JP3035512B2 - マルチキャリア信号伝送方法および装置 - Google Patents
マルチキャリア信号伝送方法および装置Info
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- JP3035512B2 JP3035512B2 JP9211908A JP21190897A JP3035512B2 JP 3035512 B2 JP3035512 B2 JP 3035512B2 JP 9211908 A JP9211908 A JP 9211908A JP 21190897 A JP21190897 A JP 21190897A JP 3035512 B2 JP3035512 B2 JP 3035512B2
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- JP
- Japan
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- subcarrier
- signal
- sub
- group
- signal transmission
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/003—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
- H04L5/0044—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサブキャリ
アを用い、狭帯域化した信号に変換して伝送するもので
あり、特に複数のサブキャリアの中から伝送状態の良好
な複数のサブキャリアを選択して用いるサブキャリア信
号伝送方法および装置に関する。なお、本発明のサブキ
ャリア信号伝送方法および装置は、特に大容量の多値変
調方式に対して有効である。
アを用い、狭帯域化した信号に変換して伝送するもので
あり、特に複数のサブキャリアの中から伝送状態の良好
な複数のサブキャリアを選択して用いるサブキャリア信
号伝送方法および装置に関する。なお、本発明のサブキ
ャリア信号伝送方法および装置は、特に大容量の多値変
調方式に対して有効である。
【０００２】
【従来の技術】マルチキャリア信号伝送装置には、複数
のサブキャリアの中から伝送状態の良好な複数のサブキ
ャリアを選択して用いるサブキャリア選択方式を適用し
ているものがある。
のサブキャリアの中から伝送状態の良好な複数のサブキ
ャリアを選択して用いるサブキャリア選択方式を適用し
ているものがある。
【０００３】図６は、サブキャリア選択方式を適用した
従来のマルチキャリア信号伝送装置の構成例を示す。図
において、マルチキャリア信号伝送装置は、送信側装置
と受信側装置により構成される。
従来のマルチキャリア信号伝送装置の構成例を示す。図
において、マルチキャリア信号伝送装置は、送信側装置
と受信側装置により構成される。
【０００４】送信側装置では、送信ビット系列Ａ２がシ
リアル・パラレル変換手段１０に入力され、ビット組か
らなるパラレル信号Ｂ２に変換されて送信側指定サブキ
ャリア選択手段２０に入力される。送信側指定サブキャ
リア選択手段２０では、受信側の使用サブキャリア指定
手段９０からフィードバックされる指定サブキャリア情
報信号Ｋ２に基づき、パラレル信号Ｂ２の送信に用いる
サブキャリアが選択される。なお、送信側指定サブキャ
リア選択手段２０で選択されなかったサブキャリアは、
受信側で品質測定を行うために任意のダミービット系列
の送信に用いる。送信側指定サブキャリア選択手段２０
の出力Ｃ２はサブキャリア信号合成・送信手段３０に入
力され、各サブキャリア信号が合成された送信信号Ｄ２
となる。
リアル・パラレル変換手段１０に入力され、ビット組か
らなるパラレル信号Ｂ２に変換されて送信側指定サブキ
ャリア選択手段２０に入力される。送信側指定サブキャ
リア選択手段２０では、受信側の使用サブキャリア指定
手段９０からフィードバックされる指定サブキャリア情
報信号Ｋ２に基づき、パラレル信号Ｂ２の送信に用いる
サブキャリアが選択される。なお、送信側指定サブキャ
リア選択手段２０で選択されなかったサブキャリアは、
受信側で品質測定を行うために任意のダミービット系列
の送信に用いる。送信側指定サブキャリア選択手段２０
の出力Ｃ２はサブキャリア信号合成・送信手段３０に入
力され、各サブキャリア信号が合成された送信信号Ｄ２
となる。
【０００５】ここで、サブキャリア信号合成・送信手段
３０は、例えばシリアル・パラレル変換回路と、直交周
波数分割多重（ＯＦＤＭ：Orthogonal Frequency Divis
ionMultiplexing) を適用した逆離散フーリエ変換（Ｉ
ＤＦＴ：Inverse discrete Fourier Transform) 回路に
より実現される（参考文献：S.B.Weinstein et al.,"Da
ta transmission by frequency-division multiplexing
using the discreteFourier transform", IEEE Trans.
Commun.Technol., vol.COM-19, pp.628-634,Oct. 197
1)。
３０は、例えばシリアル・パラレル変換回路と、直交周
波数分割多重（ＯＦＤＭ：Orthogonal Frequency Divis
ionMultiplexing) を適用した逆離散フーリエ変換（Ｉ
ＤＦＴ：Inverse discrete Fourier Transform) 回路に
より実現される（参考文献：S.B.Weinstein et al.,"Da
ta transmission by frequency-division multiplexing
using the discreteFourier transform", IEEE Trans.
Commun.Technol., vol.COM-19, pp.628-634,Oct. 197
1)。
【０００６】受信側装置では、送信信号Ｄ２をマルチキ
ャリア信号受信・分離手段４０に入力し、各サブキャリ
ア信号Ｅ２に分離する。マルチキャリア信号受信・分離
手段４０は、ＯＦＤＭを適用したＤＦＴ(discrete Four
ier Transform)回路により実現できる。
ャリア信号受信・分離手段４０に入力し、各サブキャリ
ア信号Ｅ２に分離する。マルチキャリア信号受信・分離
手段４０は、ＯＦＤＭを適用したＤＦＴ(discrete Four
ier Transform)回路により実現できる。
【０００７】サブキャリア信号Ｅ２は、受信側指定サブ
キャリア選択手段５０およびサブキャリア信号品質測定
手段８０に入力される。受信側指定サブキャリア選択手
段５０は、使用サブキャリア指定手段９０から送信側に
送出した指定サブキャリア情報信号Ｋ２に基づき、サブ
キャリア信号Ｅ２から受信するサブキャリア信号を選択
する。また、サブキャリア信号品質測定手段８０は各サ
ブキャリアの品質を測定し、その測定結果情報Ｊ２を使
用サブキャリア指定手段９０に与える。使用サブキャリ
ア指定手段９０は、測定結果情報Ｊ２に基づいて予め指
定された本数のサブキャリアを信号伝送用として指定
し、その指定サブキャリア情報信号Ｋ２を送信側指定サ
ブキャリア選択手段２０および受信側指定サブキャリア
選択手段５０に送出する。
キャリア選択手段５０およびサブキャリア信号品質測定
手段８０に入力される。受信側指定サブキャリア選択手
段５０は、使用サブキャリア指定手段９０から送信側に
送出した指定サブキャリア情報信号Ｋ２に基づき、サブ
キャリア信号Ｅ２から受信するサブキャリア信号を選択
する。また、サブキャリア信号品質測定手段８０は各サ
ブキャリアの品質を測定し、その測定結果情報Ｊ２を使
用サブキャリア指定手段９０に与える。使用サブキャリ
ア指定手段９０は、測定結果情報Ｊ２に基づいて予め指
定された本数のサブキャリアを信号伝送用として指定
し、その指定サブキャリア情報信号Ｋ２を送信側指定サ
ブキャリア選択手段２０および受信側指定サブキャリア
選択手段５０に送出する。
【０００８】受信側指定サブキャリア選択手段５０から
出力されるサブキャリア信号Ｆ２は、検波手段６０で検
波され、復調信号Ｇ２としてパラレル・シリアル変換手
段７０に入力され、送信ビット系列Ａ２と同様なシリア
ン信号Ｈ２に変換される。なお、検波方式には、遅延検
波または同期検波を用いることができる。
出力されるサブキャリア信号Ｆ２は、検波手段６０で検
波され、復調信号Ｇ２としてパラレル・シリアル変換手
段７０に入力され、送信ビット系列Ａ２と同様なシリア
ン信号Ｈ２に変換される。なお、検波方式には、遅延検
波または同期検波を用いることができる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のマル
チキャリア信号伝送装置におけるサブキャリア選択方式
では、受信したすべてのサブキャリア信号の品質を測定
し、その中から使用するサブキャリアを選択している。
そのため、サブキャリア数の増加に伴い、サブキャリア
選択のための回路規模が増大し、実現が困難になる場合
があった。一方、消費電力の観点からは回路規模の低減
が要請されている。
チキャリア信号伝送装置におけるサブキャリア選択方式
では、受信したすべてのサブキャリア信号の品質を測定
し、その中から使用するサブキャリアを選択している。
そのため、サブキャリア数の増加に伴い、サブキャリア
選択のための回路規模が増大し、実現が困難になる場合
があった。一方、消費電力の観点からは回路規模の低減
が要請されている。
【００１０】本発明は、サブキャリア数が増加した場合
でもサブキャリア選択に関わる回路規模の増大を最小限
に抑えることができるマルチキャリア信号伝送方法およ
び装置を提供することを目的とする。
でもサブキャリア選択に関わる回路規模の増大を最小限
に抑えることができるマルチキャリア信号伝送方法およ
び装置を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチキャリア
信号伝送方法および装置は、選択可能な全サブキャリア
をサブキャリア間周波数間隔が最大になるように複数の
グループに分割する。そして、使用するサブキャリアを
選択する際に、グループごとに使用するサブキャリアを
指定する。このようにグループ化することにより、一度
に比較するサブキャリア数を減少させることができる。
また、全サブキャリア数が増加した場合でも、グループ
数を増加させることにより対応できる。
信号伝送方法および装置は、選択可能な全サブキャリア
をサブキャリア間周波数間隔が最大になるように複数の
グループに分割する。そして、使用するサブキャリアを
選択する際に、グループごとに使用するサブキャリアを
指定する。このようにグループ化することにより、一度
に比較するサブキャリア数を減少させることができる。
また、全サブキャリア数が増加した場合でも、グループ
数を増加させることにより対応できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のマルチキャリア
信号伝送装置の実施形態を示す。図において、送信側装
置のシリアル・パラレル変換手段１０およびサブキャリ
ア信号合成・送信手段３０、受信側装置のマルチキャリ
ア信号受信・分離手段４０、検波手段６０、パラレル・
シリアル変換手段７０およびサブキャリア信号品質測定
手段８０は、図６に示す従来のものと同じである。
信号伝送装置の実施形態を示す。図において、送信側装
置のシリアル・パラレル変換手段１０およびサブキャリ
ア信号合成・送信手段３０、受信側装置のマルチキャリ
ア信号受信・分離手段４０、検波手段６０、パラレル・
シリアル変換手段７０およびサブキャリア信号品質測定
手段８０は、図６に示す従来のものと同じである。
【００１３】本実施形態では、従来の送信側指定サブキ
ャリア選択手段２０に代えて送信側グループ毎指定サブ
キャリア選択手段２１を備え、従来の受信側指定サブキ
ャリア選択手段５０に代えて受信側グループ毎指定サブ
キャリア選択手段５１、従来の使用サブキャリア指定手
段９０に代えてグループ毎使用サブキャリア指定手段９
１を備えることを特徴とする。
ャリア選択手段２０に代えて送信側グループ毎指定サブ
キャリア選択手段２１を備え、従来の受信側指定サブキ
ャリア選択手段５０に代えて受信側グループ毎指定サブ
キャリア選択手段５１、従来の使用サブキャリア指定手
段９０に代えてグループ毎使用サブキャリア指定手段９
１を備えることを特徴とする。
【００１４】送信側グループ毎サブキャリア選択手段２
１は、受信側のグループ毎使用サブキャリア指定手段９
１からフィードバックされるグループ毎指定サブキャリ
ア情報信号Ｋ１に基づき、シリアル・パラレル変換手段
１０から出力されるパラレル信号Ｂ１の送信に用いるサ
ブキャリアを、Ｎ／Ｍ個のグループごとにＬ波ずつ選択
する。
１は、受信側のグループ毎使用サブキャリア指定手段９
１からフィードバックされるグループ毎指定サブキャリ
ア情報信号Ｋ１に基づき、シリアル・パラレル変換手段
１０から出力されるパラレル信号Ｂ１の送信に用いるサ
ブキャリアを、Ｎ／Ｍ個のグループごとにＬ波ずつ選択
する。
【００１５】ここで、図２に示すように、全サブキャリ
ア数をＮ、各グループ内のサブキャリア数をＭとする。
また、各グループのサブキャリア間の周波数間隔が最大
になるようにグループ化する。その目的は、移動通信伝
搬環境における遅延波（反射波）の遅延量とサブキャリ
アの周波数間隔との間に図４に示すような相関関係があ
るので、サブキャリア間の相関が小さくなるようにサブ
キャリア間の周波数間隔を大きくし、サブキャリアの選
択送信による効果を高めるためである。
ア数をＮ、各グループ内のサブキャリア数をＭとする。
また、各グループのサブキャリア間の周波数間隔が最大
になるようにグループ化する。その目的は、移動通信伝
搬環境における遅延波（反射波）の遅延量とサブキャリ
アの周波数間隔との間に図４に示すような相関関係があ
るので、サブキャリア間の相関が小さくなるようにサブ
キャリア間の周波数間隔を大きくし、サブキャリアの選
択送信による効果を高めるためである。
【００１６】受信側グループ毎指定サブキャリア選択手
段５１は、グループ毎使用サブキャリア指定手段９１か
ら送信側に送出したグループ毎指定サブキャリア情報信
号Ｋ１に基づき、サブキャリア信号Ｅ１からＮ／Ｍ個の
グループごとにＬ波ずつ受信するサブキャリア信号を選
択する。
段５１は、グループ毎使用サブキャリア指定手段９１か
ら送信側に送出したグループ毎指定サブキャリア情報信
号Ｋ１に基づき、サブキャリア信号Ｅ１からＮ／Ｍ個の
グループごとにＬ波ずつ受信するサブキャリア信号を選
択する。
【００１７】グループ毎使用サブキャリア指定手段９１
は、サブキャリア信号品質測定手段８０の測定結果情報
Ｊ１に基づいて、Ｍ波のサブキャリアからなる各グルー
プごとにＬ波のサブキャリアを信号伝送用として指定
し、そのグループ毎指定サブキャリア情報信号Ｋ１を送
信側グループ毎指定サブキャリア選択手段２１および受
信側グループ毎指定サブキャリア選択手段５１に送出す
る。
は、サブキャリア信号品質測定手段８０の測定結果情報
Ｊ１に基づいて、Ｍ波のサブキャリアからなる各グルー
プごとにＬ波のサブキャリアを信号伝送用として指定
し、そのグループ毎指定サブキャリア情報信号Ｋ１を送
信側グループ毎指定サブキャリア選択手段２１および受
信側グループ毎指定サブキャリア選択手段５１に送出す
る。
【００１８】図３は、グループ毎使用サブキャリア指定
手段９１および送信側グループ毎サブキャリア選択手段
２１の動作例を示す。ここでは、全サブキャリア数Ｎが
12、各グループ内のサブキャリア数Ｍが４、グループ数
Ｎ／Ｍが３、グループごとに選択するサブキャリア数Ｌ
が２の場合を示す。図中、カッコ内の表記は（グループ
番号，グループ内サブキャリア番号）であり、（１，
１）〜（３，４）の12のサブキャリアがあり、サブキャ
リア信号品質測定手段８０でそれぞれの受信電力が測定
される。
手段９１および送信側グループ毎サブキャリア選択手段
２１の動作例を示す。ここでは、全サブキャリア数Ｎが
12、各グループ内のサブキャリア数Ｍが４、グループ数
Ｎ／Ｍが３、グループごとに選択するサブキャリア数Ｌ
が２の場合を示す。図中、カッコ内の表記は（グループ
番号，グループ内サブキャリア番号）であり、（１，
１）〜（３，４）の12のサブキャリアがあり、サブキャ
リア信号品質測定手段８０でそれぞれの受信電力が測定
される。
【００１９】グループ毎使用サブキャリア指定手段９１
は、各グループごとにサブキャリアの受信電力の大きい
方から２つのサブキャリアを指定する。ここでは、
（１，１）、（１，２）、（２，２）、（２，３）、
（３，１）、（３，３）のサブキャリアが指定される。
送信側グループ毎指定サブキャリア選択手段２１では、
この指定されたサブキャリアを選択してパラレル信号Ｂ
１の送信に用いる。受信側グループ毎指定サブキャリア
選択手段５１でも同様に、サブキャリア信号Ｅ１から指
定されたサブキャリア信号を選択する。
は、各グループごとにサブキャリアの受信電力の大きい
方から２つのサブキャリアを指定する。ここでは、
（１，１）、（１，２）、（２，２）、（２，３）、
（３，１）、（３，３）のサブキャリアが指定される。
送信側グループ毎指定サブキャリア選択手段２１では、
この指定されたサブキャリアを選択してパラレル信号Ｂ
１の送信に用いる。受信側グループ毎指定サブキャリア
選択手段５１でも同様に、サブキャリア信号Ｅ１から指
定されたサブキャリア信号を選択する。
【００２０】図５は、本発明のマルチキャリア信号伝送
装置におけるセル誤り率のシミュレーション結果の一例
を示す。ここでは、全サブキャリア数Ｎが32、各グルー
プ内のサブキャリア数Ｍが４、グループ数Ｎ／Ｍが８、
グループごとに選択するサブキャリア数Ｌが２の場合と
し、レイリーフェージング通信路におけるセル誤り率を
遅延検波を適用した場合について求めたものである。な
お、サブキャリア信号品質測定手段では、各サブキャリ
アの受信電力を測定している。
装置におけるセル誤り率のシミュレーション結果の一例
を示す。ここでは、全サブキャリア数Ｎが32、各グルー
プ内のサブキャリア数Ｍが４、グループ数Ｎ／Ｍが８、
グループごとに選択するサブキャリア数Ｌが２の場合と
し、レイリーフェージング通信路におけるセル誤り率を
遅延検波を適用した場合について求めたものである。な
お、サブキャリア信号品質測定手段では、各サブキャリ
アの受信電力を測定している。
【００２１】図５に示すように、本発明装置を用いるこ
とにより、例えばグループを構成する４波のサブキャリ
ア中、電力の大きい２波のサブキャリアを選択する簡単
な回路を用いて、大幅な誤り率特性の改善が得られるこ
とがわかる。
とにより、例えばグループを構成する４波のサブキャリ
ア中、電力の大きい２波のサブキャリアを選択する簡単
な回路を用いて、大幅な誤り率特性の改善が得られるこ
とがわかる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチキ
ャリア信号伝送方法および装置は、使用するサブキャリ
アを選択する際にグループ化することにより、一度に比
較するサブキャリア数を減少させることができ、サブキ
ャリア選択に関わる回路規模を抑制することができる。
ャリア信号伝送方法および装置は、使用するサブキャリ
アを選択する際にグループ化することにより、一度に比
較するサブキャリア数を減少させることができ、サブキ
ャリア選択に関わる回路規模を抑制することができる。
【００２３】また、全サブキャリア数が増加した場合で
も、グループ数が増加するようにすれば、サブキャリア
選択に関わる回路規模の増大を最小限に抑えることがで
きる。また、サブキャリア間周波数間隔が最大になるよ
うにグループ化すれば、グループごとに選択されたサブ
キャリア間の相関を低く抑えることができ、グループ化
に伴う誤り率特性の劣化を最小限に抑えることかでき
る。
も、グループ数が増加するようにすれば、サブキャリア
選択に関わる回路規模の増大を最小限に抑えることがで
きる。また、サブキャリア間周波数間隔が最大になるよ
うにグループ化すれば、グループごとに選択されたサブ
キャリア間の相関を低く抑えることができ、グループ化
に伴う誤り率特性の劣化を最小限に抑えることかでき
る。
【図１】本発明のマルチキャリア信号伝送装置の実施形
態を示すブロック図。
態を示すブロック図。
【図２】サブキャリアのグループ化を説明する図。
【図３】グループ毎使用サブキャリア指定手段９１およ
び送信側グループ毎サブキャリア選択手段２１の動作例
を示す図。
び送信側グループ毎サブキャリア選択手段２１の動作例
を示す図。
【図４】遅延波（反射波）の遅延量とサブキャリアの周
波数間隔の相関関係を示す図。
波数間隔の相関関係を示す図。
【図５】本発明のマルチキャリア信号伝送装置における
セル誤り率を示す図。
セル誤り率を示す図。
【図６】サブキャリア選択方式を適用した従来のマルチ
キャリア信号伝送装置の構成例を示すブロック図。
キャリア信号伝送装置の構成例を示すブロック図。
１０ シリアル・パラレル変換手段 ２０ 送信側指定サブキャリア選択手段 ２１ 送信側グループ毎指定サブキャリア選択手段 ３０ サブキャリア信号合成・送信手段 ４０ マルチキャリア信号受信・分離手段 ５０ 受信側指定サブキャリア選択手段 ５１ 受信側グループ毎指定サブキャリア選択手段 ６０ 検波手段 ７０ パラレル・シリアル変換手段 ８０ サブキャリア信号品質測定手段 ９０ 使用サブキャリア指定手段 ９１ グループ毎使用サブキャリア指定手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−55206（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−316932（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−232871（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04J 11/00 H04J 1/00
Claims (5)
- 【請求項１】 複数のサブキャリアの中から伝送状態の
良好なサブキャリアを信号伝送に使用するサブキャリア
として選択するマルチキャリア信号伝送方法において、 Ｎ波（Ｎは４以上の整数）のサブキャリアのうち、Ｍ波
（Ｍは２以上の整数）ずつ組み合わせたＮ／Ｍ個のグル
ープを生成し、各グループごとにＭ波からＬ波（Ｌは１
以上Ｍ以下の整数）のサブキャリアを選択することを特
徴とするマルチキャリア信号伝送方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載のマルチキャリア信号伝
送方法において、 Ｎ波のサブキャリアをＭ波ずつグループ化する際に、各
グループ毎にサブキャリア間の周波数間隔が最大になる
ように組み合わせることを特徴とするマルチキャリア信
号伝送方法。 - 【請求項３】 送信ビット系列をシリアル・パラレル変
換するシリアル・パラレル変換手段と、 前記シリアル・パラレル変換手段から出力されるパラレ
ル信号の送信に用いるサブキャリアを、指定サブキャリ
ア情報に基づいて選択する送信側指定サブキャリア選択
手段と、 前記送信側指定サブキャリア選択手段から出力されるサ
ブキャリア信号を合成し、送信信号を生成するサブキャ
リア信号合成・送信手段と、 前記送信信号を受信してサブキャリア信号に分離するマ
ルチキャリア信号受信・分離手段と、 前記マルチキャリア信号受信・分離手段から出力される
各サブキャリア信号から前記指定サブキャリア情報に基
づくサブキャリア信号を選択する受信側指定サブキャリ
ア選択手段と、 前記受信側指定サブキャリア選択手段から出力されるサ
ブキャリア信号を検波する検波手段と、 前記検波手段から出力される復調信号を前記送信ビット
系列と同様なシリアル信号に変換するパラレル・シリア
ル変換手段と、 前記マルチキャリア信号受信・分離手段から出力される
各サブキャリア信号の品質を測定するサブキャリア信号
品質測定手段と、 前記サブキャリア信号品質測定手段の測定結果に基づい
て信号伝送に使用するサブキャリアを指定し、その指定
サブキャリア情報を前記送信側指定サブキャリア選択手
段および前記受信側指定サブキャリア選択手段に送出す
る使用サブキャリア指定手段とを備えたマルチキャリア
信号伝送装置において、 Ｎ波（Ｎは４以上の整数）のサブキャリアのうち、Ｍ波
（Ｍは２以上の整数）ずつ組み合わせたＮ／Ｍ個のグル
ープを生成し、 前記使用サブキャリア指定手段は、前記サブキャリア信
号品質測定手段の測定結果に基づいて、Ｍ波のサブキャ
リアからなる各グループ毎にＬ波（Ｌは１以上Ｍ以下の
整数）のサブキャリアを指定し、グループ毎指定サブキ
ャリア情報として出力する構成であり、 前記送信側指定サブキャリア選択手段は、前記グループ
毎指定サブキャリア情報に基づき、前記Ｎ／Ｍ個のグル
ープ毎にＭ波からＬ波ずつ前記パラレル信号の送信に用
いるサブキャリアを選択する構成であり、 前記受信側指定サブキャリア選択手段は、前記グループ
毎指定サブキャリア情報に基づき、前記Ｎ／Ｍ個のグル
ープ毎にＭ波からＬ波ずつ受信するサブキャリア信号を
選択する構成であることを特徴とするマルチキャリア信
号伝送装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載のマルチキャリア信号伝
送装置において、 Ｎ波のサブキャリアをＭ波ずつグループ化する際に、各
グループ毎にサブキャリア間の周波数間隔が最大になる
ように組み合わせることを特徴とするマルチキャリア信
号伝送装置。 - 【請求項５】 請求項３または請求項４に記載のマルチ
キャリア信号伝送装置において、 サブキャリア信号品質測定手段は、各サブキャリア信号
の受信電力を測定する構成であり、 使用サブキャリア指定手段は、前記サブキャリア信号品
質測定手段の測定結果に基づいて、Ｍ波のサブキャリア
からなる各グループ毎に受信電力の大きい順にＬ波のサ
ブキャリアを指定する構成であることを特徴とするマル
チキャリア信号伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211908A JP3035512B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | マルチキャリア信号伝送方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211908A JP3035512B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | マルチキャリア信号伝送方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1155210A JPH1155210A (ja) | 1999-02-26 |
| JP3035512B2 true JP3035512B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=16613652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9211908A Expired - Fee Related JP3035512B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | マルチキャリア信号伝送方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3035512B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001024616A (ja) * | 1999-07-02 | 2001-01-26 | Hitachi Denshi Ltd | 伝送方法及びその装置 |
| JP2002190788A (ja) * | 2000-03-17 | 2002-07-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信装置および無線通信方法 |
| US6947748B2 (en) | 2000-12-15 | 2005-09-20 | Adaptix, Inc. | OFDMA with adaptive subcarrier-cluster configuration and selective loading |
| US6940827B2 (en) * | 2001-03-09 | 2005-09-06 | Adaptix, Inc. | Communication system using OFDM for one direction and DSSS for another direction |
| US6751187B2 (en) * | 2001-05-17 | 2004-06-15 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for processing data for transmission in a multi-channel communication system using selective channel transmission |
| US7688899B2 (en) | 2001-05-17 | 2010-03-30 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for processing data for transmission in a multi-channel communication system using selective channel inversion |
| JP4078105B2 (ja) | 2002-04-08 | 2008-04-23 | シャープ株式会社 | 無線通信システム |
| JP4318510B2 (ja) * | 2002-08-28 | 2009-08-26 | パナソニック株式会社 | 通信装置および通信方法 |
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