JP3036588B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3036588B2
JP3036588B2 JP9020654A JP2065497A JP3036588B2 JP 3036588 B2 JP3036588 B2 JP 3036588B2 JP 9020654 A JP9020654 A JP 9020654A JP 2065497 A JP2065497 A JP 2065497A JP 3036588 B2 JP3036588 B2 JP 3036588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタティク・ラン
ダム・アクセス・メモリに関し、特に半導体としてのメ
モリセルの構造・レイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フリップフロップをデータ蓄積
手段として用いるスタティク・ランダム・アクセス・メ
モリ(以下、SRAM;Static Randam Access Memory
)は、コンデンサをデータ蓄積手段として用いるダイ
ナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以下、DRA
M;Dynamic Randam Access Memory)と比較して、動作
が高速であり、また、データのリフレッシュが不要であ
るという利点を有している。また、その反面、SRAM
は、DRAMと比較して1メモリセルを構成する素子数
が多いことから、1メモリセルの面積がDRAMと比べ
て数倍大きいという欠点を備えている。
【0003】従来、基本的なCMOS(Complementary
Metal Oxide Semiconductor ) SRAMセルの回路
は、図3に示される様に、2個のpMOSトランジスタ
301及び302と、4個のnMOSトランジスタ31
1及び312並びに321及び322とを備えている。
【0004】ここで、2つのpMOSトランジスタ30
1及び302の有するソース端子は、夫々、電源(Vd
d)線に接続されており、2つのnMOSトランジスタ
311及び312の有するソース端子は、夫々、接地
(Gnd)線に接続されている。また、pMOSトラン
ジスタ301のドレイン端子は、nMOSトランジスタ
311のドレイン端子に接続されており、pMOSトラ
ンジスタ301のゲート端子は、nMOSトランジスタ
311のゲート端子に接続されている。同様にして、p
MOSトランジスタ302のドレイン端子は、nMOS
トランジスタ312のドレイン端子に接続されており、
pMOSトランジスタ302のゲート端子は、nMOS
トランジスタ312のゲート端子に接続されている。こ
のことから、理解される様に、pMOSトランジスタ3
01とnMOSトランジスタ311とはCMOSインバ
ータを構成している。同様にしてpMOSトランジスタ
302とnMOSトランジスタ312もCMOSインバ
ータを構成している。また、これらの2組のCMOSイ
ンバータは、夫々、一方の入力端子と他方の出力端子と
が互いに接続されており、フリップフロップを構成して
いる。
【0005】nMOSトランジスタ321及びnMOS
トランジスタ322は、夫々、ソース端子又はドレイン
端子のいずれか一方が2組のCMOSインバータの内の
対応する一つの出力端子と接続され、他方が2つのビッ
ト線D又はDBの内の対応する一方と接続されており、
双方ともゲート端子がワード線WLに接続されている。
また、nMOSトランジスタ321及びnMOSトラン
ジスタ322は、このような接続をされることにより、
夫々、フリップフロップとビット線間におけるトランス
ファゲートとして動作する。尚、ビット線DBには、ビ
ット線Dに入力される信号の反転信号が入力される。
【0006】このような構成を備えるCMOS SRA
Mセル回路における動作を以下に説明する。ワード線W
Lの電位がHighの時には、トランスファゲートとして動
作する2つのnMOSトランジスタ321及び322が
オンとなり、ビット線D及びDBを介して伝達されてき
た相補信号により、フリップフロップにデータを書き込
む動作やフリップフロップからデータを読み出す動作が
行われる。これに対して、ワード線WLの電位がLow の
時には、トランスファゲートとして動作する2つのnM
OSトランジスタ321及び322がオフとなり、フリ
ップフロップには直前に書き込まれたデータが保持され
ることになる。
【0007】次に、上述したCMOS SRAMセル回
路の内、バルクCMOS技術を用いてシリコン基板上に
構成されたCMOS SRAMセル回路(以下、従来例
1)の構造について図9及び図10を用いて説明する。
従来例1のCMOS SRAMセル回路は、図9に示さ
れるように、素子領域910、920及び930、ゲー
ト配線941、942及び943、第1アルミ配線95
2、971及び972、第2アルミ配線951、961
及び962、コンタクト孔980a乃至j、並びにスル
ーホール990a乃至cを備えている。ここで、素子領
域とは、シリコン基板上においてMOSトランジスタの
ソース拡散層及びドレイン拡散層とチャネル領域とが形
成される領域の総称をいうものとする。また、ゲート配
線941は、図3におけるワード線WLに、第2アルミ
配線961及び962は、図3におけるビット線D及び
DBに対応している。また、第2アルミ配線951及び
第1アルミ配線952は、接地電位(Gnd)線であ
り、スルーホール990a並びにコンタクト孔980a
及び980bを介して、フリップフロップを構成するn
MOSトランジスタ(図3におけるnMOSトランジス
タ311及び312)のソースとしてのn+ 拡散層領域
911及び921(図10参照)に対して夫々電気的に
接続されている。尚、図示していないが、素子領域93
0のp+ 拡散層領域931には電源電圧(Vdd)が供
給されている。
【0008】図10は、図9に示されるセル構造の内、
素子領域910、920及び930とゲート配線94
1、942及び943のみを示した平面図である。素子
領域910及び920には、ゲート配線942及び94
3とワード線WLとしてのゲート配線941とをゲート
とするnMOSトランジスタ(図3におけるnMOSト
ランジスタ311、312、321及び322に対応)
のn+ 拡散層領域911、912及び913、並びに9
21、922及び923が形成されている。一方、素子
領域930にはゲート配線942及び943をゲートと
するpMOSトランジスタ(図3におけるpMOSトラ
ンジスタ301及び302に対応)のp+拡散層領域9
31、932及び933が形成されている。
【0009】更に詳しくは、図10に平面図で示される
各構成要素は、夫々、図3に示す回路と以下に説明する
ようにして対応している。即ち、図10におけるゲート
配線942をゲートとするMOSトランジスタの内、p
+ 拡散層領域931及び932を夫々ソース及びドレイ
ンとするpMOSトランジスタは、図3におけるpMO
Sトランジスタ301に対応するものであり、一方、n
+ 拡散層領域911及び912を夫々ソース及びドレイ
ンとするnMOSトランジスタは、図3におけるnMO
Sトランジスタ311に対応するものである。同様に、
図10におけるゲート配線943をゲートとするMOS
トランジスタの内、p+ 拡散層領域931及び933を
夫々ソース及びドレインとするpMOSトランジスタ
は、図3におけるpMOSトランジスタ302に対応す
るものであり、一方、n+ 拡散層領域921及び922
を夫々ソース及びドレインとするnMOSトランジスタ
は、図3におけるnMOSトランジスタ312に対応す
るものである。また、図10において、ゲート配線94
1をゲートとするMOSトランジスタの内、n+ 拡散層
領域912及び913をソース又はドレインとするnM
OSトランジスタは、図3におけるnMOSトランジス
タ321に対応するものであり、n+ 拡散層領域922
及び923をソース又はドレインとするnMOSトラン
ジスタは、図3におけるnMOSトランジスタ322に
対応するものである。
【0010】再度、図9を参照して、第2アルミ配線9
51は接地電位(Gnd)配線であり、スルーホール9
90aを介して第1アルミ配線952に接続されてい
る。更に、第1アルミ配線952は、コンタクト孔98
0a及び980bを介してn+拡散層領域911及び9
21(図10参照)に接続されている。このようにし
て、n+ 拡散層領域911及び921には、Gnd電位
が与えられている。尚、図示しないが、前述の通り、p
+ 拡散層領域931には電源電位Vddが供給されてい
る。また、図9及び図10において、p+ 拡散層領域9
32とn+ 拡散層領域912とは、コンタクト孔980
c及び980dを介して第1アルミ配線971に接続さ
れており、更に、第1アルミ配線971は、コンタクト
孔980eを介してゲート配線943に対して接続され
ている。一方、p+ 拡散層領域933とn+ 拡散層領域
922とは、コンタクト孔980f及び980gを介し
て第1アルミ配線972に接続されており、更に、第1
アルミ配線972は、コンタクト孔980hを介してゲ
ート配線942に対して接続されている。以上説明した
ような接続により、図3におけるフリップフロップが構
成されている。
【0011】また、図9に示される第2アルミ配線96
1及び962は、夫々、図3に示されるビット線D及び
DBに対応しており、図9に示されるゲート配線941
は、図3におけるワード線WLに対応している。図10
におけるn+ 拡散層領域913及び923は、夫々、コ
ンタクト孔980i及び980jと、スルーホール99
0b及び990cとを介して、ビット線D及びDBとし
ての第2アルミ配線961及び962に接続されてい
る。また、この接続により、ゲート配線941が図3に
おけるnMOSトランジスタ321及び322のゲート
となるため、ビット線D及びDBとフリップフロップの
内部端子間において、ワード線WLを伝達されてくる信
号に従いオン・オフするトランスファゲートが形成され
ることになる。
【0012】次に、従来例1のCMOS SRAMセル
の断面構造について、図11を用いて説明する。図11
は、図10において指定した断面を示す図である。
【0013】図11を参照すると理解されるように、バ
ルクCMOS技術を用いた従来例1のCMOS SRA
Mセルにおいては、シリコン基板1060内にpウェル
領域1051とnウェル領域1052とが形成されてい
る。また、pウェル領域1051内の素子領域にはゲー
ト配線942をゲートとするnMOSトランジスタが形
成されており、nウェル領域1052内の素子領域には
ゲート配線942をゲートとするpMOSトランジスタ
が形成されている。更に、nMOSトランジスタとpM
OSトランジスタとの間には素子分離のための酸化膜層
1070が形成されている。また、pウェル領域105
1に対してGnd電位を印加し、nウェル領域1052
に対してVdd電位を印加することで、pウェル領域1
051とnウェル領域1052との間のpn接合部を逆
バイアス状態になり、素子分離が実現されている。従っ
て、これらの2つの素子分離技術を適用するためには、
拡散層領域の電位状態にかかわらず、nウェル領域10
52のpウェル領域1051側端部とn+ 拡散層領域9
12と間、及びpウェル領域1051のnウェル領域1
052側端部とp+ 拡散層領域932との間において、
夫々数μm以上の間隔を設ける必要がある。例えば、
0.35μmルールのCMOSプロセスにおいては、p
+ 拡散層領域932とn+ 拡散層領域912との素子分
離間隔を2〜3μm以上に設定することが必要となる。
従って、この素子分離間隔は、SRAMセルの小面積化
を阻む要因の一つになっていた。
【0014】この従来例1のようなバルクCMOS技術
の有する問題を解決する方法として、SOI(Silicon
On Insulator)・CMOS技術が注目を集めている。S
OI・CMOS技術においては、MOSトランジスタや
拡散層領域等は、絶縁膜上に形成され、当該絶縁膜によ
り分離されることになるため、上述のバルクCMOS技
術のように、n+ 拡散層領域とp+ 拡散層領域との分離
のためにウェル構造を用いる必要がない。そのため、n
+ 拡散層領域とp+ 拡散層領域とは、該拡散層領域同士
に対して同電位が供給されている場合においては、分離
することなく隣接配置することができ、また、該拡散層
領域同士に対して異なる電位が供給されている場合にお
いては、その拡散層領域同士の間隔をプロセス条件で規
定される最小間隔まで近づけて配置することができる。
【0015】この種のSOI・CMOS技術を適用した
例としては、特開昭62−81055号に開示されてい
るCMOS SRAMセル(以下、従来例2)が挙げら
れる。従来例2のCMOS SRAMセルは、同電位が
与えられるnMOSトランジスタの有するn+ 拡散層領
域とpMOSトランジスタの有するp+ 拡散層領域とを
フィールド酸化膜等により分離することなく隣接配置
し、アルミ配線を用いないで直接的に接続したSRAM
セル構造を有している。このように従来例2のCMOS
SRAMセルは、例えば図10におけるn+ 拡散層領
域912がp+ 拡散層領域932と、図10におけるn
+ 拡散層領域922がp+ 拡散層領域933と、夫々隣
接配置され直接接続されることができること、また、図
10におけるn+ 拡散層領域911及び921とp+
散層領域931とが電気的に分離できる最小の間隔にま
で近づけて配置することができることを特徴としてい
る。
【0016】以下に、従来例2のCMOS SRAMセ
ルについて、図12及び図13を参照して更に詳しく説
明する。ここで、図12及び図13は、SOI基板上に
シングルポートCMOS SRAMセルの回路を実現し
た時の平面図であり、図12には、素子領域1210、
ゲート配線1221、1222及び1223、コンタク
ト孔1280a乃至1280i、第1アルミ配線127
1及び1272、並びに第2アルミ配線1261及び1
262の形成時の状態が、図13には、素子領域121
0、並びにゲート配線1221、1222及び1223
の形成時の状態が示されている。
【0017】図12及び図13におけるゲート配線12
21は、図3におけるトランスファゲートとしてのnM
OSトランジスタ321及び322のゲートに対応して
いる。また、図12及び図13におけるゲート配線12
22(1223)は、図3におけるフリップフロップを
構成するpMOSトランジスタ301(302)とnM
OSトランジスタ311(312)のゲートに対応して
いる。
【0018】図12に示されるように、従来例2のCM
OS SRAMセルにおける更なる特徴は、電源(Vd
d)電位が印加されるコンタクト孔1280aと接地
(Gnd)電位が印加されるコンタクト孔1280b及
び1280cとビット線(図3におけるD及びDB)に
供給される信号の有する電位が印加されるコンタクト孔
1280d及び1280eを隣接するCMOS SRA
Mセルと共通にすることにある。
【0019】更に、従来例2のCMOS SRAMセル
には、SOI・CMOS技術を用いたことにより可能と
なる以下の特徴が含まれている。図13に示されるよう
に、フリップフロップを構成するnMOSトランジスタ
(図3における311又は312)のドレイン拡散層及
びトランスファゲートとしてのnMOSトランジスタ
(図3における321又は322)のドレイン拡散層若
しくはソース拡散層としてのn+ 拡散層領域1213
(1216)と、フリップフロップを構成するpMOS
トランジスタのドレイン拡散層としてのp+ 拡散層領域
1212(1215)とが線1231(1232)を境
界として隣接配置されている。結果として、2つの線1
231及び1232の夫々に関して、3つの拡散層領域
を共通の拡散層領域として形成できることから、SRA
Mセルの面積を縮小することが可能となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
2のCMOS SRAMセルは、以下に示すような問題
点を有していた。
【0021】即ち、SOI・CMOS技術を適用した従
来例2のCMOS SRAMセルにおいては、従来例1
のようにバルクCMOS技術を適用した例と比較して、
+拡散層領域とn+ 拡散層領域との距離、及びSRA
Mセルを構成するMOSトランジスタの一部の拡散層を
構成する拡散層領域が縮小されるものの、メモリセルの
各ノードを接続するために必要とされるコンタクト孔、
アルミ配線及びSRAMセルを構成するMOSトランジ
スタの拡散層面積により実質的にSRAMセルの面積が
決定されてしまうことから、開示されている面積より縮
小することが困難となっていた。
【0022】そこで、本発明は、SOI基板を用いたC
MOS SRAMセルの小面積化を図り、もってCMO
S SRAMセルを複数個有するCMOS SRAMで
あって、縮小化の達成されたCMOS SRAMセルを
備える半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、以下に示す手段を提供する。
【0024】即ち、本発明によれば、第1のCMOS
SRAMセルとして、SOI基板上に構成されたCMO
S SRAMセルであって、前記CMOS SRAMセ
ルは、第1及び第2のnMOSトランジスタ並びに第1
及び第2のpMOSトランジスタとを有するフリップフ
ロップと、第1及び第2のMOSトランジスタを有する
トランスファゲートと、少なくとも一つのワード線とを
備えており、前記ワード線は、所定方向に沿うようにし
て延設されており、前記第1及び第2のnMOSトラン
ジスタ並びに前記第1及び第2のpMOSトランジスタ
は、夫々の有するソース拡散層領域とドレイン拡散層領
域とが、前記所定方向に沿うようにして配置され、且
つ、夫々の有するゲートが夫々の有するチャネル領域上
において前記所定方向に直角に交わるようにして配置さ
れており、前記第1のnMOSトランジスタの有するゲ
ートと前記第1のpMOSトランジスタの有するゲート
とは、電気的に接続されており、前記第2のnMOSト
ランジスタの有するゲートと前記第2のpMOSトラン
ジスタの有するゲートとは、電気的に接続されており、
前記第1のnMOSトランジスタの有するチャネル領域
上におけるゲートと前記第1のpMOSトランジスタの
有するチャネル領域上におけるゲートとに挟まれた領域
内において、前記第1のnMOSトランジスタの有する
ドレイン拡散層領域と、前記第1のpMOSトランジス
タの有するドレイン拡散層領域と、並びに前記第1のM
OSトランジスタの有するドレイン拡散層領域又はソー
ス拡散層領域のいずれか一方の拡散層領域とが、隣接し
て配置されることにより拡散層配線されて電気的に接続
されており、前記第2のnMOSトランジスタの有する
チャネル領域上におけるゲートと前記第2のpMOSト
ランジスタの有するチャネル領域上におけるゲートとに
挟まれた領域内において、前記第2のnMOSトランジ
スタの有するドレイン拡散層領域と、前記第2のpMO
Sトランジスタの有するドレイン拡散層領域と、並びに
前記第2のMOSトランジスタの有するドレイン拡散層
領域又はソース拡散層領域のいずれか一方の拡散層領域
とが、隣接して配置されることにより拡散層配線されて
電気的に接続されていることを特徴とするCMOS S
RAMセルが得られる。
【0025】また、本発明によれば、第2のCMOS
SRAMセルとして、前記第1のCMOS SRAMセ
ルにおいて、一つの前記ワード線を備えており、当該一
つのワード線は、前記第1及び第2のMOSトランジス
タの共通のゲートとして動作することを特徴とするCM
OS SRAMセルが得られる。
【0026】更に、本発明によれば、第3のCMOS
SRAMセルとして、前記第1のCMOS SRAMセ
ルにおいて、第1及び第2の前記ワード線を備えてお
り、該第1及び第2のワード線は、電気的に等価な信号
を入力するためのものであり、且つ、当該CMOS S
RAMセル内において電気的に分離されており、該第1
のワード線は、前記第1のMOSトランジスタのゲート
として動作し、該第2のワード線は、前記第2のMOS
トランジスタのゲートとして動作することを特徴とする
CMOS SRAMセルが得られる。
【0027】また、本発明によれば、第1の半導体記憶
装置として、前記第1乃至第3のいずれかのCMOS
SRAMセルを複数個備えた半導体記憶装置において、
前記複数のCMOS SRAMセルの内、少なくとも一
組の隣接するCMOSSRAMセル同士は、前記第1又
は第2のnMOSトランジスタの内の少なくとも一方の
nMOSトランジスタの有するソース拡散層領域を共有
していることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
【0028】また、本発明によれば、第2の半導体記憶
装置として、前記第1乃至第3のいずれかのCMOS
SRAMセルを複数個備えた半導体記憶装置において、
前記複数のCMOS SRAMセルの内、少なくとも一
組の隣接するCMOSSRAMセル同士は、前記第1又
は第2のpMOSトランジスタの内の少なくとも一方の
nMOSトランジスタの有するソース拡散領域を共有し
ていることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
【0029】更に、本発明によれば、第3の半導体記憶
装置として、前記第1乃至第3のいずれかのCMOS
SRAMセルを複数個備えた半導体記憶装置において、
前記複数のCMOS SRAMセルの内、少なくとも一
組の隣接するCMOSSRAMセル同士は、前記第1又
は第2のMOSトランジスタの内の少なくとも一方のM
OSトランジスタの有するソース拡散層領域及びドレイ
ン拡散層領域に関し、当該ソース拡散層領域又はドレイ
ン拡散層領域のいずれか一方を共有していることを特徴
とする半導体記憶装置が得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。尚、以下に示すいずれの
実施の形態も、図3に示されるCMOS SRAMセル
の回路をSOI基板上に実現したものであり、特にその
レイアウトを中心に説明するものとする。
【0031】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態のCMOS SRAMセルについて、図1及び図
2を用いて説明する。
【0032】本実施の形態のCMOS SRAMセル
は、図1に示されるように、素子領域110、ゲート配
線121、122及び123、コンタクト孔180a乃
至180i、第1アルミ配線171及び172、スルー
ホール190a乃至190e、第2アルミ配線141、
142、151、161及び162を備え、SOI基板
上に構成されている。また、図2を参照すると、図1に
おける素子領域110と、ゲート配線121、122、
123とが示されており、図1におけるMOSトランジ
スタの配置を理解することができる。また、図1及び図
2から理解されるように、本実施の形態のCMOS S
RAMセル内には、ゲート配線121、122、123
をゲートとするMOSトランジスタが夫々2個ずつ形成
されている。即ち、一つのCMOS SRAMセルは、
合計6個のMOSトランジスタを備えている。
【0033】ここで、ゲート配線122をゲートとする
MOSトランジスタの内、p+ 拡散層領域111及び1
12を夫々ソース及びドレインとするpMOSトランジ
スタは、図3におけるpMOSトランジスタ301に対
応しており、また、n+ 拡散層領域118及び113を
夫々ソース及びドレインとするnMOSトランジスタ
は、図3におけるnMOSトランジスタ311に対応し
ている。同様にして、ゲート配線123をゲートとする
MOSトランジスタの内、p+ 拡散層領域119及び1
15を夫々ソース及びドレインとするpMOSトランジ
スタは、図3におけるpMOSトランジスタ302に対
応しており、また、n+ 拡散層領域118及び116を
夫々ソース及びドレインとするnMOSトランジスタ
は、図3におけるnMOSトランジスタ312に対応し
ている。また、ゲート配線121をゲートとするMOS
トランジスタの内、n+ 拡散層領域113及び114を
ソース又はドレインとするnMOSトランジスタは、図
3におけるnMOSトランジスタ321に対応してお
り、また、n+ 拡散層領域116及び117をソース又
はドレインとするnMOSトランジスタは、図3におけ
るnMOSトランジスタ322に対応している。尚、図
3におけるnMOSトランジスタ321及び322につ
いて、このような表現となるのは、夫々のソース及びド
レインを特定することができないためであり、実装上何
等問題とされないためである。
【0034】図1に示される第2アルミ配線141及び
142は、電源(Vdd)配線であり、第2アルミ配線
151は、接地(Gnd)配線である。図2におけるp
+ 拡散層領域111又は119は、夫々、コンタクト孔
180a又は180b、及びスルーホール190a又は
190bを介して電源配線である第2アルミ配線141
又は142に接続されてVdd電位が与えられる。ま
た、図2におけるn+ 拡散層領域118は、コンタクト
孔180c及びスルーホール190cを介して接地配線
である第2アルミ配線151に接続されて、Gnd電位
が与えられる。
【0035】図1及び図2において、p+ 拡散層領域1
12及びn+ 拡散層領域113は、線131を境界とし
て隣接配置され、一つの拡散層領域を構成している。ま
た、p+ 拡散層領域112とn+ 拡散層領域113とで
構成される拡散層領域は、図1に示される第1アルミ配
線172並びにコンタクト孔180d及び180eによ
りゲート配線123に接続されている。また、同様に、
+ 拡散層領域115及びn+ 拡散層領域116は、線
132を境界として隣接配置され、一つの拡散層領域を
構成している。また、p+ 拡散層領域115とn+ 拡散
層領域116とで構成される拡散層領域は、図1に示さ
れる第1アルミ配線171並びにコンタクト孔180f
及び180gによりゲート配線122に接続されてい
る。このように接続することにより、図3におけるpM
OSトランジスタ301及び302並びにnMOSトラ
ンジスタ311及び312は、フリップフロップを構成
している。
【0036】また、図1に示される第2アルミ配線16
1及び162は、図3におけるビット線対D及びDBに
対応しており、ゲート配線121は、図3におけるワー
ド線WLに対応している。図2におけるn+ 拡散層領域
114又は117は、夫々、コンタクト孔180h又は
180i、及びスルーホール190d又は190eを介
して、ビット線D又はDBとしての第2アルミ配線16
1又は162に接続されている。
【0037】図1及び図2から明らかなように、フリッ
プフロップを構成するMOSトランジスタは、夫々の有
するゲートがワード線WLとしてのゲート配線121の
延設されている方向に対して、夫々の有するチャネル領
域上において、直角に交わるようにして構成されてい
る。また、フリップフロップを構成するMOSトランジ
スタは、夫々の有するソース拡散層領域とドレイン拡散
層領域とがワード線WLとしてのゲート配線121の延
設されている方向に沿うようにして配置されている。
【0038】次に、本実施の形態のCMOS SRAM
セルの断面構造について、図4を用いて説明する。図4
は、図2において指定した断面を示す図である。特に、
図4を参照すると理解されるように、SRAMセル内の
フリップフロップを構成する4個のMOSトランジスタ
の断面が示されている。
【0039】SOI技術を適用して製造されるMOSト
ランジスタは、図4に示されるように、p型基板(p−
Sub)460上の埋込酸化膜層450上部に形成され
ている。ここで、絶縁体としての埋込酸化膜層450
と、その上部においてMOSトランジスタの形成される
半導体層とを総称して、SOI基板と呼ぶことにする。
SOI基板においては、個々の素子は絶縁体上に形成さ
れるため、電気的に分離されることになる。本実施の形
態に関し、具体的には、pMOSトランジスタのp+
散層領域112は、埋込酸化膜層450により、nMO
Sトランジスタのn+ 拡散層領域116及び118から
電気的に分離されており、同様に、pMOSトランジス
タのp+ 拡散層領域115は、埋込酸化膜層450によ
り、nMOSトランジスタのn+ 拡散層領域113及び
118から電気的に分離されている。このようにSOI
技術を適用したSOIデバイスにおいては、各素子を電
気的に分離するためのウェルが不要である。また、p+
拡散層領域112とn+ 拡散層領域113との間、及び
+ 拡散層領域115とn+ 拡散層領域116との間に
は、従来例1に関し図11を用いて説明した素子分離の
ためのフィールド酸化膜層1070を設ける必要もな
い。従って、p+ 拡散層領域112とn+ 拡散層領域1
13、及びp+ 拡散層領域115とn+ 拡散層領域11
6は、夫々、隣接配置することが可能である。尚、本実
施の形態においては、各拡散層領域表面に導電体として
シリサイド層400が設けられており、p+ 拡散層領域
112とn+ 拡散層領域113、及びp+ 拡散層領域1
15とn+ 拡散層領域116は、夫々、電気的に接続さ
れている。
【0040】次に、上述したCMOS SRAMセルを
セル境界線1000を境に2行2列配置したものについ
て図5を用いて説明する。尚、本実施の形態において
は、図5に示されるように、任意の一つのCMOS S
RAMセルを基準として、左右いずれかに配置されるC
MOS SRAMセルのレイアウトは、基準となるCM
OS SRAMセルのレイアウトを左右反転させたもの
であり、上下いずれかに配置されるCMOS SRAM
セルのレイアウトは、基準となるCMOS SRAMセ
ルのレイアウトを上下反転させたものであり、いずれか
の斜めの方向に配置されるCMOS SRAMセルのレ
イアウトは、基準となるCMOS SRAMセルのレイ
アウトを上下左右反転させたものである。しかしなが
ら、これは本実施の形態としての一例であり、本発明の
概念がこれに制限されるものではないことは、言うまで
もない。
【0041】図5を参照すると、第2アルミ配線141
及び142は、隣接するCMOSSRAMセル間で共有
されて、共通の電源配線となっている。また、p+ 拡散
層領域111又は119に対してVdd電位を供給する
ためのコンタクト孔180a又は180bが、第2アル
ミ配線141又は142上における4つの隣接SRAM
セルの境界となる位置に配置されている。即ち、電源配
線に接続されるp+拡散層領域は、隣接する4つのSR
AMセル間で共通のものである。また、ビット線D又は
DBに対応する第2アルミ配線161又は162とトラ
ンスファゲートを構成するnMOSトランジスタの拡散
層を接続するためのスルーホール190d又は190
e、及びコンタクト孔180h又は180iは、上下方
向に隣接する2つのCMOS SRAMセルの境界とな
る位置に配置されている。即ち、ビット線D又はDBと
電気的に接続されるn+ 拡散層領域は、上下方向におい
て隣接するCMOS SRAMセル間で共通のものであ
る。このように本実施の形態においては、電源配線、ビ
ット線D及びDBに電気的に接続される拡散層領域を隣
接するCMOS SRAMセル間で共有することによ
り、セル面積の低減が図られている。
【0042】以上説明してきた本実施の形態において、
図2に示されるp+ 拡散層領域112とn+ 拡散層領域
113とが形成される拡散層を含む矩形領域E1−E2
−E3−E4の面積について、前述の従来例2のSRA
Mセルと比較し、本実施の形態の効果を論ずる。
【0043】図2において、図3におけるトランスファ
ゲートを構成するnMOSトランジスタ321のトラン
ジスタ幅をWtn、図3におけるフリップフロップを構成
するpMOSトランジスタ301及びnMOSトランジ
スタ311のトランジスタ幅を夫々Wfp及びWfnとする
と、一般に、Wtn、Wfp及びWfnは、数1式に示される
ような大小関係を有している。
【0044】
【数1】 また、図2において、拡散層領域とゲート配線との間隔
をSp 、ゲート配線間隔をSg 、ゲート配線端部の拡散
層領域に対するオーバーラップをSo とし、更に、図2
における矩形領域E1−E2−E3−E4の面積をSa
とすると、面積Sa は、数2式に示される。
【0045】
【数2】 一方、従来例2のCMOS SRAMセルにおいて、こ
のSa に相当する領域である図13における矩形領域G
1−G2−G3−G4の面積をSb とすると、面積Sb
は、数3式に示される。
【0046】
【数3】 (2)式、(3)式より面積Sa と面積Sb との差Sa
−Sb は、数4式のように求められる。
【0047】
【数4】 ここで、拡散層領域とゲート配線との間隔Sp は、素子
領域のパターン及びゲート配線のパターンの位置合わせ
の保証精度程度の大きさであるのに対して、ゲート配線
端部の拡散層領域に対するオーバーラップSo は、ゲー
ト配線端部で生じるレイアウトデータと実際のゲート配
線との形状ずれがトランジスタ特性に影響を与えないよ
うに、前述の位置合わせの保証精度にマージンを加えた
値が設定される。従って、一般に拡散層領域とゲート配
線との間隔Sp と、ゲート配線端部の拡散層領域に対す
るオーバーラップSo との間には、数5式に示される関
係がある。
【0048】
【数5】 更に、(4)式及び(5)式より、面積Sa と面積Sb
との間には、数6式の関係が成り立つ。
【0049】
【数6】 (6)式から理解されるように、本実施の形態のCMO
S SRAMセルの有する矩形面積は、従来例2と比較
して小さい。
【0050】例えば、0.35μmルールのCMOSプ
ロセス技術を適用して製造した場合、本実施の形態及び
従来例2の各CMOS SRAMセルに関して、面積S
a は面積Sb に比べて約20%縮小されている。また、
SRAMセル全体の面積で比較すると、本実施の形態の
SRAMセル面積は、従来例2と比較して、約4%縮小
されている。
【0051】以上説明したように、本実施の形態のSR
AMセルは、SOI基板上において、フリップフロップ
を構成するMOSトランジスタがワード線方向に配置さ
れている。また、本実施の形態においては、フリップフ
ロップを構成するMOSトランジスタの全てのゲート
は、夫々のチャネル領域上方においてワード線方向と直
角に交わる方向に延設されている。更に、本実施の形態
においては、フリップフロップを構成するMOSトラン
ジスタのゲートの内、電気的に接続されたpMOSトラ
ンジスタのゲートとnMOSトランジスタのゲートとの
間の領域において、該pMOSトランジスタ及びnMO
Sトランジスタの夫々の有するドレイン拡散層領域と、
トランスファゲートを構成するMOSトランジスタのド
レイン拡散層領域又はソース拡散層領域とが、拡散層配
線により接続された構成を有する。また、このような構
成を有することにより、本実施の形態においては、前述
の拡散層配線により接続された領域を従来例2と比較し
て小面積で形成することができる。結果として、本実施
の形態のSRAMセルは、セル全体としても面積が縮小
されている。
【0052】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態のCMOS SRAMセルについて、図6及び図
7を用いて説明する。
【0053】本実施の形態のCMOS SRAMセル
は、図6に示されるように、素子領域610、ゲート配
線620、621、622及び623、コンタクト孔6
80a乃至680h、第1アルミ配線641、651、
671及び672、スルーホール690a及び690
b、第2アルミ配線661及び662を備え、SOI基
板上に構成されている。また、図7を参照すると、図6
における素子領域610と、ゲート配線620、62
1、622及び623とが示されており、図6における
MOSトランジスタの配置を理解することができる。ま
た、図6及び図7から理解されるように、本実施の形態
のCMOS SRAMセル内には、ゲート配線620又
は621をゲートとするMOSトランジスタが夫々1個
ずつ形成されており、ゲート配線622及び623をゲ
ートとするMOSトランジスタが夫々2個ずつ形成され
ている。即ち、一つのCMOS SRAMセルは、合計
6個のMOSトランジスタを備えている。
【0054】ここで、ゲート配線620及び621は、
図3におけるワード線WLに対応し、図6では接続され
ていないが電気的に等価な配線である。また、ゲート配
線622をゲートとするMOSトランジスタの内、p+
拡散層領域611及び612を夫々ソース及びドレイン
とするpMOSトランジスタは、図3におけるpMOS
トランジスタ301に対応しており、また、n+ 拡散層
領域618及び613を夫々ソース及びドレインとする
nMOSトランジスタは、図3におけるnMOSトラン
ジスタ311に対応している。同様にして、ゲート配線
623をゲートとするMOSトランジスタの内、p+
散層領域611及び615を夫々ソース及びドレインと
するpMOSトランジスタは、図3におけるpMOSト
ランジスタ302に対応しており、また、n+ 拡散層領
域118及び116を夫々ソース及びドレインとするn
MOSトランジスタは、図3におけるnMOSトランジ
スタ312に対応している。また、ゲート配線620を
ゲートとし、n+ 拡散層領域613及び614をソース
又はドレインとするnMOSトランジスタは、図3にお
けるnMOSトランジスタ321に対応しており、ま
た、ゲート配線621をゲートとし、n+ 拡散層領域6
16及び617をソース又はドレインとするnMOSト
ランジスタは、図3におけるnMOSトランジスタ32
2に対応している。尚、図3におけるnMOSトランジ
スタ321及び322について、このような表現となる
のは、第1の実施の形態と同様、夫々のソース及びドレ
インを特定することができないためであり、実装上何等
問題とされないためである。
【0055】図6に示される第1アルミ配線641は、
電源(Vdd)配線であり、第1アルミ配線651は、
接地(Gnd)配線である。図7におけるp+ 拡散層領
域611は、コンタクト孔680aを介して電源配線で
ある第1アルミ配線641に接続されてVdd電位が与
えられる。また、図7におけるn+ 拡散層領域618
は、コンタクト孔680bを介して接地配線である第1
アルミ配線651に接続されて、Gnd電位が与えられ
る。
【0056】図6及び図7において、p+ 拡散層領域6
12及びn+ 拡散層領域613は、線631を境界とし
て隣接配置され、一つの拡散層領域を構成している。ま
た、p+ 拡散層領域612とn+ 拡散層領域613とに
より構成される拡散層領域は、図6に示される第1アル
ミ配線671並びにコンタクト孔680c及び680d
によりゲート配線623に接続されている。また、同様
に、p+ 拡散層領域615及びn+ 拡散層領域616
は、線632を境界として隣接配置され、一つの拡散層
領域を構成している。また、p+ 拡散層領域615とn
+ 拡散層領域616とにより構成される拡散層領域は、
図6に示される第1アルミ配線672並びにコンタクト
孔680e及び680fによりゲート配線622に接続
されている。このように接続することにより、図3にお
けるpMOSトランジスタ301及び302並びにnM
OSトランジスタ311及び312は、フリップフロッ
プを構成している。
【0057】また、図6に示される第2アルミ配線66
1及び662は、図3におけるビット線対D及びDBに
対応しており、ゲート配線621は、図3におけるワー
ド線WLに対応している。図7におけるn+ 拡散層領域
614又は617は、夫々、コンタクト孔680g又は
680h、及びスルーホール690a又は690bを介
して、ビット線D又はDBとしての第2アルミ配線66
1又は662に接続されている。
【0058】図6及び図7から明らかなように、フリッ
プフロップを構成するMOSトランジスタは、夫々の有
するゲートがワード線WLとしての2つのゲート配線6
21及び622の延設されている方向に対して、夫々の
有するチャネル領域上において、直角に交わるようにし
て構成されている。また、フリップフロップを構成する
MOSトランジスタは、夫々の有するソース拡散層領域
とドレイン拡散層領域とがワード線WLとしての2つの
ゲート配線621及び622の延設されている方向に沿
うようにして配置されている。
【0059】尚、本実施の形態においても第1の実施の
形態と同様、p+ 拡散層領域612とn+ 拡散層領域6
13、及びp+ 拡散層領域615とn+ 拡散層領域61
6は、夫々、線631及び632を境界として隣接配置
されている。また、各拡散層領域表面に対しては、シリ
サイド層が形成されており、p+ 拡散層領域612とn
+ 拡散層領域613、及びp+ 拡散層領域615とn+
拡散層領域616は、夫々、電気的に接続されている。
【0060】次に、上述したCMOS SRAMセルを
セル境界線1000を境に2行2列配置したものについ
て図8を用いて説明する。尚、本実施の形態において
は、図8に示されるように、任意の一つのCMOS S
RAMセルを基準として、左右いずれかに配置されるC
MOS SRAMセルのレイアウトは、基準となるCM
OS SRAMセルのレイアウトを左右反転させたもの
であり、上下いずれかに配置されるCMOS SRAM
セルのレイアウトは、基準となるCMOS SRAMセ
ルのレイアウトを上下反転させたものであり、いずれか
の斜めの方向に配置されるCMOS SRAMセルのレ
イアウトは、基準となるCMOS SRAMセルのレイ
アウトを上下左右反転させたものである。しかしなが
ら、これは本実施の形態としての一例であり、本発明の
概念がこれに制限されるものではないことは、言うまで
もない。
【0061】図8を参照すると、図7におけるp+ 拡散
層領域611又はn+ 拡散層領域618が隣接セルと共
有されていることが理解される。また、p+ 拡散層領域
611は、電源配線である第1アルミ配線641からコ
ンタクト孔680aを介してVdd電位を供給されてい
る。一方、n+ 拡散層領域618は、接地配線である第
1アルミ配線651からコンタクト孔680bを介して
Gnd電位を供給されている。
【0062】ここで、第1の実施の形態においては、図
5に示されるように上下に隣接するセル間において、V
dd電位又はGnd電位を供給するためのコンタクト孔
180a乃至180c並びにスルーホール190a乃至
190cを配置するための領域を必要としており、一の
セルのゲート配線122と他のセルのゲート配線123
と間の距離がこの必要とされる領域により決定されてい
る。これに対して、本実施の形態においては、ワード線
WLを2つのゲート配線620及び621に分割し、該
ゲート配線620及び621を個々のCMOS SRA
Mセルの上下に配置していることにより、フリップフロ
ップを構成するMOSトランジスタを同一セル内におい
て上下に配置するできる。この結果、Vdd電位又はG
nd電位を供給するためのコンタクト孔680a1の及
び680bの配置を工夫することができ、上述の第1の
実施の形態において必要とされている領域が不要にな
る。従って、フリップフロップを構成するトランジスタ
のゲートとなるゲート配線622及び623の間の間隔
は、プロセス技術により規定されるゲート配線の最小間
隔まで縮小可能である。
【0063】以上説明した本実施の形態のCMOS S
RAMセルにおいては、図7におけるp+ 拡散層領域6
12とn+ 拡散層領域613とが形成される拡散層領域
を含む矩形領域F1−F2−F3−F4の面積は、前述
の第1の実施の形態における面積Sa と同じであり、従
来例2と比較して第1の実施の形態と同様に面積縮小が
図られている。更に、本実施の形態においては、前述の
ように、ワード線WLとなるゲート配線が2つに分割さ
れてゲート配線620及び621として同一セル内にお
いて上下に配置されているため、フリップフロップを構
成するMOSトランジスタのゲート間隔の内、上下に配
置される図8におけるゲート配線622と623との間
隔が、上下に配置される第1の実施の形態の図5に示さ
れるゲート配線121とゲート配線121との間隔、又
はゲート配線122とゲート配線122との間隔よりも
縮小可能である。
【0064】例えば、0.35μmルールのCMOSプ
ロセス技術によりCMOS SRAMセルを製造した場
合、本実施の形態のSRAMセルの面積は、従来例2と
比較して、約7%の面積縮小が図られることになり、前
述の第1の実施の形態と比較しても面積の縮小化が達成
されている。
【0065】尚、上述した第1及び第2の実施の形態の
いずれにおいても、トランスファゲートを構成するMO
Sトランジスタとして、nMOSトランジスタを用いて
説明してきたが、pMOSトランジスタとしても良い。
その場合、フリップフロップを構成するpMOSトラン
ジスタのドレイン領域と、当該トランスファゲートを構
成するpMOSトランジスタのソース又はドレイン領域
とを共通のp+ 拡散層領域で構成し、本発明の概念を適
用するものとする。
【0066】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、フリップフロップとトランスファゲートとにより構
成されるSOI CMOS SRAMセルに関し、フリ
ップフロップを構成するpMOSトランジスタ及びnM
OSトランジスタの夫々の有するドレイン拡散層と、ト
ランスファゲートを構成するMOSトランジスタのソー
ス又はドレイン拡散層領域とを備えた拡散層領域の面積
を縮小することができ、SRAMセル全体としても面積
の縮小化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のCMOS SRA
Mセルの構成を示す平面図である。
【図2】図1に示される素子領域及びゲート配線の関係
を示す平面図である。
【図3】シングルポートCMOS SRAMセルを示す
回路図である。
【図4】図2において指定した断面を示す断面図であ
る。
【図5】図1に示されるCMOS SRAMセルを2行
2列配置した構成を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のCMOS SRA
Mセルの構成を示す平面図である。
【図7】図6に示される素子領域及びゲート配線の関係
を示す平面図である。
【図8】図6に示されるCMOS SRAMセルを2行
2列配置した構成を示す平面図である。
【図9】従来例1のCMOS SRAMセルの構成を示
す平面図である。
【図10】図9にしめされる素子領域及びゲート配線の
関係を示す平面図である。
【図11】図10において指定した断面を示す断面図で
ある。
【図12】従来例2のCMOS SRAMセルの構成を
示す平面図である。
【図13】図12に示される素子領域及びゲート配線の
関係を示す平面図である。
【符号の説明】
110、 素子領域 111、112、115、119 p+ 拡散層領
域 113、114、116、117、118 n+
拡散層領域 121、122、123 ゲート配線 131、132 線 171、172 第1アルミ配線 141、142、151、161、162 第2
アルミ配線 180a乃至180i コンタクト孔 190a乃至190e スルーホール 301、302 pMOSトランジスタ 311、312、321、322 nMOSトラ
ンジスタ 400 シリサイド層 450 埋込酸化膜層 460 p型基板(p−Sub) 610 素子領域 611、612、615 p+ 拡散層領域 613、614、616、617、618 n+
拡散層領域 620、621、622、623 ゲート配線 631、632 線 651、671、672 第1アルミ配線 661、662 第2アルミ配線 680a乃至680h コンタクト孔 690a、690b スルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8229 H01L 21/8239 - 21/8247 H01L 27/10 - 27/115

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SOI基板上に構成されたCMOS S
    RAMセルであって、 前記CMOS SRAMセルは、第1及び第2のnMO
    Sトランジスタ並びに第1及び第2のpMOSトランジ
    スタとを有するフリップフロップと、第1及び第2のM
    OSトランジスタを有するトランスファゲートと、少な
    くとも一つのワード線とを備えており、 前記ワード線は、所定方向に沿うようにして延設されて
    おり、 前記第1及び第2のnMOSトランジスタ並びに前記第
    1及び第2のpMOSトランジスタは、夫々の有するソ
    ース拡散層領域とドレイン拡散層領域とが、前記所定方
    向に沿うようにして配置され、且つ、夫々の有するゲー
    トが夫々の有するチャネル領域上において前記所定方向
    に直角に交わるようにして配置されており、 前記第1のnMOSトランジスタの有するゲートと前記
    第1のpMOSトランジスタの有するゲートとは、電気
    的に接続されており、 前記第2のnMOSトランジスタの有するゲートと前記
    第2のpMOSトランジスタの有するゲートとは、電気
    的に接続されており、 前記第1のnMOSトランジスタの有するチャネル領域
    上におけるゲートと前記第1のpMOSトランジスタの
    有するチャネル領域上におけるゲートとに挟まれた領域
    内において、前記第1のnMOSトランジスタの有する
    ドレイン拡散層領域と、前記第1のpMOSトランジス
    タの有するドレイン拡散層領域と、並びに前記第1のM
    OSトランジスタの有するドレイン拡散層領域又はソー
    ス拡散層領域のいずれか一方の拡散層領域とが、隣接し
    て配置されることにより拡散層配線されて電気的に接続
    されており、 前記第2のnMOSトランジスタの有するチャネル領域
    上におけるゲートと前記第2のpMOSトランジスタの
    有するチャネル領域上におけるゲートとに挟まれた領域
    内において、前記第2のnMOSトランジスタの有する
    ドレイン拡散層領域と、前記第2のpMOSトランジス
    タの有するドレイン拡散層領域と、並びに前記第2のM
    OSトランジスタの有するドレイン拡散層領域又はソー
    ス拡散層領域のいずれか一方の拡散層領域とが、隣接し
    て配置されることにより拡散層配線されて電気的に接続
    されていることを特徴とするCMOS SRAMセル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のCMOS SRAMセ
    ルにおいて、 一つの前記ワード線を備えており、 当該一つのワード線は、前記第1及び第2のMOSトラ
    ンジスタの共通のゲートとして動作することを特徴とす
    るCMOS SRAMセル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のCMOS SRAMセ
    ルにおいて、 第1及び第2の前記ワード線を備えており、 該第1及び第2のワード線は、電気的に等価な信号を入
    力するためのものであり、且つ、当該CMOS SRA
    Mセル内において電気的に分離されており、 該第1のワード線は、前記第1のMOSトランジスタの
    ゲートとして動作し、 該第2のワード線は、前記第2のMOSトランジスタの
    ゲートとして動作することを特徴とするCMOS SR
    AMセル。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のCMOS SRAMセルを複数個備えた半導体記憶装
    置において、 前記複数のCMOS SRAMセルの内、少なくとも一
    組の隣接するCMOSSRAMセル同士は、前記第1又
    は第2のnMOSトランジスタの内の少なくとも一方の
    nMOSトランジスタの有するソース拡散層領域を共有
    していることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のCMOS SRAMセルを複数個備えた半導体記憶装
    置において、 前記複数のCMOS SRAMセルの内、少なくとも一
    組の隣接するCMOSSRAMセル同士は、前記第1又
    は第2のpMOSトランジスタの内の少なくとも一方の
    nMOSトランジスタの有するソース拡散領域を共有し
    ていることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のCMOS SRAMセルを複数個備えた半導体記憶装
    置において、 前記複数のCMOS SRAMセルの内、少なくとも一
    組の隣接するCMOSSRAMセル同士は、前記第1又
    は第2のMOSトランジスタの内の少なくとも一方のM
    OSトランジスタの有するソース拡散層領域及びドレイ
    ン拡散層領域に関し、当該ソース拡散層領域又はドレイ
    ン拡散層領域のいずれか一方を共有していることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 SOI基板上にフリップフロップとトラ
    ンスファゲートで構成されるCMOS SRAMセルを
    有する半導体記憶装置において、 前記フリップフロップを構成する同一のSRAMセル内
    のMOSトランジスタがワード線方向に配置され、 該フリップフロップを構成する同一SRAMセル内のM
    OSトランジスタの全てのゲートがワード線となるゲー
    トの配線方向と垂直に配置され、 ワード線となるゲートの配線方向と垂直に配置されたゲ
    ートの内、電気的に接続されたpMOSトランジスタの
    ゲートとnMOSトランジスタのゲートとの間の領域に
    おいて、該pMOSトランジスタのドレイン拡散層領域
    と、該nMOSトランジスタのドレイン拡散層領域と、
    前記トランスファゲートを構成するMOSトランジスタ
    のドレイン拡散層領域又はソース拡散層領域とが共通の
    拡散層領域で構成されることを特徴とする半導体記憶装
    置。
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