JP3031963U - 分電盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分電盤の外装部に非常照明灯及び非常警報器
を組み込み、分電盤の多機能化を計る。 【構成】 分電盤の蓋部又は底部に照明灯及び警報器を
組み込み、二次電池、充電部、停電、振動検出回路を介
して接続する。 【効果】 分電盤の設置出入口場所を活用し、分電盤の
外装一部に非常照明灯、警報器等を組み込み、平常時は
照度を落とし常夜灯として点灯し、保安、安全性を高
め、停電、震災時には、停電、振動検出回路により非常
点灯、非常警報を発することで非常時の避難誘導として
の機能を合わせ持ち必需要素を持つ分電盤である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、分電盤の蓋部又は底部に照明及び警報装置を組み込ませることによ り分電盤の機能ＵＰを計ったものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、分電盤はブレーカースイッチを並べた分電盤としての単機能商品であっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

分電盤は本来その機能上から、家庭や集合住宅では出入口の上部に設置される 事が多く、本来その場所に非常口としての機能がほしかったが、本考案は、分電 盤の上蓋又は底部を活用し、非常時の警報、避難誘導灯としての機能を持たせ、 追加価値を高める為に考案したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

家庭用分電盤の上蓋又は底部に照明灯を設けて、停電又は地震時には 分電盤内に有る二次電池より停電検出回路を介して照明灯を点灯させ非 常時の避難誘導灯として点灯し、通常時は常に二次電池を充電させ照度を落とし た常夜灯としても活用出来る様にする。

【０００５】 又、照明灯と共に警報器を組み込むことによって警告機能をも持たせることが 出来る。

【０００６】

【作用】

通常時は分電盤の設置空間を活用し、分電盤の上蓋又は下部に照明灯を組み込 み、内蔵の蓄電池を常に充電させ電流を制限することによって、照度を落とし常 夜灯として点灯し、保安、安全性を高め、停電時には、二次電池と停電検出回路 により点灯し、非常時の避難誘導灯としての機能を合わせ持つ分電盤。

【０００７】 又、照明灯と共に警報器を組み込むことにより、聴覚的にも警告及び誘導機能 を持つ分電盤。

【０００８】

【考案の効果】

地震では建築物が倒壊する前の僅かの時間で出口を見つけて避難することが再 重要となって来ますが、現在の市販の非常灯や普通の照明では、照度が不足して おりしばらくの短時間でよいから相当の明るい照明を確保する必要があります。

【０００９】 そのため本考案は、分電盤の比較的大きな面接を活用し、保安、安全、警告等 の複数の機能を合わせ持つ多機能型分電盤として考案したもので、人命安全上、 非常に価値あるものと思われます。

【００１０】 又、本考案は設置場所の点から見ても、殆どの家屋の出入り口もしくは勝手口 に分電盤が設置されていることを考えると、常夜灯及び非常灯の設置場所に適し ていると思われます。

【００１１】 又、就寝して照明が見えない場所であっても警報器による警告音により、覚醒 し音感による避難誘導も可能とする事が出来ます。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示したもので、図１は照明灯
付分電盤の上蓋を閉じた状態の斜視図である。図２は照
明灯付分電盤の上蓋を開いた状態の斜視図である。図３
は照明灯付分電盤の中を表した状態の斜視図である。図
４は照明灯の位置を下部に変えた斜視図である。図５は
基本構成回路図である。

【符号の説明】 分電盤 上蓋 底部 照明灯 停電、振動検出器 二次電池 警報器 点灯器 断続器

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 分電盤の上蓋又は底部の部分に照
   明灯を設け、その回路は電源より停電又は振動検出器
   、二次電池を介して照明灯、警報器と点灯器
   、断続器を結び停電、地震時には照明灯は非常灯
   として、警報器は非常時断続警報器として動作する機
   能と構造を具備する分電盤。