JP3034982B2 - 放電加工機の加工液制御装置 - Google Patents

放電加工機の加工液制御装置

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JP3034982B2 JP3116579A JP11657991A JP3034982B2 JP 3034982 B2 JP3034982 B2 JP 3034982B2 JP 3116579 A JP3116579 A JP 3116579A JP 11657991 A JP11657991 A JP 11657991A JP 3034982 B2 JP3034982 B2 JP 3034982B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工液中で放電加工を
行う放電加工機において、当該加工液の注入量や排出量
を制御する放電加工機の加工液制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】型彫り放電加工機、浸漬形ワイヤ放電加
工機等においては、加工タンク内に加工液を入れ、その
加工液中で放電加工を行う。放電加工中、ワークから取
去られた加工屑(スラッジ)は加工液中に拡散する。加
工液中のスラッジが多いと(スラッジ濃度が大きいと)
放電間隙に短絡や異常アーク放電が生じるので、加工液
を新しく補給してスラッジ濃度が大きくならないように
する必要がある。このような加工液の入換え装置を図に
より説明する。図6は従来の加工液入換え装置の系統図
である。図で、1は加工タンク、1aは加工タンク1内
に設けられた加工液の液面高さを調整する調整仕切り、
2aは加工タンク1からの加工液が排出されるダーテイ
ータンク、2bはダーテイータンク2aの加工液からス
ラッジを除去したきれいな加工液が貯蔵されるクリーン
タンクである。3はモータ3Mで駆動されるポンプであ
り、ダーテイータンク2a内の加工液をフィルタFを通
してクリーンタンク2b内に移す。フィルタFによりス
ラッジが除去され、クリーンタンク2bにはスラッジが
混入していない加工液が貯蔵される。4はモータ4Mで
駆動されるポンプであり、クリーンタンク2b内の加工
液をフィルタFを介して吸い上げ、これを加工タンク1
の底部に注入する。4Vはポンプ4Mからの注入路に介
在する流量調整バルブである。5はモータ5Mで駆動さ
れるポンプであり、クリーンタンク2b内の加工液をフ
ィルタFを介して吸い上げ、これを放電加工の加工間隙
に供給する。5Vはポンプ5Mからの注入路に介在する
流量調整バルブである。6は加工液の温度を管理する冷
却器を示す。放電加工中、クリーンタンク2bから加工
タンク1へ加工液が注入され、加工タンク1の余分の加
工液は調整仕切り1aの上部からオーバーフローしてダ
ーテイータンク2aに回収される。又、ポンプ5からの
加工液は放電間隙に供給されて当該間隙間のスラッジを
速やかに排出する。クリーンタンク2bから加工タンク
1への加工液量は流量調整バルブ4V、5Vにより調整
される。これにより、加工液は循環せしめられ加工タン
ク1内の加工液は常時低いスラッジ濃度に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加工タンク
1内のスラッジ濃度は、流量調整バルブ4V、5Vによ
り定まるクリーンタンク2aから加工タンク1への加工
液の注入流量と、単位時間に加工液中に排出されるスラ
ッジ量を左右する加工エネルギーの状態により決まる。
したがって、加工エネルギーが決まった後、それに応じ
て流量調整バルブ4V、5Vが人手により調整され、こ
の状態で放電加工が実施される。しかし、加工エネルギ
ーは放電加工中常に一定であるとは限らず、放電加工の
進行とともに変化することが多く、これに伴って単位時
間当たりのスラッジの排出量は変化することが多い。こ
のため、加工タンク1内のスラッジ濃度を加工開始から
加工終了まで適正な値に保持することは困難であった。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
スラッジ濃度を自動的に適正な値に保持することができ
る放電加工機の加工液制御装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、加工液を収容しこの加工液中で放電加工
を行わせる第1のタンクと、前記加工液を貯蔵する第2
のタンクと、この第2のタンクから前記第1のタンクへ
前記加工液を注入する注入路と、前記第1のタンクから
前記第2のタンクへ前記加工液を排出する排出路とを備
えた放電加工機において、前記第1のタンク内の前記加
工液中のスラッジ濃度を検出する検出器と、前記スラッ
ジ濃度の許容値を設定する設定部と、前記放電加工の加
工量に基づいて前記許容値を補正する補正部と、前記注
入路に介在させた流量調整サーボ弁と、前記補正部の出
力値で補正された前記設定部の出力値と前記検出器の検
出値との差を演算する演算手段と、この演算手段により
得られた値に基づいて前記流量調整サーボ弁を制御する
制御部とを設けたことを特徴とする。さらに、本発明
は、加工液を収容しこの加工液中で放電加工を行わせる
第1のタンクと、前記加工液を貯蔵する第2のタンク
と、この第2のタンクから前記第1のタンクへ前記加工
液を注入する注入路と、前記第1のタンクから前記第2
のタンクへ前記加工液を排出する排出路とを備えた放電
加工機において、それぞれ全面に多数の流通路が形成さ
れ、かつ、一方が前記第1のタンク内に固定され他方が
これに対向して可動とされた2つの板体より成り、前記
第1のタンク内の加工液を前記排出路へ排出する排出量
を調整する排出装置を設けたことも特徴とする。又、本
発明は、上記排出装置を設けた放電加工機の加工液制御
装置において、前記注入路に介在させた注入流量検出器
と、前記排出路に介在させた排出流量検出器と、前記注
入流量検出器と前記排出流量検出器との差を演算する演
算手段と、この演算手段により得られた値に基づいて前
記排出装置の可動側の板体を駆動する制御部とを設けた
ことも特徴とする。
【0005】
【作用】上記本発明のうち、最初に記載した発明では、
検出器で検出されたスラッジ濃度と、設定部に設定され
たスラッジ濃度とを、後者をそのときの実加工量に基づ
く値で補正しながら比較し、両者の差を演算し、この差
により流量調整サーボ弁の開度を調整する。これによ
り、第1のタンクのスラッジ濃度を適正な値とする。上
記発明のうち、2番目に記載した発明では、2つの板体
のうち、可動側の板体を移動させることにより、両板体
の多数の流通路の重なりの面積が変化し、流通路の大き
さを任意に変化させることができる。これにより、第1
のタンクの加工液は多数個所から任意の量だけ排出でき
る。上記発明のうち、最後に記載した発明では、上記2
番目に記載した発明において、可動側の板体を、注入流
量と排出流量との差に基づいて駆動させ、第1のタンク
の加工液量を自動的に任意の値に保持する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る放電加工機の加工液
制御装置の系統図である。図で、図6に示す部分と同一
又は等価な部分には同一符号を付して説明を省略する。
1bは加工タンク1の加工液の排出を調整する加工液排
出装置、1bMは加工液排出装置1bを駆動するモータ
である。7Dは加工タンク1内のスラッジ濃度を検出す
るスラッジ濃度検出器であり、検出したスラッジ濃度に
比例した電気信号を出力する。このスラッジ濃度検出器
7Dとしては、発光源およびこれと対向する位置に設け
られた受光源より成り、加工液の光の透過度を検出する
構成、又は加工液の比重を検出する構成のものが用いら
れる。8Dは加工タンク1とダーテイータンク2aとの
間の排出路に設けられ排出される加工液の排出量を検出
する排出流量検出器であり、検出した流量に比例した電
気信号を出力する。40Dはクリーンタンク2bから加
工タンク1の底部へ流入する加工液の流入量を検出する
循環流量検出器であり、検出した流量に比例した電気信
号を出力する。50Dはクリーンタンク2bから加工タ
ンク1の加工間隙に供給される加工液の供給量を検出す
る供給流量検出器であり、検出した流量に比例した電気
信号を出力する。
【0007】図2は加工タンク1への注入流量を制御す
る注入流量制御装置のブロック図である。図で、7Dは
図1に示すものと同じスラッジ濃度検出器、10はスラ
ッジ濃度設定部、11は実加工量補正部である。スラッ
ジ濃度設定部10には、加工タンク1内のスラッジ濃度
の許容し得る値が設定され、その値に比例した電気信号
が出力される。実加工量補正部11は、放電加工を制御
するNC装置において加工速度と加工平均電流とから得
られた加工除去量を入力し、これに対応した所定の数値
を電気信号として出力する。12はスラッジ濃度検出器
7D、スラッジ濃度設定部10および実加工量補正部1
1の出力値を図示符号(+、−)を付して加算する加算
器、13は加算器12の出力に基づいて流量調整サーボ
弁40、50のモータ40M、50Mの何れか一方又は
両方を制御する流量調整サーボ弁駆動装置である。
【0008】ここで、加工タンク1への注入流量の制御
動作を説明する。スラッジ濃度設定部10の出力と実加
工量補正部11の出力とは同一符号(+)で加算器12
に入力される。これはスラッジ濃度設定部10の値を実
加工量補正部11から出力される値で補正することと実
質的に同じである。即ち、加工除去量が大きくなると設
定値も大きくなり、加工除去量が小さくなると設定値も
小さくなる。加算器12では、上記補正された設定値と
スラッジ濃度検出器7Dで検出された値との差が演算さ
れ、その結果が流量調整サーボ弁駆動装置13へ出力さ
れる。流量調整サーボ弁駆動装置13は、入力された値
が負の値である場合、即ち、スラッジ濃度が補正された
設定値より大きい場合、モータ40M、50Mの一方又
は両方を駆動して弁開度を大きくし、クリーンタンク2
bの加工液の注入量を増大し、加工タンク1のスラッジ
濃度を薄める。加算器12の出力値が0又は正の場合、
即ち、加工タンク1のスラッジ濃度が補正された設定値
以下の場合、流量調整サーボ弁駆動装置13は弁開度を
0にして注入路を閉鎖させる。これにより、加工タンク
1のスラッジ濃度は放電加工エネルギーの状態が変化し
ても自動的に適正な値に保持される。なお、加算器12
に入力される値の符号が逆であってもよいのは明らかで
ある。
【0009】以上、加工液注入の制御について説明し
た。次に、加工液排出の制御について説明する。図3は
図1に示す加工液排出装置1bの正面図、図4は図3の
線IV−IVに沿う断面図である。各図で、1bは図1
に示すものと同じ加工液排出装置である。加工液排出装
置1bは、ほぼ同一形状の固定板1b10および可動板1
20を有する。固定板1b10には、最上段に同一大きさ
の3つの貫通孔h11が、中段に同一大きさの3つの貫通
孔h12が、下段に同一大きさの3つの貫通孔h13が形成
されている。貫通孔h11が最も大きく、貫通孔h13が最
も小さい。固定板1b10の最下部には切欠きh14が形成
されている。一方、固定板1b20には、最上段に同一大
きさの3つの貫通孔h21が、中段に同一大きさの3つの
貫通孔h22が、下段に同一大きさの3つの貫通孔h23
形成されている。貫通孔h21は貫通孔h11と、貫通孔h
22は貫通孔h12と、又、貫通孔h23は貫通孔h13と、そ
れぞれ同一大きさに形成されている。dは固定板1b10
と可動板1b20とのずれ量であり、ずれ量dが0のと
き、即ち両板の上下端が一致した状態で各貫通孔は互い
の板体で塞がれて加工液の流通路はなくなる。これに対
してずれ量dが大きくなると、それに比例して固定板1
10と可動板1b20の各対応する貫通孔相互の重なりの
面積、即ち流通路が大きくなり、加工液の排出量も増大
する。さらに、固定板1b10の下部の切欠きh14も、ず
れ量dが増加するとこれに比例して開放されてゆく。貫
通孔h11、h21の重なりの面積がA10で、貫通孔h12
22の重なりの面積がA20で、貫通孔h13、h23の重な
りの面積がA30でそれぞれ表されている。各貫通孔の形
状から、面積A10が最大、面積A30が最小であるのは明
らかである。図4で、1cは加工タンク1と一体、又は
これに固定された支持台、1bMは支持台1cに固定さ
れたモータである。1sはモータ1bMにより回転せし
められる送りねじ、1nは可動板1b20に固定され送り
ねじ1sと螺合するナットである。モータ1bMを駆動
することにより送りねじ1sが回転し、可動板1b20
上下方向に変位させて任意のずれ量dを得ることがで
き、これにより、加工液の排出量を任意に定めることが
できる。そして、最下部に切欠きh14が設けられている
ことにより、そこからの加工液排出量は上層各段の排出
量より大きくなり、加工タンク1の底部に堆積している
スラッジの排出を効果的に行うことができる。又、各貫
通孔は段状に配置され、かつ、上段から順に面積を小さ
くされているので、加工液の排出量は各貫通孔ともほぼ
同量となり、円滑な排出を行うことができる。なお、各
貫通孔の大きさ、段数、一段に配置する数、配置状態等
は任意に定めることができる。又、固定板1b10と可動
板1b20の形状は一致していなくてもよいのは明らかで
ある。
【0010】図5は図4に示すモータ1bMの駆動制御
装置のブロック図である。8D、40D、50Dはそれ
ぞれ図1に示すものと同じ排出流量検出器、循環流量検
出器、供給流量検出器である。14は加算器、15は加
算器14の演算値に基づいてモータ1bMを駆動する可
動板モータ駆動装置である。循環流量検出器40Dで検
出された流量と供給流量検出器50Dで検出された流量
とが加算されて加工タンク1への注入総量となる。この
注入総量が排出流量検出器8Dで検出された値よりも大
きい場合、加算器14から両者の差の信号が出力され
る。可動板モータ駆動装置15は、この信号に応じてモ
ータ1bMを駆動し、可動板1b20を変位させ、加工タ
ンク1内の加工液を排出する。両者が一致すれば加算器
14からの出力は0となり、これにより可動板モータ駆
動装置15は可動板1b20を元の位置に戻し、加工液排
出装置1bを閉鎖状態とする。上記駆動制御装置によ
り、加工液の排出は自動的に行われ、放電加工が実施さ
れている間、注入量の過不足が発生して加工に支障が生
じるのを防止することができる。なお、可動板モータ駆
動装置15に不感帯を設けてハンチングを防止する手段
が採られるのは当然である。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、実加工
量でスラッジ濃度設定値を補正し、これと検出されたス
ラッジ濃度の差により流量調整サーボ弁の開度を制御す
るようにしたので、加工タンクのスラッジ濃度を適正な
値に保持することができる。又、加工液排出装置を多数
の流通路を有する2つの板体で構成し、一方の板体を可
動として流通路の重なりを調整するようにしたので、加
工液の排出量を任意に調整することができ、ひいてはス
ラッジ濃度を適正な値とすることができる。さらに、上
記一方の板体の駆動を、注入量と排出量の差で制御する
ようにしたので、加工中、加工液の過不足の発生を自動
的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る放電加工機の加工液制御
装置の系統図である。
【図2】加工液注入量制御装置のブロック図である。
【図3】図1に示す加工液排出装置の正面図である。
【図4】図3に示す線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】加工液排出装置の制御装置のブロック図であ
る。
【図6】従来の加工液入れ換え装置の系統図である。
【符号の説明】
1 加工タンク 1b 加工液排出装置 2b クリーンタンク 7D スラッジ濃度検出器 8D 排出流量検出器 10 スラッジ濃度設定部 11 実加工量補正部 12 加算器 13 流量調整サーボ弁駆動装置 14 加算器 15 可動板モータ駆動装置 40 流量調整サーボ弁 40D 循環流量検出器 50 流量調整サーボ弁 50D 供給流量検出器

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工液を収容しこの加工液中で放電加工
    を行わせる第1のタンクと、前記加工液を貯蔵する第2
    のタンクと、この第2のタンクから前記第1のタンクへ
    前記加工液を注入する注入路と、前記第1のタンクから
    前記第2のタンクへ前記加工液を排出する排出路とを備
    えた放電加工機において、 前記第1のタンクの加工液中のスラッジ濃度を検出す
    る検出器と、前記スラッジ濃度の許容値を設定する設定
    部と、前記放電加工の加工量に基づいて前記許容値を補
    正する補正部と、前記注入路に介在させた流量調整サー
    ボ弁と、前記補正部の出力値で補正された前記設定部の
    出力値と前記検出器の検出値との差を演算する演算手段
    と、この演算手段により得られた値に基づいて前記流量
    調整サーボ弁を制御する制御部とを設けたことを特徴
    とする放電加工機の加工液制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記注入路は、前記放電加工の加工間隙に加工液を注入
    する通路であることを特徴とする放電加工機の加工液制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記検出器は、加工液の光透過度を検出する構成を有す
    ることを特徴とする放電加工機の加工液制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記放電加工の加工量は、実加工送り速度と実加工平均
    電流とから得られる加工除去量であることを特徴とする
    放電加工機の加工液制御装置。
  5. 【請求項5】 加工液を収容しこの加工液中で放電加工
    を行わせる第1のタンクと、前記加工液を貯蔵する第2
    のタンクと、この第2のタンクから前記第1のタンクへ
    前記加工液を注入する注入路と、前記第1のタンクから
    前記第2のタンクへ前記加工液を排出する排出路とを備
    えた放電加工機において、 それぞれ全面に多数の流通路が形成され、かつ、一方が
    前記第1のタンク内に固定され他方がこれに対向して可
    動とされた2つの板体より成り、前記第1のタンク内の
    加工液を前記排出路へ排出する排出量を調整する排出装
    置を設けたことを特徴とする放電加工機の加工液制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項において、 前記排出装置の2つの板体の流通路は、底部のものが大
    きく、かつ、底部以外の部分においては下部から上部へ
    順次大きく形成されていることを特徴とする放電加工機
    の加工液制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項記載の放電加工機の加工液制御
    装置において、 前記注入路に介在させた注入流量検出器と、前記排出路
    に介在させた排出流量検出器と、前記注入流量検出器と
    前記排出流量検出器との差を演算する演算手段と、この
    演算手段により得られた値に基づいて前記排出装置の可
    動側の板体を駆動する制御部とを設けたことを特徴と
    する放電加工機の加工液制御装置。
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JP2017109261A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の加工液面高さ調節機構

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