JP3036066B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3036066B2
JP3036066B2 JP2321904A JP32190490A JP3036066B2 JP 3036066 B2 JP3036066 B2 JP 3036066B2 JP 2321904 A JP2321904 A JP 2321904A JP 32190490 A JP32190490 A JP 32190490A JP 3036066 B2 JP3036066 B2 JP 3036066B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする課題 E課題を解決するための手段(第1図、第9図及び第10
図) F作用(第1図、第9図及び第10図) G実施例(第1図〜第20図) (G1)実施例の構成(第1図〜第20図) (G1−1)ピクチヤインピクチヤ回路(第6図〜第20
図) (G2)実施例の動作 (G3)実施例の効果 (G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は表示装置に関し、例えば高品位テレビジヨン
放送及びNTSC方式のテレビジヨン放送の受信装置に適用
し得る。
B発明の概要 本発明は、表示装置において、アスペクト比4:3の映
像信号について子画面を形成する場合、水平方向につい
て、アスペクト比16:9の映像信号について子画面を形成
する場合と同一のサンプリング数でサンプリングした
後、アスペクト比16:9の映像信号について子画面を形成
する場合の3/4倍の間引き率で間引きすることにより、
簡易な構成で真円度1の子画面を表示することができ
る。
C従来の技術 従来、この種の表示装置においては、アスペクト比5:
3の陰極線管を用いて、アスペクト比4:3の表示画像を形
成するようになされたものが提案されている(特開昭61
−214872号公報、特開昭61−214873号公報)。
この種の表示装置においては、アスペクト比4:3の表
示画像を形成した際に生じる画面左右の空白部分に、別
途縮小した表示画像(以下子画面と呼ぶ)と表示するこ
とにより、当該空白部分を有効利用して複数の番組を同
時にモニタし得るようになされてい。
D発明が解決しようとする課題 ところでこの種の表示装置においては、アスペクト比
16:9の表示画像を形成するようになされたものがある。
このようなアスペクト比16:9の表示画像中に、例えば
NTSC方式テレビジヨン放送の子画面を表示することがで
きれば、便利であると考えられる。
また必要に応じて、アスペクト比16:9の表示画像とNT
SC方式テレビジヨン放送の子画面とを入れ換えて表示す
ることができれば、便利であると考えられる。
さらにこのように画像を入れ換えた場合でも、正しい
真円度の子画面を表示することができれば、使い勝手を
向上することができる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な
構成で、必要に応じて種々の子画面を表示することがで
きる表示装置を提案しようとするものである。
E課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、アスペ
クト比16:9又はアスペクト比4:3の映像信号R、G、B
又はSVの親画面を表示すると共に、アスペクト比16:9又
はアスペクト比4:3の映像信号R、G、B又はSVを切り
換えて子画面を形成し、親画面中に子画面を表示する表
示装置1において、アスペクト比16:9の映像信号R、
G、Bについては、水平走査方向について、アスペクト
比16:9の映像信号R、G、Bを所定のサンプリング数
(910)でサンプリングした後、子画面の圧縮率(1/3)
で決まる間引き率(1/3)で間引きすると共に、垂直走
査方向について、アスペクト比16:9の映像信号R、G、
Bのラインを圧縮率(1/3)に応じて間引きして、子画
面を形成し、アスペクト比4:3の映像信号SVについて
は、水平走査方向について、アスペクト比4:3の映像信
号SVをサンプリング数(910)でサンプリングした後、
間引き率(1/3)の3/4倍の間引き率(1/4)で間引きす
ると共に、垂直走査方向について、アスペクト比4:3の
映像信号SVのラインを圧縮率(1/3)に応じて間引きし
て、子画面を形成する。
F作用 アスペクト比4:3の映像信号SVについて子画面を形成
する際、水平走査方向について、アスペクト比16:9の映
像信号R、G、Bについて子画面を作成する場合のサン
プリング数(910)でサンプリングした後、間引き率(1
/3)の3/4倍の間引き率(1/4)で間引きすると共に、垂
直走査方向について、当該圧縮率(1/3)で応じてライ
ンを間引きして子画面を形成すれば、アスペクト比16:9
の親画面中に真円度1の子画面を表示することができ
る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)実施例の構成 第1図において、1は全体として表示装置を示し、ア
ンテナ2で衛星放送を受信する。
すなわち衛星放送受信回路4は、ユーザの所望するチ
ヤンネルを受信し、当該チヤンネルの映像信号を出力す
る。
復調回路6は、当該衛星放送受信回路4から出力され
るMUSE(multiple subnyqust sampling encoding)方式
の映像信号を選択入力し、水平及び垂直同期信号HD及び
VDを分離すると共に、色信号R、G、Bを復調して出力
する。
信号レベル補正回路8は、色信号R、G、Bを、次式 で表される高品位テレビジヨン放送のフオーマツトに従
つて輝度信号YH、色差信号Pb、Prに変換して出力す
る。
マトリツクス回路10は、選択回路12及び14を介して輝
度信号YH、色差信号Pb、Prを入力し、当該輝度信号Y
H、色差信号Pb、Prに基づいて陰極線管16を駆動する。
ここで陰極線管16は、高品位テレビジヨン放送用で、
アスペクト比16:9の表示画面を表示する。
偏向回路18は、選択回路20を介して水平及び垂直同期
信号SH及びSVを受け、当該同期信号SH及びSVを基準にし
て陰極線管16の偏向ヨーク22を駆動する。
これにより当該表示装置1においては、衛星放送受信
回路4で選局した高品位テレビジヨン放送の映像信号を
陰極線管16を介して表示し得るようになされている。
これに対して衛星放送受信回路4でNTSC方式のテレビ
ジヨン放送を選局した場合、衛星放送受信回路4は、当
該チヤンネルのビデオ信号SVを選択回路24を介して出力
する。
復調回路26は、当該ビデオ信号SVを復調し、輝度信号
及び色差信号を出力する。
信号レベル補正回路28は、赤色、青色、緑色の色信号
R、G、Bに対して、次式 Y=0.59G+0.11B+0.3R ……(4) R−Y=−0.59G+0.89B−0.3R ……(5) B−Y=−0.59G−0.11B+0.7R ……(6) の関係に設定されたNTSC方式の輝度信号Y、色差信号R
−Y、B−Yについて、信号レベルを補正し、(1)〜
(3)式で表される高品位テレビジヨン放送のフオーマ
ツトに従つた輝度信号、色差信号に変換する。
クリアビジヨン処理回路30は、当該ビデオ信号SVの輝
度信号Yから水平及び垂直同期信号HD、VDを分離し、選
択回路20を介して偏向回路18に出力する。
これにより偏向回路18は、衛星放送受信回路4を介し
てNTSC方式の放送を選局した場合、当該NTSC方式のビデ
オ信号SVに応じて偏向ヨーク22を駆動する。
このとき偏向回路18においては、システム制御回路
(図示せず)から出力される制御信号SC1に基づいて動
作を切り換えることにより、水平走査周波数が高品位テ
レビジヨン放送の周波数33.75〔kHz〕からNTSC方式の1
5.75〔kHz〕に変化した場合でも、陰極線管16に供給す
る駆動電圧を一定値に保持するようになされ、これによ
りNTSC方式のビデオ信号についても陰極線管16を確実に
駆動し得るようになされている。
さらにクリアビジヨン処理回路30は、当該ビデオ信号
SVの輝度信号Y及び色差信号R−Y、B−Yを選択回路
31を介してアスペクト比変換回路32に出力する。
ここでアスペクト比変換回路32は、輝度信号Y及び色
差信号R−Y、B−Yを水平走査方向に時間軸圧縮する
ことにより、当該輝度信号Y及び色差信号R−Y、B−
Yで形成される表示画面の左右両端に黒色の表示部分を
形成し、当該当該黒色の表示部分を含めて当該表示画像
が全体としてアスペクト比16:9になるように補正する。
さらにアスペクト比変換回路32は、アスペクト比を補
正した輝度信号Y及び色差信号R−Y、B−Yを、選択
回路34、12、14を順次介してマトリツクス回路10に出力
する。
かくして衛星放送受信回路4を介してNTSC方式の放送
を選局した場合、選択回路12、20及び24の接点を切り換
えることにより、陰極線管16上に当該NTSC方式の映像信
号を表示し得るようになされている。
このときアスペクト比変換回路32において輝度信号Y
及び色差信号R−Y、B−Yのアスペクト比を変換した
ことにより、第2図に示すように、陰極線管16において
は、アスペクト比4:3の表示画面の両側に黒色の表示部
分を備えた全体としてアスペクト比16:9の表示画像を表
示することができる。
さらに信号レベル補正回路28で(1)〜(3)式で表
される高品位テレビジヨン放送のフオーマツトに輝度信
号及び色差信号の信号レベルを補正したことにより、簡
易な構成で、高品位テレビジヨン放送と同一の色再現性
でNTSC方式のビデオ信号SVを表示することができる。
このとき第3図に示すように、クリアビジヨン処理回
路30は、システム制御回路(図示せず)から出力される
制御信号に基づいて、水平同期信号HDのタイミングをず
らして出力することにより、陰極線管16の表示画面上に
アスペクト比4:3の表示画面を右側にずらして表示し、
画面左側に余白を形成し得るようになされている。
さらにクリアビジヨン処理回路30は、NTSC方式の輝度
信号及び色差信号に代えて適応型フイールド倍速方式の
輝度信号及び色差信号が入力された場合(すなちクリア
ビジヨン方式の映像信号でなる)、静止画部分について
は1フイールド前の輝度信号及び色差信号を用い、又動
画部分についてはフイールド内で補間演算することによ
り、当該輝度信号及び色差信号を、水平走査周波数が3
0.478〔kHz〕でノンインターレース方式の輝度信号及び
色差信号に変換する。
これによりクリアビジヨン処理回路30は、当該輝度信
号及び色差信号の解像度を向上する。
かくして陰極線管16においては、NTSC方式のビデオ信
号SVを表示した場合と同様に、クリアビジヨン方式の映
像信号を表示することができる。
選択回路34は、制御信号SC1に基づいて接点を切り換
え、ビスタビジヨン方式の輝度信号及び色差信号が選局
されたとき、アスペクト比変換回路32に入力される輝度
信号及び色差信号を直接選択回路12に出力する。
ここで第4図に示すようにビスタビジヨン方式は、NT
SC方式又はクリアビジヨン方式において、上下端に黒色
の表示部分を設けることにより、劇場用の左右に大きい
画像をアスペクト比4:3の映像信号で伝送する方式であ
る。
これにより当該表示装置1においては、ビスタビジヨ
ン方式の映像信号を表示する場合、アスペクト比を変換
することなく、当該ビスタビジヨンの輝度信号及び色差
信号で直接陰極線管16を駆動するようになされている。
このとき偏向回路18においては、制御信号SC1に基づ
いて動作を切り換えることにより、当該選択回路34と連
動して水平及び垂直偏向電流を切り換えるようになさ
れ、これにより第5図に示すように、ビスタビジヨン方
式本来の画像が陰極線管16の表示領域いつぱいに表示さ
れるように偏向ヨーク22を駆動する。
かくして表示装置1においては、必要に応じて選択回
路12、20、34の接点を切り換えることにより、高品位テ
レビジヨン放送の映像信号に加えて、NTSC方式、クリア
ビジヨン方式の映像信号を表示することができる。
さらにこのとき選択回路34の接点を切り換えると共に
偏向回路18の動作を切り換えることにより、陰極線管16
の表示領域を有効に利用して、NTSC方式、クリアビジヨ
ン方式で伝送されたビスタビジヨン方式の表示画像を表
示することができる。
UV放送受信回路36は、アンテナ38を介して、地上放送
でなるUHF放送及びVHF放送のテレビジヨン信号を受信
し、その結果得られるビデオ信号SVを選択回路24を介し
て復調回路26に出力する。
これにより当該表示装置1においては、選択回路24の
接点を切り換えることにより、衛星放送のテレビジヨン
放送に代えて、地上放送のテレビジヨン放送を受信する
ことができる。
さらにこのとき、信号レベル補正回路28、クリアビジ
ヨン処理回路30、アスペクト比変換回路32を介して輝度
信号及び色差信号を処理することにより、高品位テレビ
ジヨン放送と同一の色再現性で、地上放送で伝送された
NTSC方式、クリアビジヨン方式の映像信号を表示するこ
とができる。
ビデオ信号処理回路40は、外部接続の映像機器から出
力されるビデオ信号SVを入力し、当該ビデオ信号SVを輝
度信号及び色差信号に分離する。
さらにビデオ信号処理回路40は、信号レベル補正回路
及びクリヤビジヨン処理回路を内蔵し、分離した輝度信
号及び色差信号について、(1)〜(3)式で表される
信号レベルの補正処理を実行した後、当該クリヤビジヨ
ン処理回路で解像度を向上する。
さらにビデオ信号処理回路40は、当該輝度信号及び色
差信号を選択回路31に出力すると共に、当該輝度信号及
び色差信号の同期信号HD、VDを選択回路20に出力する。
ビデオテープレコーダ42は、高品位テレビジヨン方式
の輝度信号及び色差信号を選択回路12に出力すると共
に、当該輝度信号及び色差信号の同期信号HD、VDを選択
回路20に出力する。
これにより当該表示装置1においては、必要に応じて
選択回路12、20、31の接点を切り換えることにより、ビ
デオテープレコーダ又は外部機器から入力された種々の
映像信号を、当該高品位テレビジヨン放送と同一の色再
現性で表示するようになされている。
これに対応してシステム制御回路(図示せず)は、ユ
ーザの操作に応動して、制御信号SC1、SC2、SC3を出力
し、選択回路12、20、24、31、34の接点を切り換え、陰
極線管16の表示画面を切り換えるようになされている
(以下、このように陰極線管16の表示画面全体に表示さ
れる画像を親画面と呼ぶ)。
子画面作成回路44は、選択回路46を介して入力される
輝度信号及び色差信号を間欠的に取り込んだ後、所定の
タイミングで順次出力することにより、それぞれ水平及
び垂直走査方向を元の画面に比して1/3に圧縮した子画
面(すなわち圧縮率1/3の子画面でなる)を生成する。
さらに子画面作成回路44は、切換信号YSを出力して選
択回路14の接点を所定のタイミングで切り換え、これに
より生成した子画面を親画面にスーパーインポーズす
る。
これにより当該表示装置1においては、高品位テレビ
ジヨン放送、クリアビジヨン方式の映像信号を親画面に
設定し、当該親画面中に高品位テレビジヨン放送、クリ
アビジヨン放送、NTSC方式の子画面を表示し得るように
なされている。
(G1−1)ピクチヤインピクチヤ回路 ここで第6図に示すように、ピクチヤインピクチヤ回
路44は、選択回路46を介して入力される輝度信号YH、
色差信号Pb、Prを画像メモリ回路50に与える共に、当該
輝度信号YH、色差信号Pb、Prの水平同期信号HDをPLL
(phase locked loop)回路52に与える。
ここでPLL回路52は、水平同期信号HDを3ステートの
インバータ回路で構成された位相比較回路54に与え、当
該位相比較回路54の出力信号をローパスフイルタ回路
(LPF)56に出力する。
電圧制御型発振回路(VCO)58は、当該ローパスフイ
ルタ回路56の出力信号に基づいて発振周波数が制御さ
れ、発振出力信号S6を選択回路60、クロツク分周回路62
を介して水平方向カウンタ回路64に出力する。
これにより水平方向カウンタ回路64は、発振出力信号
S6を順次カウントし、カウント結果S7を位相比較回路54
に出力する。
このとき水平方向カウンタ回路64は、ロード端子を介
して入力されるカウントデータDVに基づいて、カウント
値が910になるとカウント結果S7を立ち上げ、これによ
り発振出力信号S6を910分周したカウント結果S7の位相
が水平同期信号HDと一致するように電圧制御型発振回路
58を制御する。
これにより第7図に示すように電圧制御型発振回路58
を介して、選択回路46を介して入力される輝度信号YH
(第7図(A))に対して、1水平走査期間の間で、91
0パルス立ち上がる発振出力信号S6(第7図(B))を
得ることができる。
さらに水平方向カウンタ回路64は、比較回路を内蔵
し、発振出力信号S6のカウント値と所定の設定値の比較
結果を得ることにより、輝度信号YHのフロントポーチ
の終端からバツクポーチの始端までの720パルスの期間
の間、信号レベルが立ち上がる水平基準信号SHW(第7
図(C))を生成する。
これにより当該表示装置1においては、選択回路46を
介して入力される高品位テレビジヨン放送又はクリアビ
ジヨン方式の映像信号について子画面を生成するとき、
当該映像信号の1水平走査期間を910分割して処理する
ようになされている。
さらにこのとき当該表示装置1においては、1水平走
査期間のうち、有効な画像情報が得られる720サンプル
のタイミングで当該映像信号を処理するようになされ、
これにより当該映像信号を効率良く処理するようになさ
れている。
選択回路60は、システム制御回路から出力される制御
信号SC6に基づいて接点を切り換え、NTSC方式の映像信
号について子画面を生成するとき、1/2分周回路66を介
して入力される発振出力信号S6をクロツク分周回路62に
出力する。
これにより、PLL回路52においては、NTSC方式の水平
同期信号HDに対して、発振出力信号S6の1/2分周信号が
位相同期するように、電圧制御型発振回路58を制御す
る。
これにより当該表示装置1においては、NTSC方式の映
像信号についても、同様に1水平走査期間を910分割
し、そのうちの有効な画像情報が得られる720サンプル
のタイミングで当該映像信号を処理するようになされて
いる。
かくしてこの実施例においては、当該発振出力信号S6
を基準クロツク信号として用いることにより、画像メモ
リ回路50の書き込み動作を制御するようになされてい
る。
実際上、高品位テレビジヨン放送及びクリアビジヨン
方式においては、水平同期信号がそれぞれ周波数33.75
〔kHz〕及び31.48〔kHz〕に設定されており、その差が
7〔%〕と小さい特徴がある。
従つて、この実施例のように共通のPLL回路を用い
て、簡易に水平同期信号に同期したクロツク信号を生成
することができる。
従つて、1水平走査期間を共に910分割して処理すれ
ば、その分画像メモリ回路50の書き込み動作を共通の制
御回路を用いて制御し得、全体構成を簡略化することが
できる。
これに対してNTSC方式の水平同期信号においては、周
波数15.75〔kHz〕に設定されており、この実施例のよう
に1/2分周回路66を介挿して位相比較することにより、N
TSC方式の映像信号についても、高品位テレビジヨン放
送及びクリアビジヨン方式の場合と同一回路構成で、水
平同期信号に同期したクロツク信号を生成することがで
きる。
従つてこの場合も同様に、1水平走査期間を共に910
分割して処理すれば、その分画像メモリ回路50の書き込
み動作を共通の制御回路を用いて制御し得、全体構成を
簡略化することができる。
クロツク分周回路62は、発振出力信号S6を書き込み用
の基準信号として画像メモリ回路50に出力すると共に、
当該発振出力信号S6を順次1/2分周して生成した基準信
号4CK、2CK、1CK、1/2 CKを画像メモリ回路50に出力す
る。
これにより画像メモリ回路50は、基準信号4CK、2CK、
1CK、1/2 CK、S6を基準にして書き込みパルス信号WCKが
立ち上がるタイミングで、輝度信号Y及び色差信号Pb、
Prを取り込むようになされている。
垂直方向カウンタ回路70は、カウンタ回路72を介し
て、選択回路46を介して入力される輝度信号YH、色差
信号Pb、Prの垂直同期信号VDを入力する。
さらに垂直方向カウンタ回路70は、当該垂直同期信号
VDでリセツトされた後、水平方向カウンタ回路64のカウ
ント結果S7を順次カウントする。
さらにこのとき垂直方向カウンタ回路70は、NTSC方
式、高品位テレビジヨン放送又はクリアビジヨン方式に
ついて、それぞれ値263、値525又は値563の基準データD
Vをロードし、当該基準データまでの範囲でカウント結
果S7を順次カウントする。
これにより垂直方向カウンタ回路70は、水平方向カウ
ンタ回路64のカウント結果S7を基準にして、選択回路46
を介して入力される輝度信号及び色差信号のライン数を
検出し得るようになされている。
さらに垂直方向カウンタ回路70は、比較回路を内蔵
し、所定の基準値とカウント値の比較結果を得ることに
より、第8図に示すように選択回路46を介して入力され
る輝度信号YH(第8図(A))及び色差信号の有効表
示領域で信号レベルが立ち上がる基準信号を生成する。
さらに垂直方向カウンタ回路70は、システム制御回路
から出力される間引率設定データDMVに基づいて、当該
基準信号が立ち上がる期間の間、カウント結果S7(第8
図(B))に同期して所定周期で立ち上がる垂直基準信
号SVWを生成する。
すなわちNTSC方式の映像信号について子画面を生成す
る場合は、親画面がクリアビジヨン方式で伝送されたの
ビスタビジヨン方式のとき、2周期ごとに立ち上がる垂
直基準信号SVWを生成する(第8図(C))。
これに対して親画面が高品位テレビジヨン放送又は通
常のクリアビジヨン方式のとき、3周期毎に2周期立ち
上がる垂直基準信号SVWを生成する(第8図(D))。
さらに通常のクリアビジヨン方式の子画面を生成する
場合、親画面がクリアビジヨン方式で伝送されたのビス
タビジヨン方式又は通常のクリアビジヨン方式のとき、
4周期ごとに立ち上がる垂直基準信号SVWを生成するの
に対し(第8図(E))、親画面が高品位テレビジヨン
放送のとき、3周期ごとに立ち上がる垂直基準信号SVW
を生成する(第8図(F))。
これに対して高品位テレビジヨン放送の子画面を生成
する場合、親画面がクリアビジヨン方式で伝送されたビ
スタビジヨン方式のとき、4周期ごとに立ち上がる垂直
基準信号SVWを生成するのに対し、親画面が高品位テレ
ビジヨン放送又は通常のクリアビジヨン方式のとき、3
周期ごとに立ち上がる垂直基準信号SVWを生成する。
アンド回路74は、水平基準信号SHW及び垂直基準信号S
VWの論理積信号DAを書き込みクロツク発生回路76に出力
する。
これにより書き込みクロツク発生回路76は、間引率設
定データDMVで決まるライン毎に、有効な画像情報が得
られる720サンプルのタイミングで信号レベルが立ち上
がる論理積信号DA(第7図(D))を得ることができ
る。
書き込みクロツク発生回路76は、システム制御回路か
ら出力される間引率設定データDMHに基づいて、アンド
回路74の出力信号DAに同期して所定周期で立ち上がる書
き込みパルス信号WCKを生成する。
すなわちNTSC方式及び通常のクリアビジヨン方式の映
像信号について子画面を生成する場合、4周期ごとに立
ち上がる書き込みパルス信号WCKを生成する(第7図
(E))。
これに対して高品位テレビジヨン放送の子画面を生成
する場合、3周期ごとに立ち上がる書き込みパルス信号
WCKを生成する(第7図(F))。
フイールド判別回路78は、カウンタ回路72から出力さ
れる垂直同期信号VDに基づいて、偶数フイールド、奇数
フイールドの判別信号FWRを生成し、当該判別信号FWRを
タイミング調停回路80に出力する。
これによりタイミング調停回路80は、読み出し側から
得られる偶数フイールド、奇数フイールドの判別信号FR
Dを基準にして、同一メモリ領域において読み出しのタ
イミングと書き込みタイミングとが一致しないように、
画像メモリ回路50の書き込み動作を調停する。
これにより第9図及び第10図に示すように、ピクチヤ
インピクチヤ回路44は、1水平走査期間に共通の910サ
ンプルのサンプリングパルスを割り当て、そのうち有効
な画像情報が得られる720サンプルについて、親画面及
び子画面の映像信号に応じて、選択回路44を介して入力
される輝度信号及び色差信号を間欠的に画像メモリ回路
50に取り込むようになされている。
すなわち、3周期又は4周期毎に書き込みパルス信号
WCKを立ち上げることにより、水平方向については、720
サンプルのうちのそれぞれ240及び180サンプルの映像信
号を取り込むことができる。
これに対して、3周期又は4周期毎に垂直基準信号SV
Wを立ち上げるようにすれば、垂直方向について走査線
数を1/3又は1/4に圧縮して映像信号を取り込むことがで
きる。
これによりピクチヤインピクチヤ回路44は、高品位テ
レビジヨン放送の子画面を形成するとき、1/3の圧縮率
に応じて水平及び垂直走査方向を1/3に間引きして輝度
信号及び色差信号を取り込むようになされている。
さらにこのとき、親画面がビスタジヨン方式の場合
は、第5図に示すように親画面を拡大して表示すること
により、当該拡大処理に対応して垂直方向の間引き率を
1/4に設定する。
これに対してアスペクト比4:3の表示画像でなるクリ
アビジヨン方式の子画面については、表示の際、等価的
に水平方向に4/3倍に拡大して表示されることにより、
水平方向の間引き率を縮小率1/3の3/4倍に設定し(すな
わち1/4の間引き率でなる)、子画面を生成する。
さらにビスタビジヨン方式の親画面においては、拡大
処理に対応して垂直方向の間引き率を1/4に設定する。
かくしてアスペクト比4:3の表示画像においては、書
き込み時、水平方向の大きさを補正して子画面を形成し
たことにより、簡易な構成で真円度1の子画面を形成す
ることができる。
すなわち、画像メモリ回路50に輝度信号及び色差信号
を取り込む際、親画面に応じて、予め子画面に変換した
形で取り込むことにより、画像メモリ回路50から子画面
を読み出す際、親画面に同期したタイミングで読み出す
だけで子画面をスーパーインポーズし得、その分全体構
成を簡略化することができる。
さらに画像メモリ回路50に映像信号を取り込む際、予
め子画面に変換して取り込むことにより書き込み側の処
理速度を低下し得、全体構成を簡略化することができ
る。
又、その分画像メモリ回路50の構成を小型化すること
ができる。
さらにこのとき1水平走査期間に共通の910サンプル
のサンプリングを割り当てて処理したことにより、その
分書き込み側の処理を簡略化することができる。
画像メモリ回路50は、最大で4画面分の映像信号を格
納し得るようになされ、これに対応して子画面に割り当
てられた衛星放送受信回路4及びUV放送受信回路36は、
システム制御回路から出力される制御信号に基づいて、
所定周期で受信チヤンネルを切り換えるようになされて
いる。
これにより画像メモリ回路50は、ユーザの操作に対応
して複数の子画面を格納するようになされ、必要に応じ
て複数の子画面をスーパーインポーズし得るようになさ
れている。
第11図に示すように、ピクチヤインピクチヤ回路44の
読み出し側においては、書き込み側と同様にPLL回路82
でクロツク信号を生成する。
すなわちPLL回路82は、親画面に同期した水平同期信
号DHDを3ステートのインバータ回路で構成された位相
比較回路84に与え、当該位相比較回路84の出力信号をロ
ーパスフイルタ回路(LPF)85に出力する。
電圧制御型発振回路(VCO)86は、当該ローパスフイ
ルタ回路85の出力信号に基づいて発振周波数が制御さ
れ、その発振出力信号S8をクロツク分周回路88を介して
水平方向カウンタ回路89に出力する。
これにより水平方向カウンタ回路89は、発振出力信号
S8を順次カウントし、カウント結果S9を位相比較回路84
及び垂直方向カウンタ回路90に出力する。
このとき水平方向カウンタ回路89は、ロード端子を介
して入力されるカウントデータDDVに基づいて、書き込
み側と同様にカウント値が910になるとカウント結果S9
を立ち上げ、これにより、発振出力信号S8を910分周し
たカウント結果S9の位相が水平同期信号DHDに位相同期
するように電圧制御型発振回路86を制御する。
これにより読み出し側においても、書き込み側と同様
に、1水平操作期間の間で910パルス立ち上がる発振出
力信号S8を得るようになされ、当該発振出力信号S8を基
準にして子画面を処理するようになされている。
このとき水平方向カウンタ回路89においては、親画面
の輝度信号及び色差信号に基づいて水平走査方向につい
て、読み出し用の基準信号を生成する。
すなわち水平方向カウンタ回路89は、内蔵の比較回路
を用いて、発振出力信号S8のカウント値とシステム制御
回路から入力される所定の基準値との比較結果を得るこ
とにより、親画面の左端側及び右端側で、水平走査方向
についてスーパーインポーズするタイミングで信号レベ
ルが立ち上がるウインド信号SHRを出力する。
すなわち高品位テレビジヨン放送、通常のクリアビジ
ヨン方式、NTSC方式の子画面について、それぞれ親画面
の左右両端の240、180、180サンプルの期間の間、ウイ
ンド信号SHRの信号レベルを立ち上げる(第9図)。
垂直方向カウンタ回路90は、親画面に同期した垂直同
期信号DVDでリセツトされた後、水平方向カウンタ回路9
0のカウント結果S9を順次カウントする。
さらにこのとき垂直方向カウンタ回路90は、親画面の
種類の応じて、高品位テレビジヨン放送又はクリアビジ
ヨン方式について、それぞれ値525、値563の基準データ
DV1をロードし、当該ロード値までの範囲でカウント結
果S9を順次カウントする。
これにより垂直方向カウンタ回路90は、カウント結果
S9を基準にして、親画面のライン数を検出し得るように
なされている。
さらに垂直方向カウンタ回路90は、内蔵の比較回路を
用いて、システム制御回路で設定された所定の基準値DV
Wとカウント値の比較結果を得るようになされ、これに
より親画面及び子画面の種類に応じて決まる期間の間、
親画面の上下両端で信号レベルが立ち上がるウインド信
号SVRを生成する。
すなわち親画面が高品位テレビジヨン放送のとき、親
画面の上下両端160ラインの期間の間、ウインド信号SVR
の信号レベルを立ち上る。
これに対して親画面が通常のクリアビジヨン方式で子
画面が高品位テレビジヨン放送、NTSC方式のとき、親画
面の上下両端160ラインの期間の間、ウインド信号SVRの
信号レベルを立ち上るのに対し、親画面が高品位テレビ
ジヨン放送で子画面が通常のクリアビジヨン方式のと
き、親画面の上下両端120ラインの期間の間、ウインド
信号SVRの信号レベルを立ち上る。
さらに親画面がクリアビジヨン方式で伝送されたビス
タビジヨン方式のとき、親画面の上下両端120ラインの
期間の間、ウインド信号SVRの信号レベルを立ち上る。
アンド回路92は、ウインド信号SHR及びSVRの論理積信
号DRを読み出しクロツク発生回路93に出力する。
これにより読み出しクロツク発生回路93は、親画面の
4隅を走査するタイミングで信号レベルが立ち上がる論
理積信号DRを得ることができる。
読み出しクロツク発生回路93は、論理積信号DRが立ち
上がる期間の間、発振出力信号S8に同期して立ち上がる
読み出し用クロツク信号RCKを生成し、当該読み出し用
クロツク信号RCKを画像メモリ回路50に出力する。
このとき読み出しクロツク発生回路93は、システム制
御回路から出力される読み出し位置設定信号SSに基づい
て、読み出し用クロツク信号RCKの出力を所定期間停止
制御する。
クロツク分周回路88は、読み出し用の基準信号として
発振出力信号S8を画像メモリ回路50に出力すると共に、
当該発振出力信号S8を順次1/2分周して生成した基準信
号4CKr、2CKr、1CKrを画像メモリ回路50に出力する。
フイールド判別回路96は、垂直方向カウンタ回路90か
ら出力される垂直同期信号DVDに基づいて、親画面につ
いて、偶数フイールド、奇数フイールドの判別信号FRD
を生成し、当該判別信号FRDをタイミング調停回路80に
出力する。
これによりピクチヤインピクチヤ回路44は、子画面と
同様に親画面についても、1水平走査期間に910サンプ
ルのサンプリングパルスを割り当てて、当該サンプリン
グパルスを基準にして子画面を読み出すようになされて
いる。
キー信号発生回路95は、ウインド信号SHR及びSVR、読
み出し位置設定信号SSに基づいて、選択回路14にキー信
号YSを出力し、これにより選択回路14の接点を切り換え
て、子画面をスーパーインポーズする。
このとき子画面及び親画面について、1水平走行期間
に共通の910サンプルのサンプリングパルスを割り当
て、当該サンプリングパルスを基準にして子画面を生成
すると共に生成した子画面を親画面のタイミングを基準
にして読み出すことにより、全体として簡易な構成で子
画面をスーパーインポーズすることができる。
さらにこのとき水平走査方向に対応してライン数を間
引いて子画面を生成した後、共通のサンプリングパルス
を基準にして親画面にスーパーインポーズすることによ
り、正しい真円度の子画面を表示することができる。
すなわち第12図に示すように、高品位テレビジヨン放
送の親画面に、同じく高品位テレビジヨン放送の子画面
を表示する場合、垂直及び水平走査方向共に1/3に圧縮
して子画面を生成した後、親画面のタイミングで読み出
すことにより、真円度1の子画面を表示することができ
る。
これに対して第13図に示すように、高品位テレビジヨ
ン放送の親画面に通常のクリアビジヨン方式の子画面を
表示する場合、アスペクト比4:3のままで水平方向及び
垂直方向をそれぞれ1/4及び1/3に圧縮して子画面を生成
した後、親画面のタイミングで読み出すことにより、真
円度1の子画面を表示することができる。
さらに第14図に示すように、高品位テレビジヨン放送
の親画面にNTSC方式の子画面を表示する場合、インター
レース方式でなるNTSC方式の表示画面について、水平方
向及び垂直方向をそれぞれ1/4及び2/3に圧縮して子画面
を生成して親画面のタイミングで読み出すことにより、
アスペクト比4:3のクリアビジヨン放送について水平方
向及び垂直方向をそれぞれ1/4及び1/3に圧縮して子画面
を生成した場合と同様に子画面を生成することができ、
かくして真円度1の子画面を表示することができる。
なおこの実施例において、表示装置1はNTSC方式の子
画面を表示する場合、垂直方向カウンタ回路70でウイン
ド信号SVを生成するタイミングを切り換えることによ
り、親画面の左端に3つの子画面を同時に表示し得るよ
うになされている。
これに対して第15図に示すように、通常のクリアビジ
ヨン方式の親画面に高品位テレビジヨン放送の子画面を
表示する場合、水平方向及び垂直方向をそれぞれ1/4及
び1/3に圧縮して子画面を形成した後、親画面のタイミ
ングで読み出すことにより、真円度1の子画面を表示す
ることができる。
さらに第16図に示すように、通常のクリアビジヨン方
式の親画面に通常のクリアビジヨン方式の子画面を表示
する場合、アスペクト比4:3のままで水平方向及び垂直
方向をそれぞれ1/4及び1/3に圧縮して子画面を生成した
後、親画面のタイミングで読み出すことにより、真円度
1の子画面を表示することができる。
さらに第17図に示すように、垂直方向カウンタ回路70
でウインド信号SV生成のタイミングを切り換えると共
に、クリアビジヨン処理回路30で水平同期信号のタイミ
ングを切り換えて出力することにより、親画面左端に空
白を形成し、当該空白部分に真円度1の子画面を表示す
ることができる。
これに対して第18図に示すように、通常のクリアビジ
ヨン方式の親画面にNTSC方式の子画面を表示する場合、
インターレース方式でなるNTSC方式の表示画面につい
て、水平方向及び垂直方向をそれぞれ1/4及び2/3に圧縮
して子画面を生成することにより、真円度1の子画面を
表示することができる。
さらに第19図及び第20図に示すように、ビスタビジヨ
ン方式の親画面に高品位テレビジヨン放送及びNTSC方式
の子画面を表示する場合においても、垂直及び水平方向
に圧縮して子画面を生成した後、親画面のタイミングで
読み出すことにより、真円度1の子画面を表示すること
ができる。
さらにこのとき、(1)〜(6)式の関係に従つて各
輝度信号及び色差信号の信号レベルを補正したことによ
り、親画面及び子画面間で同一の色再現性を得ることが
でき、違和感のない表示画像を得ることができる。
(G2)実施例の動作 以上の構成において、衛星放送受信回路4で受信され
た映像信号のうち高品位テレビジョン放送の映像信号
は、復調回路6で復調された後、信号レベル補正回路
8、選択回路12、14、マトリツクス回路10を介して陰極
線管16に出力され、これにより親画面として表示され
る。
これに対してクリアビジヨン方式の映像信号において
は、選択回路24を介して復調回路26で復調された後、信
号レベル補正回路28で信号レベルが補正される。
さらにクリアビジヨン処理回路30で処理された後、ビ
スタビジヨン方式の映像信号においては、アスペクト比
変換回路32でアスペクト比が変換される。
これにより衛星放送受信回路4で受信されたクリアビ
ジヨン方式の映像信号においては、マトリクス回路10を
介して陰極線管16に供給され、親画面として表示される
ようになされている。
同様にUV放送受信回路36で受信された映像信号におい
ては、選択回路24を介して復調回路26で復調された後、
信号レベル補正回路28で信号レベルが補正され、ビスタ
ビジヨン方式の映像信号においては、アスペクト比変換
回路32でアスペクト比が変換される。
これによりUV放送受信回路36で受信されたクリアビジ
ヨン方式及びNTSC方式の映像信号においては、親画面と
して表示されるようになされている。
これに対してそれぞれビデオ信号処理回路40及びビデ
オテープレコーダ42を介して入力されるクリアビジヨン
方式、NTSC方式の映像信号及び高品位テレビジヨン放送
の映像信号は、選択回路12を介して取り込まれ、親画面
として表示される。
さらにUV放送受信回路36、衛生放送受信回路4を介し
て受信された映像信号においては、選択回路46を介して
子画面作成回路44に取り込まれ、子画面が作成される。
このとき各映像信号においては、1水平走査期間が91
0分割され、そのうちの有効な画像情報が得られる720サ
ンプルが圧縮率に応じて間引きされて画像メモリ回路50
に格納される。
このときクリアビジヨン方式の映像信号においては、
親画面に表示した際横方向に変化する分だけ予め間引き
率が補正されて子画面が形成され、これにより簡易な構
成で真円度1の子画面を形成することができる。
これに対応して垂直方向については、圧縮率に応じて
ライン数が間引きされ、画像メモリ回路50に格納され
る。
かくして画像メモリ50に格納された子画面の映像信号
は、親画面のタイミングで順次読み出され、これにより
所望の親画面中に真円度1の子画面を表示することがで
きる。
(G3)実施例の効果 以上の構成によれば、1水平走査期間を910分割し、
圧縮率に応じて間引きして子画面を生成する際に、クリ
アビジヨン方式及びNTSC方式の映像信号について間引き
率を補正して子画面を形成したことにより、簡易な構成
で真円度1の子画面を形成することができる。
(G4)他の実施例 なお上述の実施例においては、圧縮率1/3の子画面を
形成する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、必要に応じて種々の圧縮率が子画面を形成する場合
に広く適用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、アスペクト比4:3の映
像信号について子画面を形成する際、水平方向につい
て、アスペクト比16:9の映像信号について子画面を形成
する場合と同一のサンプリング数でサンプリングした
後、アスペクト比16:9の映像信号について子画面を形成
する場合の3/4倍の間引き率で間引きすることにより、
アスペクト比16:9の映像信号について子画面を形成する
場合と同様にして真円度1の子画面を形成し得、その分
全体構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による表示装置を示すブロツ
ク図、第2図〜第5図はその表示画像を示す略線図、第
6図はピクチヤインピクチヤ回路の書き込み側を示すブ
ロツク図、第7図及び第8図はその動作の説明に供する
信号波形図、第9図及び第10図は間引き率を示す図表、
第11図はピクチヤインピクチヤ回路の読み出し側を示す
ブロツク図、第12図〜第20図はその子画面を示す略線図
である。 1……表示装置、44……ピクチヤインピクチヤ回路、5
2、82……PLL回路、50……画像メモリ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスペクト比16:9又はアスペクト比4:3の
    映像信号の親画面を表示すると共に、アスペクト比16:9
    又はアスペクト比4:3の映像信号を切り換えて子画面を
    形成し、上記親画面中に上記子画面を表示する表示装置
    において、 上記アスペクト比16:9の映像信号については、水平走査
    方向について、上記アスペクト比16:9の映像信号を所定
    のサンプリング数でサンプリングした後、上記子画面の
    圧縮率で決まる間引き率で間引きすると共に、垂直走査
    方向について、上記アスペクト比16:9の映像信号のライ
    ンを上記圧縮率に応じて間引きして、上記子画面を形成
    し、 上記アスペクト比4:3の映像信号については、水平走査
    方向について、上記アスペクト比4:3の映像信号を上記
    サンプリング数でサンプリングした後、上記間引き率の
    3/4倍の間引き率で間引きすると共に、垂直走査方向に
    ついて、上記アスペクト比4:3の映像信号のラインを上
    記圧縮率に応じて間引きして、上記子画面を形成する ことを特徴とする表示装置。
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