JP3038579U - タイマ装置 - Google Patents

タイマ装置

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JP3038579U
JP3038579U JP1996013088U JP1308896U JP3038579U JP 3038579 U JP3038579 U JP 3038579U JP 1996013088 U JP1996013088 U JP 1996013088U JP 1308896 U JP1308896 U JP 1308896U JP 3038579 U JP3038579 U JP 3038579U
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JP
Japan
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container
sound
switch
time
circuit
Prior art date
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JP1996013088U
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俊文 齊藤
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Dentsu Group Inc
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Dentsu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 即席カップ麺の容器に熱湯を注いでから
蒸し上がるまでの約3分間を、音の出るタイマで管理し
ようとするものである。 【解決手段】 下部の面積が即席麺のカップ容器の上面
に略等しい容器本体3の内部に、スイッチ12、タイマ
回路、増幅器ならびにスピーカ14等を組み込み、帽子
部2を押して行うスイッチ12の操作から一定時間毎に
音による信号を発する回路を組み込んだ。装置自体をカ
ップ容器の蓋紙の重しとして使用できる。音で時間経過
を知らせるので最適の蒸し時間を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、即席麺(即席カップ麺、以下同じ)を食するときに、即席麺のカッ プ容器内に熱湯を注入した後の時間管理に使用するタイマ装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
即席麺は、密閉されたカップ容器の蓋紙を一部剥して容器内に熱湯を注ぎ、再 度蓋紙でカップ容器の上部を塞いで、例えば約3分間蒸らし、時間が経過して食 するに適した状態になったときに蓋紙を全部剥して食することになる。熱湯を注 いで蒸らしている間は、薄い蓋紙の上に、皿などの重しを置いて蓋紙が開かない ようにするのが通例である。
【0003】 ところでこの3分間の管理が意外に大変であり、十分に蒸れないうちに蓋紙を 開けてしまったり、3分間を大きく経過してしまって蒸し過ぎになったりするこ とが多い。そこで熱湯を注いだ瞬間から時計を監視したり砂時計をセットしたり するが、これは思いのほか煩雑である。従来、時計以外には時間の管理をするも のがなかったため、ともすると、折角良い味つけに調理されている即席麺を、風 味を下げて食することが多かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこの点に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で確実な時間管理を 行うことができ、しかも同時に楽しみを得ることもできるタイマ装置を提供しよ うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された考案 では、下部の面積が即席麺のカップ容器の上面に略等しい容器内に、スイッチ操 作から一定時間毎に音による信号を発する回路を組み込んだことを特徴とする。 ここで音とは、音声、音楽、動物の声、機械音等を含み、空気振動により聴覚に 認識されるもののすべてをいう。即席麺に熱湯を注いですぐ本器のスイッチを操 作し、本器を即席麺のカップ容器の上部に置けば、その重量で即席麺のカップ容 器の蓋板を押えることができ、同時に麺が蒸される時間を正確かつ確実に告知で きることになる。
【0006】 請求項2に記載された考案では、請求項1に記載されたものにおいて、前記一 定時間毎の音がスイッチ操作時からの経過時間を知らせるものであり、設定時間 が到来したときには、より注意を喚起する種類の音による信号を発する回路が組 み込まれていることを特徴とする。トータル時間が3分間であるとき、1分間毎 にその旨を知らせる音声を発し、最終的にファンファーレ等の注意を引く音が出 るようにすれば、最適時間を徒過してしまうようなことがない。
【0007】 請求項3に記載された考案では、請求項1に記載されたものにおいて、前記容 器が帽子を着用したキャラクタ人形であり、前記スイッチが帽子部に連動するこ とを特徴とする。これにより、キャラクタ人形の最上部にある帽子部を押すとい う容易な操作で、タイマをスタートさせることができる。
【0008】 請求項4に記載された考案では、請求項1に記載されたものにおいて、前記容 器の下部を、容器本体の底板と、該底板とは別体かつ着脱自在の板体とで形成し 、該板体の下面に、断熱材を貼着したことを特徴とする。板体は熱湯が注がれた 容器の上部に載置するので熱を受けるが、断熱材はこの熱が電子回路に影響を与 えないように機能する。また板体を容器本体の底板と別体にしたので、汚れたと きに取り外して容易に洗浄することができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態を説明する。図1、図2に示すものは容器の外形で ある。この容器はABS樹脂のインジェクション成型で、あるキャラクタ人形の 形状に製作されており、顔部1と帽子部2からなる容器本体3と、その下部にビ ス4(図3参照)で取付けられる底板5とで構成される。底板5の下部には、耐 熱ABS樹脂で成型され、その下面に断熱材6を貼着した板体7が設けられ、そ の一部の突出部7aを底板5の孔5aに係合させることにより、着脱できるよう にしてある(図3参照)。
【0010】 縦断面形状を示す図2から明らかなように、顔部1の上部には段部1aがあり 、この段部1aに帽子部2の下部2aが摺動自在に嵌入している。そして両者の 間には圧縮スプリング8が介装されており、顔部1に対して帽子部2が上昇する ように付勢している。9は抜止め用のワッシャ、10はワッシャ9を取付けるビ スである。
【0011】 段部1aには孔1bが設けられており、この孔1bを帽子部2側のロッド部2 bが貫通している。このロッド部2bの下端は後述するプリント基板11のスイ ッチ12に臨ませてあり、圧縮スプリング8の弾発力に抗して帽子部2を下降さ せたとき、スイッチ12の釦を押すようになっている。図2に符号13で示すも のは電池であり、底板5の一部を凹ませて収容してある。
【0012】 図3は底板5を上方から見た図である。底板5の一部は円形の筒状に突出して おり、この突出部5bに円形の小型スピーカ14がビス15により取付けられて いる。プリント基板11および孔5aは図示する位置にある。
【0013】 図4は回路の一例を示すブロック図である。16はタイマ回路であり、スイッ チ12がオンとなった瞬間から限時を開始し、スイッチ12がオフとなっても限 時を継続する。タイマ回路16には音声チップ(10kHのもの)17が接続さ れ、その出力側には増幅器18を介してスピーカ14が接続されている。
【0014】 音声チップ17には、たとえば「3分たったらおしらせします。」、「1分経 過、あと2分」、「あと1分、おハシは用意したかな」、「3、2、1、ゼロ」 という1分経過毎を知らせる人声と、スタートから3分経過したときの楽器音に よるファンファーレ、その直後の「できたよー」および5秒経過後の「のびちゃ うよ」という人声が録音されている。これら人声と楽器音は、タイマ回路16の 出力信号により、一定の順序で発せられる。19は発振回路であり、スイッチ1 2がオンとなった瞬間から「3、2、1、ゼロ」の人声が発せられるまでの間、 時計の秒を刻む音(チクタク音)を発生する。
【0015】 このように構成された本装置は、即席麺を蒸すときに次のように使用する。ま ず即席麺のカップ容器20(図5参照)上部の蓋紙を一部剥してその部分から熱 湯を注ぎ、剥した蓋紙を再度閉じてそのカップ容器20の上に、図5に示すよう に本装置を置く。置く前に帽子部2を下方に押してスイッチ12をオンにし、タ イマ回路16を起動させる。
【0016】 本装置を置くことにより、本装置が重しの代わりとなり、薄い蓋紙がめくり上 がるのを防ぐことができる。スイッチ12がオンになったときから、スピーカ1 4から時計の秒を刻む音が連続して発生する。そして時間の経過に伴い、上記の ようなメッセージとファンファーレが順次発生する。これにより蒸し時間を楽し く待つことができ、また従来のように、時間が過ぎてしまって風味を損なうよう なことがない。
【0017】 以上説明した実施形態では、時間の経過を知らせる音として人声によるメッセ ージを使用したが、本考案はこれに限られるものではない。他の例としては、順 次音量が増大するベルの音、またはテンポが順次早くなる楽器の音、さらに遠く からだんだん近付いて来るSL(蒸気機関車)のピストン音で、最後に大きな汽 笛が鳴るようにしたものなどを考えることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されたタイマ装置であるから、請求項1に 記載された考案によれば、従来は皿などを載せていたのに代え、専用の重しとし て使用できる上に、音声による信号により、楽しく、かつ正しい時間管理ができ ることになる。
【0019】 請求項2に記載された考案によれば、請求項1の考案の効果に加え、一定時間 毎に経過時間が知らされ、設定時間が到来したときには、より注意を喚起する種 類の音声(例としてファンファーレ)が発生するので、蒸し過ぎになることがな い。
【0020】 請求項3に記載された考案によれば、請求項1の考案の効果に加え、キャラク タ人形の帽子部を押すという容易な操作で確実なスイッチ操作を行うことができ る。
【0021】 請求項4に記載された考案によれば、請求項1の考案の効果に加え、板体に貼 着した断熱材により電子回路を熱から護ことができる。また、汚れやすい板体が 着脱自在となっていることにより、その洗浄が容易に行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の外形を示す正面図であ
る。
【図2】図1のものの内部を示す断面図である。
【図3】底板の部分を上方から示す平面図である。
【図4】回路の一例を示すブロック図である。
【図5】使用状態を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 顔部 2 帽子部 3 容器本体 4 底板 5 断熱材 6 板体 7 圧縮スプリング 11 プリント基板 12 スイッチ 13 電池 14 スピーカ 16 タイマ回路 17 音声チップ 18 増幅器 19 発振回路 20 カップ容器

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部の面積が即席麺のカップ容器の上面
    に略等しい容器内に、スイッチ操作から一定時間毎に音
    による信号を発する回路を組み込んだことを特徴とする
    タイマ装置。
  2. 【請求項2】 前記一定時間毎の音がスイッチ操作時か
    らの経過時間を知らせるものであり、設定時間が到来し
    たときには、より注意を喚起する種類の音による信号を
    発する回路が組み込まれていることを特徴とする請求項
    1に記載のタイマ装置。
  3. 【請求項3】 前記容器が帽子を着用したキャラクタ人
    形であり、前記スイッチが帽子部に連動することを特徴
    とする請求項1に記載のタイマ装置。
  4. 【請求項4】 前記容器の下部を、容器本体の底板と、
    該底板とは別体かつ着脱自在の板体とで形成し、該板体
    の下面に、断熱材を貼着したことを特徴とする請求項1
    に記載のタイマ装置。
JP1996013088U 1996-12-09 1996-12-09 タイマ装置 Expired - Lifetime JP3038579U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011024A1 (ja) * 2005-07-21 2007-01-25 Seiko Epson Corporation 携帯時計および電子機器

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