JP3038064U - ゴルフボールを包装する箱 - Google Patents

ゴルフボールを包装する箱

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JP3038064U
JP3038064U JP1996012422U JP1242296U JP3038064U JP 3038064 U JP3038064 U JP 3038064U JP 1996012422 U JP1996012422 U JP 1996012422U JP 1242296 U JP1242296 U JP 1242296U JP 3038064 U JP3038064 U JP 3038064U
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JP1996012422U
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イエ チェン−フワ
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イエ チェン−フワ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフボールを区分して収納することがで
き、材料費が低廉で、組み立て加工及び収納作業に手間
がかからない箱を提供すること。 【解決手段】 箱1は、一枚の板紙を折り曲げて成り、
断面矩形の角柱状をなす箱本体2の上面を蓋板314で
閉塞し、下面を底板で閉塞し、箱本体2の前面一半部の
中央寄り端部を背面に向けて屈曲して隔壁335を架設
し、隔壁335の背面寄りの一部を一方に切り起こし、
前面他半部の中央寄り端部を隔壁335に沿ってその中
央部まで重合し、その先端を全面と平行に屈曲して箱本
体2の一側面に接合し、その中間部を切り起こしに接合
し、隔壁335の前面寄りの一部を他方に切り起こして
隔壁335に交差する区画板332を形成し、箱本体2
の内部に区画板332及び隔壁335により区画された
4個の収納室を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、ゴルフボールを包装する箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフボールは、図7に示すように、1人のゴルファーに所属すること を表す同じ番号を付した3個のゴルフボールを一個の小箱aに収納し、それぞれ 異なる番号のゴルフボールを入れた4個の小箱aを大箱bに詰めて合計1ダース となるように包装されていた。
【0003】 そして、小箱a内のゴルフボールは、ゴルフ場でプレーする際に同組の4人の ゴルファーにそれぞれ供給されるが、この時、ゴルフボールは上記したように番 号ごとに分けられて収納されているため、ゴルファーが自分のボールを間違うこ とはない。 しかし、この方法では、ゴルフボールが小箱aと大箱bとで2重に包装されて いるため、材料費が増大するばかりか、包装作業に手間がかかってコストが高く つくという欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、ゴルフボールを区分して収納することができ、材料費が低廉で、組 み立て加工及び収納作業に手間がかからないゴルフボールを包装する箱を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のゴルフボールを包装する箱は、一枚の板紙を折り曲げて成り、断面矩 形の角柱状を呈する箱本体の上面を蓋板で閉塞すると共に、下面を底板で閉塞し 、前記箱本体の前面の一半部の中央寄り端部を背面に向けて屈曲して隔壁を架設 し、該隔壁の幅方向中央より背面寄りの一部を一方に切り起こし、前記前面の他 半部の中央寄り端部を隔壁に沿ってその中央部まで重合し、さらにその先端を前 記前面と平行に屈曲して前記箱本体の一側面に接合すると共にその中間部を前記 切り起こしに接合し、前記隔壁の前面寄りの一部を他方に切り起こして前記隔壁 に交差する区画板を形成し、前記箱本体の内部に前記区画板及び隔壁により区画 された4個の収納室を形成したことを特徴とする。
【0006】 一枚の板紙を折り曲げて4個の収納室に区画された箱を形成したことにより、 材料費及び加工の手間が低減され、ゴルフボールの収納作業も簡便化される。 4個の収納室に番号の異なるゴルフボールが区分して収納され、互いに混入す ることがない。 また、隔壁及び遮断壁が互いに交差する方向の補強となって箱本体の圧壊を防 ぐと共に、区画板を切り起こした後の隔壁の空隙を遮断壁が一部塞ぐ。
【0007】 蓋板が箱本体の上端に切り取り線を介して連設されると共に、箱本体と蓋板と の間において収納室の上端面を覆う4枚の内蓋板が、箱本体の両側面上端にそれ ぞれ切り取り線を介して連設され、蓋板に隔壁及び区画板に沿う切り取り線が形 成されることは、蓋板及び内蓋板の必要な部分を切り取って、ゴルフボールを各 収納室ごとに取り出すことができるので望ましい。 蓋板の中央部及び4枚の内蓋板の突き合わせ部に挿入口を互いに合致するよう 穿設することは、挿入口から指を差し込んで、蓋板及び内蓋板を簡単に破ること ができるので望ましい。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 ゴルフボールを包装する箱1は、図5に示すように、一枚の板紙3(図2参照 )を折り曲げて成り、断面矩形の角柱状を呈する箱本体2の上面を蓋板314で 閉塞すると共に、下面を底板317,318,325,326,334で閉塞し て形成される。 なお、以下の記載において、説明が繁雑になるのを防ぐために、箱1の蓋板3 14が設けられている端部を上、蓋板314が連設されている側面を背面とし、 展開図においては、図の方向をそのまま上下左右と称する。
【0009】 箱1を構成する板紙3は、図2に示すように、箱本体2の高さと同じ長さでそ の周長よりやや幅広い矩形部分を有し、この矩形部分を、大幅部31と、その左 側縁に順次連設される小幅部32、左翼部34及び左結合部36と、大幅部31 の右側縁に順次連設される右翼部33及び右結合部35とに区分する。また、上 記各部の連設部分にそれぞれ折り目37を形成する。 なお、小幅部32の幅は大幅部31の幅の3/4 で、且つ右翼部33と同幅であ り、左翼部34の幅は右翼部33の幅の2/3 で、且つ大幅部31の幅の1/2 であ る。
【0010】 また、大幅部31の幅方向中心に折り目311を形成し、この折り目311上 に四角形の透孔312を穿設すると共に、透孔312を透明なセロハン紙313 で塞いである。 さらに、小幅部32の左から1/3 の位置に折り目321を形成し、同じ様に、 この折り目321上に四角形の透孔322を穿設すると共に、透孔322を透明 なセロハン紙323で塞いである。
【0011】 右翼部33の左から1/3 の位置に折り目331が形成され、この折り目331 より右側における右翼部33の幅方向中央を切り起こし線3323として、その 左側に凸に屈曲する切れ目3321と、これよりやや短く且つ幅が狭く、右側に 凸に屈曲する切れ目3322とがそれぞれ形成される。これら切れ目3321, 3322で囲まれた部分は後述する区画板332となる。 また、左翼部34の幅方向中央部にも折り目341が形成される。
【0012】 大幅部31の左半部は箱本体2の背面となり、その上端に正方形の蓋板314 が切り取り線3142を介して連設される。蓋板314の上端には同幅の結合片 316が切り取り線3142を介して連設され、蓋板314の中心部に菱形の挿 通口3141が穿設される。 また、蓋板314には、その上下端縁と平行な切り取り線3142及び側縁と 平行な切り取り線3142が、挿通口3141の角を通って蓋板314を4等分 するように形成されている。
【0013】 大幅部31の右半部は箱本体2の側面となり、その上端に蓋板314の切り取 り線3142で等分された1区画分と同形の内蓋板315が、切り取り線315 2を介して、かつ、2枚横に並べて連設されている。2枚の内蓋板315の対向 側縁上端に下方外向きに傾斜する切欠3151がそれぞれ形成される。 小幅部32の大幅部31の左側縁と折り目321との間の部分は、箱本体2の 前記側面に対向する側面となり、その上端に内蓋板315と同様の2枚の内蓋板 324が切り取り線3242を介して連設されている。内蓋板324の対向側縁 の上端には、下方外向きに傾斜する切欠3241がそれぞれ形成される。
【0014】 大幅部31の左半部下端及び右半部下端にはそれぞれ底板318,317が連 設される。また、大幅部31の左側縁と折り目321との間において、小幅部3 2の下端に底板325が連設され、折り目321の左側において小幅部32の下 端に底板326が連設される。 さらに、大幅部31の右側縁と折り目331との間において、右翼部33の下 端に底板334が連設される。底板334の右側縁には糊代部3341が形成さ れている。
【0015】 本発明の箱1は上記板紙3から次のように形成される。 まず、左結合部36に接着剤を塗布してから、図3に示すように、小幅部32 を折り目321に沿って内側に直角折り曲げた後、小幅部32と左翼部34との 間の折り目37に沿って内側に直角に折り曲げ、さらに、折り目341に沿って 左翼部34を内側に直角に折り曲げ、折り目37に沿って外側に屈曲した左結合 部36を小幅部32の内面に接着する。すると、左結合部36の基端は2枚の内 蓋板324の境界線上に突き合わせられる。
【0016】 次に、右結合部35に接着剤を塗布した後、折り目311に沿って大幅部31 を半幅に内側に直角に折り曲げ、さらに、大幅部31と右翼部33との間の折り 目37に沿って内側に直角に折り曲げてから、折り目331に沿って右翼部33 を内側に直角に折り曲げ、折り目37に沿って外側に屈曲した右結合部35を大 幅部31の内面に接着する。すると、右結合部35の基端は大幅部31の左半部 のさらに半幅の位置に突き合わせられる。 そして、右翼部33の大幅部31右縁と折り目331との間の部分が箱本体2 の前面右半部となり、その中央寄り端部から延びる右翼部33の残りの部分が、 箱本体2の前面の幅方向中央部から背面の幅方向中央部に向けて架設された隔壁 335となる。
【0017】 次いで、切れ目3322で囲まれた部分を切り起こし線3323から左翼部3 4方向に直角に切り起こすと共に、切れ目3321で囲まれた部分を切り起こし 線3323から他方に直角に切り起こす。この結果、切れ目3321,3322 で囲まれた部分が隔壁335に直角に交差して区画板332となる。 次に、図4に示すように、大幅部31の左縁の折り目37に沿って小幅部32 を前方に直角に折り曲げ、左翼部34の右半部を隔壁335の前部に重合して両 者を接着し、区画板332の切れ目3322で囲まれた部分の前面と左翼部34 の左半部とを重合して両者を接着する。
【0018】 これにより、小幅部32の折り目321より左側の部分が箱本体2の前面左半 部となり、その中央寄り端部から延びる左翼部34の右半部が、隔壁335の切 れ目3321で囲まれた大きな空隙を塞ぐ。 また、さらにその先端に続く左翼部34の左半部が、隔壁335と箱本体2の 一側面との間に架設された遮断壁342となり、区画板332が遮断壁342に 接着されて、隔壁335と直交した状態で保持される。 そして、図1に示すように、箱本体2の内部が遮断壁342、区画板332及 び隔壁335により区画されて4個の収納室21,22,23,24が形成され る。なお、右後方の収納室21と左前方の収納室23にはそれぞれ透孔312, 322が形成されているので、内部を見ることができる。
【0019】 次に、図5に示すように、底板317,318,325,326,334を内 側に折り曲げると共に互いに接着して、箱本体1の下端面を塞ぐ。 次いで、各収納室21,22,23,24にそれぞれ番号の違うゴルフボール を3個づつ収納してから、図6に示すように、内蓋板315,324を内側に折 り曲げて収納室21,22,23,24の上端面を塞ぐ。すると、内蓋板315 ,324の切欠3151,3241が突き合わせられて、菱形の挿入口3243 が形成される。
【0020】 さらに、内蓋板315,324の上面に接着剤を塗布した後、蓋板314を内 側に折り曲げて内蓋板315,324に接着すると共に、結合片316を箱本体 2の前面上端に接着し、最終的に1ダースのゴルフボールを3個づつ区分した状 態で包装する。 この時、蓋板314の挿入口3141が内蓋板315,324の中心の挿入口 3243と合致する。
【0021】 ゴルフボールが必要な時は、挿入口3141,3243を通して箱1の内部に 指を差し込み、内蓋板315,324及び蓋314の切り取り線3142で4等 分された各部を、各収納室21,22,23,24ごとに切り取り線3142, 3152,3242に沿って破り取りながら、その内部のゴルフボールを取り出 していく。従って、異なる番号のゴルフボールが混じることはない。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、4個の収納室に番号の異なるゴルフボールを区分して収納す ることができるので、これらのボールが箱内で混じり合うことがなく、プレーヤ ーが自分のボールを間違う心配がない。 また、一枚の板紙を折り曲げて4個の収納室に区画された1個の箱を形成する ため、大小の箱で2重に包装するものに比べて、材料費及び組み立て加工の手間 が低減され、ゴルフボールの収納作業も容易となる。
【0023】 さらに、隔壁及び遮断壁が互いに交差する2方向の外力に抵抗して箱本体の圧 壊を防ぐことができ、区画板を切り起こした後の空隙の一部を遮断壁が塞ぐため 、隔壁の強度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴルフボールを包装する箱の実施形態
に係る板紙の展開図
【図2】箱の組み立て過程の第1段階を示す斜視図
【図3】箱の組み立て過程の第2段階を示す斜視図
【図4】箱の組み立て過程の第3段階を示す斜視図
【図5】箱の組み立て過程の第4段階を示す斜視図
【図6】蓋板及び内蓋板を折り曲げる前の箱の平面図
【図7】従来のゴルフボールを包装する箱の斜視図
【符号の説明】
1 箱 2 箱本体 21,22,23,24 収納室 3 板紙 31 大幅部 312,322 透孔 313,323 セロハン紙 314 蓋板 3141,3243 挿入口 3142,3152,3242 切り取り線 315,324 内蓋板 3151,3241 切欠 317,318,325,326,334 底板 32 小幅部 33 右翼部 332 区画板 3321,3322 切れ目 3323 切り起こし線 3341 糊代部 335 隔壁 34 左翼部 342 遮断壁 35 右結合部 36 左結合部 37,311,321,331,341 折り目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の板紙を折り曲げて成り、断面矩形
    の角柱状を呈する箱本体の上面を蓋板で閉塞すると共
    に、下面を底板で閉塞した箱において、前記箱本体の前
    面の一半部の中央寄り端部を背面に向けて屈曲して隔壁
    を架設し、該隔壁の幅方向中央より背面寄りの一部を一
    方に切り起こし、前記前面の他半部の中央寄り端部を隔
    壁に沿ってその中央部まで重合し、さらにその先端を前
    記前面と平行に屈曲して前記箱本体の一側面に接合する
    と共にその中間部を前記切り起こしに接合し、前記隔壁
    の前面寄りの一部を他方に切り起こして前記隔壁に交差
    する区画板を形成し、前記箱本体の内部に前記区画板及
    び隔壁により区画された4個の収納室を形成したことを
    特徴とするゴルフボールを包装する箱。
JP1996012422U 1996-11-21 1996-11-21 ゴルフボールを包装する箱 Expired - Lifetime JP3038064U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7455342B1 (ja) 2023-10-27 2024-03-26 精司 名久井 角筒状構造体

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