JP3032663U - 液体供給具 - Google Patents

液体供給具

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JP3032663U
JP3032663U JP1996006645U JP664596U JP3032663U JP 3032663 U JP3032663 U JP 3032663U JP 1996006645 U JP1996006645 U JP 1996006645U JP 664596 U JP664596 U JP 664596U JP 3032663 U JP3032663 U JP 3032663U
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liquid
piston
supply hole
supply
supply tool
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Application number
JP1996006645U
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Inventor
秀樹 中野
Original Assignee
山一精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体供給具の液体収容筒内に空気が混入せ
ず、正確な分量の液体を吸引することを可能とする。 【解決手段】 底面に供給孔2が穿設された液体収容筒
1、及び液体収容筒1の内壁に気密に挿入されたピスト
ン3より構成されている液体供給具に於いて、ピストン
3の先端に供給孔2に嵌合する凸部6を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水、茶、ミルク、ジュース、スープ、液状薬剤等の液体を乳児や体 を動かすことのできない病人等の口中に供給する液体供給具に関し、詳しくは、 特に分量の正確さを必要とする液状薬剤等に使用される液体供給具に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の液体供給具は、底面に供給孔が穿設された液体収容筒、及び液体収容筒 の内壁に気密に挿入されたピストンにより構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
乳児や体を動かすことのできない病人等は、液状薬剤の投与や食事の際、必ず 誰かの手助けを必要とするのであるが、水、茶、ミルク、ジュース、スープ等の 液体は特にこぼれ易く、そこで従来は上記のような液体供給具の液体収容筒の口 先をくわえさせ、口中に注入しているのである。
【004】 しかし、従来の液体供給具はピストンをいっぱいに挿し込んだ液体収容筒の口 先を液体の入った容器等に突っ込み、ピストンを引き液体収容筒内に供給孔より 液体を吸引すると、供給孔内に僅かではあるが空気が存在し、その供給孔内の空 気が最初に液体収容筒内に液体と共に吸引されるため、空気の分だけ目盛りより 液体収容筒内の液体の量が少なくなり、正確な量とはならない。 このような従来の液体供給具では、特に分量の正確さを必要とする液状薬剤等 では使用が不適であった。
【0005】 上記点より、本考案は液体供給具の液体収容筒内に空気が混入せず、正確な分 量の液体を吸引することを可能とした液体供給具を提供しようとするものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案液体供給具は、底面に供給孔が穿設された液体 収容筒、及び液体収容筒の内壁に気密に挿入されたピストンより構成されている 液体供給具に於いて、前記ピストンの先端に前記供給孔に嵌合する凸部が設けら れていることを特徴とするものである。
【0007】 このような構成を有する本考案は、ピストンをいっぱいに押し込むと、液体収 容筒の供給孔にピストンの先端に設けた凸部が嵌合するため供給孔は塞がれる。 この状態で液体収容筒の口先を液体の入った容器等に突っ込み、ピストンを引 き供給孔より液体収容筒に液体を吸引すれば、供給孔が塞がれているため空気も 混入することがなく、液体収容筒内は液体のみで充満され、正確に目盛り通りの 液体の分量を測ることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案液体供給具の縦断正面図、図2は同上の作用を示し凸部が供給孔 に嵌合している状態を示す要部拡大断面図、図3及び図4は同上の他の実施の形 態を示す要部断面図である。
【0009】 而して、図1及び図2の液体供給具に於いて、図中1は底面に供給孔2が穿設 された透明体の合成樹脂製の円筒形の液体収容筒であり、液体収容筒1内に液体 収容筒1の内壁に気密に挿入され、液体の吸引、押し出しを行う合成樹脂製のピ ストン3が設けられている。
【0010】 ピストン3は上面が開口4された有底の筒体に形成され、その下端付近の外壁 に液体収容筒1の内壁に密接するよう円周方向にリング状に突条部5が形成され ている。そしてピストン3の先端に前記供給孔2に嵌合する形状を有する凸部6 が設けられている。 又、ピストン3の外壁に正面と背面に目盛り(図示せず)が表示されている。
【0011】 次に、図3に於いて、図1及び図2と相当する箇所にはそれと同一の符号を付 してある。 図3の液体供給具は、液体収容筒1の供給孔2の形状が下方窄まりのテーパー 形状に形成され、ピストン3の先端にこの供給孔に嵌合する形状を有する凸部6 が設けられているものである。
【0012】 又、図4に於いて、図1及び図2と相当する箇所にはそれと同一符号を付して ある。 図4の液体供給具は、液体収容筒1の供給孔2の形状が底面より突出して形成 され、ピストン3の先端にこの供給孔2に嵌合する形状を有する凸部6が設けら れているものである。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、液体供給具の液体収容筒内に液体を吸引する場合、ピストン の先端に設けた凸部が液体収容筒の供給孔に嵌合し供給孔を塞ぐため、供給孔内 に空気が残ることはなく、したがって、従来のように供給孔内に存在した僅かの 空気が液体と共に液体収容筒内に混入することがない。 よって、液体収容筒内は液体のみで充満されるため、正確に目盛り通りの液体 の分量を測ることができ、分量の正確さを必要とする液状薬剤等に使用すると好 適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案液体供給具の一実施の形態を示す縦断正
面図である。
【図2】本考案液体供給具の作用を示す要部拡大断面図
である。
【図3】本考案液体供給具の他の実施の形態を示す要部
断面図である。
【図4】本考案液体供給具の他の実施の形態を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1 液体収容筒 2 供給孔 3 ピストン 4 開口 5 突条部 6 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に供給孔が穿設された液体収容筒、
    及び液体収容筒の内壁に気密に挿入されたピストンより
    構成されている液体供給具に於いて、前記ピストンの先
    端に前記供給孔に嵌合する凸部が設けられていることを
    特徴とする液体供給具。
JP1996006645U 1996-06-20 1996-06-20 液体供給具 Expired - Lifetime JP3032663U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523238A (ja) * 2007-04-10 2010-07-15 サンド アクチエンゲゼルシャフト 物質の経口投与のための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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