JP3032270U - ディスプレー可動支持装置 - Google Patents

ディスプレー可動支持装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客席シートの乗客の座高、姿勢、客席シート
のリクライニング状態等により異なる眼の位置及び視線
方向並びにディスプレーにおける映像サービスの種類に
より異なる必要な視距離に適切に対応した位置及び向き
にデイスプレーを容易に移動保持し得るディスプレー可
動支持装置の提供。 【解決手段】 ディスプレー可動支持装置10は、ディ
スプレー収納空所が形成されている客席シートの脇の肘
掛部の前端側に、客席シートを横切る方向の水平軸線L
1に垂直で、且つ軸回りに回転自在な支柱15が、水平
軸線L1回りに回転自在であるように枢着され、支柱1
5の先端部と平行リンク17A,Bと自在継手ブロック
18とで平行四辺形リンク機構を成し、自在継手ブロッ
クにディスプレー取付部材19が自在継手作用するよう
に係合して構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、旅客航空機・列車・自動車内における各種映像サービス用デイス プレーを座席に可動的に取り付け支持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
旅客航空機・列車・自動車内における各種映像サービスのために、客室には各 種の映像サービス用に大型TV装置が設備されているが、更に映像サービスが多 岐に亘るようになり、各客席において各人が個別に選択して映像サービスを受け られるように各客席毎に小型デイスプレーが設備されるようになってきた。 従来の術技において、上記のような各客席毎のデイスプレーは、客席シート脇 に収納され得るように支持され、その支持装置は、図6乃至図11に示すような 構造を具備している。
【0003】 図6及び図7に示す第1形式例においては、客席シート1脇の肘掛部2内には 、可視状態姿勢のデイスプレー3の両側縁が上下側縁になり、上側縁が後側縁に 、下側縁が前側縁になって立てられた姿勢で出入自在に収納されるようにデイス プレー収納空所が形成され、デイスプレー収納空所の上側は、立てられた姿勢の デイスプレー3が出入され得るように開口し、肘掛部1の上面には、その開口を 覆うように肘当部となる蓋部が開閉自在に設けられている。 可視状態姿勢のデイスプレー3の下側端部が短い支持部材21の先端に取り付 けられており、支持部材21の基端部は、デイスプレー収納空所の上側前端部に おいて、客席シートを横切る方向の水平軸線L1回り及び所定の傾斜角の前傾軸 線L2回りに回転自在に係合されている。
【0004】 デイスプレー収納空所に収納状態にあるデイスプレー1を使用する場合には、 肘掛部2の肘当部となる蓋を開き、デイスプレー収納空所の上側の開口からデイ スプレー1を上方に引き上げ水平軸線L1回りに回動させると、支持部材22は 、前記傾斜角で前方に倒れてストッパに当接して保持される。この状態で、前記 前傾軸線L2回りに回転すると、約90度でストッパに当接して保持される。そ の位置においてデイスプレー1は客席シートの前方で前記前傾角度で可視状態姿 勢にセットされる。
【0005】 図8及び図9に示す第2形式例においては、客席シート脇の肘掛部2内には、 可視状態姿勢のデイスプレー3が両側縁が上下側縁になり、上側縁が後側縁に、 下側縁が前側縁になるように立てられた姿勢で出入自在に収納されるようにデイ スプレー収納空所が形成され、デイスプレー収納空所の上側は、立てられた姿勢 のデイスプレー3が出入され得るように開口し、肘掛部2の上面には、その開口 を覆うように肘当部となる蓋部が開閉自在に設けられている。
【0006】 可視状態姿勢のデイスプレー3の下側端部が下方に伸びた直線状の支持部材2 2の先端に取り付けられており、支持部材22の基端部は、デイスプレー収納空 所の上側前端部において、支持部材22自体の軸線回り及び客席シートを横切る 方向の水平軸線回りに回転自在に係合されている。
【0007】 デイスプレー収納空所に収納状態にあるデイスプレー1を使用する場合には、 肘掛部2の肘当部となる蓋を開き、デイスプレー収納空所の上側の開口からデイ スプレー1を上方に引き上げ、水平軸線L1回りに回動させると、支持部材22 は、所定の傾斜角位置で前方に倒れてストッパに当接して保持される。この状態 で、支持部材22自体をその軸線回りに回転すると、約90度でストッパに当接 して保持される。その位置においてデイスプレー1は客席シートの前方で適宜の 角度前方に傾いた可視状態姿勢にセットされる。
【0008】 図10及び図11に示す第3形式例においては、客席シート脇の肘掛部2内に は、デイスプレー3の平面が直立状態で出入自在に収納されるようにデイスプレ ー収納空所が形成され、デイスプレー収納空所の上側は、立てられた姿勢のデイ スプレー3が出入され得るように開口し、肘掛部2の上面には、その開口を覆う ように肘当部となる蓋部が開閉自在に設けられている。 可視状態姿勢のデイスプレー3の下側端部が斜め下方に伸びた支持部材23の 先端に取り付けられており、支持部材23の基端部は、デイスプレー収納空所の 上側前端部において、支持部材23自体の軸線回り及び客席シートを横切る方向 の水平軸線L1回りに回転自在に係合されている。
【0009】 デイスプレー収納空所に収納状態にあるデイスプレー1を使用する場合には、 肘掛部2の肘当部となる蓋を開き、デイスプレー収納空所の上側の開口からデイ スプレー1を上方に引き上げ水平軸線L1回りに回動させると、支持部材23は 、所定の傾斜角位置で前方に倒れてストッパに当接して保持される。 この状態で、支持部材23自体をその軸線回りに回転すると、約90度でスト ッパに当接して保持される。その位置においてデイスプレー1は客席シートの前 方で適宜の角度前方に傾いた可視状態姿勢にセットされる。
【0010】 上記の3形式のディスプレー可動支持装置において、デイスプレー1と支持部 材21,22,23の先端との取り付けは、可視状態姿勢のデイスプレー1の傾 きを前後に適宜調接し得るように調節ねじによる枢着となっているので、可視状 態姿勢にセットされた後、視易い傾斜角度に各支持部材21,22,23の先端 が可動し、デイスプレー1の前後の傾き調節を多少の範囲で行うことができる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の技術のディスプレー可動支持装置にあっては、夫々次のよ うな不都合がある。 第1の形式においては、可視状態姿勢のデイスプレー3は、短い支持部材21 を介して下側角部が肘掛部2の前端に結合されているので、客席シートに座って いる乗客からすると側方に偏り、非常に低い位置となり、乗客は、前屈みで見な ければならない。しかも斜めから見ると、液晶板の表示は見難いので、乗客は、 液晶板に対向する位置に顔を位置しなければならず、更に不自然な無理な姿勢を とることになる。
【0012】 第2の形式においては、第1の形式に比し、前屈みの問題は一応減少するが、 斜めから見難い問題は依然として解消しない。 第3の形式においては、第1の形式及び第2の形式における2つの問題は一応 解消するが、顔の位置は、中央正面とはいえ、デイスプレーに対向する位置にの み限られると共に、乗客の座高によりデイスプレーに対する視距離が異なるので 、その視距離の調整は乗客側がその姿勢で行わねばならないので、人間工学的に 問題がある。しかも、第1形式例及び第2形式例に比し、可動支持装置が長大と なり、狭隘な肘掛部2内のデイスプレー収納空所への収納が困難となる。
【0013】 更に、デイスプレーにおける映像サービスにおいて、その映像によって、デイ スプレーに対する適切な視距離は異なってくる。例えば、一般の映画サービスや 情報サービスの場合に比し、各種ゲームサービスの場合には近くなる。又、リク ライニング状態によっても乗客の姿勢が異なる。すると、自ずとデイスプレーに 対する視距離が異なってくる。そのような場合、前記従来の技術の3つの形式例 のようにデイスプレーの位置が前後方向で一定であると、乗客側の姿勢で調節す ることとなり疲労の原因となる。 この考案は、上記のような従来の技術におけるディスプレー支持装置における 問題をディスプレーの収納空所に変更を加えることなく解消することを目的とす る。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この考案のディスプレー可動支持装置は、上部に開口しているディスプレー収 納空所が形成されている客席シートの脇の肘掛部に該ディスプレーを装着するデ ィスプレー可動支持装置であり、ディスプレー可動支持装置は、客席シートを横 切る方向の水平軸線回りに回転自在に、且つそれ自体の軸線回りに回転自在に肘 掛部の前端側に基端部が取り付けられた前記水平軸線に垂直な支柱、夫々の基端 部が前記支柱の先端部に枢着されると共に、先端部が自在継手ブロックに枢着さ れ、支柱の先端部及び自在継手ブロックと協動して平行四辺形リンク機構を成す 平行な2本のリンク、並びに前記自在継手ブロックに自在継手作用するように係 合し、前記ディスプレーを取り付け得る取付部材から構成されている。
【0015】 そして、前記支柱は、略水平状態、直立状態及び直立状態から所定角前倒し状 態までの任意角傾斜状態に回動位置決めされ得ると共に、前記平行四辺形リンク 機構が水平軸線に垂直な平面内にある状態と該平行四辺形リンク機構が水平軸線 を含む平面内にある状態とに回転位置決めされ得て、前記平行四辺形リンク機構 は、前記支柱と平行状態から該支柱に対し任意角をなす回動状態に回動位置決め され得て、前記取付部材は、前記ディスプレーを任意の向きに固定し得るように なっている。
【0016】 デイスプレーを使用する場合には、肘掛部のディスプレー収納空所の開口から 支柱を引上げ、客席シートを横切る方向の水平軸線回りに回動基材を90度回動 位置決めして、支柱を直立状態にする。 次に、支柱を軸線回りに90度回動させ位置決めすると、デイスプレーが対面 する向きになり、一応の使用状態となる。 その後は、任意のリクライニング状態の客席シートにおける任意の着座姿勢の 個々の乗客の眼の位置・視線方向及び視距離を適切になるようにデイスプレーの 位置及び向きを次のようにして調節する。
【0017】 平行四辺形リンク機構を水平になるまでの範囲で適宜の回動角位置に回動して 位置決めし、デイスプレーの上下左右位置を適切な位置に調節保持する。デイス プレーは、上下左右に変位しても、平行四辺形リンク機構によりその平面上で傾 かない。 又、支柱を前倒し位置になるまでの範囲で適宜の傾斜角度に回動位置決めして 視距離を適切に調節する。又、自在継手ブロックに対し自在継手を介してデイス プレーを適宜の向きにして適切な対面角度に調節する。
【0018】 デイスプレーの不使用時にディスプレー収納空所に収納する場合は、デイスプ レーの向きを自在継手を介してデイスプレーが平行四辺形リンク機構の平行リン クの回動平面内になるようにする。 平行リンクを支柱と平行になるように回動する。支柱をデイスプレーが支柱の 回動平面内になるように軸線回りに回転する。 肘掛部のディスプレー収納空所にディスプレーが没入するように支柱を水平に なるまで回動する。
【0019】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態としての旅客航空機内において、客席シートに設けられ た各種映像サービス用デイスプレーの可動支持装置を図面に従って説明する。 図1及び図2に示すように、客席シート1の脇の肘掛部2の前端側には、ディ スプレー3がディスプレー可動支持装置10を介して装着されており、肘掛部2 内には、ディスプレー収納空所が上部に開口して形成されている。 肘掛部2の上面には、その開口を覆う蓋部となる肘当部が客席シート前後方向 軸線回りに回動開閉するように蝶番結合されている。
【0020】 可動支持装置10は、次のように構成されている。肘掛部2の前端側には、回 動基材11の中央部が客席シートを横切る方向の水平軸線L1回りに回転自在に 軸12で枢着され、回動基材11の一端部は、筒状形の支柱管受口11Aとなり 、他端部は、引張コイルばね13の一端が結合されるばね結合部11Bとなって いる。支柱管受口11Aには、支柱管15の基端部が、90度回転両端ストッパ 間を軸線回りに回転し得て、回転両端でクリック止めされるように嵌着されてい る。そして、ばね結合部11Bに一端が結合された引張コイルばね13の他端は 、ディスプレー収納空所の前下部に固定部材14を介して結合され、支柱管15 が直立状態にある場合に、ばね結合部11Bが最下位に位置し、引張コイルばね 13が最も収縮した状態にある。
【0021】 そして、回動基材11の回動は、回動基材11の両側に対しボルトで適宜押圧 された摩擦板とデイスプレー装置全体の重量モーメントと引張コイルばね13と のバランスにより、ストッパに当接する支柱管15が略水平状態になる位置、支 柱管15が直立する位置及び支柱管15が直立する位置・ストッパに当接する支 柱管15が略30度前倒し位置間の適宜の傾斜位置に位置決めされ得るようにな っている。
【0022】 支柱管15の先端部にはエルボ部材16が固着され、エルボ部材16に夫々の 一端が摩擦板を介して枢着された平行で等長の2本のリンク17A,17Bの他 端は、球面継手ブロック18に摩擦板を介して枢着されて、エルボ部材16にお ける2本のリンク17A,17Bの枢着点を結ぶ線は、支柱管15の軸線と45 度で交差している。即ち、エルボ部材16、リンク17A,17B及び球面継手 ブロック18により、平行四辺形リンク機構が構成され、リンク17A,17B が支柱管15と平行な位置と直角な位置とを両端停止位置としてその間を回動し 、適宜の角度位置になり得るようになっている。
【0023】 回転リンク17A,17Bの回動平面が客席シートの前後方向となる(即ち肘 掛部2と平行となる)位置と客席シートの前面となる位置とが、支柱管15の基 端部の90度回転両端位置となっている。 平行四辺形リンク機構において、平行四辺形リンク機構の回動において距離変 化が生じる対角線方向でエルボ部材16側と球面継手ブロック18側との間にガ スダンパーが装着され、リンク17A,17Bが支柱管15と約45度をなす位 置と支柱管15と90度をなす位置の間において、デイスプレー3の重量にバラ ンスするようにリンク17A,17Bが支柱管15となす角度を大きくするよう な力を働かせる。
【0024】 図3に示すように、球面継手ブロック18に嵌挿されて球面継手をなす球面部 19Aを基端とした取付部材19が支柱管15と略平行方向に突出し、取付部材 19の先端には、液晶板から構成されるデイスプレー3の枠体21の下側端部が 固着されている。取付部材19の球面部19Aは、球面継手ブロック18内にお いて圧縮ばねにより球面座18Aで押圧され、両者間に摩擦力が働くようになっ ている。 そして、図5に示すように、隣接した乗客シート間の肘掛部2に、両側の乗客 用の夫々のデイスプレー3のディスプレー収納空所を並設する形式が実際的であ る。
【0025】 ディスプレー3が肘掛部2内のディスプレー収納空所に収納されている場合は 、図1に示すように、リンク17A,17Bは支柱管15と平行状態に回動され 、デイスプレー3は、リンク17A,17Bの回動平面と一致した状態に球面継 手で保持され、且つ支柱管15の回動角度位置は、リンク17A,17Bの回動 平面が、ディスプレー収納空所と一致した一方の回動ストッパ位置であり、回動 基材11の回動角度位置は、支柱管15が略水平状態になる回動ストッパ位置で ある。
【0026】 デイスプレー3を使用する場合には、肘掛部2の上面の肘当部を客席シート前 後方向軸線回りに回動して、ディスプレー収納空所を開口し、支柱管15を引上 げ、回動基材11を軸12を中心に90度回動させて、支柱管15を直立状態に する。その時、引張コイルばね13は収縮し、回動を助け、ばね力により直立状 態が保持される。そして肘当部を逆に回動してディスプレー収納空所を蔽う。 次に、支柱管15をストッパに当接するので軸線回りに90度回動させると、 クリック止めで位置決めされ、デイスプレー3が対面する向きになり、一応の使 用状態となる(図2左側参照)。
【0027】 その後は、任意のリクライニング状態の客席シートにおける任意の着座姿勢の 個々の乗客の眼の位置・視線方向及び視距離を適切になるようにデイスプレー3 の位置及び向きを次のようにして調節する。 リンク17A,17Bを水平になるまでの範囲で適宜の回動角位置に回動し、 デイスプレー3の上下左右位置を適切な位置に調節し、デイスプレー3は、摩擦 板の摩擦によりその位置に保持される。デイスプレー3が上下左右に変位しても 、平行四辺形リンク機構によりデイスプレー3は、その平面上で傾かない(図2 右側参照)。
【0028】 リンク17A,17Bの調節回動は、支柱管15に対し約45度をなす位置に までの回動は、デイスプレー3の重量、ガスダンパーの作用及び摩擦板の摩擦に 抗して行われるが、約45度をなす位置から90度になる位置までの回動は、ガ スダンパーが働き、デイスプレー3の重量がバランスされ、摩擦板の摩擦により 、所望の回動角度位置に保持される。 又、支柱管15を略30度前倒し位置になるまでの範囲で適宜の角度に回動し 、視距離を適切な位置に調節する。又、球面継手ブロック18に対し球面継手を 介してデイスプレー3を適宜の向きにしてデイスプレー3を適切な対面角度に調 節する。
【0029】 支柱管15の前倒し回動は、摩擦板の摩擦及び引張コイルばね13のばね力に 抗して行われるが、所望の回動角位置は摩擦板の摩擦により保持される。球面継 手を介してのデイスプレー3の向き調節は、圧縮ばねによる球面座18Aと球面 部19Aとの摩擦に抗して行われるが、デイスプレー3の任意の向きは、該摩擦 により保持される。
【0030】 デイスプレー3は、不使用時には、ディスプレー収納空所に収納するのである が、上記の取出し操作と逆の操作を行う。 即ち、デイスプレー3の向きを球面継手ブロック18に対し球面継手を介して デイスプレー3がリンク17A,17Bの回動平面内になるようにする。
【0031】 リンク17A,17Bを支柱管15と平行になるように回動する。支柱管15 をデイスプレー3が支柱管15の回動平面内になるように軸線回りに回転する。 肘掛部2の上面の肘当部を客席シート前後方向軸線回りに回動して、ディスプ レー収納空所を開口し、ディスプレー3がディスプレー収納空所に没入するよう に支柱管15を水平になるまで回動する。そして肘当部を逆に回動してディスプ レー収納空所を蔽う。
【0032】
【考案の効果】
この考案によるディスプレー可動支持装置は、客席シートに座っている乗客の 座高、姿勢、客席シートのリクライニング状態等により異なる眼の位置及び視線 方向並びにディスプレーにおける映像サービスの種類により異なる必要な視距離 に適切に対応した位置及び向きにデイスプレーを容易に移動保持し得ると共に、 客席シートの脇の肘掛部内の狭隘なディスプレー収納空所にコンパクトになって デイスプレーを収納し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の態様における旅客機の客席シ
ートの肘掛部にディスプレーを取付けたディスプレー可
動支持装置の側面図。
【図2】この考案の実施の態様における旅客機の客席シ
ートの肘掛部にディスプレーを取付けたディスプレー可
動支持装置の正面図。
【図3】この考案の実施の態様におけるディスプレー可
動支持装置の球面継手の断面図。
【図4】この考案の実施の態様におけるディスプレー可
動支持装置により旅客機の客席シートに支持されたディ
スプレー使用状態側面図。
【図5】この考案の実施の態様におけるディスプレー可
動支持装置により旅客機の客席シートに支持されたディ
スプレー使用状態正面図。
【図6】従来の技術における旅客機の客席シートの肘掛
部にディスプレーを取付けた第1形式例のディスプレー
可動支持装置の側面略図。
【図7】従来の技術における旅客機の客席シートの肘掛
部にディスプレーを取付けた第1形式例のディスプレー
可動支持装置の正面略図。
【図8】従来の技術における旅客機の客席シートの肘掛
部にディスプレーを取付けた第2形式例のディスプレー
可動支持装置の側面略図。
【図9】従来の技術における旅客機の客席シートの肘掛
部にディスプレーを取付けた第2形式例のディスプレー
可動支持装置の正面略図。
【図10】従来の技術における旅客機の客席シートの肘
掛部にディスプレーを取付けた第3形式例のディスプレ
ー可動支持装置の側面略図。
【図11】従来の技術における旅客機の客席シートの肘
掛部にディスプレーを取付けた第3形式例のディスプレ
ー可動支持装置の正面略図。
【符号の説明】
1 客席シート 2 肘掛部 3 ディスプレー 10 ディスプレー可動支持装置 11 回動基材 11A 支柱管受口 11B ばね結合部 12 軸 13 引張コイルばね 14 固定部材 15 支柱管 16 エルボ部材 17A,17B リンク 18 球面継手ブロック 19 取付部材 19A 球面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口しているディスプレー収納空
    所が形成されている客席シートの脇の肘掛部に該ディス
    プレーを装着するディスプレー可動支持装置であって、
    ディスプレー可動支持装置は、客席シートを横切る方向
    の水平軸線回りに回転自在に、且つそれ自体の軸線回り
    に回転自在に肘掛部の前端側に基端部が取り付けられた
    前記水平軸線に垂直な支柱、夫々の基端部が前記支柱の
    先端部に枢着されると共に、先端部が自在継手ブロック
    に枢着され、支柱の先端部及び自在継手ブロックと協動
    して平行四辺形リンク機構を成す平行な2本のリンク、
    並びに前記自在継手ブロックに自在継手作用するように
    係合し、前記ディスプレーを取り付け得る取付部材から
    構成され、前記支柱は、略水平状態、直立状態及び直立
    状態から所定角前倒し状態までの任意角傾斜状態に回動
    位置決めされ得ると共に、前記平行四辺形リンク機構が
    水平軸線に垂直な平面内にある状態と該平行四辺形リン
    ク機構が水平軸線を含む平面内にある状態とに回転位置
    決めされ得て、前記平行四辺形リンク機構は、前記支柱
    と平行状態から該支柱に対し任意角をなす回動状態に回
    動位置決めされ得て、前記取付部材は、前記ディスプレ
    ーを任意の向きに固定し得ることを特徴とするディスプ
    レー可動支持装置。
JP1996005270U 1996-06-10 1996-06-10 ディスプレー可動支持装置 Expired - Lifetime JP3032270U (ja)

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