JP3038484B2 - コンタクトのめっき処理方法 - Google Patents

コンタクトのめっき処理方法

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JP3038484B2 JP2111819A JP11181990A JP3038484B2 JP 3038484 B2 JP3038484 B2 JP 3038484B2 JP 2111819 A JP2111819 A JP 2111819A JP 11181990 A JP11181990 A JP 11181990A JP 3038484 B2 JP3038484 B2 JP 3038484B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数枚のコンタクトのめっき処理方法に関す
る。
[従来の技術] 従来のコンタクトのめっき処理方法を第2図及び第3
図により説明する。
コンタクト1は、一枚の帯状の金属薄板をプレス機に
より連続的に打ち抜き加工を施して複数枚を作る。これ
らのコンタクト1は、導電性の相手側コンタクトに電気
的に接続される接続部3を有している。接続部3は一対
の接続片5を有している。この接続部3は保持部7を介
して端子部9に接続されている。端子部9の先端は、打
抜き時に残されているキャリア11の一辺に接続されてい
る。この状態で、コンタクト1は接続部3の輪郭、即
ち、接続部3の板厚方向である切断面6を相手側コンタ
クトに対して接触を良好にするために、第3図の斜線部
Aにより示す部分を金などの貴金属よりめっき処理を施
す。めっき処理はめっき液内に接続部3を浸して連続的
にめっき処理を行なっている。その後、キャリア7と端
子部3との連接箇所Bを切離して、接続部3にめっき処
理が施されたコンタクト1を得る。
[発明が解決しようとする課題] プレス打抜加工された切断面6を接触面とすると、コ
ンタクト1においては、貴金属めっき処理を必要とする
部分は切断面6のごく一部にすぎない。
しかし、このようなコンタクトのめっき処理方法で
は、接続部3の切断面6以外の板面部分にもめっき処理
が施されるため高価な貴金属を多量に使用するという問
題がある。
また、接続部3の板面部分の面積は、切断面6の面積
よりもはるかに大きいため、このコンタクトのメッキ処
理方法ではコスト高となるという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、コンタクトの接続に必要
な部分のみにメッキ処理を施すことができるようにした
コンタクトのめっき処理方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、金属薄板をプレスにより打ち抜き加
工を施して作られ、導電性の相手側コンタクトに接続す
る接続部と、該接続部に接続している保持部とを含むコ
ンタクトの板厚方向の切断面にめっき処理を施すコンタ
クトのめっき処理方法において、少なくとも前記接続部
が同一な輪郭をもちかつ前記保持部にガイド孔を形成し
た複数枚の前記コンタクト、前記接続部及び前記ガイド
孔と同じ形状をもつ複数枚の電気絶縁部材とを交互に金
属材よりなる棒状の支持部材へ前記ガイド孔で貫通さ
せ、前記接続部を前記板厚方向で互いに電気絶縁部材を
介して密着状態に重ね合わせ支持し、めっき液に浸し前
記切断面にめっき処理を施すことを特徴とするコンタク
トのめっき処理方法が得られる。
また、本発明によれば、金属薄板をプレスにより打ち
抜き加工を施して作られ、導電性の相手側コンタクトに
接続する接続部と、該接続部に接続している保持部とを
含むコンタクトの板厚方向の切断面にめっき処理を施す
コンタクトのめっき処理方法において、少なくとも前記
接続部が同一な輪郭をもちかつ前記保持部にガイド孔及
び該ガイド孔の内周縁に弾性力をもって金属材よりなる
棒状の支持部材に接触させる導通機構部分を形成した複
数枚の前記コンタクトと、前記接続部及び前記ガイド孔
と同じ形状をもつ複数枚の電気絶縁部材とを交互に前記
支持部材へ前記ガイド孔で貫通させ、前記接続部を前記
板厚方向で互いに前記電気絶縁部材を介して密着状態に
重ね合わせ支持し、前記支持部材に弾性力をもって前記
導通機構部分が接触している状態でめっき液に浸し、前
記切断面にめっき処理を施すことを特徴とするコンタク
トのめっき処理方法が得られる。
[実施例] 本発明の一実施例によるコンタクトのめっき処理方法
を第1図に示す。
第1図はコンタクトのめっき処理方法の一実施例を示
している。この実施例において第3図と同じ部分には同
じ符号を付して説明を省略する。
コンタクト1は、同一な輪郭の接続部3を有する複数
枚のコンタクト1を備える。複数枚のコンタクト1のそ
れぞれは一対の接続片3を有する接続部3と、この接続
部3に保持部7を介して接続した端子部9とが同時に打
抜き加工によって同一な輪郭に作られる。この際、打抜
き加工時には、保持部7に位置決めのためのガイド孔13
が同時に打抜かれ形成される。
このコンタクトのめっき処理方法では、板状のコンタ
クト1と同形状の電気絶縁部材15とを用意する。各コン
タクト1は板厚方向である切断面6のみをめっき処理す
るため、少なくとも接続部3を板厚方向で互いに電気絶
縁部材15を介して密着状態に重ね合わせられる。したが
って、各コンタクト1の切断面6は露出された状態でめ
き液に浸される。
コンタクト1と電気絶縁部材15とは交互にガイド孔13
に金属材よりなる棒状の支持部材16を貫通させ、コンタ
クト1の切断面6を露出させて両端を適当な圧力で治具
(図示せず)により挟み固定された状態で、コンタクト
1にめっき処理を施す。
なお、このめっき処理方法において、特に、電気めっ
きの場合、コンタクト1のガイド孔13の内周縁には、各
コンタクト1間が電気的に接続されるように、弾性を有
する導通機構部分17が形成されている。導通機構部分17
は弾性力をもって支持部材16に接触する。
この状態でめっき液内に浸すと、コンタクト1の接続
片5の切断面6のみがめっき処理される。なお、コンタ
クト1の切断面6のみがめっき処理され、面積が大であ
る板面部分はめっき処理が行われない。
また、隣接する各コンタクト1間には電気絶縁部材15
を介しているので、めっき処理後には各コンタクト1及
び電気絶縁部材15の分離が容易にでき、めっき部分が互
いにつながらず仕上りのよい、めっき処理が得られる。
また、導通機構部分17に変えて、各コンタクト1を切
断面6のうち、めっき処理を必要としない部分をガイド
として押えるようにした治具を各コンタクト1に接触さ
せるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上に述べたように本発明によれば、コンタクトの板
面部分にめっき処理されることがなく、最も接触に必要
な切断面のみをめっき処理できるため、めっき材料を低
減でき、廉価なコンタクトのめっき処理方法が得られ
る。
また、隣接するコンタクト間には電気絶縁材料を介し
てめっき処理を行うので、分離が容易でめっき部分が互
いにつながらず、仕上りのよいめっき処理が得られる。
さらに、電気めっきの場合、コンタクトのガイド孔の
内周縁にコンタクト間が電気的に接続されるように弾性
を有する導通機構部分を形成したので、導通機構部分の
弾性力によって支持部材にコンタクトを確実に接触させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンタクトのめっき処理方法の一実施
例における、めっき処理前の組立状態を示し、各コンタ
クト間に絶縁部材を挟んだめっき処理の状態を示す分解
斜視図、第2図は従来のコンタクトのめっき処理方法の
一例においてめっき処理時のコンタクトの状態を示す正
面図、第3図は第2図のコンタクトのめっき処理方法の
一例において、めっき処理後のコンタクトを示す斜視図
である。 1;コンタクト、3;接続部、5;接続片、6;切断面、7;保持
部、9;端子部、13:ガイド孔、15;電気絶縁部材、16;支
持部材、17;導通機構部分。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板をプレスにより打ち抜き加工を施
    して作られ、導電性の相手側コンタクトに接続する接続
    部と、該接続部に接続している保持部とを含むコンタク
    トの板厚方向の切断面にめっき処理を施すコンタクトの
    めっき処理方法において、少なくとも前記接続部が同一
    な輪郭をもちかつ前記保持部にガイド孔を形成した複数
    枚の前記コンタクトと、前記接続部及び前記ガイド孔と
    同じ形状をもつ複数枚の電気絶縁部材とを交互に金属材
    よりなる棒状の支持部材へ前記ガイド孔で貫通させ、前
    記接続部を前記板厚方向で互いに電気絶縁部材を介して
    密着状態に重ね合わせ支持し、めっき液に浸し前記切断
    面にめっき処理を施すことを特徴とするコンタクトのめ
    っき処理方法。
  2. 【請求項2】金属薄板をプレスにより打ち抜き加工を施
    して作られ、導電性の相手側コンタクトに接続する接続
    部と、該接続部に接続している保持部とを含むコンタク
    トの板厚方向の切断面にめっき処理を施すコンタクトの
    めっき処理方法において、少なくとも前記接続部が同一
    な輪郭をもちかつ前記保持部にガイド孔及び該ガイド孔
    の内周縁に弾性力をもって金属材よりなる棒状の支持部
    材に接触させる導通機構部分を形成した複数枚の前記コ
    ンタクトと、前記接続部及び前記ガイド孔と同じ形状を
    もつ複数枚の電気絶縁部材とを交互に前記支持部材へ前
    記ガイド孔で貫通させ、前記接続部を前記板厚方向で互
    いに前記電気絶縁部材を介して密着状態に重ね合わせ支
    持し、前記支持部材に弾性力をもって前記導通機構部分
    が接触している状態でめっき液に浸し、前記切断面にめ
    っき処理を施すことを特徴とするコンタクトのめっき処
    理方法。
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