JP3038323U - 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置 - Google Patents

幼児の布団跳ね飛ばし警報装置

Info

Publication number
JP3038323U
JP3038323U JP1996012310U JP1231096U JP3038323U JP 3038323 U JP3038323 U JP 3038323U JP 1996012310 U JP1996012310 U JP 1996012310U JP 1231096 U JP1231096 U JP 1231096U JP 3038323 U JP3038323 U JP 3038323U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infant
futon
main controller
warning device
bag body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996012310U
Other languages
English (en)
Inventor
ウエジェイ リン
Original Assignee
ウエジェイ リン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウエジェイ リン filed Critical ウエジェイ リン
Priority to JP1996012310U priority Critical patent/JP3038323U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038323U publication Critical patent/JP3038323U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外部に配置した信号受信器を対応させ、布団
を跳ね飛ばしたり、幼児が発熱した時に確実に動作して
警報を発する警報装置を提供する。 【解決手段】 袋体102、103、104のそれぞれ
に備えられた薄片体にそれぞれ定位され前記通し穴10
21、1031、1041を介して表面に露出するセン
サーと、複数の設定キーと、入力回路と、CPUと、無
線発射回路とリチウム電池とを内蔵する箱体形状に形成
されたメインコントローラーと、単独設置可能で、音声
回路と接収回路を有し前記メインコントローラーから発
信される信号をキャッチしてアラーム音を発生させる受
信器と、からなる幼児の布団跳ね飛ばし警報装置であっ
て、前記メインコントローラーは、導線によって前記セ
ンサーに接続された状態で、前記袋槽101の内部に収
容されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置に関するものであり、詳しく は、三センサーと一メインコントローラーを設置した帯状袋体は、直接幼児の腹 部に巻き付けることができ、外部に配置した信号受信器を対応させ、布団が跳ね 飛ばされた時或いは発熱した時に、警報動作を完成させるところに特徴を有する 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、公知の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置としては、概ねポケットベルのよ うなものであった。それは、主に、センサー、メインコントローラー、ブザー等 の部品で構成されており、全体が一個のボックス体内に収容されている。使用時 には、直接幼児の胸部に掛け、布団により覆われるようにする。こうして、布団 跳ね飛ばしの状況が発生した時には、センサーの温度差反応を利用し、当該メイ ンコントローラーは、適時ブザーを作動させ音声を発生させ、親に告知、及び警 報指示を与える作用を持つものである。この種の構造が、時に応じた使用価値と 効能の提供を確実に具えていると否認することはできない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のものにあっては、数度の使用を経ると、従来品の実際の 使用上の欠点に気付き、改善が必要であると考えるようになる。より詳しく指摘 すると、あらゆる構成部品を一ボックス体内に集中しているため、当該ボックス 体の体積は必然的に大きく、かつ厚く、これを縮小することはできなかった。こ のため、幼児が寝返りを打ち横向き、或いはうつ伏せで就寝時、その身体は直接 ボックス体により圧迫され、不快を招くという欠点があった。
【0004】 また、当該警報装置は胸部に掛けられているため、幼児がうつ伏せで睡眠時に は必然的に警報装置全体は完全に押さえ付けられ遮断され、前述の睡眠時の不快 を招くと言う欠点の外に、布団が跳ね飛ばされた状況が発生した時も、警報装置 内のセンサーは温度差を感知することはできず、メインユニットを反応させるこ とはできない。つまり、実際に必要とされる布団跳ね飛ばしを警報、告知すると 言う予期の目的を全く達成することはできなかった。
【0005】 また、当該ブザーは警報装置のボックス体内に設置されており、外部に設置さ れているわけではないため、幼児と親が離れて就寝している場合には、ブザーが アラーム音を発しても、普通、睡眠中の親が幼児の布団跳ね飛ばしの状況を直ち に、正確に判定、感知することはできない。加えて、当該ブザーの音声は、直接 熟睡中の幼児を驚かせ眠りを妨げる恐れがある。さらには、幼児が風邪、或いは 他の疾病に罹患している状況にあっては、親が最も心配しているのは、発熱の現 象である。しかし、前述のセンサーのボックス体は直接前胸部に掛けるため、衣 服の表面と布団の間に位置し、幼児の発熱の有無を検知することはできず、明ら かにその使用性が限られていると言う欠点をも有している。
【0006】 上述のように、公知の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置の構造は、明らかに実際 の使用上の欠点があり、改善が待たれている。
【0007】 本考案はこのような事情に鑑み鋭意開発されたものであって、その解決すべき 課題は、従来の警報装置が具有する上述した欠点を解消することであり、一種の 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置、より詳しくは、三センサーと一メインコントロ ーラーとを設置した帯状袋体として直接幼児の腹部に巻き付けることができ、布 団が跳ね飛ばされた時、或いは発熱した時に、警報動作を完成させ、外部に配置 した信号受信器を動作させるところに特徴を有する、幼児の布団跳ね飛ばし警報 装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述したかかる課題を解決するために本考案が採った手段は、叙上の特許請求 の範囲に記載のとおりである。
【0009】 本考案の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置によれば、メインコントローラー、三 つのセンサーとを含む帯状袋体に形成し、該帯状袋体を幼児の腹部に巻き付け、 三つセンサーのうちの一つを、直接幼児の衣服内に装着するように構成されてい るから、幼児が発熱した場合には、極めて迅速、確実、且つ有効に感知し検知す ることができる。
【0010】 また、本考案の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置では、前記帯状袋体を幼児の腹 部に巻き付けた時、三つセンサーのうちの二つは、それぞれ幼児の腹部正面、及 び背中に配置されるように構成されているため、仰向け寝、或いは寝返りを打ち うつ伏せ寝となろうと、布団跳ね飛ばしの状況が発生した時には、確実、かつ有 効に検知でき、加えて、前記三つのセンサーは導線によりメインコントローラー と接続されており、前記メインコントローラーから発せられる電波信号によって 、遠隔して単独設備された受信器を動作させ、これにより、アラーム音を発生さ せることができる。 また、前記受信器は、幼児を世話する人の身辺に単独設置されるているから、 幼児に布団跳ね飛ばした場合や幼児が発熱した場合には、迅速、正確、かつ確実 に告知と警報を発することができるとともに、アラーム音によって熟睡中の幼児 を驚かすことがないという作用が得られる。
【0011】 さらに、前記センサー、メインコントローラー、及び帯状袋体は、それぞれに 解体分離することができる構成であるから、特に、帯状袋体を洗浄して清潔を保 つことができ、また、迅速かつ簡単に再組み立てできる。
【0012】
【考案の実施の態様】
以下、本考案を具体化した実施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】 図1は、本考案の帯状袋体の構造を説明するために示した概略斜視図、図2は 、メインコントローラーと三センサーとの関係を説明するために示した概略斜視 図、図3は、メインコントローラー、三センサーと帯状袋体との関係を説明する ために示した概略平面図であり、そして、図4は、本考案の幼児の布団跳ね飛ば し警報装置を、幼児の腹部に巻き付き状を呈して装着された状態を説明するため に示した概略斜視図である。但し、図4において、幼児の腹部は省略されている 。
【0014】 図において、本考案の実施例の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置は、主に幼児の 腹部に巻き付けることができる長さを基本とした帯状袋体10に形成されており 、その長手方向の端部側に縦方向にミシン縫いしてなる長方形を呈した袋槽10 1が設けられ、他の端部にミシン縫いされてなる袋体102が設けられ、そして さらに、この袋体102と前記袋槽10との間の適当な位置にミシン縫いされて なる二つの小さな袋体103、104が設けられ、そして、これら三つの袋体1 02、103、104には、通し穴1021、1031、1041がそれぞれ形 設されている。
【0015】 前記長方形の袋槽101と三袋体102、103、104との間の前縁側には 、ミシン縫いされてなる閉じ目線105があり、該閉じ目線105に対応してコ ンシールファスナー106が装備され、これにより、引き槽107が形成される ようになっている。また、前記帯状袋体10の表面側であって前記袋槽101の 配置された位置と、前記帯状袋体10の裏面の適宜位置に、それぞれを相互に接 合させるための面ファスナー(マジックテープ)108、109が備えられてお り、 前記帯状袋体10は例えば幼児の腹部に着脱自在に巻き付けて装着できる。 なお、前記帯状袋体10を例えば幼児の腹部に巻き付け装着する際には、前記 袋槽101は腹側に位置し、前記二つの微小袋体103、104は腹部正面と背 中部分に位置する。しかも、それぞれ対応し設置されている通し穴1031、1 041は外に向かった対応状となっている。一方、残りの微小袋体102は幼児 の衣服内に挿入され、通し穴1021は内に向かった対応状となっている。
【0016】 前記三センサー20、21、22の外径はいずれも2mm以内であり、適当な 塑性を具有する薄片体201、211、221にそれぞれ定位されており、これ ら薄片体201、211、221は、帯状袋体10の袋体103、104、10 2内にそれぞれ配置され直接収容されており、しかも、センサー20、21、2 2は、袋体103、104、102の通し穴1031、1041、1021部分 を介して表面に露出される。
【0017】 前記二つのセンサー20、21は、温度が28℃、或いは26℃より低くなる と、感知反応を開始し、他の一つのセンサー22は、温度が37.5℃より高く なると、感知反応を開始する。
【0018】 メインコントローラー30は、偏平な長方形の箱体301(厚さ0.7cm、 幅2.5cm以内、長さは帯状袋体10の幅を基本とする。)内に、数個の設定 キー302、入力回路、CPU(コンピュター プロセッサー ユニット: Com puter Processor Unit)、無線発射回路、リチウム電池が内蔵されており、導線 (f)を介在して前記センサー20、21、22に接続し状態のまま、前記帯状 袋体10の縦長方形の袋槽101内に収容されている。
【0019】 前記設定キー302は、前各項の設定を解除して回路にスタンバイ、ストップ 状態を呈しさせるとともに消費電力を節減するために用いられる解除キーと、電 池と回路が正常であるか否かを検出するためのテストキーと、二つのセンサー2 0、21の温度設定の切り替えに用いられる温度切り替えキーと、CPUを制御 しストップ状態から呼び起こし動作させるための数個の時間選択キーとを含み構 成されている。
【0020】 前記温度切り替えキーは、二つのセンサー20、21の設定温度は、通常、設 定温度が28℃より低くなると感知反応が開始するようになっているが、この切 り替えキーを押すと、その設定温度を自動的に26℃に切り替えできる。
【0021】 前記時間選択キーには、20分、30分のように比較的短い時間を選択する選 択キーと、1時間、2時間、3時間のように比較的長い時間を選択する選択キー とがある。そして、前記時間選択キーの内の一個の時間選択キーを押すと、該時 間選択キーによって設定された所定時間経過後に、前記CPUは自動的に動作さ れる。
【0022】 前記CPUは、ソフトウェアにより制御され、普通はストップ状態を呈してい る。しかし、時間選択キーが押され該時間選択キーによって設定された所定時間 経過すると、直ちに、動作される。また、二つのセンサー20、21によって、 温度が予め設定した28℃、或いは26℃より低いと感知されるか、或いはもう 一方のセンサー22によって、温度が37.5℃より高いと感知された時、自動 的に無線発射回路を通して電波が発射される。
【0023】 前記導線fはちょうど帯状袋体10の引き槽107位置に配置される。
【0024】 前記受信器40は、音声回路と受信回路とを含み、メインコントローラー30 が出力する信号を受信して警告音(アラーム音)を発生させるものであり、幼児 の面倒を見る人の近くに単独で設置される。
【0025】 前記三センサー20、21、22は、それぞれ薄片体201、211、221 により定位される。よって、薄片体201、211、221とメインコントロー ラー30は、帯状袋体10の袋体103、104、102、及び縦長方形の袋槽 101内にそれぞれ嵌入されて配備されることとなる。また、前記センサー20 、21、22は、袋体103、104、102の通し穴1031、1041、1 021を介して露出するように備えられる。
【0026】 前記袋体103、104、102と前記袋槽101との前縁に備えられたコン シールファスナー105は、閉じ合わせを確実に行うことができるものであり、 三つのセンサー20、21、22とメインコントローラー30の遊離、移動を確 実に防止し、安定的に定位することができる。
【0027】 図4に示すように、帯状袋体10が幼児の腹部に巻き付けられると、縦長方形 袋槽101はちょうど腹部側面に位置するため、内部に設置されたメインコント ローラー30によって睡眠時の快適性を損なうことはない。また、メインコント ローラー箱体301の厚さは0.7cmを超えないため、幼児の腹部に当該帯状 袋体10を巻き付けても、幼児が、不便さ、不快感、或いは違和感を感じる恐れ は一切ない。
【0028】 またに、二つの袋体103、104は、ちょうど腹部正面と背中部分に位置す るため、袋体103、104の内部に収容され、通し穴1031、1041を介 して露出している二センサー20、21は、それぞれ腹部外側、及び背中外側の 温度を偵察、測定、感知することができる。もちろん、二センサー20、21を 定位している薄片体201、211は薄片で、しかも塑性を具えており、センサ ー20、21の直径も2mmを超えない小さなものであるため、それらが幼児の 腹部と背中部分に備えられても、少しも睡眠時の快適性に影響を及ぼさない。
【0029】 さらに、当該帯状袋体10が幼児の腹部に巻かれると、二つの袋体103、1 04に備えたセンサー20、21によって、それぞれ腹部外側と背中部分外側の 温度を偵察、測定、感知できる。したがって、当該二つのセンサー20、21に よって、温度が28℃、或いは26℃より低いと感知されると、直ちにセンサー が動作してセンサー信号を発し、該センサー信号は導線fを介してメインコント ローラー30のCPUに伝送され入力されるよう予め設定されている。 すなわち、幼児に布団を掛けると帯状袋体10の二つのセンサー20、21も また布団に覆われるので、もし仮に幼児が布団を跳ね飛ばすという状況が発生し すると、布団から帯状袋体10が露出することとなり、必然的に表面温度は急速 に降下し、かかる温度変化は露出したセンサー20、21によって直接感知され る。
【0030】 当該センサー20、21の感知した温度が、予め設定された28℃、或いは2 6℃より低くなると、センサー20、21は直ちに動作を開始し、メインコント ローラー30のCPUに信号を伝送し、入力する。すると、信号を受信したCP Uは無線発射回路を制御して電波を発射し、幼児の面倒を見る人の身辺に設置さ れた受信器40を動作させ、アラーム音を発生させる。すなわち、幼児が布団を 跳ね飛ばすと警報音が鳴り響くので、幼児の面倒を見る人に対して、警告を確実 に提供できる。
【0031】 上述のように、帯状袋体10が幼児の腹部に巻かれると、導線fとメインコン トローラー30を介して相互に接続された二つのセンサー20、21は、それぞ れ腹部正面と背中部分の位置に配備できる構成であるため、幼児がたとえ仰向け に寝ようと、或いは寝返りを打ってうつ伏せに寝ようと、その体を覆っている布 団が跳ね飛ばされ、センサーが露出して温度が降下すると、該センサーはこの温 度降下を感知でき、幼児の面倒を見る人は、幼児の布団跳ね飛ばしの状況を、確 実に把握することができる。すなわち、予期された使用の目的と効能を完全に達 成し、従来の前胸部掛け式が不確実、不正確であった欠点を確実に改善すること ができた。
【0032】 さらには、前述のように、前記メインコントローラー30には、二つのセンサ ー20、21の感知温度を変更する切り換えキーが設けられているため、必要に 応じて感知温度を変更したい時には、ただ切り換えキーを押すだけで、簡単に切 り換えできる。
【0033】 また、当該受信器40は、幼児の面倒を見る人の近辺に単独で設置されるため 、幼児から離れた場所にいても、アラーム音を確実に聞き取ることができ、極め て迅速に対応できるという効果に加えて、特には、アラーム音が、従来品のよう に幼児の身体上から発生するのではないため、熟睡している幼児を驚かせること もない、という優れた作用効果が得られる。
【0034】 また、帯状袋体10を幼児の腹部を巻き込むと、該帯状袋体10の反対側の端 に設置された袋体102のセンサー22を幼児の衣服内に配置させることができ 、しかも、センサー22の感知温度は人体の正常体温37.5℃に設定されてお り、(37.5℃を超えた時にセンサー22は反応動作する。)、幼児に布団を 掛けると体温は直接衣服内に保留され発散しにくいという作用が加わるので、幼 児が発熱して体温が37.5℃を超えると、この体温上昇は前記センサー22に よって確実に検出される。そして、叙上のごとく、センサー22からの信号は導 線fを介してメインコントローラー30に転送され、メインコントローラー30 のCPUによって無線発射回路から電波信号が発射され、該電波信号を受信した 受信器40から確実に警報と告知のためのアラーム音が鳴り響くこととなる。
【0035】 また、上述のメインコントローラー30や受信器40に内蔵された入力回路、 無線発射回路、音声回路、及び受信回路等の動作原理は、他の電気設計にも同類 の運用が見られるため、本考案ではこれ以上詳細な説明は加えない。但し、それ らとその他の部品(メインコントローラー30内のCPU、数個の設定キー、及 び三センサー20、21、22等)を相互に対応させ、幼児布団跳ね飛ばし警報 装置に運用し、実際使用の効果を明確に提供することができる点は、類似製品が 及ばないところである。また、空間形態を創造し、進歩的な使用の特徴点を明確 に具えている。
【0036】 さらには、前記三つのセンサー20、21、22が感知反応を開始しても、メ インコントローラー30内のCPUの動作なくしては、前記受信器40はアラー ム音を発生することができないようになっている。
【0037】 また、前記CPUをストップ状態から呼び起こし始動させる制御は、メインコ ントローラー30に別途設置されている時間選択キーによって行われるゆえ、本 考案の警報装置には、例えば28分とか、30分とか、1時間とか、2時間とか 、或いは3時間、というように相互に設定時間の異なる時間選択キーが複数備え られているから、使用時、幼児の身体状況に応じて、最も適当な時間を選定する ことができる。すなわち、幼児の身体(健康)状況が優れない時には、短めの時 間選択キーを用いることができ、逆に、幼児の身体(健康)状況が優れている時 には、長めの時間選択キーを用いることができ、幼児が布団を頻繁に跳ね飛ばし 、親の睡眠に影響するという欠点をも回避できる。
【0038】 また、メインコントローラー30、及び三つのセンサー20、21、22、導 線f等は、帯状袋体10から脱着自在であるので、帯状袋体10はいつでも外し て洗浄することができこれを清潔に保持することができるとともに、極めて簡便 かつ迅速に組み立てできるという、優れた作用効果を奏する。
【0039】
【考案の効果】
以上のように、本考案の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置は、幼児に対して不***や違和感を感じさせることなく簡単且つ自在に巻き付けでき、睡眠時の快適性 を損なうことがなく、センサーの感知温度を変更したい場合には切り換えキーを 押すだけで簡単に切り換えでき、幼児がたとえ仰向けに寝ようと、或いは寝返り を打ってうつ伏せに寝ようと、その体を覆っている布団跳ね飛ばしの状況を確実 に把握して、幼児の面倒を見る人に対して、幼児の布団跳ね飛ばしの状況を警告 できる。
【0040】 また、受信器は幼児の面倒を見る人の近辺に単独で設置されるため、幼児から 離れた場所にいても、アラーム音を確実に聞き取ることができ、極めて迅速に対 応できるという効果に加えて、特には、アラーム音が、従来品のように幼児の身 体上から発生するのではないため、熟睡している幼児を驚かせることもない、と いう優れた作用効果が得られる。
【0041】 さらにまた、前記三つのセンサーが感知反応を開始しても、メインコントロー ラー内のCPUの動作なくして、受信器40はアラーム音を発生することができ ないようになっているから、誤作動(誤報)がない。
【0042】 さらにまた、前記CPUをストップ状態から呼び起こし始動させる制御は、メ インコントローラー30に別途設置されている時間選択キーによって行わうこと ができるから、幼児の身体(健康)状況が優れない時には、短めの時間選択キー を用いることができ、逆に、幼児の身体(健康)状況が優れている時には、長め の時間選択キーを用いることができ、幼児が布団を頻繁に跳ね飛ばし、親の睡眠 に影響するということもない。
【0043】 さらにまた、メインコントローラー、センサー、導線等は、帯状袋体10から 自在に脱着できるから、帯状袋体を外して洗浄することができ、これにより、帯 状袋体を常時清潔に保つことができるとともに、極めて簡便かつ迅速に再組み立 てできる、という優れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の帯状袋体の構造を説明するた
めに示した概略斜視図である。
【図2】図2は、メインコントローラーと三センサーと
の関係を説明するために示した概略斜視図である。
【図3】図3は、メインコントローラー、三センサーと
帯状袋体との関係を説明するために示した概略平面図で
ある。
【図4】図4は、本考案の幼児の布団跳ね飛ばし警報装
置を、幼児の腹部に巻き付き状を呈して装着された状態
を説明するために示した概略斜視図である。なお、図中
において、幼児の腹部は省略されている。
【符号の説明】
10 … 帯状袋体 101 … 縦長方形袋槽 102、103、104 … 微小袋体 1021、1031、1041 … 通し穴 105 … 閉じ目線 106 … コンシールファスナー 107 … 引き槽 108、109 … 面ファスナー 20、21、22 … センサー 201、211、221 … 薄片体 30 … メインコントローラー 301 … 偏平長方形箱体 302 … 設定キー 40 … 受信器 f … 導線

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幼児の腹部に巻き付けることができる長
    さを基本とし、その長手方向の端部側に設けられた袋槽
    と、他端部側に設けられ通し穴が形設された袋体と、該
    袋体と前記袋槽との間に設けられそれぞれ通し穴が形設
    された2つの袋体を有し、 前記袋槽と袋体の前縁側に設けられた閉じ目線と、該閉
    じ目線に対応してコンシールファスナーとからなる引き
    槽と、 幼児の腹部に着脱自在に巻き付け可能とすべく、相互に
    接合される面ファスナーを備た帯状袋体と、 前記袋体のそれぞれに備えられた薄片体にそれぞれ定位
    され前記通し穴を介して表面に露出するセンサーと、 複数の設定キーと、入力回路と、CPU(コンピュター
    プロセッサー ユニット: Computer Processor Uni
    t)と、無線発射回路とリチウム電池とを内蔵する箱体
    形状に形成されたメインコントローラーと、 単独設置可能で、音声回路と接収回路を有し前記メイン
    コントローラーから発信される信号をキャッチしてアラ
    ーム音を発生させる受信器と、 からなる幼児の布団跳ね飛ばし警報装置であって、 前記メインコントローラーは、導線によって前記センサ
    ーに接続された状態で、前記袋槽の内部に収容されてい
    ることを特徴とする、幼児の布団跳ね飛ばし警報装置。
  2. 【請求項2】 前記メインコントローラーと前記三つの
    センサーは、それぞれ帯状袋体に備えた袋槽と二つの袋
    体に収容設置され、これらを相互に接続するための導線
    は前記帯状袋体に設けた引き槽内に設置されており、コ
    ンシールファスナーによって閉じ合わされ、遊離、移動
    が防止されていることを特徴とする請求項1記載の幼児
    の布団跳ね飛ばし警報装置。
  3. 【請求項3】 前記幼児の布団跳ね飛ばし警報装置にお
    いて、 前記メインコントローラー内に、前記各項の設定条件の
    解除、又は回路のスタンバイ若しくは停止を制御する解
    除キーと、前記回路と電池のテストに用いられるテスト
    キーと、布団跳ね飛ばしを検知する二つのセンサーの設
    定温度の切り換えに用いられる切り換えキーと、CPU
    をストップ状態から呼び起こし始動させる制御に用いら
    れ、それぞれ異なる数個の設定時間を具えた選択キー
    と、を具備していることを特徴とする請求項1又は2記
    載の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置。
  4. 【請求項4】 前記幼児の布団跳ね飛ばし警報装置にお
    いて、 前記帯状袋体が幼児の腹部に巻き付けられ時、前記帯状
    袋体の一端に設けた袋槽内に収納されたメインコントロ
    ーラーは腹部に位置し、前記帯状袋体の他端部側に設け
    た袋体内に収容されたセンサーは幼児の衣服内に位置
    し、該袋体と前記の袋槽との間に設けた二つのセンサー
    はそれぞれ腹部正面と背中部分に位置することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか記載の幼児の布団跳ね飛ば
    し警報装置。
  5. 【請求項5】 前記幼児の布団跳ね飛ばし警報装置にお
    いて、 前記幼児の腹部正面、背中部分に配置された二つのセン
    サーの検知反応温度は、布団跳ね飛ばしを検知すべく2
    8℃或いは26℃より低く設定され、幼児の衣服内に位
    置するセンサーの検知反応温度は、発熱を検知すべく、
    37.5℃以上に設定されており、 これらセンサーから発する検知反応信号は、導線を介し
    て前記メインコントローラーのCPUに伝送されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の幼児の布団
    跳ね飛ばし警報装置。
  6. 【請求項6】 前記幼児の布団跳ね飛ばし警報装置にお
    いて、 前記メインコントローラーに内蔵したCPUは、普通は
    ストップ状態で、時間選択キーに設定された時間に達す
    ると自動的に始動し、前記三つのセンサーの感知信号を
    受信した時に、回路に無線電波の発射を直接促し、受信
    器に信号を発射することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか記載の幼児の布団跳ね飛ばし警報装置。
JP1996012310U 1996-12-02 1996-12-02 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置 Expired - Lifetime JP3038323U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012310U JP3038323U (ja) 1996-12-02 1996-12-02 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012310U JP3038323U (ja) 1996-12-02 1996-12-02 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3038323U true JP3038323U (ja) 1997-06-20

Family

ID=43173005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996012310U Expired - Lifetime JP3038323U (ja) 1996-12-02 1996-12-02 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3038323U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5454376A (en) Breathing monitor articles of wearing apparel
US6097297A (en) Wetness awareness training device
US5774055A (en) Infant monitoring device
US6686843B2 (en) Method and apparatus for determining the temperature of an infant
US5726631A (en) Structure kick-activated wearable alarm for infants
RU2518209C2 (ru) Многофункциональное устройство мониторинга для впитывающих изделий
EP2124748B1 (en) Infant monitor
US5036859A (en) Moisture detector and indicator
US20180064372A1 (en) Method and device for sleep posture correction
US20090192364A1 (en) Infant monitoring system
US20020057202A1 (en) Infant monitoring system
US6373392B1 (en) Alert device for providing a warning of a baby's condition which may lead to the onset of SIDS
EP2243422A1 (en) Method, system and sensor for monitoring an infant lying in a bed
JP2007501664A (ja) 人体の状態を監視するための装置
WO2012014215A1 (en) Monitoring physiological condition of a subject
KR100790000B1 (ko) 다목적 지능형 매트 시스템
ZA200601793B (en) Device for monitoring the condition of a human being
GB2396043A (en) Baby alarm with tilt sensor
JP3038323U (ja) 幼児の布団跳ね飛ばし警報装置
JP2006043389A (ja) おむつ交換時期報知装置
TWI540542B (zh) 嬰兒踢被監測器
GB2522662A (en) A monitoring system
KR20070109961A (ko) 다목적 지능형 매트 시스템
WO2020232988A1 (zh) 一种智能型蚕丝被
CN211407717U (zh) 一种智能电子护肚装置