JP3038951U - 陳列バスケット棚 - Google Patents

陳列バスケット棚

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JP3038951U
JP3038951U JP1996013574U JP1357496U JP3038951U JP 3038951 U JP3038951 U JP 3038951U JP 1996013574 U JP1996013574 U JP 1996013574U JP 1357496 U JP1357496 U JP 1357496U JP 3038951 U JP3038951 U JP 3038951U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インスタント麺等が入った大きさや形状の異
なる容器を多種類、陳列できる陳列バスケット棚を提供
することを課題とする。 【解決手段】什器基台(1)にフック(2)でパイプ
(3)を掛け、水平固定式の大皿型バスケット(5
C)、水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)、水
平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)、傾斜ス
ライド式大皿型バスケット(5F)のいずれか一種以上
のバスケットを備え、そのバスケットにアダプタ−型ラ
ック(7A)(7B)(7C)の一種以上を着脱自在に
取付けたものである。アダプタ−型ラック(7A)等
は、比較的小さな商品を載置するもので、前記バスケッ
ト(5C)等に着脱自在に架設される箱枠状のものであ
り、二段重ねができる構成や、隣接する商品を段違いに
して詰めて並べる構成のものである。アダプタ−型ラッ
ク(7A)等を大皿型バスケット(5C)等に組合せ
て、整然と陳列ができ、かつ陳列の多様化ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、金属製の陳列バスケット棚に関する。 特に種々の形状や大きさのインスタント麺の商品を展示するのに適する陳列バス ケット棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケット等に設置されている陳列棚には種々の形態があるが、 種々の課題があったために本件考案者は、先に登録実用新案第3024365号 を開発し、現在実施している。
【0003】 登録実用新案第3024365号は、どんぶり型容器入即席麺等の容器の上面 を、顧客の可視方向に向けて陳列でき、陳列展示に効果的な考案である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、登録実用新案第3024365号を基本として更に種々の商品容器 を陳列できるような陳列バスケット棚を課題とするものである。 特に本考案では、大きさや形状の異なるインスタント麺を多種類陳列することを 課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、什器基台(1)と、フック(2)、パイプ(3)と、水平固定式の 大皿型バスケット(5C)、水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)、水平 スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)、傾斜スライド式大皿型バスケット (5F)のいずれか一種以上のバスケットを備え、該バスケットにアダプタ−型 ラック(7A)(7B)(7C)を着脱自在に取り付けたことを特徴とする陳列 バスケット棚である。
【0006】 部品の構成は次の通りである。 .什器基台(1)は、基台(10)の左右両端に一対のフック柱(11)を立設し 、フック柱(11)には複数のフック孔(12)を穿設したもの。 .フック(2)は、前記フック柱(11)のフック孔(12)に左右一対として係 止するもの。 .パイプ(3)は、前記フック(2)にフック柱(11)間の幅員に応じて長 さ調整自在に連結されるもの。 水平固定式の大皿型バスケット(5C)は、前記パイプ(3)に略水平に固定 され、周囲に枠を備えた一段を形成するもの。 水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)は、前記パイプ(3)に略水平に 固定され、周囲に枠を備えた一段を形成するもので、正面視でV溝を形成するよ うにガイドバ−(505)を列設したもの。 水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)は、周囲に枠を備えて一段を 形成するもので、枠内に正面視で複数のV溝を形成するようにガイドバ−(505) を列設し、該大皿型バスケット全体が前記パイプ(3)に略水平に取付けられた スライドレール(4)にスライド自在に載置されたもの。 傾斜スライド式大皿型バスケット(5F)は、周囲に枠を備えて一段を形成す るもので、該大皿型バスケット全体が前記パイプ(3)に前方が高い傾斜で取付 けられたスライドレール(4)にスライド自在に載置されたもの。 アダプタ−型ラック(7A)(7B)(7C)は、小さな幅の商品を載置する もので、前記バスケット(5C)(5D)(5E)(5F)の上枠に着脱自在に 架設される箱枠状のもの。
【0007】 水平固定式の大皿型バスケット(5C)、水平固定式の大皿型V溝バスケット (5D)、水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)、傾斜スライド式大 皿型バスケット(5F)の各バスケットの形状において、前記フック柱(11)に 対向するバスケット後方両端部は、切り欠いた形状とすることができる。 水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)および水平スライド式の大皿型V 溝バスケット(5E)の枠内に正面視で複数のV溝を形成するように列設される ガイドバ−(505)は、細長い長方形の枠体にすることができる。 長方形の枠体にすることにより、製作が容易であり、量産に適するものになる。 水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)のバスケットの底には進退方 向の両端を少し上方に湾曲形成したストッパ−ロッド(511a)を設けることがで きる。 ストッパ−ロッド(511a)を設けることで一定位置まで前後スライドするととも に一定位置で静かにストップする。 これにより、スライドやストップの際にガタつきを少なくし、アダプタ−型ラ ックに載った商品を崩すことなくスム−ズに停止させることができる。 乾麺が入った小型カップ容器商品のような小型軽量商品は、生麺タイプ商品の 陳列空間を使用して2段に重ねて陳列することができるので、バスケット(5E )やアダプタ−型ラック(7A)等に商品を2段に重ねて陳列するときにバスケ ットをスライドさせたり停止した場合に、商品へのショックを与えずに、転倒を 防止するのである。 因に、ストッパ−ロッドは、バスケットの型により、他の形状にも設計できる 。傾斜スライド式大皿型バスケット(5F)は、どんぶり型容器の商品を斜めに 陳列するので、比較的停止ショクに強い並べ方であり、バスケットの底には他の 形状として、先端側に略半円形のフック部を設けて、スライドレ−ル前端部を乗 り越えてホ−ルドするものを採用できる。
【0008】 前記アダプタ−型ラック(7A)は、小さな商品を重ねて陳列する箱枠状のも ので、数個隣接して使用する場合が多いものであるので、枠の上方両側に水平支 持枠(700) を延設しかつその支持枠を固定する立枠(701)を平面視で片方を下げ たかたちに取付けることができる。 立枠(701)を平面視で片方を下げたかたちにしているので、アダプタ−型ラッ ク(7A)を並設した場合その立枠(701)の太さが重なることがなく、緻密に無 駄なく並置できる。 また前記アダプタ−型ラック(7B)(7C)は、小さな商品を下方に空間を もって載せて陳列する箱枠状で、数個間隔をおいて使用するもので、前記バスケ ットに載置した商品と接触しない段違いに並べるように箱枠の幅を設定すること ができる。 商品の中心が段違いで交互になるので外周が接触しないで詰めて並べることが できる。
【0009】 前記バスケット(5C)(5D)(5E)(5F)には、任意の数のサポータ ー(8)が取付けることができる。 サポーター(8)は、前記バスケットの底に設けられた平行な長棒を着脱自在 に挟着するための、内側を開口した略横U字状の両端部を有しかつ中途から前方 に屈折した押え枠を設けている。 サポーター(8)は、各バスケット(5C)(5D)(5E)(5F)に載置し た商品の背後を支持し、商品を適度な傾斜をもって陳列できる。
【0010】 本考案の陳列バスケット棚には、登録実用新案第3024365号で開示してい る一列ごとの傾斜スライド式バスケット(5)を取付けても良い。 一列ごとの傾斜スライド式バスケット(5)は、インスタント麺容器等の商品 を該容器上面が前方となるように複数個縦列に載せる一列ごとに個別に作成され たバスケット部(5A)と、該バスケット部(5A)がスライド自在に載置され るスライドレール(4)とからなる。
【0011】 什器基台(1)は、店舗に既に設置されたものをそのまま利用してもよい。 本考案の陳列バスケット棚は、前記バスケット(5C)(5D)等を、縦に5段 などの配列で設け、さらにアダプタ−型ラック(7A)等がセットされ、商品の 陳列に応じた組み合わせをすることができる。 商品を載せる各段は、適宜所定の間隔をおいて設けることができる。 バスケット(5C)等の前面には、POPケース(6)を取付けることができる 。
【0012】
【考案の実施の形態】 ここで、本考案に係る陳列バスケット棚の一実施形態を図面に基づいて説明す る。 本考案の陳列バスケット棚は、各部品をシステマティックに組み合わせることが でき、前面にPOPケース(6)を付設して使用することができる。 特に、本考案の陳列バスケット棚は、乾麺(ドライ)タイプや生麺タイプでも、 又カップ型容器やどんぶり風容器などの商品の容器形状や、袋麺に至るまで商品 の大小硬軟にも広く対応でき、多種類の商品の陳列ができる。 商品の上面を前方にしたり、側面を前方にして視覚しやすい形態でディスプレイ できる。 バスケット(5C)等の段数は任意にでき、アダプタ−型ラック(7A)等の 設置や数などの変更は自在にでき、種々の陳列形態が予想できる。
【0013】 次に本考案の一実施形態について構成部品ごとに説明する。 構成部品は、クロームメッキした金属棒、いわゆるワイヤー(3mm〜6mmの 細い針金)を主材料として作成している。 ワイヤ−は、電解研磨を施したステンレスワイヤ−なども適する。 実施形態では、ワイヤ−を屈折溶接して作成したものを示すが、メッシュ金属板 多孔金属板などでも代用できる。
【0014】 什器基台(1)は、新たに製作するほかに、店舗に既設の什器をそのまま利用 してもよい。什器基台(1)は、基台(10)の左右側に一定幅のフック柱(11) を立設したものでフック柱(11)には複数のフック孔(12)を縦列に穿設したも のである。 従前のスーパーマーケットやコンビニエンスストアに設置されている什器基台 (1)は、ほとんどがそのまま利用できる。
【0015】 フック(2)は、前記フック柱(11)のフック孔(12)に係止するもので左右 一対を一組として取付けられる。 フック(2)は、右袖用、左袖用の対称な形状の二種が必要である。
【0016】 パイプ(3)は、什器基台(1)のフック柱(11)間の幅員に応じて長さ調整 自在に連結されるるもので、前記フック柱(11)に係止する左右一対のフック( 2)へ接続し、左右端部を開口した角形金属パイプである。
【0017】 スライド式バスケット(5)は、インスタント麺容器等の商品(G)を該容器 上面が前方となるように複数個収納し陳列するバスケット部(5A)と、該バス ケット部(5A)がスライド自在に載置されるスライドレール(4)とからなり 、該スライドレール(4)は前記パイプ(3)に取付けられている。 スライドレール(4)は、前記パイプ(3)に水平に或は略15度の上向きの 傾斜角度で取付けられる。 スライドレール(4)は、前記パイプ(3)に着脱自在に或は左右スライド自 在に或は上下スライド自在に或は溶接によって一体的に取付けられて、バスケッ ト(5A)(5E)(5F)等を前後スライド自在に載置する。 スライドレール(4)は、左右長棒と前棒からなり後端部に前記パイプ(3) に固着する手段を有する平面視で略長方形の枠である。
【0018】 水平固定式の大皿型バスケット(5C)等は商品を載せるものであるので、基 本的にはずり落ちない外周に枠があるものであれば、その形状や構成は、いかな るものでも差し支えない。 本考案では、水平姿勢に取付けられるスライドしないタイプの水平固定式の大皿 型V溝バスケット(5D)、水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)、 傾斜スライド式大皿型バスケット(5F)の各バスケットを開発し、適宜選択し て採用できるようにしている。
【0019】 水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)と傾斜スライド式大皿型バス ケット(5F)は、底枠に左右端を横U字状の屈曲部としたスライド脚部を間隔 をおいて設け、更に前記両スライド脚部の中間に架橋してバスケット(5E)( 5F)の底には進退方向の両端を少し上方に湾曲形成したストッパ−ロッド(51 1a)を設けている。 前記スライドレール(4)にバスケット(5E)等を載置してスライドレール (4)の左右長棒に前記スライド脚部の横U字状の屈曲部を嵌合してスライド自 在に取付け、バスケット(5E)を前方に引き出したときにストッパ−ロッド( 511a)の先端湾曲部がスライドレール(4)の前棒に乗りあげて引っ掛かかるよ うに構成したものである。
【0020】 スライド式バスケット(5E)等の動きはスムーズであり、例えば空になったバ スケットに商品を補充する場合、バスケット(5E)を引き出して行なえば商品 (G)の補充作業は容易である。 スライド式バスケット(5E)等は、ストッパ−ロッド(511a)があるために一 定位置まで前後スライドしかつ一定位置で静かに止まる。 ストッパ−ロッド(511a)を先端を湾曲したものとした構成は、前述のように 本考案はアダプタ−型ラック(7A)(7B)(7C)を装置することを前提と し、及び又は、カップ型小型商品を2段に積み重ねて陳列することを前提として おり、先端湾曲部が静かにスライドレール(4)の前棒に乗り上げて、スライド 後ストップの際にガタつきを少なくし、商品を崩すことなくスム−ズに停止する ためである。 スライド式バスケット(5E)の後部には、二段に載置された商品のうち上段 の商品を所定位置でとめる側面視で庇状のストッパ−(511b)を設けている。
【0021】 アダプタ−型ラック(7A)(7B)(7C)は、例えばカップ型商品のよう な小型商品を一段又は二段に載置するもので、前記バスケット(5C)(5D) (5E)(5F)の上枠に着脱自在に架設される。 形状は、ワイヤ−で作成された箱枠状のものである。 アダプタ−型ラック(7A)は、小さな商品を一列二段に積み重ねて陳列する もので、枠の上方両側に上位に位置する商品の左右側の支えのための水平支持枠 (700) を延設しかつその支持枠を固定する立枠(701)を平面視で片方を下げたか たちに取付けたものである。 立枠(701)を平面視で片方を下げたかたち(斜め)にしているので、アダプタ −型ラック(7A)を並設した場合その立枠(701)の太さが重ならない。 また前記アダプタ−型ラック(7B)(7C)は、前記アダプタ−(7B)と 異なり、小型商品を下方に空間をもって載せて陳列する箱枠状で、間隔をおいて 使用するもので、前記バスケット(5C)等にそのまま載置した商品と接触しな い段違いに並べるように箱枠の幅を設定している。 商品の中心が段違いで交互になるので外周が接触しないで詰めて並べることがで きる。
【0022】 前記バスケット(5C)(5D)(5E)(5F)には、任意の数のサポータ ー(8)が取付けられている。 サポーター(8)は、内側へ開口した略横U字状の両端部を有しかつ中途から 前方に屈折した押え枠を設けている。 略横U字状の両端部は、バスケットの底に設けた平行な枠に摺動自在に取付け られ、そのサポーター(8)は、前には倒れるが後方へは一定角度で倒れないよ うになり、各バスケット(5C)(5D)(5E)(5F)に載置した商品の背 後を倒れないように支持し、商品が1個でも最前列に商品を適度な傾斜をもって 陳列することができる。 そして、商品を満杯に陳列する場合には、サポーター(8)を前に倒しておけば 、何ら邪魔にならない。 更に商品のグルーピングのための仕切りをバスケットに設けるために、図12 のようなクリッパー(9)を設けることができる。 クリッパー(9)はバスケットの左右側棒にそれぞれ一対で取付けられ、中間 にワイヤ−をスライド自在に橋架して、横方向の仕切りをつくるものである。 主として水平型のバスケットに適用される。
【0023】 本考案の陳列バスケット棚の組立て態様としては、既設の什器基台(1)をそ のまま利用する場合も含めて、什器基台(1)にフック(2)を取付け、長さ調 整しながらパイプ(3)をネジで固着する。 このパイプ(3)を、平行に所望の段数に組み立てる。 パイプ(3)の間隔は、商品を陳列した状態でスライドできることが最小限必要 である。
【0024】
【実施例】
既設の什器基台(1)に、フック(2)、パイプ(3)、スライドレール(4 )、にバスケット(5C)(5D)(5E)(5F)を組み合わせ、各バスケッ トの間にアダプタ−型ラック(7A)(7B)(7C)を取付けた多段式の陳列 バスケット棚の実施例を開示する。 なおこの実施例は、あくまで一例であり、本考案はこれに限定されるものではな い。 既設の什器基台(1)は、幅930mmm,高さ1350mm、奥行512m mであり、基台(10)の高さは136mmである。 フック(2)は、クロームメッキした2,6mm厚の金属板である。 実施例では、10個、1セットとして準備した。 パイプ(3)は、クロームメッキした角形金属パイプで、全長846mmで左 右端部表面に20mmのスライド用の長孔を設けている。 スライドレール(4)は、下からみて、一段(最下段)目には、固定パイプ( 3)に、15度上向きに傾斜したものを横列に5個配置した。 又、下から二段目にも同じく傾斜したスライドレール(4)を横列に5個配置し た。 下から三段目は、水平な姿勢でスライドレール(4)を横列に5個配置した。 下から四段目は、五段目(最上段)には、スライドレール(4)を設けずに、固 定パイプ(3)に直接にバスケット(5C)(5D)を固定した。
【0025】 バスケット(5D)は、横幅886Cm、奥行382Cm、深さ42Cmであ る。他のバスケット(5C)等は、それぞれ異なる寸法にしている。
【0026】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の陳列バスケット棚は、多段式棚をもち各段の棚 の間に、さらに幅の狭い小さな商品を載せるアダプタ−型ラックを設けたもので あるので、陳列バスケット棚の内で無駄な空間を残すことなく、利用できるもの となった。 特にインスタント麺のような、形状がどんぶり風やカップ風で不統一なものでも 、収納空間を無駄なく利用できる省スペース機能がある。 しかも、商品の取出しに便利であり、かつ商品の補充作業などにも有意義である 。 そして商品容器の上面や広告面がよく見えるように所定角度をもって陳列するこ ともできる。 本考案の陳列バスケット棚は、全体がワイヤー製であるので、清潔感があり透 光性や透視性に優れ、商品を取出し易くかつ補充の際の作業も容易化している。 既存のゴンドラに汎用対応できて組立ても簡便で、載置する大小商品群の変化に も十分対応でき、安全で汚れることもないので頻繁な掃除の必要もない。 このように陳列バスケット棚は、商品を清潔な環境で目立たせる什器である。
【0027】 請求項1の構成は、複数の所望の段数を設け、かつ各段の構成はそれぞれ工夫 があり、さらに各段の間にはアダプタ−型ラックを配置しているので、複雑で不 統一の商品形状でも効率的に載置でき、多種類の商品のディスプレイができる構 成である。 請求項2は、各段のバスケットとフック柱との関係において、バスケットがフ ック柱と対向する後方の両端角部を切り欠く構成としたもので、この構成のため にバスケットの面積が什器基台の形態によって狭まることがなくロスがないもの となっている。 請求項3は、水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)および水平スライド 式の大皿型V溝バスケット(5E)の枠内に正面視で複数のV溝を形成するよう に列設されるガイドバ−を、細長い長方形の枠体にしたものである。 長方形の枠体にしたことで、一つの部品になって製造上の利点があり、製品に 正確さが増した。 請求項4は、バスケットをスライドさせるときにスム−ズにするのに有用であ る。 請求項5・請求項6は、アダプタ−型ラックの三種の実施形態を示し多様な形で バスケットの間の空間を無駄なく活用した効果がある。 請求項7は、バスケットに商品を支持するサポーターを設けたもので、商品を1 個でも最前列に適度な傾斜をもって保持し、安定して商品の向きを顧客に向けて 維持することができる。 このように本考案に係る陳列バスケット棚は、空間利用率が高く、取り出しが容 易でかつ補充し易く、展示性も良く、商品陳列展示棚において、実用的価値が高 いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る陳列バスケット棚を示す側面図。
【図2】本考案に係る陳列バスケット棚の構成部品であ
るバスケット(5C)の一部省略平面図。
【図3】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるバ
スケット(5D)の端部の正面図。
【図4】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるバ
スケット(5E)の一部省略正面図。
【図5】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるバ
スケット(5F)の端部の正面図。
【図6】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるア
ダプタ−型ラック(7A)の側面図。
【図7】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるア
ダプタ−型ラック(7A)の平面図。
【図8】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるア
ダプタ−型ラック(7B)の側面図。
【図9】本考案に係る陳列バスケット棚の部品であるア
ダプタ−型ラック(7C)の端面図。
【図10】同じく構成部品であるPOPケースを示す裏面
図。
【図11】同じくPOPケースの側面図。
【図12】同じく構成部品であるクリッパーの斜視図。
【符号の説明】
(G) 商品 (1) 什器基台 (11) フック柱 (12) フック孔 (2) フック (3) パイプ (4) スライドレール (5) スライド式バスケット (5A) バスケット部 (5C) 水平固定式の大皿型バスケット (5D) 水平固定式の大皿型V溝バスケット (5E) 水平スライド式の大皿型V溝バスケット (5F) 傾斜スライド式の大皿型バスケット (505) ガイドバ− (6) POPケ−ス (7A) アダプタ−型ラック (7B) アダプタ−型ラック (7C) アダプタ−型ラック (700) 水平支持枠 (701) 立枠 (8) サポーター (9) クリッパ−

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の什器基台(1)と、フック(2)、パ
    イプ(3)と、水平固定式の大皿型バスケット(5
    C)、水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)、水
    平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)、傾斜ス
    ライド式大皿型バスケット(5F)のいずれか一種以上
    のバスケットを備え、該バスケットにアダプタ−型ラッ
    ク(7A)(7B)(7C)の一種以上を着脱自在に取
    付けたことを特徴とする陳列バスケット棚。 .什器基台(1)は、基台(10)の左右両端に一対の
    フック柱(11)を立設し、フック柱(11)には複数のフ
    ック孔(12)を穿設したもの。 .フック(2)は、前記フック柱(11)のフック孔
    (12)に左右一対として係止するもの。 .パイプ(3)は、前記フック(2)にフック柱(1
    1)間の幅員に応じて長さ調整自在に連結されるもの。 水平固定式の大皿型バスケット(5C)は、前記パイ
    プ(3)に略水平に固定され、周囲に枠を備えた一段を
    形成するもの。 水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)は、前記
    パイプ(3)に略水平に固定され、周囲に枠を備えた一
    段を形成するもので、正面視でV溝を形成するようにガ
    イドバ−を列設したもの。 水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5E)は、
    周囲に枠を備えて一段を形成するもので、枠内に正面視
    で複数のV溝を形成するようにガイドバ−(505)を列設
    し、該大皿型バスケット全体が前記パイプ(3)に略水
    平に取付けられたけられたスライドレール(4)にスラ
    イド自在に載置されたもの。 傾斜スライド式大皿型バスケット(5F)は、周囲に
    枠を備えて一段を形成するもので、該大皿型バスケット
    全体が前記パイプ(3)に前方を高くした傾斜で取付け
    られたスライドレール(4)にスライド自在に載置され
    たもの。 アダプタ−型ラック(7A)(7B)(7C)は、小
    さな幅の商品を載置するもので、前記バスケット(5
    C)等に着脱自在に架設される箱枠状のもの。
  2. 【請求項2】水平固定式の大皿型バスケット(5C)、
    水平固定式の大皿型V溝バスケット(5D)、水平スラ
    イド式の大皿型V溝バスケット(5E)、傾斜スライド
    式大皿型バスケット(5F)の各バスケットの形状にお
    いて、前記フック柱(11)に対向するバスケット後方両
    端部を切り欠いた形状とした請求項1記載の陳列バスケ
    ット棚。
  3. 【請求項3】水平固定式の大皿型V溝バスケット(5
    D)および水平スライド式の大皿型V溝バスケット(5
    E)の枠内に正面視で複数のV溝を形成するように列設
    されるガイドバ−(505)が、細長い長方形の枠体である
    請求項1記載の陳列バスケット棚。
  4. 【請求項4】水平スライド式の大皿型V溝バスケット
    (5E)および傾斜スライド式大皿型バスケット(5
    F)のバスケットの底には進退方向の両端を少し上方に
    湾曲形成したストッパ−ロッド(511a)を設けた請求項
    1記載の陳列バスケット棚。
  5. 【請求項5】前記アダプタ−型ラック(7A)は、小さ
    な商品を重ねて陳列する箱枠状のもので、数個隣接して
    も使用するもので、枠の上方両側に水平支持枠 (700)を
    延設しかつその支持枠を固定する立枠(701)を平面視で
    片方を下げたかたちに取付けてなる請求項1記載の陳列
    バスケット棚。
  6. 【請求項6】前記アダプタ−型ラック(7B)(7C)
    は、小さな商品を下方に空間をもって載せて陳列する箱
    枠状で、数個間隔をおいて使用するもので、前記バスケ
    ットに載置した商品と接触しない段違いに並べるように
    箱枠の幅を設定したものである請求項1記載の陳列バス
    ケット棚。
  7. 【請求項7】前記バスケット(5C)(5D)(5E)
    (5F)の底に設けられた平行な長棒を着脱自在に挟着
    するための、内側を開口した略横U字状の両端部を有し
    かつ中途から前方に屈折した押え枠を設けたサポーター
    (8)を設け、各バスケット(5C)(5D)(5E)
    (5F)に載置した商品の背後を支持するようにしたも
    のである請求項1記載の陳列バスケット棚。
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