JP3033687B2 - 多色刷印画装置 - Google Patents

多色刷印画装置

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JP3033687B2 JP20176496A JP20176496A JP3033687B2 JP 3033687 B2 JP3033687 B2 JP 3033687B2 JP 20176496 A JP20176496 A JP 20176496A JP 20176496 A JP20176496 A JP 20176496A JP 3033687 B2 JP3033687 B2 JP 3033687B2
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真人 齋藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多色刷印画装置に関
し、特に多階調の印画を行う多色刷印画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多色刷印画装置は、一般
に、3色あるいは4色を重ねて多色刷とするため、印画
機構部や用紙搬送の精度不良により重ね合わせがずれる
と、得られる画像に色ずれを生じる。特に、色の境界部
において色ずれが顕著に現れ、印画用紙の地色が透けて
見えたり黒すじが発生したりする。
【0003】色ずれを防止する方法として、特開昭61
−134274号公報には、図3、4に示す方法が提案
されている。サーマルヘッド11とフォトセンサ13の
間にそれぞれCCDラインセンサ14が設けられてい
る。記録紙12上に設けられたマークをCCDラインセ
ンサ14で検出する。ここで、記録紙12が基準位置1
5に対してdだけずれて搬送されてきたときは、そのず
れ量dをCCDラインセンサ14が検知し、その分サー
マルヘッド11を含む記録部を位置補正することによ
り、常に、サーマルヘッド11は記録紙12に対して一
定の位置関係を保つことができる。
【0004】また、特開昭64−49062号公報に
は、図5に示す方法が提案されている。印写用紙に付与
した印を印検出手段22y、22m、22cにより検出
する。制御手段は、それぞれの印写手段21y、21
m、21cにおいて印写データを与えるタイミングを制
御するなどして、それぞれの色の印写タイミングを制御
する。ある色の印写手段による印写が終了した後、何ら
かの原因で、印写用紙が前後にずれたとすると、その印
写手段から次の色の印写手段への印写用紙の搬送時間
も、ずれがないときに比べて前後する。この時間のずれ
が印検出手段22y、22m、22cによって検出さ
れ、制御手段は時間ずれに応じて印写タイミングを補正
する。これにより色ずれを少なくする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多色刷
印画装置は、印画機構部や用紙搬送の精度不良により重
ね合わせがずれると、得られる画像に色ずれを生じる。
特に、色の境界部において色ずれが顕著に現れ、印画用
紙の地色が透けて見えたり黒すじが発生したりするとい
う問題点がある。特開昭61−134274号公報に提
案された方法では、印画用紙の一部に目印を付すことと
なるため、使用者にとっては不要な印画が行なわれるこ
ととなり、さらに、検出センサなどの素子が用紙走行部
に必要となるため、装置が複雑で高価なものになるとい
う問題点がある。一方、特開昭64−49062号公報
に提案された方法でも同様の問題点があり、加えて、用
紙走行方向、言い換えれば副走査方向しか位置合わせを
行なうことができないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、使用者にとって不要な印
画を行うことなく、装置を複雑で高価なものにすること
なく、色ずれが顕著になる色の境界部において、色ずれ
を目立たなくすることを目的とし、特に印画用紙の地色
が透けない多色刷印画装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多色刷印画装置
は、印画データメモリの内容を演算するプロセサを有
し、重ね合わせる複数の色のうち少なくとも2色の各々
の色の印画データにつき、前記プロセサにより、隣接す
るドットの印画データ同士が一定値以上の差を有する場
合に、一定のルールに基づき、相互のデータを加減する
演算をするようにしている。
【0008】本発明の多色刷印画装置は、隣接するドッ
トの印画データのうち、高値のデータを減算し、低値の
データを加算し、かつ修正後も高値のデータが低値のデ
ータより高いようにしてもよい。
【0009】本発明の多色刷印画装置は、演算の方法
を、当該ドットの色調によって、変化させるようにして
もよい。
【0010】本発明の多色刷印画装置は、隣接するドッ
トの印画データおよびその周辺に位置するドットの印画
データを、一定のルールに基づき、各々のデータを加減
するようにしてもよい。
【0011】本発明の多色刷印画装置は、演算を、印画
用紙走行方向と直角方向の画素同士のみにおいて行なう
ようにしてもよい。
【0012】本発明の多色刷印画装置は、演算を、印画
用紙走行方向と平行方向の画素同士のみにおいて行なう
ようにしてもよい。
【0013】本発明の多色刷印画装置は、外部演算装置
より送出される印画データに、印画データ自身の他に、
印画データの種類を示すデータを有し、印画データの種
類により、演算を行なうか行なわないかを判別するよう
にしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態を示す構成図
である。プリンタ1は、印画データメモリ2とプロセサ
3とコントローラ4と印画装置機構5によって、構成さ
れている。
【0016】印画データメモリ2はコントローラ4を介
して、外部演算装置6からの印画すべきデータを蓄え
る。プロセサ3は印画データメモリ2の印画データを操
作する。コントローラ4は外部演算装置6からのデータ
を印画データメモリ2に展開したり、印画データメモリ
2に蓄えられているデータを印画装置機構5に転送し、
実際の印画を行なわせる。
【0017】図2(a)〜(d)は、印画データメモリ
2の一部を示す図である。
【0018】図2(a)は、元のデータを示す図であ
る。上段がマゼンタ色の階調データ、下段がイエロー色
の階調データである。階調データは最大63から最低0
までの64階調となっている。
【0019】図2(b)は、元のデータにより実際に印
画した例を示す図である。例えば、マゼンタ色の印画位
置とイエロー色の印画位置が1ドット分ずれていた場
合、図2(b)において、点線の囲みで示した色の変わ
り目の部分において、濃度の薄い部分が生じるので、印
画媒体の元の色が透けて見えるようになる。
【0020】図2(c)は、元のデータを修正したデー
タを示す図である。隣接する画素のデータが30以上の
階調差を持つとき、高階調の画素データから階調差の1
/4を減じ、低階調の画素データに階調差の1/4を加
えることとする。マゼンタ色の元のデータは、第10画
素目と第11画素目の差が56である。よって、第10
画素目の画素データを階調差の1/4に値する14を減
じ、49とする。また、第11画素目の画素データを階
調差の1/4に値する14を加え、21とする。また、
第15画素目と第16画素目の差が7である。よって、
この一対の画素のデータは演算しない。次に、イエロー
色の元のデータは、第10画素目と第11画素目の差が
63である。よって、第11画素目の画素データを階調
差の1/4に値する16を減じ、47とする。また、第
10画素目の画素データを階調差の1/4に値する16
を加え、16とする。
【0021】図2(d)は、修正したデータにより実際
に印画した例を示す図である。例えば、マゼンタ色の印
画位置とイエロー色の印画位置が1ドット分ずれていた
場合、図2(c)に示す修正データを用いて印画する
と、図2(d)ように印画される。図2(d)を参照す
ると、点線の囲みで示した色の変わり目の部分において
も、ある程度の濃度で印画が行なわれるので、印画媒体
の元の色が見えることはない。
【0022】なお、演算方法を、隣接する画素のデータ
が30以上の階調差を持つとき、高階調の画素データか
ら、階調差の1/4を減じ、低階調の画素データに、階
調差の1/4を加えることとしたが、加減の量を、変化
させても良い。但し、加減の量は0より大きく、階調差
の1/2未満でなければならない。つまり、修正後も、
高値のデータを低値のデータより高くする。
【0023】また、本実施の形態では、説明の簡便のた
め、2色の事例を示したが、多数色でも同様な演算を行
なっても良い。
【0024】また、本実施の形態では、演算方法を、各
色独自の計算方法を示したが、色調や濃度を勘案し、他
色のデータを修正してもよい。
【0025】また、本実施の形態では、隣接する画素同
士のみを演算の対象としたが、隣接する画素とその周辺
の画素とを演算の対象としても良い。
【0026】また、本実施の形態では、説明の簡便のた
め、1次元の方法を説明した。つまり、印画用紙走行方
向と直角方向の画素同士のみ、または、印画用紙走行方
向と平行方向の画素同士のみの補正を行う方法を説明し
ているが、2次元の補正を行なってもよい。
【0027】また、文字のみのデータの場合など、補正
を行うと画像品位が低下する場合には、印画データの他
に、補正を行うかどうかを判別するフラグを外部演算装
置6より送出することにより、補正を行わないことがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、隣接す
るドットの印画データ同士が一定値以上の差を有する場
合に、一定のルールに基づき、相互のデータを加減する
ので、使用者にとって不要な印画を行うことなく、装置
を複雑で高価なものにすることなく、色ずれが顕著にな
る色の境界部において、色ずれを目立たなくし、特に印
画用紙の地色が透けないという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1の印画データメモリの一部を示す図であ
る。
【図3】従来の技術を示す図である。
【図4】従来の技術を示す図である。
【図5】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 印画データメモリ 3 プロセサ 4 コントローラ 5 印画装置機構 6 外部演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/52 B41J 2/36 B41J 2/525

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多階調の印画すべきデータを記憶する印
    画データメモリと、多階調を印字可能な印画装置機構
    と、前記印画データメモリの内容を前記印画装置機構に
    転送するコントローラとを備える多色刷印画装置におい
    て、前記印画データメモリの内容を演算するプロセサを
    有し、重ね合わせる複数の色のうち少なくとも2色の
    々の色の印画データにつき、前記プロセサにより、隣接
    するドットの印画データ同士が一定値以上の差を有する
    場合に、一定のルールに基づき、相互のデータを加減す
    る演算をすることを特徴とする多色刷印画装置。
  2. 【請求項2】 前記隣接するドットの印画データのう
    ち、高値のデータを減算し、低値のデータを加算し、か
    つ修正後も高値のデータが低値のデータより高いことを
    特徴とする請求項1記載の多色刷印画装置。
  3. 【請求項3】 前記演算の方法を、当該ドットの色調に
    よって、変化させることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の多色刷印画装置。
  4. 【請求項4】 前記隣接するドットの印画データおよび
    その周辺に位置するドットの印画データを、一定のルー
    ルに基づき、各々のデータを加減することを特徴とする
    請求項1〜3記載の多色刷印画装置。
  5. 【請求項5】 前記演算を、印画用紙走行方向と直角方
    向の画素同士のみにおいて行なうことを特徴とする請求
    項1〜4記載の多色刷印画装置。
  6. 【請求項6】 前記演算を、印画用紙走行方向と平行方
    向の画素同士のみにおいて行なうことを特徴とする請求
    項1〜4記載の多色刷印画装置。
  7. 【請求項7】 外部演算装置より送出される印画データ
    に、印画データ自身の他に、印画データの種類を示すデ
    ータを有し、印画データの種類により、演算を行なうか
    行なわないかを判別することを特徴とする請求項1〜6
    記載の多色刷印画装置。
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