JP3037675B2 - 防護パン内のリングとして巻取られた押出し成形された線材リングを引渡す方法並びに引き渡し装置を有する線材リング搬送装置 - Google Patents
防護パン内のリングとして巻取られた押出し成形された線材リングを引渡す方法並びに引き渡し装置を有する線材リング搬送装置Info
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- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、防護パン内のリン
グとして巻取られた押出し成形された線材リングを引渡
す方法並びに引渡し装置を有する線材リング搬送装置に
関する。
グとして巻取られた押出し成形された線材リングを引渡
す方法並びに引渡し装置を有する線材リング搬送装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】押出し機の放出部に設けられる線材リン
グ搬送装置は、例えば次の専門報告書から公知である。
即ち、ディーター ベルトイーズ（Dieter Veltjens）
著、金相学用の定期刊行物第６２巻（１９７１）２、
“銅材料用の補助装置及び後続装置を備えた押出し機設
備（Strangpressanlagen mit Hilfs-und Folgeeinricht
ungen fuer Kupferwerkstoffe）”；ディーター ベル
トイーズ（Dieter Veltjens）著、金属第２９巻（１９
７５）１１、第１１１０乃至１１１７頁 “重金属工業
用の押出し機及びパイプ押出し機設備（Strang-und Roh
rpressanlagen fuer die Schwermetallindustrie）”；
エフ．ジェイ．チルゲス（F.j.Zilges）著、金属第３６
巻（１９７５）４、第４３９乃至４４３頁 “重金属用
の押出し機設備の設計における主基準（Hauptkriterien
bei der Auslegung einer Strangpressanlage fuer Sc
hwermetall）”。
グ搬送装置は、例えば次の専門報告書から公知である。
即ち、ディーター ベルトイーズ（Dieter Veltjens）
著、金相学用の定期刊行物第６２巻（１９７１）２、
“銅材料用の補助装置及び後続装置を備えた押出し機設
備（Strangpressanlagen mit Hilfs-und Folgeeinricht
ungen fuer Kupferwerkstoffe）”；ディーター ベル
トイーズ（Dieter Veltjens）著、金属第２９巻（１９
７５）１１、第１１１０乃至１１１７頁 “重金属工業
用の押出し機及びパイプ押出し機設備（Strang-und Roh
rpressanlagen fuer die Schwermetallindustrie）”；
エフ．ジェイ．チルゲス（F.j.Zilges）著、金属第３６
巻（１９７５）４、第４３９乃至４４３頁 “重金属用
の押出し機設備の設計における主基準（Hauptkriterien
bei der Auslegung einer Strangpressanlage fuer Sc
hwermetall）”。
【０００３】巻取り可能な内実成形体又は中空成形体
（包括的に“線材”と呼ばれる）は、巻取り装置におい
てリングとして巻取られて、別の処理、例えばリングの
結合のため、集合のため及び／又は搬出のために、線材
リングを十分冷却するよう設計された搬送軌道を介して
巻取り装置から後続装置に供給される。この場合前記搬
送は防護パン内で行われる。
（包括的に“線材”と呼ばれる）は、巻取り装置におい
てリングとして巻取られて、別の処理、例えばリングの
結合のため、集合のため及び／又は搬出のために、線材
リングを十分冷却するよう設計された搬送軌道を介して
巻取り装置から後続装置に供給される。この場合前記搬
送は防護パン内で行われる。
【０００４】防護パン内に巻取られる線材リングは、搬
送軌道の終端で防護パンから後続装置に引き渡されかつ
空の防護パンは、巻取り装置に戻し搬送されねばならな
い。引渡しプロセスの結果として線材リングは、防護パ
ンからの取出しによって緩むようになりかつ線材リング
のコンパクトな形状が失われるようになる。
送軌道の終端で防護パンから後続装置に引き渡されかつ
空の防護パンは、巻取り装置に戻し搬送されねばならな
い。引渡しプロセスの結果として線材リングは、防護パ
ンからの取出しによって緩むようになりかつ線材リング
のコンパクトな形状が失われるようになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、改善
された方法により、引渡し時の線材リングのゆるみを回
避しかつ線材リングのコンパクトな形状を維持できるよ
うにすることにある。
された方法により、引渡し時の線材リングのゆるみを回
避しかつ線材リングのコンパクトな形状を維持できるよ
うにすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明によれば、防護パン内のリングとして巻取られ
た押出し成形された金属線材を防護パン内で線材リング
を搬送する搬送軌道から後続装置に引渡す方法におい
て、次のようなプロセスが行われる。即ち： イ）防護パン内に位置する線材リングを防護パンと共に
主搬送軌道から受け取りかつ１８０度転回し、 ロ）防護パンを持上げかつ線材リングを後続装置の方向
に側方に搬出し、 ハ）防護パンを再度転回しかつ側方に巻取り装置に案内
された戻し搬送軌道に引渡すプロセスが行われる。
に本発明によれば、防護パン内のリングとして巻取られ
た押出し成形された金属線材を防護パン内で線材リング
を搬送する搬送軌道から後続装置に引渡す方法におい
て、次のようなプロセスが行われる。即ち： イ）防護パン内に位置する線材リングを防護パンと共に
主搬送軌道から受け取りかつ１８０度転回し、 ロ）防護パンを持上げかつ線材リングを後続装置の方向
に側方に搬出し、 ハ）防護パンを再度転回しかつ側方に巻取り装置に案内
された戻し搬送軌道に引渡すプロセスが行われる。
【０００７】方法を実施するために、特許請求の範囲第
２項の上位概念に記載の形式の線材リング搬送装置にお
いて本発明によれば、特許請求の範囲第２項の特徴部分
に記載の特徴を有する旋回台を引渡し装置として使用す
ることが提案されている。
２項の上位概念に記載の形式の線材リング搬送装置にお
いて本発明によれば、特許請求の範囲第２項の特徴部分
に記載の特徴を有する旋回台を引渡し装置として使用す
ることが提案されている。
【０００８】
【発明の効果】旋回台を引渡し装置として使用すること
によって、線材リングは防護パンと共にしかも防護パン
内に留められて転回されかつ次いで防護パンは上向きに
持ち上げられる。この場合線材リングは支持台に留ま
り、この支持台に向けて防護パンは、線材リングと防護
パンを一緒に転回する前に持ち上げられる。
によって、線材リングは防護パンと共にしかも防護パン
内に留められて転回されかつ次いで防護パンは上向きに
持ち上げられる。この場合線材リングは支持台に留ま
り、この支持台に向けて防護パンは、線材リングと防護
パンを一緒に転回する前に持ち上げられる。
【０００９】
【発明の実施の形態】第１図で図示の押出し機１は、伸
張したロッド状の金属成形体をプレス（押出し成形）す
るために並びに、包括的に金属線材の概念で呼ばれる、
巻取り可能な金属成形体をプレス（押出し成形）するた
めに設置されている。伸張した金属成形体は、放出テー
ブル又はベルト２によって受け取られかつ横コンベヤ３
において冷却されかつ鋸歯ローラテーブル（Saegenroll
gang）４によって搬出される。
張したロッド状の金属成形体をプレス（押出し成形）す
るために並びに、包括的に金属線材の概念で呼ばれる、
巻取り可能な金属成形体をプレス（押出し成形）するた
めに設置されている。伸張した金属成形体は、放出テー
ブル又はベルト２によって受け取られかつ横コンベヤ３
において冷却されかつ鋸歯ローラテーブル（Saegenroll
gang）４によって搬出される。
【００１０】金属線材は、巻取り装置（コイラ）におい
て巻取られてリングを形成し、このリングは、搬送中に
線材リングを冷却できる搬送軌道６を介して後続装置、
例えば結合ステーション７及び線材リングコレクタ８に
供給される。線材リングを搬送軌道６から実施例におい
て後続装置として設けられた、搬送エレメント７ａを備
えた結合ステーション７に引渡すために、結合ステーシ
ョン７の搬送エレメント７ａと搬送軌道６との間に引渡
し装置９が配置されている。伸張した成形体をプレスす
る場合には、巻取り装置５に案内されたトラフがプレス
ライン内に押し込まれる中間コンベヤ１０によって架橋
される。
て巻取られてリングを形成し、このリングは、搬送中に
線材リングを冷却できる搬送軌道６を介して後続装置、
例えば結合ステーション７及び線材リングコレクタ８に
供給される。線材リングを搬送軌道６から実施例におい
て後続装置として設けられた、搬送エレメント７ａを備
えた結合ステーション７に引渡すために、結合ステーシ
ョン７の搬送エレメント７ａと搬送軌道６との間に引渡
し装置９が配置されている。伸張した成形体をプレスす
る場合には、巻取り装置５に案内されたトラフがプレス
ライン内に押し込まれる中間コンベヤ１０によって架橋
される。
【００１１】線材リングの規定の材料のために、線材リ
ングが防護パン内に巻取られかつ搬送軌道に沿って搬送
されるのが、一般的である。搬送軌道６の終端では、線
材リングは防護パンから分けられかつ防護パンは巻取り
装置に戻し搬送されるのに対して、線材リングは引渡し
装置から後続装置に引き渡されねばならない。引渡し装
置９の詳細、並びに、引渡し装置９と結合ステーション
７の搬送エレメント７ａ及び搬送軌道６との対応関係
は、第２図乃至第６図から明らかである。
ングが防護パン内に巻取られかつ搬送軌道に沿って搬送
されるのが、一般的である。搬送軌道６の終端では、線
材リングは防護パンから分けられかつ防護パンは巻取り
装置に戻し搬送されるのに対して、線材リングは引渡し
装置から後続装置に引き渡されねばならない。引渡し装
置９の詳細、並びに、引渡し装置９と結合ステーション
７の搬送エレメント７ａ及び搬送軌道６との対応関係
は、第２図乃至第６図から明らかである。
【００１２】搬送軌道６は、線材リング１３を搬送する
ための主搬送軌道１１を有していて、この主搬送軌道１
１は、線材リング１３を受容する防護パン１４及び空の
防護パンを巻取り装置５に戻すための、主搬送軌道１１
の下側に配置された戻し搬送軌道１２を有している。主
搬送軌道１１の上側には、必要であれば歩進的な送り中
に線材リングを冷却するための送風機１５が配置されて
いる。
ための主搬送軌道１１を有していて、この主搬送軌道１
１は、線材リング１３を受容する防護パン１４及び空の
防護パンを巻取り装置５に戻すための、主搬送軌道１１
の下側に配置された戻し搬送軌道１２を有している。主
搬送軌道１１の上側には、必要であれば歩進的な送り中
に線材リングを冷却するための送風機１５が配置されて
いる。
【００１３】特に第４図から明らかなように、引渡し装
置９は、２つのリング１７とこれらリングを結合するウ
エブ１８，１９から成るフレームを備えた旋回台１６と
して構成されている。リング１７が載設する回転支承体
２０は、軸線２１を中心として回動可能な旋回台１６を
支持する。旋回台１６は、伝動モータ２２によって回動
させられ、この伝動モータ２２の軸はスプロケット２３
を支持している。スプロケットは、チェーン２４に係合
し、このチェーン２４は、偏向ローラ２５を介して案内
されていてかつチェーンの端部はリング１７に結合され
ている。
置９は、２つのリング１７とこれらリングを結合するウ
エブ１８，１９から成るフレームを備えた旋回台１６と
して構成されている。リング１７が載設する回転支承体
２０は、軸線２１を中心として回動可能な旋回台１６を
支持する。旋回台１６は、伝動モータ２２によって回動
させられ、この伝動モータ２２の軸はスプロケット２３
を支持している。スプロケットは、チェーン２４に係合
し、このチェーン２４は、偏向ローラ２５を介して案内
されていてかつチェーンの端部はリング１７に結合され
ている。
【００１４】ウエブ１８は、線材リング１３を搬送エレ
メント７ａに移送する（第７図及び第８図の作動位置Ｃ
参照）リング搬送エレメント２７を成すローラ２６用の
軸受け及び伝動装置ボックスとして構成されている。
メント７ａに移送する（第７図及び第８図の作動位置Ｃ
参照）リング搬送エレメント２７を成すローラ２６用の
軸受け及び伝動装置ボックスとして構成されている。
【００１５】ウエブ１８，１９の間には、ピストン・シ
リンダユニット２９によってリング搬送エレメント２７
に対して間隔可変に案内されたテーブル３０用のガイド
ロッド２８が設けられている。テーブル３０は、搬送チ
ェーン３１を備えてパン・支持及び搬送エレメント３２
を成している。更にテーブル３０は、防護パン１４用の
ストッパ３３及びクランプ３４を有している。
リンダユニット２９によってリング搬送エレメント２７
に対して間隔可変に案内されたテーブル３０用のガイド
ロッド２８が設けられている。テーブル３０は、搬送チ
ェーン３１を備えてパン・支持及び搬送エレメント３２
を成している。更にテーブル３０は、防護パン１４用の
ストッパ３３及びクランプ３４を有している。
【００１６】リング搬送エレメント２７及びパン・支持
及び搬送エレメント３２用の供給及び制御導体は、一方
のリング１７及びコラム３５に固定されたエネルギ供給
チェーン３６に統合されている。
及び搬送エレメント３２用の供給及び制御導体は、一方
のリング１７及びコラム３５に固定されたエネルギ供給
チェーン３６に統合されている。
【００１７】引渡し装置９の作動形式は、第７図及び第
８図において作動位置Ａ乃至Ｄで示されている。
８図において作動位置Ａ乃至Ｄで示されている。
【００１８】この場合作動位置Ａは、主搬送軌道によっ
て装入される、線材リングを有する防護パンを備えた、
旋回台の装入回動位置、作動位置Ｂは、１８０度旋回台
を回動した旋回台の放出回動位置、作動位置Ｃは、防護
パン持上げ後に線材リングを後続装置の方向に側方に搬
出する位置、作動位置Ｄは、旋回台を１８０度戻し回動
した出発回動位置であり、この場合、まずパン・支持及
び搬送エレメントがまず空の防護パンの引渡しのために
戻し搬送軌道と作用面を等しい位置せしめられ、次い
で、パン・支持及び搬送エレメントが持上げられて、作
動位置Ａに戻される。
て装入される、線材リングを有する防護パンを備えた、
旋回台の装入回動位置、作動位置Ｂは、１８０度旋回台
を回動した旋回台の放出回動位置、作動位置Ｃは、防護
パン持上げ後に線材リングを後続装置の方向に側方に搬
出する位置、作動位置Ｄは、旋回台を１８０度戻し回動
した出発回動位置であり、この場合、まずパン・支持及
び搬送エレメントがまず空の防護パンの引渡しのために
戻し搬送軌道と作用面を等しい位置せしめられ、次い
で、パン・支持及び搬送エレメントが持上げられて、作
動位置Ａに戻される。
【００１９】作動位置Ａでは、旋回台１６は装入回動位
置（出発位置）を占める。パン・支持及び搬送エレメン
ト３２の作用面３７は、主搬送軌道１１の作用面３８と
同じ高さに位置し、かつ、リング搬送エレメント２７の
下向きの作用面３９は、少なくとも所要の遊びだけ防護
パン１４の寸法Ｈ＝高さよりも高く主搬送軌道１１の作
用面３８の上方を占めるので、防護パンは防護パン内に
位置する線材リング１３と共に、防護パン１４がストッ
パ３３（第６図参照）に接触するまで、パン・支持及び
搬送エレメント３２に乗り上げることができる。今や防
護パン１４は、クランプ３４によってパン・支持及び搬
送エレメント３２のテーブル３０に不動に締め付けられ
かつパン・支持及び搬送エレメント３２は、防護パン装
入のための遊びだけ持ち上げられ、従って、防護パンは
リング搬送エレメント２７に接触する。
置（出発位置）を占める。パン・支持及び搬送エレメン
ト３２の作用面３７は、主搬送軌道１１の作用面３８と
同じ高さに位置し、かつ、リング搬送エレメント２７の
下向きの作用面３９は、少なくとも所要の遊びだけ防護
パン１４の寸法Ｈ＝高さよりも高く主搬送軌道１１の作
用面３８の上方を占めるので、防護パンは防護パン内に
位置する線材リング１３と共に、防護パン１４がストッ
パ３３（第６図参照）に接触するまで、パン・支持及び
搬送エレメント３２に乗り上げることができる。今や防
護パン１４は、クランプ３４によってパン・支持及び搬
送エレメント３２のテーブル３０に不動に締め付けられ
かつパン・支持及び搬送エレメント３２は、防護パン装
入のための遊びだけ持ち上げられ、従って、防護パンは
リング搬送エレメント２７に接触する。
【００２０】次いで、旋回台１６は１８０度だけ放出回
動位置に回動（作動位置Ｂ）する。今やリング搬送エレ
メント２７の作用面３９は、搬送エレメント７ａの作用
面４０と同じ高さを占める。
動位置に回動（作動位置Ｂ）する。今やリング搬送エレ
メント２７の作用面３９は、搬送エレメント７ａの作用
面４０と同じ高さを占める。
【００２１】パン・支持及び搬送エレメント３２及びこ
れと共に防護パン１４が持ち上げられ（作動位置Ｃ）、
これにより線材リング１３は解放されかつ搬送エレメン
ト７ａを介して結合ステーション７に搬出される。
れと共に防護パン１４が持ち上げられ（作動位置Ｃ）、
これにより線材リング１３は解放されかつ搬送エレメン
ト７ａを介して結合ステーション７に搬出される。
【００２２】線材リング１３がリング搬送エレメント２
７から自由にされると、旋回台１６は１８０度だけ作動
位置Ｄに戻し回動させられる。この場合、パン・支持及
び搬送エレメント３２の作用面３７は、戻し搬送軌道１
２の作用面４１と同じ高さに達する。クランプ３４を解
離することによって防護パン１４は、巻取り装置５への
戻し搬送のために自由にされる。次いで、パン・支持及
び搬送エレメント３２の作用面３７が、主搬送軌道１１
の作用面３８の高さに持ち上げられ（作動位置Ａ ）、
これによって線材リング１３を有する次の防護パン１４
が旋回台内に装入される。
７から自由にされると、旋回台１６は１８０度だけ作動
位置Ｄに戻し回動させられる。この場合、パン・支持及
び搬送エレメント３２の作用面３７は、戻し搬送軌道１
２の作用面４１と同じ高さに達する。クランプ３４を解
離することによって防護パン１４は、巻取り装置５への
戻し搬送のために自由にされる。次いで、パン・支持及
び搬送エレメント３２の作用面３７が、主搬送軌道１１
の作用面３８の高さに持ち上げられ（作動位置Ａ ）、
これによって線材リング１３を有する次の防護パン１４
が旋回台内に装入される。
【図１】引渡し装置の細部を拡大して図示した、放出部
を有する押出し機の平面図。
を有する押出し機の平面図。
【図２】第１図の側面図。
【図３】第１図の一部の平面図。
【図４】第１図の正面図。
【図５】第４図Ｖ−Ｖ線に沿った断面図。
【図６】第２図ＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図。
【図７】Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄはそれぞれ装置の側面図。
【図８】Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄはそれぞれ異なる作動位置での
装置の側面図。
装置の側面図。
５ 巻取り装置 ７ 結合ステーション ７ａ 搬送エレメント ８ 線材リングコレクタ ９ 引渡し装置 １１ 搬送軌道 １２ 戻し搬送軌道 １３ 線材リング １４ 防護パン １６ 旋回台 １７ リング １８，１９ ウエブ ２０ 回転支承体 ２７ リング搬送エレメント ３２ 搬送エレメント ３８，３９，４０ 作用面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−253619（ＪＰ，Ａ) 実公 昭46−2981（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B21C 47/24 B21C 47/02
Claims (2)
- 【請求項１】 防護パン（１４）内のリング（１３）と
して巻取られた押出し成形された金属線材を、防護パン
（１４）内の線材リング（１３）を冷却して搬送する搬
送軌道（１１）から後続装置（７，８）に引渡す方法に
おいて、 イ）防護パン（１４）内に位置する線材リング（１３）
を防護パン（１４）と共に搬送軌道（１１）から受け取
りかつ１８０度転回し、 ロ）防護パン（１４）を持上げかつ線材リング（１３）
を後続装置（７，８）の方向に側方に搬出し、 ハ）防護パン（１４）を再度転回しかつ側方に巻取り装
置（５）に案内された戻し搬送軌道（１２）に引渡すこ
とを特徴とする、線材リングを引渡す方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の方法を実施するための線
材リング搬送装置であって、線材リング（１３）を巻取
り装置（５）から防護パン（１４）内に受け取る、冷却
区間としての主搬送軌道（１１）と、線材リング（１
３）を防護パン（１４）から後続装置（７，８）に引渡
す引渡し装置（９）と、空の防護パン（１４）を巻取り
装置（５）に戻し搬送する、主搬送軌道（１１）の下側
に配置された戻し搬送軌道（１２）とが設けられている
形式のものにおいて、引渡し装置（９）として、主搬送
軌道（１１）及び戻し搬送軌道（１２）の縦軸線に対し
て平行に設置された水平な軸線を中心として回動可能な
旋回台（１６）が設けられていて、該旋回台が、水平な
軸線に対して環状に回転支承体（２０）に支持されたフ
レーム（１７，１８，１９）から構成されていて、該フ
レーム内に、旋回台（１６）の軸線に対して平行にリン
グ搬送エレメント（２７）が不動に配置されかつリング
搬送エレメントに対して平行に間隔可変にパン・支持・
搬送エレメント（３２）が配置されており、旋回台（１
６）の軸線に対するリング搬送エレメント（２７）の作
用面（３９）並びに該作用面（３９）と主搬送軌道（１
１）の作用面（３８）及び後続装置（７）に案内された
搬出軌道（７ａ）の作用面（４０）との間隔が、旋回台
（１６）の出発位置（装入回動位置）においてこの位置
で下側に位置するリング搬送エレメント（２７）の作用
面（３９）が少なくとも防護パン高さ（Ｈ）だけ主搬送
軌道（１１）の作用面（３８）の上方に位置しかつ１８
０度だけずらされた旋回台（１６）の放出回動位置で搬
出軌道（７ａ）と作用面を等しく調節されるように、設
計されており、リング搬送エレメント（２７）に対して
間隔可変なパン・支持・搬送エレメント（３２）が、旋
回台（１６）の装入回動位置では主搬送軌道（１１）と
作用面を等しく調節され、次いで放出回動位置では防護
パン（１４）の少なくとも２倍の高さ（Ｈ）だけリング
搬送エレメント（２７）から上方にずらされかつ線材リ
ング（１３）を取出しかつ装入回動位置に旋回台（１
６）を戻した後でまず戻し搬送軌道（１２）と作用面の
等しい位置にもたらされかつ戻し搬送軌道（１２）に空
の防護パン（１４）を送出した後で主搬送軌道（１１）
と作用面の等しい位置にもたらされるようになってお
り、パン・支持・搬送エレメント（３２）が、放出回動
位置での持ち上げ中に防護パン（１４）を保持するため
に開閉されるクランプ（３４）を備えていることを特徴
とする、線材リング搬送装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98100059A EP0927583B1 (de) | 1998-01-05 | 1998-01-05 | Verfahren zur Übergabe von in Schutzpfannen zu Ringen gewickelten stranggepressten Drahtringen und Drahtringtransport mit Übergabevorrichtung |
| EP98100059.9 | 1998-01-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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