱自在に掲示できる差
込手段２を設けたことを特徴とする手作り写真掲示カレ
ンダ−である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、年末年始に配られる掲示用の日付カレンダ−に関する。

【０００２】

【従来の技術】

日付カレンダ−は、主として年末に宣伝を兼ねて各社各様のものが配付される 。その殆どが印刷物で、利用者はその中から自分の気に入ったものを部屋や事業 所内に掲示している。その意味では全く受身の選択といってよい。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記実情に鑑みて、利用者が部分的に手作りで、その意味で主体的 に関与することを主眼とし、その媒体としてアルバムや整理箱に眠っている写真 （一般に写真は特に意識してアルバムをめくらない限り目に触れない）を利用す ることを着想し、家族や職場の友同士で楽しめる日付カレンダ−を提供しようと するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、本考案は、カレンダ−本体１の表面の日付欄の余白 部１ａに、所定寸法の写真３を着脱自在に掲示できる差込手段２を設けた構成さ れる手作りの写真掲示カレンダ−である。

【０００５】 そして上記差込手段２が、余白部１ａに上下所定幅のガイド差込片２ａ，２ａ を固定して成る手作り写真掲示カレンダ−である。

【０００６】 さらに上記差込手段２が、余白部１ａに粘着面２ｂと透明フィルムカバ−２ｃ とから成るフリ−台紙である手作り写真掲示カレンダ−である。

【０００７】

【実施の形態】 図１及び図２において、１が月めくりのカレンダ−本体（１月）で、その表面 の日付欄の下方の余白部１ａに、キャビネ版の写真３が横方向から差込める上下 幅でのガイド差込片２ａ，２ａ（差込み手段２）が固定されている。 ３が前記ガイド差込片２ａ，２ａに横方向からスライドさせて差込む三枚のキ ャビネ版の写真で、着脱自在であるので随時交換することも可能である。

【０００８】 図２及び図３において、１が月めくりのカレンダ−本体（１月）で、その表面 の日付欄の下方の余白部１ａに、写真３が差込める粘着面２ｂと透明フィルムカ バ−２ｃとから成るフリ−台紙（差込手段２）が装着されている。 ３が前記フリ−台紙（差込手段２）に差込んだ三枚のキャビネ版の写真で、粘 着層を介して着脱自在であるので随時交換することも可能である。

【０００９】 なお、差込手段としては、透明袋体の装着、コ−ナ−差込み片の装着なども考 えられる。

【００１０】

【考案の作用並びに効果】

本考案は以上のようで、カレンダ−本体の表面の日付欄の余白部に、所望の写 真３着脱自在に掲示できる差込手段を設けたから、利用者がその差込手段に、自 分の選んだ家族旅行写真、慰安旅行写真、記念写真などをアルバム等から取り出 して差込み掲示することにより、それら眠っている写真を身近に楽しむことがで き、団欒、親睦の機会を提供する。その月その月の季節にマッチした写真を選ぶ ことなども趣を添えることになろう。 写真は、着脱自在であるので、随時交換して楽しむことができる。 部分的ではあるが、手作りにより主体的にカレンダ−に関与するもので、カレ ンダ−への親しみをより増大させる効果も伴う。 比較的安価に製作できることも大きな利点である。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態の斜視図

【図２】同上正面図

【図３】別の実施形態の斜視図

【図４】同上正面図

【符号の説明】

１ カレンダ−本体 １ａ 余白部 ２ 差込手段 ２ａ ガイド差込片 ２ｂ 粘着面 ２ｃ 透明フィルムカバ− ３ 写真

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カレンダ−本体（１）の表面の日付欄の
   余白部（１ａ）に、所定寸法の写真（３）を着脱自在に
   掲示できる差込手段（２）を設けたことを特徴とする手
   作り写真掲示カレンダ−。
2. 【請求項２】 差込手段（２）が、余白部（１ａ）に上
   下所定幅のガイド差込片（２ａ），（２ａ）を固定して
   成る請求項１記載の手作り写真掲示カレンダ−。
3. 【請求項３】 差込手段（２）が、余白部（１ａ）に粘
   着面（２ｂ）と透明フィルムカバ−（２ｃ）とから成る
   フリ−台紙である請求項１記載の手作り写真掲示カレン
   ダ−。