JP3038910U - ヒータ付きポンプ - Google Patents

ヒータ付きポンプ

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JP3038910U
JP3038910U JP1996013517U JP1351796U JP3038910U JP 3038910 U JP3038910 U JP 3038910U JP 1996013517 U JP1996013517 U JP 1996013517U JP 1351796 U JP1351796 U JP 1351796U JP 3038910 U JP3038910 U JP 3038910U
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JP
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fluid
housing
heater
pump
internal space
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Application number
JP1996013517U
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English (en)
Inventor
勇 溝上
Original Assignee
勇 溝上
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体加温用のヒータ内蔵タンクが占める設置
スペース、配設空間を省略してポンプ回りの省スペース
化を可能にすると共に、設置する際の配管接続上の手間
暇を一掃できるようにする。 【解決手段】 ハウジング1の上面の中央位置に流体の
吸込み管5を設け、この吸込み管5から吸込まれた流体
を送り出す吐出管3をハウジング1の上部に設けたポン
プであって、上記の吸込み管5に連通するハウジング1
内位置の内筒6とハウジング1の内周壁とが形成する内
部スペースSに、この内部スペースSを経て上記の吐出
管3に送り出す流体を加温する為のヒータ7を配設す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本案はポンプに関し、更に詳しくは例えば家庭の浴槽の湯水循環ろ過装置や、 観賞漁飼育水槽のろ過装置に使用するのに好適なよう形成したヒータ付きポンプ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のポンプは、図3に示されるように、通常、ハウジング1の上方に ヒータを内蔵したタンク2が配設されたり(以下、従来例Aという)、図4に示 されるように、例えば流体の吐出管3に流体加温用のヒータ4を備えたタンク2 が接続されていた(以下、従来例Bという)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで家庭用浴槽の湯水循環ろ過装置や、観賞漁飼育水槽のろ過装置に用い るポンプは、この種のろ過装置が狭いスペースに設置されるものであることから 、湯水の保温機能を備えながら省スペース化を図ることができ、しかも設置する 際の配管接続も簡便容易にできるよう形成されているのが望ましい。
【0004】 しかるに従来例Aの場合は、設置スペースはポンプが占有する面積で済むもの の、ポンプの上方空間がヒータを内蔵したタンクで占められる為、このポンプの 上方スペースが狭小化するのを避けられず、又タンクと配管する必要がある為、 その接続に手間暇がかかる、という問題点があった。
【0005】 又従来例Bの場合は、ポンプとは別に流体としての湯水を加温する為のタンク がポンプの隣に横置きされることから、このタンクの設置スペースの分だけ、ポ ンプ回りにスペースが余計に必要になり、又従来例Aの場合と同様、タンクと配 管する為の手間暇がかかる、という問題点があった。
【0006】 本案は、このような従来品の問題点を解消しようとするものである。 従って本案の技術的課題は、流体加温用のヒータ内蔵タンクが占める設置スペ ース、配設空間を省略できるよう形成してポンプ回りの省スペース化を可能にす ると共に、設置する際の配管接続上の手間暇を一掃できるよう構成したヒータ付 きポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本案は、上記の課題を解決する為に次のような技術的手段を採る。 即ち本案は、ハウジング1の上面の中央位置に流体の吸込み管5が設けられ、 この吸込み管5から吸込まれた流体が送り出される吐出管3がハウジング1の上 部に設けられたポンプであって、上記の吸込み管5に連通するハウジング1内位 置の内筒6とハウジング1の内周壁とで形成される内部スペースSに、この内部 スペースSを経て上記の吐出管3に送り出される流体を加温する為のヒータ7が 配設されてなることを特徴とする。
【0008】 この場合本案は、内部スペースSの何れの位置でも均一に、且つ効率良く加温 できるよう、ヒータ7が内筒6の回りに巻回され、コイル状に形成されるのが好 ましい。
【0009】 又本案は、内部スペースSにおける流体の温度を検出するセンサ8を備えてな るのが良い。この場合は、センサ8からの検出信号で内部スペースSにおける流 体の温度をヒータ7で直接制御でき、吐出させる流体の温度を所望の状態に正確 に制御し易い、という利点がある。
【0010】 更に本案は、加温済みの湯水の流出が円滑になるよう、流体の吐出管3がハウ ジング1の上面に設けられるのが好ましい。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本案ポンプの実施の形態を添付図面に従って説明する。 この実施形態の本案ポンプは、縦型の円柱状に形成されたハウジング1の上面 の中央位置に、流体としての湯水の吸込み管5が設けられている。又この吸込み 管5から吸込まれた流体の吐出管3がポンプのハウジング1の上面に設けられて いる。
【0012】 6は、吸込み管5に連通するハウジング1内位置の内筒である。この内筒6と ハウジング1とで形成される内部スペースSに、この内部スペースSを経て上記 の吐出管3に送り出される流体を加温する為のヒータ7が配設されている。この ヒータ7は、内筒6の回りに、この実施形態では内筒6から離されて且つ内筒6 と同心状に巻回されてなり、コイル状に形成されている。なお7aは、ヒータ端 子である。
【0013】 8は、内部スペースSにおける流体の温度を検出するセンサである。このセン サ8は、例えばバイメタルでなる。
【0014】 9は流体の吸込みと送り出し動作を行なう駆動部であり、10はこの駆動部9 の動作源としてのモータである。 なお11はサーミスタであり、このサーミスタ11は吸込み管5から流入する 湯水の温度を検知し、所定の温度以下の場合にヒータ7をオンにする信号が出力 するよう構成されている。
【0015】 次に本案ポンプの作用を説明する。 流体としての湯水は、モータ10が駆動すると駆動部9の作用で吸込み管5か ら吸込まれ、内筒6、内部スペースSを経て吐出管3から送り出される。この過 程で内部スペースSに配設されているヒータ7で、流体としての湯水が加温され 、この加温された流体が吐出管3から送り出される。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本案は、吸込み管に連通するハウジング内位置の内筒とハ ウジングとで形成される内部スペースに、この内部スペースを経て上記の吐出管 に送り出される流体を加温する為のヒータが配設されてなるから、これによれば 流体を加温する為にあらためてヒータを内蔵したタンクを設ける必要がない。 従って本案は、ヒータ内蔵のタンクを省略できるから、その分、設置スペース 、配設空間を省略でき、ポンプ回りの省スペース化を図ることができるだけでは なく、タンクとの配管接続に伴う手間暇を一掃できる、という実用上優れた効果 を奏する。
【0017】 又請求項2記載のように、ヒータが内筒の回りに巻回されてなり、コイル状に 形成される場合は、ヒータの表面積を増加でき、内部スペースの何れの位置でも 均一に効率良く加温できる、という利点がある。
【0018】 又請求項3記載のように、内部スペースにおける流体の温度を検出するセンサ を備えてなる場合は、吐出する流体の温度を所望の状態に正確に制御できる。
【0019】 更に請求項4記載のように、流体の吐出管がハウジングの上面に設けられる場 合は、駆動部の吸い込み送り出し力が加わる方向に沿って吐出管が配設されてい るから、吐出管が例えばハウジングの上部側面に形成される場合に比べ、加温済 みの流体の吐出を円滑化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案ポンプの一部を切欠した要部正面図であ
る。
【図2】図1のIIーII線における要部断面図であ
る。
【図3】従来例を示す一部を切欠した要部正面図であ
る。
【図4】従来の他の例を示す一部を切欠した要部正面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 吐出管 5 吸込み管 6 内筒 7 ヒータ S 内部スペース

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの上面の中央位置に流体の吸
    込み管が設けられ、この吸込み管から吸込まれた流体が
    送り出される吐出管がハウジングの上部に設けられたポ
    ンプであって、上記の吸込み管に連通するハウジング内
    位置の内筒とハウジングの内周壁とで形成される内部ス
    ペースに、この内部スペースを経て上記の吐出管に送り
    出される流体を加温する為のヒータが配設されてなるこ
    とを特徴とするヒータ付きポンプ。
  2. 【請求項2】 ヒータが内筒の回りに巻回され、コイル
    状に形成されたことを特徴とする請求項1記載のヒータ
    付きポンプ。
  3. 【請求項3】 内部スペースにおける流体の温度を検出
    するセンサを備えてなることを特徴とする請求項1又は
    2記載のヒータ付きポンプ。
  4. 【請求項4】 流体の吐出管がハウジングの上面に設け
    られたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のヒー
    タ付きポンプ。
JP1996013517U 1996-12-20 1996-12-20 ヒータ付きポンプ Expired - Lifetime JP3038910U (ja)

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