JP3037048U - 生ゴミ脱臭ｂｏｘ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 通気性を有する容器と端部に開口部を有する
袋上部等袋状部に挿脱可能を有する脱臭体とを具備する
事を得る。 【解決手段】 通気性のよい材質からなる布状の活性炭
は織布又は不織布又は紙等からなるものであり活性炭に
は開口部を有する袋状部が縫い目により複数列に形成さ
れている１列の袋状部が縫い目により形成されており、
袋状部にはスティック状の脱臭体が挿入されているステ
ィック状の脱臭体は外形の被覆を形成する通気性を有す
る封止材料及び封止材料内に封入したヤシガラ活性炭の
脱臭剤からなる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この考案は容器に関するものであり悪臭を放つものすべてに利用することが出来 るものである。

【従来の技術】

従来から悪臭を放つ汚物生ゴミに対し直接又はビニール袋等に入れ容器にて使用 することが多かつた又汚物及び生ゴミ等で悪臭が多く完全密封しないかぎり悪臭 を完全に取り除くことが出来ず周囲の匂いを完全に取り除くには日々頻繁に排出 が必要であった又汚物貯納間完全に密封されていても蓋を開けた際汚物の臭いが 容器内に充満していて蓋を開けると一時に大量に発散し取り扱い者が悪臭を強く 覚えるのみならず臭気が体臭となり極めて非衛生的である。

【考案が解決しようとする問題点】

現在生ゴミに於いては直接又はビニール袋に入れ容器に入れていたが夏場の温度 の高い時には悪臭発生源となる可能性がある又市場には一般にこの様な機能を備 えているものはなく悪臭が多分に出る問題点があった。 このような従来の容器等は通常匂い取り機能を有していても悪臭の原因である汚 物生ゴミ等をただちに取り除かないと周囲に発生した悪臭が拡散するという問題 点があった。これらの悪臭を消すためには日々頻繁に汚物生ゴミ等を排除する必 要があったがそれはきわめてめんどうである。 上記各問題点を解消するには脱臭成分を有する物質を容器蓋に封入する方法が考 えられるが容器の性状からして脱臭成分を有する物質が多いと取り扱いにくいと いう問題点を有していた。 そこでこの考案はかかる問題点を解決する為になされたものである、容器に匂い が付着することなくたとえ容器に臭源が付着しても所定の臭源が付着した範囲で それを除去でき周囲に臭気を放つことのない取り扱いが容易な容器の提供を課題 とするものである。

【問題点を解決する手段】

この考案にかかる容器は通気性を有する容器と前記活性炭に複数列状に形成した 端部に開口部を有する袋状部等前記袋状部に挿脱可能を有する脱臭体とを具備す るものである。

【作用】

この考案においてはこの容器を直接用いたりあるいは１個又は多数穴の通気性を 有する容器蓋を介して前記活性炭複数列状に形成した端部に開口部を有する袋上 部に装着した脱臭体より各種の臭いを脱臭することが出来る又前記脱臭体は通気 性を有することからたとえ容器の内で腐敗されたとしても脱臭体がそれを吸収し その臭いも吸収出来るから悪臭が容器から発散されることがない又脱臭体は活性 炭の袋状部に挿脱可能に収納されているので必要に応じて適宜必要数だけ交換す ることができる。

【実施例】

第１図はこの考案の第１実施例である活性炭を示す斜視図第２図は第１図のＸ− Ｘ断面を示す断面図第３図はこの考案の活性炭に用いる脱臭体の具体例を示す一 部端面を含む斜視図である第１図から第２図に於いて通気性のよい材質からなる 布状の活性炭は織布又は不織布又は紙等からなるものである前記活性炭には開口 部を有する袋上部が縫い目により複数列に形成されているすなわち図示の例では １列の袋状部が縫い目により形成されている前記袋状部にはスティック状の脱臭 体が挿入されている前記スティック状の脱臭体は外形の被覆を形成する通気性を 有する封止材料及び前記封止材料内に封入したヤシガラ活性炭の脱臭剤からなる 。 以上のように構成された容器に於いてはたとえば脱臭機能を有するヤシガラ活性 炭等の脱臭剤が通気性のある封止材料内に封入されて脱臭体が形成されているの でこの脱臭体は脱臭機能を有することになるしかもこの脱臭機能を有する脱臭体 は細長い略円柱状のスティック状を呈しているため活性炭の袋上部に開口部から 容易に挿脱することが出来る又袋上部を有する活性炭袋も通気性を有しているの で脱臭体が収納された活性炭も脱臭機能を有することになる従ってこのような構 成の脱臭用活性炭を直接使用したりあるいは関接的に使用することにより各種の 悪臭等を取り除くことができる。

【以下にこの活性炭の使用方法について説明する】

まず本実施例の活性炭は本案の如く利用するほか他の容器にも使用する場合があ る又活性炭袋に直接付着した汚れ等活性炭の袋状部から脱臭体を抜き出して活性 炭袋のみを洗濯等すれば容易に取り除くことが出来るそしてこの活性炭の脱臭機 能は長期間の使用により低下する為脱臭機能を失った脱臭体は袋状部から抜き出 して新たに脱臭機能を有する脱臭体と交換することができるこの実施例の活性炭 を収納する場合には開口部を有する袋状部が縫い目により１列に形成されており 第２図の矢印Ａに示すようにできる以上この考案の実施例の活性炭の基本的な使 用方法についてのべたがこの考案の実施例の活性炭においては通気性を有する活 性炭に開口部を有する袋状部を複数形成しこの袋状部に脱臭体を収納したもので この活性炭は脱臭機能をもつことができる従ってこの活性炭を上記の説明のごと く直接用いたりあるいは間接的に用いることにより各種の臭いを脱臭することが 出来る又脱臭体は活性炭の袋状部に挿脱可能に収納されているので必要に応じて 適宜所定数のみ挿脱することが出来るゆえに脱臭機能を喪失した場合等には脱臭 体の交換を行うことができるこのようにこの実施例の活性炭はきわめて簡単な装 置と安価な脱臭剤により臭いを脱臭できるばかりでなく取り扱いも容易であるの できわめて実用的である。又長期間使用し脱臭機能を失った脱臭剤が多量の場合 は簡単な高熱処理施設にて再生する事が出来資源愛護になるのみならず且つ少量 の場合は土壌改良剤として家庭園芸等に土壌改良剤として有効利用出来廃物処理 の必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の容器としての脱臭用袋状
を示す斜視図第２図は第１図のＸ−Ｘ断面を示す斜視図
第３図はこの考案の一実施例の容器としての脱臭用に用
いる脱臭体の具体例を示す一部端面を含む斜視図第４図
生ゴミ用脱臭ＢＯＸ分解図Ａ一蓋の側面図Ａ−１（蓋）
Ａ−２（金網）Ａ−３（袋に入れた脱臭体）Ａ−４（袋
入れ脱臭体止め具）Ａ−５（ボルト）Ａ−６（止めワッ
シャ）Ａ−７（蝶ナット）Ｂ汚物ボックスの側面図ＣＡ
−１の（蓋内面図）Ａ−２の（金網正面図）Ａ−３の
（袋に入れた脱臭体正面図）Ａ−４の（袋入れ脱臭体止
め具正面図） 以下上記の部品を組み立てる順序について説明する。先
ず蓋の（Ａ−１）中心の穴より取りつけボルト（Ａ−
５）を下に向かって差込みボルトの止め具（Ａ−１−
Ｂ）で固定しその上に金網（Ａ−２）を入れ更に脱臭体
（Ａ−３）を入れ又その上に全般を固定するため脱臭体
止め具（Ａ−４）を差し込み止めワッシャー（Ａ−６）
を入れ蝶ナットにて固定する。

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 高性能の活性炭及びその他の脱臭剤を市
   販されている収納容器の蓋に空気の流通をよくする穴を
   開けると共に活性炭を包む布は下記の抗菌剤を使用した
   抗菌布を使用してあることを特徴とする収納容器。
2. 【請求項２】 前記活性炭一方向のみに列状としたこと
   を特徴とする実用新案特許請求の範囲第１項に記載の容
   器。
3. 【請求項３】 前記活性炭は容器の片側に各々開口部を
   有し１方向に列状とした１列で形成したことを特徴とす
   る実用新案特許請求の範囲第１項の記載の容器。
4. 【請求項４】 前記活性炭の開口部は脱臭体の抜け止め
   防止用の止め具を有する事を特徴する実用新案登録請求
   の範囲第１から第３項のいずれかに記載の容器
5. 【請求項５】 前記脱臭体は通気を有する封止材料とこ
   の封入の複数分割した脱臭剤からなることを特徴とする
   実用新案登録請求の範囲第１項から第４項のいずれかに
   記載の容器。
6. 【請求項６】 前記脱臭体の封止材料は布製としたこと
   を特徴とする実用新案登録請求の範囲第５項に記載の容
   器。
7. 【請求項７】 前記封止材料に封入する脱臭剤はヤシガ
   ラ活性炭としたことを特徴とする実用新案登録請求の範
   囲第４項から第６項のいずれか１つに記載の容器。
8. 【請求項８】 前記活性炭の列状に形成した袋状部は複
   数列としたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
   １項から第７項のいずれか１つに記載の容器。